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マイクロソフトのCEOがCNN「重要でない10人」に選出 217

ストーリー by wakatono
10人に入ったほかの面々も気になる… 部門より

Anonymous Coward曰く、"CNN Moneyの記事によれば、米マイクロソフト社のCEOであるスティーブ・バルマー氏が「重要でない10人」にめでたく(?)選ばれたようだ。

マイクロソフトといえば、つい先ごろ「かの」ビル・ゲイツ氏が2年後に一線を退くということで話題をさらったばかり(?)。いやはや、次から次へと世間からソッポを向かれて、この先心配(?)になってしまうがいかがだろうか。"

ちなみにその記事(タイトルは"10 people who don't matter"となっている)を読むと、Steve Ballmer以外にも久夛良木健、Rob Malda(CmdrTaco)、Jonathan Schwartz、Linus Torvaldsといった面々が並んでいる。モノがCNN MoneyのBUSINESS 2.0というところなので、ビジネスサイドから見たらこうも見える、という例なのだろう。なぜそうなったか?については、Webページに詳しく書いてあるが、あくまで「こういうようにも見える」というくらいに考えておいたほうが無難だろう。別の側面から見たら、どういう理由で誰が出てくるのか?というあたりは気になるところだ。

[2006-06-27 05:55 JST Acanthopanaxによる追記] 題名の「世界に不要な10人」を「重要でない10人」と修正。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • Slashdot (スコア:5, 興味深い)

    by Yuryu (19524) on 2006年06月26日 4時40分 (#966958) ホームページ
    Slashdot(.org)がリストに入っているのが、興味深いです。

    斜め読みしかしてませんが、digg [digg.com]みたいな、ユーザー主導のシステムの方が、最近ははやってる。 Slashdot みたいな、編集者主導のシステムはもう古い。 昔は slashdotted なんて言って、取り上げられるとわいわい騒がれたけど、最近はニュースソースもいっぱいあって、取るに足らない。みたいな論調でしょうか。
    #寡聞にして、digg ははじめて知りました。

    どちらかというと、「昔はほかに並ぶもののないほど影響力を持っていたが、最近はべつにぃ」な一覧だと思います。
  • CNN自身は (スコア:5, すばらしい洞察)

    by chiba-f (6867) on 2006年06月26日 5時59分 (#966976)
    どれくらい要らないと思われているのでしょうか?
  • by oku (4610) on 2006年06月26日 7時28分 (#967000) 日記

    50 People Who Matter の一位が「You」なのがあざといと言うか何と言うか... 50番目くらいにオマケとして持ってくれば十分だと思うのですが。

    その一方で「BRICs で勃興しつつある中産階級」なんてのが含まれていたり「インターネット以前の恐竜 (Oracle、Intel、DELL の偉い人)」があったりするところから見ると、ビジネス誌的に「注目している」相手という辺りでしょうか?

    確かに「don't matter」の、

    1. Steve Ballmer。 Microsoft の CEO
    2. Jeffrey Citron。 Vonage の議長兼チーフストラテジスト
    3. Reed Hastings。 Netflix の CEO
    4. 久夛良木 健。 ソニー・コンピュータエンタテインメント社長
    5. Warren Lieberfarb。 HD-DVD Promotion Group のシニアコンサルタント
    6. Rob Malda。 Slashdot.org
    7. Arun Sarin。 Vodafone の CEO
    8. Jonathan Schwartz。 SUN Microsystems の CEO
    9. Linus Torvalds。 Linux の作者
    10. Mark Zuckerberg。 Facebook の設立者

    と並べてみると、「ニュース価値」という観点から見る限り、「新しいこと」「ニュースになりそうなこと」をやる可能性が少ない人達、と見えなくはないですね。

    つまり、「You」は一般消費者なり新たな起業家なりの集合体だから「世間の動向」そのもの、従ってビジネス誌としては要注目、と理解するのが正解?

    • 10 people who don't matter (スコア:3, すばらしい洞察)

      by vn (10720) on 2006年06月26日 8時59分 (#967029) 日記
      いわゆる「賞味期限切れ」の人達、と解釈するのが妥当でしょう。
      誰かが日本の小泉さんを挙げていたけれど、その意味では当っています。

      私は、Jonathan Schwartz を入れるのは早過ぎると思いますけどね。
      親コメント
  • by Vorspiel (2391) on 2006年06月26日 9時27分 (#967041) ホームページ
    元記事によれば,このリストは「"The 50 Who Matter Now"の候補を挙げていく際に,早々に『こいつは入らない』と思われた10人」,ですよね?
    そのコンテキストを無視して「世界に不要な10人」という表現をするのは誤解を招くと思いますがどうか.
    #まず元記事読めってのは/.のおやくそくとしても
  • don't matter (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年06月26日 5時58分 (#966974)
    don't matterを「不要」と翻訳すると飛躍しすぎな気がします。

    「重要じゃない」とか「価値がない」くらいじゃないでしょうかね?
  • by Anonymous Coward on 2006年06月26日 11時45分 (#967136)
    MSネタも面白いけど、Linusがランクインしたことについて語りませんか?

    ちょっと話題を振ってみましょうか。。。

    ひとむかし前は、オープンソースプロジェクトは「優しい独裁者」がいると
    うまくいって、LinuxカーネルにとってLinusはまさしくその役割を演じて
    いる、なんてことが言われました。Linusが独裁者としての役割を果たさなく
    なった現在、「優しい独裁者」モデルはどうなったのでしょうか?

    ほかのプロジェクト、たとえばDebian、Gentoo、*BSD、Gnome、KDE、
    X.org、OOo、Mozilla、Apache、などでは、どうでしょうか?
  • いいかげん (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年06月26日 12時22分 (#967155)
    "不要な"というのを訂正したらどうだ

    参考:久夛良木 健氏 、栄えある「重要でない10人」に選ばれる [engadget.com]
  • by Anonymous Coward on 2006年06月26日 4時43分 (#966960)
    でもいいんじゃないの?
    あっ、バルマーが一位なのか…
    つーか、Rob Maldaも選ばれているしw
    それにしても、選ばれた皆さん(´・ω・) カワイソス
  • 言われてみたい (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年06月26日 5時43分 (#966970)
    僕も「世界にとって君は不要」とこんなおっきなメディアで否定されるような存在になってみたいです
    • Re:言われてみたい (スコア:4, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2006年06月26日 8時53分 (#967025)
      俺もmatterのリストの一番に載ってるのに検索しても全然名前出てこないし。
      「世界にとって君は不要でも私にとっては一番大事」って言ってくれればそれでいいんですけどね。
      あ、誰も言ってくれないorz
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年06月26日 6時13分 (#966980)
    ただでかいだけの会社の重役、マスコミへの露出度合いの高い人が並んでいるだけでしょ?
    私が気になったのは、インテルのムーア氏が含まれていないこと。
    「ムーアの法則」なぞという、”マーフィーの法則”に並ぶ程度の
    科学的根拠しか無い、俗説のために半導体業界のどれほどの人が身を粉にして働いているのか御存じだろうか?

    信者の方々からはきついお叱りを頂くことと思いますが...。
    • by Anonymous Coward on 2006年06月26日 7時05分 (#966990)
      法則というか成長予測指標に利用されてるだけだからなあ
      既に本人もムーアの法則は死んだって言ってるんですけどご存知無いのでしょうか
      名前が一人歩きしてるだけで本質的にはムーア氏どうこうではないような
      信者がいるとしたらその半導体業界の中の人ですな

      #片足だけ中の人
      親コメント
    • Re:不要というより.. (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2006年06月26日 7時03分 (#966989)
      まぁ、経験則ですからね>ムーア

      ということで、半導体業界の人の血と汗と涙の結晶とはいえ、目標値は達成されていると言うことで。経験則としてはそれなりに合っているので、法則としては(パラメーターとしては)それなりに意味があることだと思う。

      いや、そんな物理法則はないっていえば、そりゃないんだけど。マーフィーみたいなものと違って、きちんと統計的な裏付けがあるし(しかも歴史的に積み重ねたデータ)、業界の努力の限界値ではないけど、そういったものを表していると思う。いや、それは・・・・とぐるぐる議論が回ってしまいそうだが、とにかく、

      俗説というのはいいすぎ。
      信者とは別の意味で、アンチ信者だと思う、それは。

      「見事なパラメータ」だと思うよ。マーフィーの法則では歴史は動いていなし、人々に対する影響、経済的な影響はないと思うけど、ムーアの法則で人々は苦しめられ、業界は活性化し、多大な影響を受けているのは事実で、俗説といっちゃうのは、業界そのものを否定していると思う。マーフィーとは一緒にしちゃダメだよ。法則の是非はともかく、それによってもたらされるものが全く次元が違う。そんな暴言は、中の人に謝るべき。

      問題は、ムーアの法則をかも物理法則のように思っている人が結構いることだと思うけどね。

      で、おっしゃるように、大企業・メディアがキーわー出あるのはそう思う。ムーア博士が必要ないとランクインされてないのはそれほど氏自身がそれほどメディアに出ていないというか、氏そのものに興味を持っている人はいないということなんだろうなーと。

      よく知らないが、インテル自身での氏の役職は今なんだろう?創始者の一人なんだから、氏自身の資産はウハウハなんだろうが、現時点でどれだけ影響力のあるポストについているんだろうか?
      親コメント
    • Re:科学的根拠 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by clubx (27914) on 2006年06月26日 7時16分 (#966997)
      摩擦係数とか、拡散係数なんか科学的根拠はないけど
      みんな使っているし、大変便利なものです。
      科学的根拠などというものは後出しで出てくるのです。
      親コメント
      • Re:科学的根拠 (スコア:2, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2006年06月26日 13時33分 (#967209)
        >摩擦係数とか、拡散係数なんか科学的根拠はないけど

        機械屋・材料屋として、これは看過できないよ。
        ムーアの法則は、社会的要因が大きいため(多分)これを説明する
        数理モデルは存在しない。

        一方で、摩擦の法則についてはアモントン=クーロンの法則以来、
        300年も研究されており、凝着理論から分子理論まで、現代科学の
        対象として根拠づけられている cf. Sliding Friction, Persson(2000)
        それでも、固体間の摩擦については未知の問題も多いわけだが、
        流体潤滑における摩擦係数については、少なくともマクロスコピックな
        連続体理論が適用できる範囲においては、解明されているといっていい。
        つまり、未知の問題は残しつつも科学的な根拠づけの努力は続いており、
        そういう一連の営みを科学・技術というわけだ。

        また、摩擦係数と拡散係数とを並べたところからすると、摩擦係数について
        の↑上の説明は、あなたには目から鱗だったかもしれない。この二つは
        アインシュタインの関係式で結ばれているわけだが、ここでいう
        摩擦係数も拡散係数も、ブラウン粒子への分子の衝突を起源とする、
        分子論的な説明を与えられている。アインシュタイン以降も、
        ランジュバン、久保、クラマースといった人々が理論を発展させている。

        「測定可能であるが根拠づけが困難で科学と言えるのか疑わしい現象」
        としてムーアの法則と並べられるのは、摩擦ではなく摩耗だと思うな。
        摩耗は、マジでよくわからん。
        親コメント
  • マイクロソフトからバルマーいなくなったらより悲惨な将来が予想できないか?
  • ゲイツ氏がCEOを引退したのって数年前では?
  • by blooming (24591) on 2006年06月26日 9時06分 (#967034)
    ランキングを見ると
    BD陣営のクタラギ
    HDDVD陣営のマネジャー
    もあります。

    アメリカでも次世代DVDはやんないよ?とビジネス的に見られてるんだな。
    • by znc (2768) on 2006年06月26日 10時38分 (#967099)
      > アメリカでも次世代DVDはやんない
      これってどうなんでしょう・・・
      記事では『どっちが勝ってもその頃にはオンデマンドが
      メインになるよ』
      という事の様ですが・・・
      メディアという意味ではどちらかが主流になる可能性は
      充分にあると思います。

      # 個人的にはあの日経もついにプロジェクトコードに言及した
      #『RD-A1 プロヴィデンス』(の次の機種w)に期待しています。
      ## いよいよネタが切れたと思うが・・・・どうする?
      --
      『今日の屈辱に耐え明日の為に生きるのが男だ』
      宇宙戦艦 ヤマト 艦長 沖田十三氏談
      2006/06/23 JPN 1 - 4 BRA
      親コメント
      • by USH (8040) on 2006年06月26日 21時09分 (#967366) 日記

        メディアという意味ではどちらかが主流になる可能性は
        充分にあると思います。

        ただ、現在における音楽用メディアのMDのような存在になりそうな気配が。

        iPod 等のHD/flush memory系の記憶媒体がHD用でも普及してしまえば、単なるマイナーなメディアでしかない。CDやDVDが生き残っているのは、単にそれ用の player が十分すでに世に出ているのと、十分安いから。はたして、HDやBDは(廉価版まで含めた)開発費用を改修できるまで価格を維持できるでしょうか? そのあたりが生き残りのポイントになりそう。アナログレコードと違ってノスタルジックなものを培う時間もなかったので、その路線もないですし。

        (昔のLaserDisk/VHD 戦争を思い出す...)
        親コメント
  • by vn (10720) on 2006年06月26日 9時09分 (#967036) 日記
    "50 people who matter" の34位に David Heinemeier Hansson 氏が入っていることに
    注目しない訳には行かないでしょう。
  • by gedo (7079) on 2006年06月26日 11時25分 (#967123) 日記
    今回の記事の内容や取り上げられている面々を見ると、要は「もうIT分野は新しいニュースがポンポン出るような成長産業ではなくなった」というだけのことではないかと。
  • これって (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年06月26日 4時21分 (#966954)
    ただのやっかみじゃないの?

    #世界に不要なニートなのでAC
  • 私も・・・ (スコア:1, すばらしい洞察)

    by non326 (28434) on 2006年06月26日 4時33分 (#966955)
    世界にとっては、どーか知らんが
    会社にとって不要な人材と言われないように注意しないと・・。

    さぁ隠せ~!(何を?

    #家族に言われるのも辛いかも・・・(未だ言われてない・・と思う・・。)
  • 名は体をあらわす (スコア:1, おもしろおかしい)

    by oshu (25681) on 2006年06月26日 8時07分 (#967009)
    つっこむべきは、どう考えても『BUSINESS 2.0』という名前の方でしょう(w

    #2.0フォー!(アイタタ・・・
    --
    敢えて言おう。カスである!と。
    • by Anonymous Coward on 2006年06月26日 9時21分 (#967038)
      >つっこむべきは、どう考えても『BUSINESS 2.0』という名前の方でしょう(w

      馬鹿だなあ。Business 2.0は「Web 2.0」がきっかけになった最近の何でも2.0ブームよりずっと以前の90年代後半からある雑誌。ソフトウェアバージョン風の2.0を別のものに付けるネーミングの草分け。当時は食傷でもなんでもなかったし、今は普通に定着した誌名なので(よほど物を知らない人間以外)なんとも思わない。

      これを「2.0フォー!(アイタタ・・・」なんていうのは昔からある言葉を自分の無知で2ch語だと思いこむようなもの。ローカルの流行廃りで以前からあるものを痛い呼ばわりしたり(wとか付けてる奴のほうがよっぽど痛いよ。
      親コメント
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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