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アレゲなニュースと雑談サイト

kazekiriによる 2006年06月14日 14時11分の掲載
要らないに一票入れたい部門より。

imp曰く、"ITmedia +D LifeStyleにて、"「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言"と題し、現在の著作権管理の状況について、音楽家の平沢進氏へインタビューした内容を掲載しています。 インタビューでは、音楽家から見たJASRACや音楽出版社の現状や、自らの経験を基にした補償金制度への苦言などが語られています。
音楽配信の先駆者であり、自ら著作権を管理するという平沢氏ならではの意見だとは思いますが、果たして現在JASRACに登録されている・音楽出版社等を通して活動をしている多くのアーティストはこの現状をどのように考えているのでしょうかね……?"

ちなみに、FSFではこんな 反DRMキャンペーンも展開している。

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  • 買った人フラグ (スコア:5, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2006年06月14日 14時43分 (#959423)
    常々疑問に思っていたんだけれど、著作権管理ではなく「買った人情報」ではダメなんだろうか?
    俺が買った曲をipodで聞こうがgigabeatで聞こうが車で聞こうがMDプレイヤーで聞こうがライセンス的には正しいような気がするんだけれど。DRMはそれを許さない。
    買った人情報が入ってればトラッキングできるからコピーも抑制できると思うんですが。
    DRM付きAACではなく、買った人情報付きAAC
  • sesame17 (12217) : 2006年06月15日 6時06分 (#960057)
    この例のようにアーティストの生活を守りつつ、世間に思いを伝えたいという欲求(本来のモチベーション)を満たし、
    さらにユーザーの利便性失わない方法(非DRM)は実現可能なのだけど、
    アーティストが億万長者になったりレコード会社や著作権管理団体がボロ儲けする構造を残そうとするとそれがネックになる。

    つまり、「DRMは必要です」と言ってる奴は
    「僕のアートは億万長者になる(楽して生きる)ための手段です」と言ってるアーティストか
    「我々は他人のアートでボロ儲けしたいんです」と言ってる会社・団体の奴のどっちかってことだね。

    一部の不届き者(ボロ儲けしたい奴)のせいで、世間全体が不便(DRM)を強いられているのが歯がゆい。

    実際、
    一発あてて億万長者なりたいアーティスト → そんな奴の曲、聞きたくない。不要
    人のアートでボロ儲けしたい会社・団体 → 過去の遺物。不要
    でしょう。
    • もっと単純で、「他人を介して流通させたいか?」かどうか、ってトコロではないかと。

      「自分で作り自分で売る」ってのであれば如何様にもなる。
      けど、そこで、
      「もっと多くの人に聞いて欲しい」(not 金が欲しいで)
      となると、自分はどうとでもなるとしても、CDプレスしてくれる人、店に置いてくれる人に、
      「稼ぐ気ないからロハで良いよね?」
      とは言えないかと。

      ましてや、それなりに利益を考慮したものにおいてや。

      でもって、「利益を追求する」こと自体は別に悪い事では無いと思う。

      基本的に「プロ」ってのはその業によって生活しているものの事を言うわけだし、それに依って最低限の数量が確保できないなら、産業として成り立たないでしょうし。

      現在街中に音楽が溢れているのは、そういう利益を追求してあちこちに手を伸ばした人のお陰でもあるのですから。

      #ま、バランスは崩れてたりするのは確かだが。

      こういう話をだされるとひょいひょいと乗る人間も多いよなぁ。
      こんなのDRMは必要って言っている意見と変わらん、自分にとっての正しい選択ってのを言っているだけじゃないかと。
      実際、現在のシステムで巨万の富を得ているアーティストにとっては、現状のシステムが理想的なのだろうし。
      #チャンスがあるなら自分の都合に合わせて世論を動かそうって考え事態は嫌いではないけどね。

      • sesame17 (12217) : 2006年06月15日 13時48分 (#960316)
        プロとして生活の糧になるレベルと
        ボロ儲けとは違うと思うのですよ(多分に説明不足ですが)。

        かつてレコード会社に勤めていた頃の経験として、
        年間ボーナスが35ヶ月も出ちゃったり(そのときは嬉しかったけどw)
        経営者たちが湯水のごとく浪費するのを見たり
        売れっ子アーティストの度肝を抜くような生活っぷりを垣間見たり
        して、なんかこれは違うぞと思うわけです。

        そういう不自然な事を維持するために、世間全体がDRMみたいな不便を我慢しなければならない、
        CDで持っている曲なのに着歌フルに再度お金を払わなければいけないってのが、
        全然納得いかないわけです。
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  • 出遅れた (スコア:3, 興味深い)

    案の定先にタレコミ入れられてました
    自分のタレコミ文から抜粋します

    氏は以前からJASRACからの脱却を図り、楽曲の無料配信やオンライン販売等を積極的に行ってきた。(過去ストーリー) [slashdot.jp]
    JASRACについてスラド諸兄にわざわざ語る事など無いかもしれないが、音楽業界ネタに疎い人にも分かりやすいような丁寧な話になっている。
    またメジャーを去った後の氏とJASRACの関係や売上の遷移等の話も興味深い。

    個人的にはe-License [elicense.co.jp]も良いがCreative Commons [creativecommons.jp]も良いと思う。手は幾らでもある。
    Creative Commonsライセンスで楽曲発表をしている身として、JASRAC以外の手段で作品発表をする人がもっと増えていけばと望んで止まない。
    --

    # いつも心にサングラス。
    • まずは読め (スコア:4, 参考になる)

      Anonymous Coward : 2006年06月14日 15時16分 (#959465)
      > JASRAC一択しかなく、
       e-Licenseとは、2001年に著作権等管理事業法が施行されたときに立ち上がった、著作権管理事業者である。それ以前はJASRAC一社が音楽著作権のすべてを行なってきたわけだが、権利者自身が事業者を選べるようになることで、自由化を促した。

       だが音楽著作権にまつわるすべてが、新規事業者に任されているわけではない。著作権等管理事業法では、音楽著作権を4つに分けた。「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」である。これを「支分権」という。

       e-Licenseなど新規参入の管理事業者は、このうち「録音権等」のみの管理しか行なうことができず、そのほかの権利に関しては相変わらずJASRACが独占的に管理している。このため、管理事業法本来の趣旨が発揮できていないといった批判も強い。

      > JASRACは著作者のためにのみ動く
      まず著作権というのは、何もしなくても法律で保護されているんです。勘違いを起こしやすいのは、著作権管理団体が、著作権保護のために戦ってくれるのではないのか、という点です。そもそも使用料を徴収している団体というのは、単に料金徴収団体ですので、トラブルが起こったときには解決してくれません。私は何回もトラブルに巻き込まれていますが、ああそれは当事者同士で処理してください、ということになるんですよ。つまり著作権は、第三者がガードしてくれているわけではないということですね。

       著作権というのは以前のコラムにも書いたことがあるが、親告罪という性格の強い法律である。これは侵害された本人からの訴えがあって、始めて罪に問うことができるわけで、権利者本人以外の第三者が訴えることはできない。

       ここで問題なのは、多くのミュージシャンがこの大事な著作権を、出版会社に譲渡してしまっていることである。つまりミュージシャンが著作権侵害を発見しても、作った本人には著作権がなくなっているので、どうすることもできない。これは侵害以前に、大変な問題だ。

       出版会社自身が問題を感じれば解決のために動く場合もあるが、そのためには本来の著作者が、出版会社と交渉して動かさなければならない。今度は著作者と出版会社との間で、別のトラブルを抱え込むことも少なくない。


    • Re:出遅れた (スコア:3, 興味深い)

      akiraani (24305) : 2006年06月14日 15時48分 (#959491) 日記
       JASRAC独占の背景には「テレビやラジオで使用できる曲が事実上JASRACのブランケット契約対象曲のみである」という事情があるのではないかと思います。

       平沢氏でも、そのあたりの事情からテレビメディアに流れる可能性のある曲(映画などで使用されている曲)についてはJASRACとの契約をせざるを得ないでしょう。
       プロモーションなどでテレビやラジオを一切利用しないというのはほぼ不可能なので、著作者側もJASRACと契約せざるを得ない、と。
       テレビ局等にしてみれば、窓口が二つに増えても煩雑さと出費がかかるだけで、しかも数的には他の著作権管理団体(企業)は圧倒的なマイノリティで契約するうまみなどない。かくてJASRACは独占的な地位を維持し続けるわけです。

       この流れをどこかで断ち切らない限り、JASRACの牙城は崩れることはないでしょう。

       というわけなので、電気通信役務利用放送法あたりを改正して、放送事業者に対するブランケットライセンスに限り国が取り仕切り、各放送事業者、著作権事業者、あるいは著作者本人は国を仲介して登録しなければならないとする、というのはどうでしょう。
       もちろん、ライセンス料のマージンは国は一切取らず手続きなどに必要な費用は国家予算から捻出。そのかわり管理に関してはすべて自己申告のデータと取りまとめるだけでトラブルの対応などは一切行わない。それ以上のサービスは、著作権管理団体の領分とする。

       ……うーん、無理があるか。なんかいい方法ないですかね。

      --

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    • 1個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • lunatic_sparc (15416) : 2006年06月14日 16時53分 (#959529)
    実は、少し前からずっと疑問に思っていることがあるんだが。

      デジタルでコンテンツを配るって誰のためなんだろう

    確かに、CDやDVDはレコードやLDと比べて「便利」ではあるんだけど、絶対的な条件ではないですよね。

    どちらかというと、小さくなって流通コストが下がったとか、製造コストが下がったとか供給側にメリットが大きかったんじゃないかと思ったり。

    その割りにはモノの値段は下がってないし。(むしろ上がった?)

    まぁ、モノを買うんじゃなくて、コンテンツに対する対価なんだから値段が下がらないって理屈はつけられるけど、だったら、一人の人がさまざまなメディアで再生することを排除するような現行のような野蛮なDRMはおかしいって話になるし、メディアを毀損してしまった場合にはメディア代ぐらいでメディア交換を行うべきだし。

    なんか、そんなにコピーされる危険性が嫌ならデジタルやめれば?、って思っちゃうと、なぜ『どうしてもデジタルじゃなきゃいけないのか?』の理由が分からなくなってしまいます。

    この辺り、なんか上手に説明できる人っていませんか?
  • tiatia (22244) : 2006年06月14日 18時34分 (#959609) 日記
    私が利用しているコンテンツで、DRMで縛られてるのは、MORAで買った音楽くらいだ。
    ネットワークウォークマンとPCで音楽を聴くためにMORAで購入した。
    なので、仮にこれのDRMが外れたとして、私には特に恩恵は無い。
    他に使い道が無いから。

    権利者側の自分勝手で押し付けがましいガチガチのライセンスは気持ちの良いものではないが、実際問題としてそれほど困っちゃいない。

    大多数の人も、実は同じなんじゃ無いかな?
    iTMSで買って、iTunesとiPodで聞ければ満足とか。
    「DRMが無くなったらこんなに便利だ」とか「DRMがあるとこんなに不便だ」ってのが明確になると、もっと大きな運動になるのかもしれない。
  • Anonymous Coward : 2006年06月14日 14時29分 (#959404)
    条件として「アーティストがDRMを使うか使わないかを決められる」のであれば。そもそもアーティストが自分の作品の扱いを理解していない(しようとしない?)のが一番の問題であって、その矛先をDRMの仕組みや中間搾取団体に向けるのもいかがなものかと。
    • astro (17245) : 2006年06月14日 14時39分 (#959420) 日記
      >「アーティストがDRMを使うか使わないかを決められる」のであれば。

      確かにそうかもしれません。
      しかし、アーティストが理解していないだけではなくて、
      彼らにそれを教えようともしないというのも問題でしょう。
      実際、平沢氏も自分で興味を持つまでは裏側の仕組みが
      そうなってるとは思っていなかったようですし、そういう
      説明もしなかったのでしょう。

      力のあるアーティストならともかく、駆け出しの人は
      やっぱりレコード会社のお世話にならないといけません。
      そうなると、業者側も扱いやすいアーティストを使うように
      なるでしょう。「ヒットなんて作り出すものだ」、なんて
      公言してはばからない業界関係者もいるそうですしね。

      そういう体質こそ、批判されるべきだだとも思いますが。
    • yohata (11299) : 2006年06月14日 14時43分 (#959425)
      それは、前提条件自体があり得ない話では?

      CCCD全盛期、アーティストのブログをみていると「レコード会社の強力な方針であり、CCCDにしない道を選べなかった」という声が多数ありました。(宇多田クラスは例外として許されていたようですが)
      CCCDで許されなかった物がDRMで許されるとは到底思えず、現実問題「アーティストがDRMを使うか使わないかを決められる」可能性はまずないでしょう。
    • >おかしいのは“現行の制度”であって、著作権保護技術そのものではない。

      DRM自体が現行の制度を根拠に濫用されているという現状がある訳で。
      私的複製も許されない形でストリームが暗号化されていたり複製許可があっても一回だったり数回だったり。と言うことで、個人の複製権が著しく制限されているの著作権運用の現状な訳で
      …これは、著作権者の財産権が著作権法の前文や憲法の「公共の福祉」「個人の幸福追求権」よりも圧倒的優位に設定されているという「ねじれ現象」を加速させる原因の大きな一つではないかと。

      >あと平沢氏が「コピーしたければすればいい」とか言えるのは、既に食っていけるほどメジャーになれたからだよね。これまでの制度の手助けで。

      そんなことはない。と言うのが現実でしょ。
      マイナーな人達の方がWaccaみたいなCCな音楽配信サイト [wacca.tv]使ったり、自分のサイトでコピー許諾して(暗黙のうちに)一部の曲を配布したりして、
      自分達の音楽活動を知ってもらい、ファンを増やすのに必死になってる訳だし、ディスクユニオンのような所にいけば、CD-Rで作られたミニアルバムなんかが立派に商売になってるんだし。

      # まぁ、CD-Rだからコピー無制限という訳ではないけど、
      # 昔のカセット販売の自主制作のようにひろがっていく事は
      # 目論見にあるでしょうね。

      >これから食っていこうと志す奴にとっては死活問題になりかねんわけだし。

      そんなこと言う以前に、メジャーレーベルからアルバム出していても、音楽だけで喰える程のレベルの人は僅かだと言うのは、音楽やってりゃ昔から常識な訳で
      …ライブやるための資金繰りにアルバムを出してる状況の人が大半なのが現実ではないかと。
      まぁ、それにはJASRAC云々もあるけど、コンテンツホルダーであるレコード会社にも問題がある訳で…かなりの部分がレコード会社が持っていってしまうと言う問題が存在している訳で、
      最近では「賢い」アーティストは、自分の所属事務所や自前のレーベルからCD作って出して、一銭でも多く自分達にリターンがあるように動いてしまっていますよ。
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  • でも、一度シリコンプレーヤの旨味知るとダメなんですよねorz
    USBメモリタイプのプレイヤを買って、自前でCDからリップしたのを転送したのを聴いて最初に思ったのは「機械的トラブルがない、しかも小さくて一個に幾つかのアルバムが入る」って事でした。

    これは非常に自分の中で革命的だった事でして、その後収録曲数の限度に不満を感じて、SDカードを挿入するタイプのプレーヤをその後購入したのですが
    …多少機械的なトラブルのリスクはありますが、カセットと似た感覚で使えるので非常に便利ですよ。
    何枚かカードを用意しておいて、カードごとにジャンルを決めてリップしたデータをアルバム単位で放りこんでおけば、殆どカセットタイプのウォークマンと感覚的に変わりがないですので…
    マスストレージクラス対応のプレーヤを買えば、大抵はVFATフォーマットして音楽データを転送しておいたSDカードを入れるか、プレーヤ自体をUSBメモリにして音楽を転送するだけで音楽が聴けますので
    …本当にウォークマンと変わらないものが胸ポケットに入っていて、しかも沢山のカセットを持ち歩かないで済むと言う…
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