パスワードを忘れた? アカウント作成
9737 story

Slackware 10.1 リリース 38

ストーリー by Oliver
多くのLinuxユーザの古巣 部門より

takehora 曰く、 "Slackware 10.1が2月6日付けでリリースされている。11でKernel 2.6.xを正式に取り入れるとアナウンスしているため、2.4.x系の最後のリリースとなる。
主な内容としては、

  • Kernel 2.4.29(Kernel2.6.10もTestパッケージとして入っている)
  • X11R6.8.1(-currenetでは、既に6.8.2が用意されている)
  • 印刷システムとしてCUPS (1.1.23)とLPRng (3.8.28)を用意。LPRは削除された
  • コンパイラとしてgcc-3.3.4
  • パッケージ管理を簡単にするためのツールを採用。オンライン上の公式パッケージの最新版から任意のパッケージをインストール、アップグレードできるslackpkg、公式Buildスクリプトをカスタマイズして、オリジナルのパッケージを簡単に作成・管理できるようにしたslacktrack。
となっている。"

"リリースの内容としては、取り立てて他のディストリビューションと大差はないだろう。しかし、昨年11月に感染症心内膜炎にかかっていることを告白し、医療情報を求めたPatrick J. Volkerdingの病状は思わしくなく、万が一の場合にメンテナンサーの後継者選びにも入った。
氏の貯金は医療費で底を突くのが見えていて足りなくなっており、氏は寄付の申し出を丁重に断ると共に、もし援助したいと思ってくれるのであればSlackware10.1を購入していただきたいと述べている
2000年頃までは、LinuxといえばRedHatかSlackwareかと言われた二大ディストリビューションの片翼だったため、SlackwareでLinuxを勉強し始めたという方も多いことと思う。是非、この機会に、氏の長年にわたる貢献に対する恩返しをSlackware10.1を購入することでして頂ければ幸いである。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 古き良き・・・ (スコア:4, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年02月28日 17時16分 (#700936)
    断じて惰性や懐古主義の類ではない. "Keep it Simple, Stupid" の精神は今も健在である. それは Slackware Linux の変遷 [distrowatch.com] を俯瞰すれば理解できるであろう. と言いつつも, LinuxPackages [linuxpackages.net] と SlackWARE Tool [sourceforge.net] で軟弱になってしまったことは否めないが(^^;
  • 寄付 (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2005年02月28日 17時11分 (#700933)
    確かに引用されている2月2日付けの記述には寄付は求めていない、とあるんですが、slackware store [slackware.com]のページには 2月8日付けで
    "We are now accepting contributions for the Slackware Linux Project. Slackware users who download their software rather than purchasing our CD products are encouraged to support continued Slackware development in this way."
    とあって、寄付のページ [slackware.com]も用意されてます。
    • Re:寄付 (スコア:3, 参考になる)

      by tokushima (155) on 2005年02月28日 17時56分 (#700953)
      タレコミの文脈からだと、Patrick J. Volkerdingへの個人的な寄付は丁重にお断りして、
      その代わりにSlackware10.1を購入して欲しいと読めるのですけど?

      # それなら納得できる。プロジェクトに寄付したいという人に
      # それより製品買ってくれってのは少々納得いかない。
      --
      It's not who is right, it's who is left.
      親コメント
      • by Technical Type (3408) on 2005年03月01日 0時51分 (#701109)
        もしや「医療費がかかるのは事実だけど・・・それより私が心血注いだ Slackware をどうかもっと広く使ってくれ! Patrick J. Volkerding という人物の事を、どうかみんな覚えていて欲しい」というんじゃないよね・・・

        ここではおちゃらけで「我ら Linux User にとって、パトリックの採ったスラックウェアの道こそ、唯一正しきもの!」とでも書いとくか。 (^^)

        親コメント
      • by takehora (12309) on 2005年03月01日 19時32分 (#701461) 日記
        その解釈の通りです。
        書き方がわかりづらくて済みませんでした。

        SlackwareのオフィシャルサイトのTopページにある原文を載せると

        To order the official release of Slackware or other Slackware products (and help support the Slackware project), visit the Slackware store. This support is also especially appreciated to help offset the costs of my unexpected medical "vacation".

        という具合に、Slackware Projectのための寄付ではなく、Patrickの医療費のための寄付をしたいと思ってくれている場合は・・・という事です。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        プロジェクトに寄付より会社の商品が売れることのほうが
        助かるってことじゃないの?会社で保険に入ってるとか。
  • オフトピですが,ふつう感染性心内膜炎(infective endocarditis)っていいます。
    --
    --- Dead Poet Social Club
  • > 氏の長年にわたる貢献に対する恩返しをSlackware10.1を購入することでして頂ければ幸いである。

    FTP版と寄付でいいじゃん。

    小学生のころ、売り上げの何パーセントかが寄付される鉛筆や障害者の作ったハガキを
    小学校で販売さいところ誰も買わなかったことがあって、担任が激怒していた。
    でもぼくは「だって鉛筆もハガキも欲しくないんだもん。寄付だったらするんだけどなぁ」
    って思って冷めた目で見てた。
    現に当時、街頭で募金をやった経験から、見かけたときには10円だけ入れるようにしていた。
    そのほうが効率いいもん。いらない物買うほどこっちだって裕福じゃないよ。
    --
    It's not who is right, it's who is left.
    • by Anonymous Coward on 2005年02月28日 18時30分 (#700964)
      >小学生のころ、売り上げの何パーセントかが寄付される鉛筆や障害者の作ったハガキを
      >小学校で販売さいところ誰も買わなかったことがあって、担任が激怒していた。
      >でもぼくは「だって鉛筆もハガキも欲しくないんだもん。寄付だったらするんだけどなぁ」
      >って思って冷めた目で見てた。
      >現に当時、街頭で募金をやった経験から、見かけたときには10円だけ入れるようにしていた。
      >そのほうが効率いいもん。いらない物買うほどこっちだって裕福じゃないよ。

      これは担任が・・・。
      これは、障害者の立場からもものを見ないと納得できないんですよ。
      何の労働も対価もなく寄付を受け取るということに対して
      受け取る側はどう感じるかということを考えないといけないんです。

      考えれば、ここで行われているのは、単純な物の購入ではなくその背後にある感情も含め
      お互いが(イーブンではないにせよ)歩み寄っていることが大事なんだってことじゃないですか?

      なのでここはちゃんと売り手の説明できなかった担任が未熟だったんでしょうね。
      それでもその担任も今はちゃんと説明できるようになっているかも
      しれないですよ。
      あなたと同じく成長できていたら。
      親コメント
      • by tokushima (155) on 2005年02月28日 20時08分 (#701000)
        # オフトピ突入だが...

        >考えれば、ここで行われているのは、単純な物の購入ではなくその背後にある感情も含め
        >お互いが(イーブンではないにせよ)歩み寄っていることが大事なんだってことじゃないですか?

        よく分かります。分かっているつもりです。つもりなんですけど・・・。

        いまも鉛筆とハガキなんですかねぇ?
        これが消しゴムだったら1個300円でも買うと思うんですけど。
        当時小学生高学年にもなればみんなシャープペンでした。
        友達は同じ小学校にしかいないのにハガキ使うことなんてない。
        小学生の少ない小遣いからいらないものを購入するのは
        心理的ハードルが高かったです。
        --
        It's not who is right, it's who is left.
        親コメント
        • ああいう即売会って障害のある人達に労働することの意義と
          感動を教えて自立を支援する側面がある。そこんとこ汲んであげないと。
          まあ、言われているように担任の先生の説明不足だよね。
          小学生にはわからんよ、そんなこと。

          今回はFTPと寄付で十分かと。

          >いまも鉛筆とハガキなんですかねぇ?
          大学のころに友達が顔だしていたサークルではクッキー作っていたな。

          #何もせずに寄付を集めて喜ぶのはボランティアヒッピーだけかと。
          親コメント
          • > ああいう即売会
            …そっ、即売会?
            プリントが来て「1本いくらなので買う本数書いて切り取ってお金と一緒に担任へ」じゃないのか。
            施設が近いと本人たちが来るのかな。

            「本人たちが作ったor売った物を直接買う」と
            「物品の売り上げの何パーセントかが寄付されるのでさあ買え」とではなんかかなり違う気が。
        • 萌え絵とかエロフィギアなら、
          10万ぐらいまでなら出すよな。
        • >よく分かります。分かっているつもりです。つもりなんですけど・・・。

          >これが消しゴムだったら1個300円でも買うと思うんですけど。
          >当時小学生高学年にもなればみんなシャープペンでした。

          ああなるほど。そういうことなら・・・
          スマソあんたのことをアホだと思ってしまった。たしかにこういう
          ことなら
          • えっと、こういう支援団体がやっていることにビジネスという言葉を持ち込んだとたんに拒否反応を示す人がいるのを承知で書くんですが、なんとかビジネスにならないもんですかね。

            以前聞いたんですが、作業所とかでやってる仕事って数がまとまらないから市場で流通というところまで行かない、という話を聞きました。確かにうちの近くの作業所で作っている陶器とかトートバッグとか、年に何回かいくつかの作業所と合同で展示して販売しているんですが、数がまとまらないのでほかに販売経路がないらしく売り上げもなかなか厳しいようです。陶器製品は買ったことないんですが、カバンなど布製品の類はつくりがしっかりしているものも多いです。でも「この人はこの作業に向いている、あの人はあの作業に向いている」ってのが分かれているんで、一つの作業所でまとまった数とそろった品質の製品・サービス(箱詰めとかの作業)を扱うのは難しいんだとか。

            各作業所が自分のところでできる作業と量を細かく登録しておいてそれを集めておいて、ブローカー的なことをしてくれるシステムがネット上にあればいいんじゃないかと思うんですが、どうですかね。すでに企業の調達業務では一般的なことですが、この分野では一般的でないと聞きました。今はそれに類することをメールのやり取りなんかで一生懸命やっているんだとか。

            実はボランティアで、インターネットがちょっと一般的になってきた時期に、とある市内の数箇所の作業所をを対象にそういうことを意図したシステムを組んだことがあるのですが、当時学生でビジネス的な視点がまったくかけていた僕がつくったそれは結局内輪ウケで、作業所の世話をしている人たちだけが使う単なる掲示板としてしか機能していませんでした。当然一年ほどして使われなくなりました。いまから考えると顔から火が出るくらい恥ずかしいことです。あと、政治的な意図を持った周辺団体の人の嫌がらせの書き込みなんかも多くて結局クローズドになっちゃったのも原因でした。

            すでにオフトピックになっている書き込みな上にさらに余談ですが、うちの近所の作業所の布製品の出来がいいのは、そのなかのある人が「3D→2D型紙」の展開能力がすごいからだそうです。立体裁断って言うんですか?なんかこうデザインのイラストを見ただけでガガーっと型紙が頭の中にできて、それでガガーっと一気に作っちゃうらしいです。コンプレックス折り紙 [xrea.com]やる人もそんな感じなんでしょうかね?
            --
            屍体メモ [windy.cx]
            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2005年03月01日 11時38分 (#701249)
              障害者の自立支援で、ヤマト運輸の会長だかが彼らにパン屋を始めさせてる、ってのをテレビで見ました。
              なぜ売り物がパンかというと、食ったらなくなるからだそうで

              たしかに、「これは障碍がある人が頑張って作ったものだから買ってあげて」って言ったって、それが後に残れば次からは「一度買ったから」「前回買ったのがあるから」となって、支援するために特に要らんものを買う人しか買わない寂しい状況になるのかも
              親コメント
            • とりあえずですが、ネット上の直販だと駄目ですか?
              簡易的なんですけれど、ブラウザから商品を登録して
              販売ページを用意するプログラムを作ってあるので協力しますよ。

              HTMLなんだそれ?な友人が自分のお店サイトで使用しているんで、
              あれ程度まで準備すれば後は本人達でやっていけるかと思います。
              --
              if the kid?
              親コメント
            • 身近な人のことなのでACなのですが、そういうことを考えて実際に動いている人も結構居るらしいですよ。
    • 寄付も寄付でお金の流れとか良くわからないから躊躇するよ。
      最近は減ったけど秋葉の駅前でやってた募金とかね、アレって宗教団体の集金集団にしか見えなかった。
      まともに募金活動してるところでも一日突っ立ってウロウロするよりボランティアとして直接援助する方が効率がいい気がする。
      募金活動が偽善者のオナニーに見えてしまうのは私の心が汚れてるせいですかね?
      --



      やり過ぎくらいがちょうどイイ
      親コメント
      • >一日突っ立ってウロウロするよりボランティアとして直接援助する方が効率がいい気がする。

        2月28日のMBS VOICE [mbs.jp]でやっていた募金詐欺(らしき)集団の話ですけど、かわいい女の子が声をはりあげると1日で8万から9万円稼ぐということです。だとすればたいがいの素人商売よりも効率がよさそうです。やっていることは同じでも、慈善活動ではなく詐欺を目的としている団体の方が作業効率を上げるノウハウを持っているというのが面白いです。
        親コメント
        • かわいい女の子が声をはりあげると1日で8万から9万円

          街頭募金ってどれくらい集められるものなんだろうと思っていたら、そんなに集められることもあるんですね。大人が街頭募金活動しているのを見るたびに、なぜアルバイトして、稼いだ金を全額寄付しないのかな~とか思っていたんですが、納得です。

          とはいえ、さえない風貌の男性(=私の同類(笑))がやっている場合には、そんなに集められないでしょうけど、それでも街頭募金のほうが効率がいいのかな?

          慈善活動ではなく詐欺を目的としている団体の方が作業効率を上げるノウハウを持っているというのが面白いです。

          それは詐欺をやるほうが金集めに関してはなりふり構わず真剣だってことでしょう。(笑)

          --
          vyama 「バグ取れワンワン」
          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年03月01日 2時40分 (#701136)
        渋谷駅前とかにはまだいますよ。緑の党。
        政治団体というよりはカルト集団に近い集団です。
        話しかけられたら「緑の党」とつぶやくだけでどっかに行ってくれます。
        親コメント
      • >私の心が汚れてるせいですかね?

        そうだと思います。

      • by Anonymous Coward
        ほとんどがただの集金組織と思って間違いない。
        募金する奴らは脳の緩いバカ。ゴミに資金提供してるバカ。
        ということで、街頭でやるなら学生のにしましょう。
    • 是非、相手の立場に立って考えてみて頂ければと。
      「寄付でいいじゃない?」と思う見知らぬ方からお金が送られてきたら、「どうもありがとう」って容易には受け取れないでしょう?
      日本と諸外国のバザーの違いは、日本は商品をバザーだからと安く売り、諸外国はバザーだからと高く売るところにあるそうです。
      必要の無い物を敢て買う、もしくは敢て高く買うからこそ、お金を受け取る側は取引の対価として受け取ったということで、引け目を感じることがなく、買った側は必要が無いけど、通常より高いけど敢て買ったということで貢献の充足感があるそうです。
      サポートは善意の押し付けであってはならないと思います。
      諸外国がそうだからというわけではなく、リーズナブルだと思うので、そういうところは日本も見習ってもいいと思います。
      親コメント
  • by Anonymous Cownerd (23604) on 2005年03月01日 9時03分 (#701182)
    Slackwareそのものに触れた投稿が見られないのはなぜだろう?
  • by Anonymous Coward on 2005年02月28日 20時05分 (#700999)
    > 氏の貯金は医療費で底を突くのが見えていて足りなくなっており、
    この部分の意味がわかりません。
    載せる前にもっと文章を練り直してほしかった。
typodupeerror

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

読み込み中...