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アレゲなニュースと雑談サイト

GetSetによる 2006年03月27日 22時05分の掲載
なぜか「拙速」という単語が脳裏をよぎった部門より。

astro曰く、"PC Watchの記事によると, Sun Microsystemsが、同社のWS/Server用SPARCプロセッサ「Sun SPARC T1」の設計情報を無償公開すると発表した。
公開されたのは、VerilogHDLで記述された設計ソース、検証スィート(検証環境か?)と、シミュレーションモデルなどの情報。オープンソース化されたSPARC T1を「OpenSPARC T1」と呼称するそうだ。
タレこみ人は半導体設計の人間なのだが、通常こういった設計ソースはIPとして流通させることはあるが、無償で公開するのはあまり聞いたことがない。もちろん皆無ではないが、研究用などがほとんどだったと思われ、実際に製品化可能なレベルのソース公開は珍しいと感じる。 まさにハードウェアのオープンソース化ともいえる。 ただ、ライセンスがGPLらしく、実際に組み込んで製品化されることは少ないと思われる。
とはいえ、ソフトウェアと違って、個人では簡単に実使用できるわけではないが、ハードウェア設計者や、ハードに密着したソフトウェア(ドライバやOS下層など)を書く人には参考になることも多いのではないかと思われる。
サードパーティなどから、無償のVerilogシミュレータなどが公開される予定もあるそうなので、それらを使って実際のプロセッサの内部の動きなどをシミュレートしてみても面白いのではないだろうか?"

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  • UltraSPARC T1 そのものより、同時に公開された UltraSPARC Architecture 2005 Specification の方が重要ではないかと考えています。Linux 等の OS を移植できるほど詳細な仕様なんでしょうか。教えて、偉い人。

    ドキュメントで仕様が公開されている CPU は、スーパバイザモードが実装依存であることが決まっている場合が結構あります。これまでの SPARC とか、組み込みを含めた PowerPC とか、MIPS III, IV と MIPS32, MIPS64 が違うこととか。他に実装を見ると MC680x0 も SH もそうでした。そういう CPU ではユーザモードは互換性があってもスーパバイザモードは局所最適を選んでいました。

    すると、石はリリースされても OS は後から作らなきゃいけないことも多かったです。

    Intel と AMD が x86 で採った互換性最重視の姿勢がいかに大事だったかと、今なら言える話なんですが。

    今回公開されたドキュメントで SPARC のスーパバイザモード(細かい人なら SPARC の用語を使うでしょうが、そこはご容赦を)が固定されたなら、UltraSPARC T1 の回路が公開されるよりはるかに、有益な貢献となると考えます。

  • Anonymous Coward : 2006年03月28日 1時25分 (#910066)
    こういう製品レベルのものになると SUN のインプリ特許が沢山使われてそうな気がするけど、どうなんでしょ、実際のところ。通常 LSI の中身に使われている特許の実施確認はほぼ不可能ですけど、この場合、件のソースを使ってる時点で自動的に特許を使ってることになるわけで。
  • 参考 (スコア:3, 興味深い)

    pastel_you_me (21769) : 2006年03月27日 22時20分 (#909918) 日記
    Sun、OpenSPARC Projectを立ち上げへ [slashdot.jp]

    SPARC V8のVHDL実装であるLEON2 [gaisler.com]
  • ikuuya (14857) : 2006年03月27日 23時25分 (#909987) 日記
    すごく単純な意見ですけど、どこぞの誰かが回路図(HDLソース)を解析して、とてつもなく最適化された機械語を吐いてくれるコンパイラとか書いてくれそうですよね、
    それこそ秘孔を突くような、パイプラインの段数とかも考慮に入れたようなのを吐き出してくれるやつ。
    あとは、アセンブラ直書きのライブラリとか。

    #某国産RISCチップの機械語を読んで、Cのコードを書きかえて速度アップをさせた経験あり。
    #そんなに大きなコードではありませんでしたが。
    • Re:回路図の使い途 (スコア:2, すばらしい洞察)

      lunatic_sparc (15416) : 2006年03月28日 9時46分 (#910203)
      >すごく単純な意見ですけど、どこぞの誰かが回路図(HDLソース)を解析して、とてつもなく最適化された機械語を吐いてくれるコンパイラとか書いてくれそうですよね、
      >それこそ秘孔を突くような、パイプラインの段数とかも考慮に入れたようなのを吐き出してくれるやつ。
      >あとは、アセンブラ直書きのライブラリとか。

      どの辺か、までって話はあるでしょうが、"OpenSPARC" に特化してしまうと "Scalable Processor ARChitecture" という意義が失われてしまうような希ガス。
    • astro (17245) : 2006年03月28日 10時46分 (#910250) 日記
      Pentium(P5)全盛だった頃、友人がPentiumGCCで再コンパイルすると
      速くなると言って、片っ端から再コンパイルしてた記憶があります。

      昔では386と486でも高速に動かすにはコードの最適化が必要でだったはずです。
      たとえば386ではJumpはDword境界で行ったほうが効率がいいので、
      境界整合のためNOPを入れたりしたようですが、486では意識せずによくなったとか、
      命令ごとのクロックサイクルを意識することもなくなったとかいうのも
      プロセッサの設計からくる最適化ネタですかね。
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  • 今回みたいな公開の仕方をするといったい何処までGPLが影響するのだろうか? 例えば、中国あたりの企業が独立系のファブに製造を委託したり、もしくは小規模な半導体製造設備を有する企業が生産したりって事は起こりうるのか? (今回の場合はロジカルな面のみの公開だから直ぐに物理設計が出来るわけではないだろうケド) その場合は、OpenSPARCの技術を使ったchipのみがGPLの対象なのかボードまでがGPLの対象なのか…
  • このマイコンは (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2006年03月28日 0時15分 (#910017)
    いつ雑誌のオマケに付くんですか?
    トラ技ですか?DWMですか?
  •  プロセッサをオープンソースされてもねぇ...
     プロセッサ由来のバグが見つかったとしても、修正ということで、プロセッサ自体にハードウエアパッチ(!)を当てたり、ピンセットでパターンにジャンパ線付けたり、カッターナイフでパターンを切ったりできないしねぇ。
     Sunは、設計のミスのfeedbackを期待しているのかしら
     3rd party(ハード、ソフト)のための、仕様の公開というほうが現実的かな?
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