スタジオジブリ「ゲド戦記」の原案に「シュナの旅」の怪 65
ストーリー by mhatta
原点回帰? 部門より
原点回帰? 部門より
tuneo曰く、"この夏公開のスタジオジブリのアニメーション映画「ゲド戦記」の「原案」として宮崎駿氏の絵物語「シュナの旅」がクレジットされていることが雑誌広告その他から判明し、一部のblogなどで話題になっている。
1983年に発売された「シュナの旅」は、チベット民話「犬になった王子」を翻案した絵物語で、その後の宮崎氏の作品世界の源流とも言える一作。現在も徳間書店アニメージュ文庫から発売されているロングセラーだが、「さいはての島へ」とのストーリーの共通点は無い。いったい「シュナの旅」の何を原案にしたのか?と公式Webページ(FLASH注意)を見に行ったところ「シュナの旅」は「原案」ではなく「作画参考」とのことだった。"
公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:1, 参考になる)
・原案・・・・宮崎駿「シュナの旅」(徳間書店刊)
と明記されていますけど・・・
ああやっぱり (スコア:5, 興味深い)
知っている人だけがニヤリとできる、単なる描写の引用なのかと思ったらちゃんと原案に収まっていたとは。
#「もののけ姫」にもシュナの影響があります(アシタカとヤックルのコンビはそのままシュナとヤックル)。
むしろ、「ゲド戦記」という冠を掲げずそのまま「シュナの旅」として映像化すればいい作品になると思うんですけどね。
「シュナの旅」と同じ絵本文庫なら「世界の真ん中の木 [google.com]」もおすすめです。
むしろ (スコア:1, おもしろおかしい)
ラストで風の谷に帰るんですきっと。
Re:むしろ (スコア:1, すばらしい洞察)
「絵が綺麗」以外に興味をそそる要素が皆無なのはどうしたことか
Re:むしろ (スコア:1)
放映ヤシガニ、DVD で修正、でないと。
Re:むしろ (スコア:1)
>放映ヤシガニ、DVD で修正、でないと。
無修正が最新のトレンドです。 [google.com]
Re:たしかに (スコア:0)
Re:ああやっぱり (スコア:1)
観賞後一発目の感想は「ああ、これで「シュナの旅」がアニメ化される可能性はついえたんだな orz」だったのをよく覚えています。てなわけで、脳内で「シュナの旅」に変換しながら観に行くという手もあるかと > 「ゲド」。
Re:公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:2, 参考になる)
竜と少年とシュナ [ghibli.jp]
むしろ、どのような展開でブログ上で話題になっていったのかに興味があります。
Re:公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:0)
Re:公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:0)
☆★アーシュラ・K・ル・グィン 2冊目★☆(http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1135092560/375)より
>375 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/05(水) 22:16:02
>突然ですが、アニメ『ゲド戦記』について皆さんにお知らせです
>
>公式ホームページ( ttp://www.ghibli.jp/ged/ )の製作概要より
>
>・原作……アーシュラ・K.ル=グウィン「ゲド戦記」(清水真砂子訳・岩波書店刊)
>・原案……宮崎駿「シュナの旅」(徳間書店刊)
>
>との発表がありました・・・ orz
Re:公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:0)
Re:公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:2, 参考になる)
Re:公式ホームページ、ちゃんと見ました? (スコア:1, 参考になる)
意図的なのか、単なるミスなのかよくわからないけども
世襲に疑問 (スコア:1, 興味深い)
今のところこの家訓を破っているのは2世議員として国会議員になってる親戚だけ(苦笑
うちのご先祖様のコメントを要約すると
曰く「親の仕事を継ぐと能力があるなしに関係なく仕事できるから家(会社)が衰弱するんだよねぇ」
アニメがアートなのかは疑問だが、
この手の分野って世襲するようなもの?
Re:世襲に疑問 (スコア:4, 興味深い)
息子の本職は建設コンサルタントなわけで、まともにアニメの監督を行う能力があるわけが無い。実際は助監督あたりが監督業をこなし、息子はただうなずいてるだけじゃないかな。
Re:世襲に疑問 (スコア:4, 興味深い)
Re:世襲に疑問 (スコア:1, 興味深い)
が、それをスポンサーが理解してくれるかって言うと?
やっぱりブランドとしての「宮崎アニメ」てのでないと金を出し惜しむお所が多いのでしょう。
Re:世襲に疑問 (スコア:1, 興味深い)
劇場に足を運ぶ観客や、DVDなどを買ってくれる人もいます。
で、ライトな「映画ファン」にとっては「ジブリ」ってだけじゃ訴求力はなくて、「宮崎アニメ」というラベルのほうがはるかに重要だったりする。
Re:世襲に疑問 (スコア:1, 興味深い)
ジブリは、極端な寡作(劇場長編と短編実験作品のみ)で、しかもほとんど宮崎・高畑が監督から演出までやってしまうため、
次代を担う若手の脚本・演出家が育ちにくい環境です。
実際に「宮崎・高畑を抜いて作品を作れ」と言われて、どんな作品が仕上がるのかというのは、正直不透明なところがあります。
今ではジブリを越える作画やCG技術を持っているスタジオもあることですし、
正直なところ宮崎を抜いたら、「ちょっと良いレベルの作画をする集団」くらいな評価ではないでしょうか。
(萌えキャラとか描けるのだろうか・・・)
Re:世襲に疑問 (スコア:2, 興味深い)
息子はクーデターの旗印に担ぎ上げられただけでアニメ作家としての能力は期待できなさそう。
そんなのに巻き込まれた原作者と原作ファンカワイソス
Re:世襲に疑問 (スコア:3, すばらしい洞察)
単に御大が仕事しないから旗頭が必要になっただけなんじゃない?
深夜枠萌えアニメ原動画の下請けだけじゃ食えないし、御大自身も鈴木Pと世間に求められてる「愛と感動のファンタジー」なんて作る気無いし作れないしで。
と、言うわけで泥豚とQシップの映画化キボン。
Re:世襲に疑問 (スコア:2, 参考になる)
鈴木俊夫さんのインタビューかな? [yomiuri.co.jp]
私はこのコメントが気になっていろいろ探して読んでたんですが、親子の会話についてはこのインタビューで読みました。
でも、持った印象は、「アニメ映画監督同士として真剣にぶつかりあってるんだな」というものでした。
親子だからこそ、甘く見てはいけない、甘く見られたくない、という気持ちがものすごくあるんじゃないかな?というように感じ取りました。
吾朗監督はアニメ映画監督として、真剣に取り組んでいるんだと、私は監督日誌 [ghibli.jp]を読んで思いました。
評価は・・・、そのうち世間が出すでしょう。
Re:世襲に疑問 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:世襲に疑問 (スコア:1, おもしろおかしい)
うちなんて10年前から会話してないぞ(爆
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
Re:世襲に疑問 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:世襲に疑問 (スコア:2, すばらしい洞察)
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
少なくとも下がらない。
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
「宮崎駿監督作品」とその他の「スタジオジブリ作品」との興行収入の差が物語ってる。
#アンチうざい
Re:世襲に疑問 (スコア:2, おもしろおかしい)
屋号を守るために番頭ががんばる (スコア:0)
Re:世襲に疑問 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:世襲に疑問 (スコア:1)
「宮崎駿監督作品」って冠も継続できますし、所詮世間のひとなんてすぐ馴染んでしまうでしょう。2代目だからってブランド力は落ちないと思います。
(日本では?)役職と名前が固定されていて襲名するのが伝統。ジブリのNo.1監督は「宮崎駿」を襲名。これで決まり!
It's not who is right, it's who is left.
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
映画よりこっちのドキュメンタリーを見てみたい。
Re:世襲に疑問 (スコア:4, おもしろおかしい)
2.試写会に呼び、一緒に見る。
3.不覚にもうるっときてしまう。
4.試写会場が明るくなり、お互いに顔を見合わせ照れ笑い。
5.「ちょっと一杯やって帰るか」「うん」
あーやばい、もらい泣きしそう(;-;)
# 親の入院といったイベントも入れるか
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:世襲に疑問 (スコア:1)
>この手の分野って世襲するようなもの?
その前に世襲させられる子孫を残せればいいんですけどね。
#己の人生がうまくいかないからこそ、空想を描き、物語る人になるのだと私は思う。
#人生が充実していれば、わざわざ虚構を構築する必要なんてないのだから。
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
英才教育を施すのなら、それなりに世襲も意味がある。
問題は、宮崎Jrがアニメに若い頃から関わってきた
わけでもなんでもないことだが。
Re:世襲に疑問 (スコア:0)
それとも、単に二代目が出てきたことをバッシングしているだけ?
Re:世襲に疑問 (スコア:1)
押井守もアニメ業界では本流ではなかったですが。
周りを巻き込んでアレしてますし。
御大の場合後継者と目された弟子の夭折が、
息子を担ぎ出す遠因ではないかと。
____
#風邪をひきました、脳が故障しています
#残念ながら仕様です。
えーっ、新聞によりますと、 (スコア:1, 参考になる)
広告特集なのでアサヒ・コムには記事が掲載されていません。
で、鈴木敏夫氏のインタビューによると、
宮崎吾朗氏がシナリオ、絵コンテ、と作業を進めたが、キャラクター設定がなかなか決まらなかった。
そこで鈴木氏が「宮さんの画をつかったら(笑)」とアドバイスした。
「シュナの旅を使うことは僕が本人から了解をとりました。シュナの旅はゲド千期に影響を受けて描いたものだと、そのとき、宮さんから聞きました。ですから、今回の映画のクレジットは、原作は、ル=グゥインのゲド戦記、原案を宮崎駿のシュナの旅にしたのです。」
「」内は記事から引用。
既出のヨミウリネット版の記事と併せて読むと興味深いものがあります。
全部で三面ある広告記事のうち一面が鈴木氏のインタビュー。
あとの二面が宮崎吾朗氏と岡田准一氏の対談記事なので関心のある方はご近所の図書館で閲覧してみてはいかがでしょうか。
Re:えーっ、新聞によりますと、 (スコア:1)
あくまでもゲド戦記を映画化するわけだし。
作画参考なんて言ってたら (スコア:0)
これで何回目の焼き直しになるのかわからないけども
共通部分の (スコア:0)
でもストーリーを見ると,1~4巻のゲド戦記の時系列をどう混ぜたのか判らないほどなので恐ろしくいやな予感がします・・・.
#シュナの旅は単独でやればよかったような気がするなぁ.
Re:共通部分の (スコア:2, 興味深い)
原作では、それぞれの話でゲドやテナーの年代・境遇が異なり、その状況に合わせたストーリーになっているわけで、
例えばテルーというキャラクターは、老年の、しかも魔法を失ったゲドと対比させてはじめて意味を持つのだと思うわけです。
しかし、さいはての島でのゲドは壮年期で魔法使いとして最も脂ののった時期・・・。
影についても、青年期の傲慢な魔法使い(見習い)であるゲドだからこその対立軸。
もはや、ゲド戦記さえ「原案」扱いにすべきだと思うのですが。
Re:共通部分の (スコア:1)
そうですか、影も出るんですか……原作の「ゲド戦記」のファンは見るのに忍耐が要りそうですね。
一部blogで話題に? (スコア:0)
特に見当たらないんだが・・・
サイト上も変な点はないようだし。
「一部blog」じゃなくて「いちblog」だったら笑えるんだけど。そういうオチじゃなくて?
slashdottedしちゃうから実名は挙げられないんだろうけど、単なる話題作りで騒ごうと
扇動してるだけに思えたです。
# 猫の恩返しが大好きニャのでAC
Re:次は (スコア:1)
ファンタジーもいいんだけど、「未来に希望が持てる」あたりが主題である、という大義名分で、未来劇も希望。