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欧州議会、ソフトウェア特許法案を否決 183

ストーリー by yoosee
当面は守られた自由 部門より

Artane. 曰く、 "ITmediaの速報によると、欧州議会は7月6日にソフトウェア特許法案を圧倒的多数で否決したとのこと。 今後、同様の法案が提出される予定はないようで、これでソフトウェア特許が欧州ではとりあえず否定されたと言うことになるでしょう。 今まで抗議活動をしていたwebサイトのみなさん、お疲れ様でした(リンクは一例)。 次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑張りましょう!"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 参考情報として (スコア:4, 参考になる)

    by oddmake (1445) on 2005年07月07日 11時16分 (#763947) 日記
    張っておきます。
    私の偏向を反映して反ソフトウェア特許側のリンクが多いかと思われますので、賛成側のリンクの補完を推進派の人にお願いしたく候。

    ソフトウェア特許の禁止に向けて、今こそ行動の時 [linux.com]
    「ソフトウェア特許は弊害をもたらす」、MySQLのマーティン・ミコスCEO [itmedia.co.jp]
    R・ストールマン講演「ソフトウェア特許は技術の進歩を阻む悪」 [impress.co.jp]

    あとパテントサロン 欧州 ソフトウェア特許問題 [patentsalon.com]にも有用なリンクがたくさんあるようですね。
    --
    /.configure;oddmake;oddmake install
  • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 14時37分 (#764102)
    今日使用されているアイディアが発明された当時に、人々が特許の取得方法を理解し、特許を取得していたならば、今頃この産業は完全に停滞していただろう。幾つかの大企業がインターフェース、オブジェクト指向、アルゴリズム、アプリケーションの拡張、及びその他の重大な技術を特許にするのは確実だ。もし彼らが我々の持つ特許を必要としなければ、我々は17年間に渡って彼らの縦に利益を奪われる事になる。
    とか
    新規に参入する特許を持たない企業は、既存の大企業の求めるままに対価を支払う事を強要される。これは高価になるだろう。確立された大企業には競争相手を排除する理由がある。
    とか。出典は1991年頃のビル・ゲイツのメモと1994年頃の「The Patent Wars」という本。

    原文を検索 [google.com]
    Wikipedia: Software patent debate [wikipedia.org]
    ビル・ゲイツのメモ [bralyn.net]
  • 状況は変らない (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2005年07月07日 12時01分 (#763988)
    > これでソフトウェア特許が欧州ではとりあえず否定されたと言うことになるでしょう。

    EU加盟国での統一的枠組みが否定されのであって、ソフトウェア特許自体は否定されてないんじゃないかと。まあ、ソフトウェア特許反対派にとっては朗報ではあるけど…
    • by embrion (27061) on 2005年07月07日 13時28分 (#764051) 日記
      ソフトウェア特許自体へ反対する、形式的な第一歩じゃないかと考えています。
      国境を越えた特許対策へかかるコストが大きすぎる、強者による寡占は正当でない、といった共通認識が今後更に広がるのではないかと。
      そこから、各国独自のソフトウェア特許方針を見直して、否定する方向へ意見形成がされていくのではないかと思います。
      なぜなら、上記のような論点があって、否決されたわけですから。

      # ソフトウェア特許反対な希望的観測です、はい。
      親コメント
  • あのさ、 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年07月07日 14時03分 (#764078)

    ソフトウェア産業はアメリカに集中してるんだからEUは単に経済戦略上、積極的に保護したくない訳で、別に思想的な判断じゃないでしょ。ヨーロッパ側としては技術が停滞してもいいからアメリカと均衡できればいいの。新しい技術が伸びるより、コモデティ化して欲しいの(コモデティ化も悪いことじゃないんだけどね。少なくとも安くコンピュータが使えるし。ただ、さじ加減間違えると新奇技術の芽を摘みますよ、と)。

    あと、誰でも思いつきそうなものを特許と認めると困った事になる、というのは何もソフトウェアに限った話じゃなくて、普通の工業分野でも(ここの人は興味ないのかもしれませんが)何でこんなのが?ってのが認められちゃってたりするんですけどね。ソフトウェア畑の人はソフトウェアは特別、みたいに考える傾向があるのでしょうか。

    共通する解決策としては、専門家が厳しくチェックして、納得のいく物には与えよう...ってのが穏当だと思うんですが、何でこういう前向きな意見は出ないんでしょうね。単に大企業が嫌いで、潰れて欲しいだけなんですか?

    • by ruto (17678) on 2005年07月07日 15時58分 (#764141) 日記
      >ソフトウェア畑の人はソフトウェアは特別、みたいに考える傾向があるのでしょうか。
      同意。薬の調合方法や機械の設計図とプログラムは結局同じなんじゃないだろうか。

      だから賛成というわけではなく、分野に限らず良いものには認めて、しょうもないものには認めないようにしてほしい。
      親コメント
      • Re:あのさ、 (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2005年07月07日 20時01分 (#764229)
        うんにゃ、薬の調合方法や機械の設計図は書いてある通りの事をすれば薬や装置が出来上がるが、ソフトウェア特許はそういった類のものではない。例えば、過去の入力を参照して自動補完する機能、と書かれてもその機能を実装するには実装したい企業/個人がコードを書かなければならない。だったら、ソフトウェア特許はそのソースコードの公開を義務付ければ? と言う方もいるけどそれもまた問題だったりと複雑なんだな。
        親コメント
    • Re:あのさ、 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2005年07月07日 21時12分 (#764260)
      > 共通する解決策としては、専門家が厳しくチェックして、納得のいく物には与えよう...ってのが穏当だと思うんですが、何でこういう前向きな意見は出ないんでしょうね。単に大企業が嫌いで、潰れて欲しいだけなんですか?

      前向き後ろ向きの問題ではなくてできないからです。基本的には「誰もが考えつくような物」には審査を通さないのが筋ですが、では一体「誰もが考えつくような物」とは何なのか、その基準はどうするのかとなると誰も答えることができません。逆に審査官の主観で判断されると余計混乱します。なので「今までになかった」ことを基準として「誰もが考えつくような物」ではない、としていると聞いたことがあります。(新規性と進歩性をごっちゃにしてるような基準は個人的に無茶だと思いますが)
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 14時16分 (#764091)
    ソフトウェア特許なんて、開発会社が儲かる仕組みじゃないんだけどね。特許訴訟専門会社だけが儲かる仕組み。ソフトウェア開発会社自体は金のなる木。マイクロソフトを見てみなさい。いいカモになっている。一度金で解決したら、その金目当てにあちこちから群がってくるんだから。真面目な中小の開発会社なんてこのソフトウェア特許を持ったところで何も保護されないよ。だって複雑な特許訴訟を長期間維持するだけの資金がないもの。防御できるというのも幻想。たとえ何か持っていても似たような特許を他のところが取れるわけだし、それで訴訟を起こせるから。最後はどれだけ訴訟に金をかけれるかだから。だからソフトウェア特許なんて絵に描いた餅。開発側は得るものより失うものの方が多いんだよ。
  • by flutist (16098) on 2005年07月07日 10時44分 (#763920)
    "software on its own is immaterial and shouldn't be considered a technical innovation"

    「ソフトウェアはモノじゃないし、技術的革新とは認められない」ってことだけども、アルゴリズムとは別の話として理解していいんでしょうかね?

    ・革新的なアルゴリズム → 特許になりうる
    ・革新的なソフトウェア → 特許を認めない

    # 4ヶ月前に出願したアルゴリズムの特許の行方に、ちょっとくらい影響するかも...
    # とっとと審査請求しとけばよかったかな...
    • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 16時16分 (#764152)
      うーん、いわゆるビジネスモデル特許系のは反対。
      革新的ソフトウェアというのはこれにあたるのではないかなぁ…

      で、革新的なアルゴリズムですが、
      革新的なアルゴリズムというものの影には純粋な数学的な手法が
      裏にあるような気がする…それは特許になじまないと思う。

      となると、ソフトウェアで特許が認められるのはどの分野であろうか?小手先の実装方法あたりはどうなんだろうかなぁ…
      親コメント
    •  アルゴリズム(方法論)では特許をとれず、その具体的な実装(機械)で特許がとれると思っていたのですが、違うのでしょうか?
      --
      ---- 6809
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      • by flutist (16098) on 2005年07月07日 16時56分 (#764170)
        私の出願では、特許の名称として「~の装置、方法およびプログラム」、特許請求の範囲として請求項を11項作って、第1~9項では装置、第10項では方法、第12項ではプログラム、と書きました。と言っても実際には私じゃなくて、弁理士さんが書いて、請求項の構成も弁理士さんにお任せでした。

        私も6809さんと同じ疑問を持っていたので、書類作成を依頼するときに弁理士さんに聞いてみたところ、要するに特許願の「書き方次第」だ、という話でした。だから方法論でも取れるんだと思います。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 10時50分 (#763928)
    そう人を煽るからには、そのメリットを教えてください。
    別に欧州でのソフトウェア特許否決だって、単に正義感から始まったわけじゃないでしょう。SAPやらなにやら、欧州にはプロプラエタリソフトウェアの大手もあるわけで、下手したら、既存のソフトウェア企業の存亡にも関わりかねない。

    ソフトウェア特許が存在しないと、何が良いのですか? 特許を基盤に売上を作ることが出来ないので、単純に考えると、経済の衰退につながることになるのですが。
    • >ソフトウェア特許が存在しないと、何が良いのですか? 特許を基盤に売上を作ることが出来ないので、単純に考えると、経済の衰退につながることになるのですが。

      #両論併記してみます。

      ソフトウェア特許が存在しない場合、ソフトウェアに関わる新技術を開発してもその模倣を止めることができない。

      利益を上げなければならない企業(あるいは大学)は、このことによって研究への動機が弱まる。だからソフトウェア特許はあった方がよい。

      これが擁護派の意見。

      著作権で保護されているのだからそれで十分。研究開発した新技術も著作権によるソースコードのコピー抑制で足りる。(足りなければ著作権保護を強化すればいい、まで云うと極論?)

      これが否定派の意見。

      欧州議会はプロコピーライトの方向でソフトウェアを保護する方針を、とりあえず決めた、ってことなんじゃないでしょうか。
      親コメント
      • 個人的には、本当に"新技術"と呼べるほどのものであれば特許とってもいいと思う

        でも実際には"新技術"なんてそうそうあるものではなく
        にもかかわらず、
        ありふれた技術の組み合わせとか、ありふれた技術のちょっとした実装の違いとかなのに、新技術として特許とっちゃう
        このあたりはソフトウェアに限ったことじゃないだろうけど
        ソフトウェアの場合、組み合わせとか、実装の違い程度なら思いついたらすぐ実装できちゃうから
        こういうので特許取られたときの弊害がより大きく出るんじゃないかと思う

        一太郎のヘルプアイコン?の件なんかちょうどいい例じゃないかなぁ
        (ほんとはソフトウェア特許じゃないはずなんだけど)
        あんな感じで、ちょっとした実装の違いなのに特許に接触した、しないの議論があると通常の開発の妨げになるだけだし
        親コメント
        • >個人的には、本当に"新技術"と呼べるほどのものであれば特許とってもいいと思う

          >でも実際には"新技術"なんてそうそうあるものではなく
          >にもかかわらず、
          >ありふれた技術の組み合わせとか、ありふれた技術のちょっとした実装の違いとかなのに、新技術として特許とっちゃう

          ”新技術なんてそうそうない”という部分については、個人的にはそうでもないかなと感じてます。新しいソフトウェア技術は日々、それこそInternetWatchなんかでも散見できます。(でも、あなたが『特許に値する』と判断できるほどには高度ではないかも知れない)

          それに、政策としてソフトウェアに特許権を与えているということは、企業が新技術の開発に研究投資することを国が期待しているということですよね。新技術の現れそうにない、枯れた分野であれば、新たに特許権を認めようとはしなかったはず。(もちろんこの企業への期待はソフトウェア特許の問題の一つ)

          ”ありふれた技術を新技術として特許とっちゃう”は、特許権は最終的には特許庁から与えられるものなので『特許とれちゃう』と読み替えた上で続けますが、特許庁の進歩性の判断が甘かったというのはあると思います。かつては審査基準が非常に甘かったので、現状で見て、これは特許には値しないだろう、という特許権は多いはずです。

          過去に与えた特許権を特許庁が一方的に無効とするのは無理だと思うので、訴訟が起きた時点で資料提供をするなり、訴訟を起こせない空気を作るなり、あるいはいっそソフトウェア特許制度を撤廃させるなり、やりようはあるかと思います。

          僕の意見としては、過去の特許についてはしょうもないのもある、でもこの先は改善されていくだろう、ってとこです。個人的には審査基準は今よりももっと厳しくしたほうが良いと思ってます。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 19時45分 (#764221)
            日本国内の昨年度(2004年度)特許申請数は423,081です。登録数は124,192です。これは特許だけです。ちなみに特許の審査官と外注審査の要員あわせては約2300名程度です。

            > 個人的には審査基準は今よりももっと厳しくしたほうが良いと思ってます。

            労働時間を考えると大体一人一日1件程度審査を終了させないと終わらない計算だね。特許申請は年に平均5%ぐらい増加している。厳しく云々とかいっても現実には無理でしょう。審査官を大量に増やす?専門性がなきゃダメな世界なので、その辺のフリーターをアルバイトに雇って人数増やすようなことはできないだろうね。
            親コメント
            • > 労働時間を考えると大体一人一日1件程度審査を終了させないと終わらない計算だね。特許申請は年に平均5%ぐらい増加している。厳しく云々とかいっても現実には無理でしょう。審査官を大量に増やす?専門性がなきゃダメな世界なので、その辺のフリーターをアルバイトに雇って人数増やすようなことはできないだろうね。

              先行技術調査を厳しくするとしたら確かに調査時間が増えるでしょうね。

              でも進歩性の基準を厳しくする、請求項の曖昧さの許容範囲を狭くする、などの、さじ加減的な(非公開の)審査基準を厳しくすることは可能だと思います。

              また実際に、特許庁がこういった審査基準を厳しくし始めていることは、拒絶理由対応を仕事にしている方であれば実感しているはずです。

              元コメントでは審査基準のどこを厳しくしたほうが良いと考えてるかまでは言及してませんでした。失礼。

              それはそれとして、どうも回答を想定して具体的な数字を出していたようなので、ご期待通り参考資料をあげておきます。

              特許庁は特許審査迅速化の中・長期目標を達成するための平成17年度実施計画 [jpo.go.jp]の中で、『3.具体的取組 』にあるような施策を行っています。

              これを見ると、平成20年までに審査官を500人増やすとか、登録調査機関制度を実施するとか、いろいろやってるみたいですね。

              興味のある方はどうぞ。
              親コメント
    • 特許制度がないと経済の衰退に繋がるという考え方は、もう古いと思う。

      特許制度の元々の目的は、「独占権を与える代わりに公開させる」ことだったのはみなさんご存じのとおりです。でも、今のように情報の流通が速いと、誰もが同じ情報を持っている状態にある。同じ情報を持っている人が多ければ、同じアイデアにたどり着く人は増えるわけ。誰かが自分の技術を秘密にしたいと思っても、すぐに別の誰かが同じアイデアにたどり着いて公開しちゃいますよ。「公開させる」ことが社会にもたらすメリットが小さくなっていて、代わりに「独占を許す」ことの害悪の方が大きくなっているわけ。

      実際、多くの企業にとって、特許って利益を生み出す金の卵ではなくて、単にコストなんだよね。自分が持っている特許の維持、他人の侵害の調査、自分の侵害の調査などに、膨大な費用を費やしている。では、そういう特許が利益を生んでいるかというと、たいがいクロスライセンスにしちゃうから、金にはなってないのが実情。

      結局、特許を金にできるのは、一握りのいわゆる「特許ゴロ」だけです。もはや百害あって一理ない....... とまでは言わんまでも、制度のもたらすメリットよりもデメリットの方が上回っていると思う。
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    • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 11時43分 (#763976)
       ソフトウェアを本に置き換えてみるとわかりやすいと思う。

       今のソフトウェア特許の大半は、本の中の特定の語句のつながりや言い回しについてのもの……という状況がまず存在する。
       その本の内容の内容を丸写しして売ったら問題になるし、その中の素晴らしい哲学理論をパクって自分が考えたと言っても問題になる。しかし、その内容の一部を引用して本を書くのは許容されるだろう。
       むしろその誰でも思いつく可能性がある「ただの一節」に権利を認め、それを使うすべての人(個人宛の手紙も含め)からお金を取ろうとしたらおかしいだろう?

       既にその「ただの一節」の権利をめぐる裁判や、他人が作った「ただの一節」が自分の文章に含まれていないかを探すという労力は、莫大な損失を生んでいるわけだ。
       だから社会的なメリットとデメリットを考えて、実体の無い「ただの一節」の文章には権利は認めないとしたわけだ。もちろん従来どおり、「画期的な論理展開」や「本そのもの」には権利を認める。
       こうすることで、誰でも思いつきそうな「ただの一節」が社会に損失を与える事を避けようって話なんだよ。

      #みんなACなので私もAC
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 10時59分 (#763933)
      特許を売りにしなくても認められるソフトウェアであることが 要求されるので、問題を解決しないソフトウェアを見極めやすくなる のは私はいいとおもうけど。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 11時16分 (#763949)
      普通ソフトウェアは、著作権を基盤に売り上げを上げてると思うのだが…
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 11時21分 (#763956)
      プロプライエタリなソフトを作ってる企業全てが、必ずしもソフトウェア特許を必要としているわけではないですよ。
      少なくともウチにとっては迷惑。中小企業には特許申請する余裕なんてないです。
      (侵害があるかどうかは調べてもらってるけど、お金がかかるわりに確証は得られないし)

      むしろ、ライセンス収入で食っていける企業の方が圧倒的に少ないのではないかな?
      それこそマイクロソフトにだって必ずしも必要ではないでしょう。色々と文句を付けられる企業だけど、少なくとも客が求めるものを作って売り、それで儲けてると思うのですが。
      親コメント
      • > 少なくともウチにとっては迷惑。中小企業には特許申請する余裕なんてないです。
        > (侵害があるかどうかは調べてもらってるけど、お金がかかるわりに確証は得られないし)

        でも,中小企業がそこを乗り切っちゃうと,侵害している大企業側は辛いんですよ.
        相手が同類なら使えるクロスライセンスでチャラって技が使えないから.

        というわけで,中小企業こそ特許をうまく使えば良い武器になりますよ.
        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 12時08分 (#763997)
      ある機能を実現しようとしたときに
      特許が取られたアルゴリズムAに対しては
      他のアルゴリズムBで回避できる可能性があります
      しかしその"機能"を特許で押さえられちゃうと回避不可能になります
      そうやってがんじがらめにしていくと何も作れなくなりますよ

      で合ってる?
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年07月07日 10時59分 (#763934)
    ビジネス特許も一緒に闇に葬ってほしいものだ。
  • よーく元記事を読むと (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年07月07日 16時27分 (#764159)
    EUという単位での統一した見解として、EUで統一した「ソフトウエアに関する特許法は必要ない」から、「ソフトウエア特許のことは各国で勝手にやってね」ということになったのじゃないかな、と読めます。だから、ソフトウエアの特許すべてが否定された、ということではないように思うのですが?
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