欧州議会、ソフトウェア特許法案を否決 183
ストーリー by yoosee
当面は守られた自由 部門より
当面は守られた自由 部門より
Artane. 曰く、 "ITmediaの速報によると、欧州議会は7月6日にソフトウェア特許法案を圧倒的多数で否決したとのこと。 今後、同様の法案が提出される予定はないようで、これでソフトウェア特許が欧州ではとりあえず否定されたと言うことになるでしょう。 今まで抗議活動をしていたwebサイトのみなさん、お疲れ様でした(リンクは一例)。 次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑張りましょう!"
参考情報として (スコア:4, 参考になる)
私の偏向を反映して反ソフトウェア特許側のリンクが多いかと思われますので、賛成側のリンクの補完を推進派の人にお願いしたく候。
ソフトウェア特許の禁止に向けて、今こそ行動の時 [linux.com]
「ソフトウェア特許は弊害をもたらす」、MySQLのマーティン・ミコスCEO [itmedia.co.jp]
R・ストールマン講演「ソフトウェア特許は技術の進歩を阻む悪」 [impress.co.jp]
あとパテントサロン 欧州 ソフトウェア特許問題 [patentsalon.com]にも有用なリンクがたくさんあるようですね。
/.configure;oddmake;oddmake install
Re:参考情報として (スコア:2, 参考になる)
ソフトウェア特許について考える [namazu.org]
CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:ソフトウェアをめぐる知的財産権の悪夢 [cnet.com]
私も反ソフトウェア特許側のリンクばかりですが。
# 特許と著作権を混同すると議論にならなくなるので気を付けましょう。
彼のビル・ゲイツ曰く (スコア:4, 興味深い)
原文を検索 [google.com]
Wikipedia: Software patent debate [wikipedia.org]
ビル・ゲイツのメモ [bralyn.net]
状況は変らない (スコア:3, 参考になる)
EU加盟国での統一的枠組みが否定されのであって、ソフトウェア特許自体は否定されてないんじゃないかと。まあ、ソフトウェア特許反対派にとっては朗報ではあるけど…
Re:状況は変らない (スコア:1)
国境を越えた特許対策へかかるコストが大きすぎる、強者による寡占は正当でない、といった共通認識が今後更に広がるのではないかと。
そこから、各国独自のソフトウェア特許方針を見直して、否定する方向へ意見形成がされていくのではないかと思います。
なぜなら、上記のような論点があって、否決されたわけですから。
# ソフトウェア特許反対な希望的観測です、はい。
あのさ、 (スコア:3, すばらしい洞察)
ソフトウェア産業はアメリカに集中してるんだからEUは単に経済戦略上、積極的に保護したくない訳で、別に思想的な判断じゃないでしょ。ヨーロッパ側としては技術が停滞してもいいからアメリカと均衡できればいいの。新しい技術が伸びるより、コモデティ化して欲しいの(コモデティ化も悪いことじゃないんだけどね。少なくとも安くコンピュータが使えるし。ただ、さじ加減間違えると新奇技術の芽を摘みますよ、と)。
あと、誰でも思いつきそうなものを特許と認めると困った事になる、というのは何もソフトウェアに限った話じゃなくて、普通の工業分野でも(ここの人は興味ないのかもしれませんが)何でこんなのが?ってのが認められちゃってたりするんですけどね。ソフトウェア畑の人はソフトウェアは特別、みたいに考える傾向があるのでしょうか。
共通する解決策としては、専門家が厳しくチェックして、納得のいく物には与えよう...ってのが穏当だと思うんですが、何でこういう前向きな意見は出ないんでしょうね。単に大企業が嫌いで、潰れて欲しいだけなんですか?
Re:あのさ、 (スコア:1)
同意。薬の調合方法や機械の設計図とプログラムは結局同じなんじゃないだろうか。
だから賛成というわけではなく、分野に限らず良いものには認めて、しょうもないものには認めないようにしてほしい。
Re:あのさ、 (スコア:1, 参考になる)
Re:あのさ、 (スコア:1, 参考になる)
前向き後ろ向きの問題ではなくてできないからです。基本的には「誰もが考えつくような物」には審査を通さないのが筋ですが、では一体「誰もが考えつくような物」とは何なのか、その基準はどうするのかとなると誰も答えることができません。逆に審査官の主観で判断されると余計混乱します。なので「今までになかった」ことを基準として「誰もが考えつくような物」ではない、としていると聞いたことがあります。(新規性と進歩性をごっちゃにしてるような基準は個人的に無茶だと思いますが)
Re:あのさ、 (スコア:1, すばらしい洞察)
ソフトウェア特許では、どのような"発明"に特許が認められるか分からない、 という不安はありますね。
ソフトウェア分野よりもさらに若い生命科学分野の特許なんか酷いですよ。
それこそ、地引き網のように根こそぎ引っかかるような概念レベルの特許が横行しています。
ソフトウェア産業がそうならない事を祈りたいですね。
訴訟専門会社のための制度 (スコア:3, すばらしい洞察)
アルゴリズムは? (スコア:2, 興味深い)
「ソフトウェアはモノじゃないし、技術的革新とは認められない」ってことだけども、アルゴリズムとは別の話として理解していいんでしょうかね?
・革新的なアルゴリズム → 特許になりうる
・革新的なソフトウェア → 特許を認めない
# 4ヶ月前に出願したアルゴリズムの特許の行方に、ちょっとくらい影響するかも...
# とっとと審査請求しとけばよかったかな...
Re:アルゴリズムは? (スコア:1, 参考になる)
革新的ソフトウェアというのはこれにあたるのではないかなぁ…
で、革新的なアルゴリズムですが、
革新的なアルゴリズムというものの影には純粋な数学的な手法が
裏にあるような気がする…それは特許になじまないと思う。
となると、ソフトウェアで特許が認められるのはどの分野であろうか?小手先の実装方法あたりはどうなんだろうかなぁ…
Re:アルゴリズムは? (スコア:1)
---- 6809
Re:アルゴリズムは? (スコア:1)
私も6809さんと同じ疑問を持っていたので、書類作成を依頼するときに弁理士さんに聞いてみたところ、要するに特許願の「書き方次第」だ、という話でした。だから方法論でも取れるんだと思います。
次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑張り (スコア:2, 興味深い)
別に欧州でのソフトウェア特許否決だって、単に正義感から始まったわけじゃないでしょう。SAPやらなにやら、欧州にはプロプラエタリソフトウェアの大手もあるわけで、下手したら、既存のソフトウェア企業の存亡にも関わりかねない。
ソフトウェア特許が存在しないと、何が良いのですか? 特許を基盤に売上を作ることが出来ないので、単純に考えると、経済の衰退につながることになるのですが。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:4, 参考になる)
#両論併記してみます。
ソフトウェア特許が存在しない場合、ソフトウェアに関わる新技術を開発してもその模倣を止めることができない。
利益を上げなければならない企業(あるいは大学)は、このことによって研究への動機が弱まる。だからソフトウェア特許はあった方がよい。
これが擁護派の意見。
著作権で保護されているのだからそれで十分。研究開発した新技術も著作権によるソースコードのコピー抑制で足りる。(足りなければ著作権保護を強化すればいい、まで云うと極論?)
これが否定派の意見。
欧州議会はプロコピーライトの方向でソフトウェアを保護する方針を、とりあえず決めた、ってことなんじゃないでしょうか。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, 興味深い)
でも実際には"新技術"なんてそうそうあるものではなく
にもかかわらず、
ありふれた技術の組み合わせとか、ありふれた技術のちょっとした実装の違いとかなのに、新技術として特許とっちゃう
このあたりはソフトウェアに限ったことじゃないだろうけど
ソフトウェアの場合、組み合わせとか、実装の違い程度なら思いついたらすぐ実装できちゃうから
こういうので特許取られたときの弊害がより大きく出るんじゃないかと思う
一太郎のヘルプアイコン?の件なんかちょうどいい例じゃないかなぁ
(ほんとはソフトウェア特許じゃないはずなんだけど)
あんな感じで、ちょっとした実装の違いなのに特許に接触した、しないの議論があると通常の開発の妨げになるだけだし
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, すばらしい洞察)
>
>でも実際には"新技術"なんてそうそうあるものではなく
>にもかかわらず、
>ありふれた技術の組み合わせとか、ありふれた技術のちょっとした実装の違いとかなのに、新技術として特許とっちゃう
”新技術なんてそうそうない”という部分については、個人的にはそうでもないかなと感じてます。新しいソフトウェア技術は日々、それこそInternetWatchなんかでも散見できます。(でも、あなたが『特許に値する』と判断できるほどには高度ではないかも知れない)
それに、政策としてソフトウェアに特許権を与えているということは、企業が新技術の開発に研究投資することを国が期待しているということですよね。新技術の現れそうにない、枯れた分野であれば、新たに特許権を認めようとはしなかったはず。(もちろんこの企業への期待はソフトウェア特許の問題の一つ)
”ありふれた技術を新技術として特許とっちゃう”は、特許権は最終的には特許庁から与えられるものなので『特許とれちゃう』と読み替えた上で続けますが、特許庁の進歩性の判断が甘かったというのはあると思います。かつては審査基準が非常に甘かったので、現状で見て、これは特許には値しないだろう、という特許権は多いはずです。
過去に与えた特許権を特許庁が一方的に無効とするのは無理だと思うので、訴訟が起きた時点で資料提供をするなり、訴訟を起こせない空気を作るなり、あるいはいっそソフトウェア特許制度を撤廃させるなり、やりようはあるかと思います。
僕の意見としては、過去の特許についてはしょうもないのもある、でもこの先は改善されていくだろう、ってとこです。個人的には審査基準は今よりももっと厳しくしたほうが良いと思ってます。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, 参考になる)
> 個人的には審査基準は今よりももっと厳しくしたほうが良いと思ってます。
労働時間を考えると大体一人一日1件程度審査を終了させないと終わらない計算だね。特許申請は年に平均5%ぐらい増加している。厳しく云々とかいっても現実には無理でしょう。審査官を大量に増やす?専門性がなきゃダメな世界なので、その辺のフリーターをアルバイトに雇って人数増やすようなことはできないだろうね。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, 参考になる)
先行技術調査を厳しくするとしたら確かに調査時間が増えるでしょうね。
でも進歩性の基準を厳しくする、請求項の曖昧さの許容範囲を狭くする、などの、さじ加減的な(非公開の)審査基準を厳しくすることは可能だと思います。
また実際に、特許庁がこういった審査基準を厳しくし始めていることは、拒絶理由対応を仕事にしている方であれば実感しているはずです。
元コメントでは審査基準のどこを厳しくしたほうが良いと考えてるかまでは言及してませんでした。失礼。
それはそれとして、どうも回答を想定して具体的な数字を出していたようなので、ご期待通り参考資料をあげておきます。
特許庁は特許審査迅速化の中・長期目標を達成するための平成17年度実施計画 [jpo.go.jp]の中で、『3.具体的取組 』にあるような施策を行っています。
これを見ると、平成20年までに審査官を500人増やすとか、登録調査機関制度を実施するとか、いろいろやってるみたいですね。
興味のある方はどうぞ。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:4, すばらしい洞察)
特許制度の元々の目的は、「独占権を与える代わりに公開させる」ことだったのはみなさんご存じのとおりです。でも、今のように情報の流通が速いと、誰もが同じ情報を持っている状態にある。同じ情報を持っている人が多ければ、同じアイデアにたどり着く人は増えるわけ。誰かが自分の技術を秘密にしたいと思っても、すぐに別の誰かが同じアイデアにたどり着いて公開しちゃいますよ。「公開させる」ことが社会にもたらすメリットが小さくなっていて、代わりに「独占を許す」ことの害悪の方が大きくなっているわけ。
実際、多くの企業にとって、特許って利益を生み出す金の卵ではなくて、単にコストなんだよね。自分が持っている特許の維持、他人の侵害の調査、自分の侵害の調査などに、膨大な費用を費やしている。では、そういう特許が利益を生んでいるかというと、たいがいクロスライセンスにしちゃうから、金にはなってないのが実情。
結局、特許を金にできるのは、一握りのいわゆる「特許ゴロ」だけです。もはや百害あって一理ない....... とまでは言わんまでも、制度のもたらすメリットよりもデメリットの方が上回っていると思う。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:3, 参考になる)
今のソフトウェア特許の大半は、本の中の特定の語句のつながりや言い回しについてのもの……という状況がまず存在する。
その本の内容の内容を丸写しして売ったら問題になるし、その中の素晴らしい哲学理論をパクって自分が考えたと言っても問題になる。しかし、その内容の一部を引用して本を書くのは許容されるだろう。
むしろその誰でも思いつく可能性がある「ただの一節」に権利を認め、それを使うすべての人(個人宛の手紙も含め)からお金を取ろうとしたらおかしいだろう?
既にその「ただの一節」の権利をめぐる裁判や、他人が作った「ただの一節」が自分の文章に含まれていないかを探すという労力は、莫大な損失を生んでいるわけだ。
だから社会的なメリットとデメリットを考えて、実体の無い「ただの一節」の文章には権利は認めないとしたわけだ。もちろん従来どおり、「画期的な論理展開」や「本そのもの」には権利を認める。
こうすることで、誰でも思いつきそうな「ただの一節」が社会に損失を与える事を避けようって話なんだよ。
#みんなACなので私もAC
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
ついでに
>誰でも思いつく可能性がある「ただの一節」に権利を認め
誰でも思いつくアイディアは発明と認められません。また、混同している著作権でも、誰がやっても同じになるような表現は保護の対象になりません。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, すばらしい洞察)
これが本当にそうなっていれば、ソフトウェア特許は問題にならないんじゃないかな。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, 興味深い)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, 参考になる)
使用許諾権では?ソースコードを渡しているわけでもないし,著作権がどうのこうのということでは
無いでしょ。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, すばらしい洞察)
少なくともウチにとっては迷惑。中小企業には特許申請する余裕なんてないです。
(侵害があるかどうかは調べてもらってるけど、お金がかかるわりに確証は得られないし)
むしろ、ライセンス収入で食っていける企業の方が圧倒的に少ないのではないかな?
それこそマイクロソフトにだって必ずしも必要ではないでしょう。色々と文句を付けられる企業だけど、少なくとも客が求めるものを作って売り、それで儲けてると思うのですが。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, 参考になる)
> (侵害があるかどうかは調べてもらってるけど、お金がかかるわりに確証は得られないし)
でも,中小企業がそこを乗り切っちゃうと,侵害している大企業側は辛いんですよ.
相手が同類なら使えるクロスライセンスでチャラって技が使えないから.
というわけで,中小企業こそ特許をうまく使えば良い武器になりますよ.
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, 参考になる)
どこかの会社が「フォトレタッチソフト」を開発し、特許を取得したとする。
この時点で、他社若しくは団体・個人は、「フォトレタッチソフト」の開発が出来ないことになる。
これにより、他社との競争がなくなり技術革新が生まれづらくなる、市場独占により消費者に不利益をもたらす。
こんなところでしょうか。
たいした知識ないので浅知恵で書きました。すみません。
…まあそれ言い出したら有形物でも同じこと言えるじゃん、て話でもありますが。
//アルゴリズムは否みたいな話出てますが、MP3・LZH特許あたりがこれに当たりますか?
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
LZW特許の事?
だとしたら、LZW特許の関係でGIFの利用が制限された結果、PNGフォーマットが出来てきたわけで…。
どうしてもそれが有用ならば特許を回避するような新しいものを作るだけではないでしょうか。
私も知識に乏しいので、楽観論は危険なのかどうかいまひとつ判断がつきませんが…。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
オープンって、別にただ乗りじゃないでしょ?
# なんでIDだとえらそうに聞こえたり、恥ずかしく聞こえたりするのかな
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Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, 参考になる)
既存の特許にかかる保護によって特許回避のための莫大なコスト(時間も費用も)がかかって、事実上自由なソフトウェア開発が出来なくなることです(例えばMPEG4などの動画CODECがいい例ではないかな…特許でガチガチなのでアルゴリズムレベルでの回避も難しくなっている)。
特許を保持する側は大体一コピーあたりなんぼで報酬を要求しますから、特許に引っかかると自由な配布も出来ない。
従って、ソフトウェア特許が有効である以上は「ただ乗り」と言うことは絶対といって過言ではないくらいありえないです。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
はい、同意。ただし「ただで乗るな」という意味です。
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Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, 参考になる)
特許が取られたアルゴリズムAに対しては
他のアルゴリズムBで回避できる可能性があります
しかしその"機能"を特許で押さえられちゃうと回避不可能になります
そうやってがんじがらめにしていくと何も作れなくなりますよ
で合ってる?
ソフトウェア企業の衰退した世界 (スコア:1, おもしろおかしい)
梱包をあけてみたら、「初めてのC」とセットだった orz
OS は何処??
・・・とか(笑
# それはそれで面白い世界かも。
Re:ソフトウェア企業の衰退した世界 (スコア:2, おもしろおかしい)
#その時代の人なのでID
Re:ソフトウェア企業の衰退した世界 (スコア:1)
その時代だったけどカセットテープからBASIC読み込ませてました。
らじゃったのだ
Re:ソフトウェア企業の衰退した世界 (スコア:1)
抜け道というと「ネ木1 ネ木4」を思い出します…
本来できないはずの「任意のコードを実行可能」って、
そんなやり方ありかっ、と当時は思った物です。
#今ならセキュリティホール扱いされる?
Re:ソフトウェア企業の衰退した世界 (スコア:1)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, すばらしい洞察)
モノじゃないし、というなら・・・ (スコア:1, 興味深い)
よーく元記事を読むと (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:潜水艦 (スコア:1, おもしろおかしい)
万が一、特許がらみで訴えられる事態になっても、「それどこから手に入れたんですか?」と
Re:動くべき時には。。。。 (スコア:1)
自分以外にタレコミがあるのかないのか(過去形含む)が
分からないので、なかなかタレコミしにくいですし、
そうこうしているうちに結局タイミング的に今更な感じになる
ネタも多いと思います。これスラドの限界というか欠点というか。
価格comの不正侵入犯らしいのがつかまったってネタなんかは
まさに旬な話題だと思うのですが、一昼夜たってストーリーが
たたないのはどうしてなんだろうみたいな感じで。
Re:動くべき時には。。。。 (スコア:1)
> 分からないので、なかなかタレコミしにくい
俺は「これはネタ的に相当マイナーだけど、面白いから俺がタレこもう」という方針でネタを選んでタレこんでますが、他人がタレこんでいるかどうかはあまり気にしてません。
# だから寡作です…orz。
本来は同ネタのタレコミが複数あった方が「良いor正しい内容のタレコミ文を採用できる」等のメリットもあるでしょうから、他人のことは気にせずタレこめば良いと思います。
でも現実は違うんだけどね (スコア:2, すばらしい洞察)
ソフトウェア特許は、まじめな開発者には何の役にも立っていない。ソフトウェア特許は大企業が使っていたとして小さなところが訴訟を起こしても、その莫大な訴訟費用を負担するという大きなリスクを背負うことになる。何のリスクもなく天使が舞い降りて守ってくれるわけじゃない。それでもって大企業は、莫大な金をかけて優秀な弁護士を雇って、「おまえの特許なんて鼻でふふんだ」といって戦ってくるんだ。何年も何年も。そんなの経済基盤が脆弱な小さな会社が耐えられるか?訴訟能力が桁違いに上の相手だぜ。
その一方で訴訟専門の会社は死んだような特許を買い取って、それを飯の種にするわけだ。そもそも開発もクソもない。訴訟で飯を食っているんだから。そんでもって巨大な会社は特許を防御するわけだが、防御するにも莫大なお金を法律事務所に支払う必要が出てくる。ここではたと気がつくわけだ。「訴訟で勝っても法律事務所へ払う金額を考えると損だぞ」かくして特許云々の問題ではなく、訴訟全体のコストを考えて和解金を払う。実際にマイクロソフトはそれをやっちゃったわけ。それは実は大間違い。一度安易な金を払えばその和解金目当てに次から次へと訴えられるってことに気づけよ。実際に訴えられまくっているのを見ると本当に馬鹿だよなと思う。IBMを初めLinux関係者は絶対SCOに和解を申し込まないのはその辺があるからだぜ。対SCO訴訟に金がかかっても、次に来るハイエナを追い払うことを考えれば安いから。
日本でも開発の意味なんてぜんぜん問わない訴訟がある。有名なジャストシステムが蒙った特許侵害訴訟。最初ジャストシステムの特許侵害なんて却下される。次々に手をかえ品をかえ訴訟を繰り返しおこされて、最後にヘンテコな判決でジャストシステムのイメージに大打撃を与えている。あれ何の目的?なんの意味もないでしょ。松下の子会社なんて、そもそも既にワープロも何も作っていないんだから。暇つぶしか嫌がらせの訴訟以上の価値はないよ。裁判のための裁判だよあんなの。本当に何を考えているのかわからない。こんな笑えない事例が既に出てきている。
こんなのまともな世界か?