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アレゲなニュースと雑談サイト

GetSetによる 2006年08月16日 9時00分の掲載
確かに原作とは別物の仕上がりだったし…部門より。

x-AC曰く、"「ゲド戦記wiki」にて、ジブリ版「ゲド戦記」の完成品を観た原作者アーシュラ・K・ル=グウィンのコメントの翻訳全文が公開されている。まだ「(仮)」の状態だが、直訳版と意訳版と中立版の三種類のバージョンを用意して極力誤読を避ける工夫がされているようだ。
その中で氏は、作品そのものについては、「映画は、小説を正確になぞろうとすべきではない」と断わりつつも、

アメリカと日本の映画製作者はどちらも、名前といくつかの考え方を使うだけで、わたしの本を原作と称し、文脈をあちこちつまみ食いし、物語をまったく別の、統一性も一貫性もないプロットに置き換えました。これは本に対する冒涜というだけでなく、読者をも冒涜していると言えるのではないでしょうか。
……と述べており、映画のいくつかの要素は褒めつつも、やはり心中穏やかではない様子が察せられる。

興味深いのは、今回のジブリによるこの映画の成立の経緯について語っているところで、どうも最初は宮崎駿が引退するので監修にまわるという話だったのが、そういうことは全くなく制作が進められ、また、宮崎駿自身も引退などはせずに新作に着手していると知って大いに失望したとのことらしい。曲がりなりにも世界3大ファンタジーのひとつとも言われる作品をものしたSF・ファンタジー界の重鎮であるところの彼女を騙すようなことをして、いったいジブリは何をしたかったのだろうか?"

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  • まあ確かに (スコア:5, 興味深い)

    raijin (7091) : 2006年08月16日 9時11分 (#997422)
    この前見て来ました。

    大方は無難に纏まっていて、数点、説明不足だなと
    思いつつも、それほど物語りの破綻はありませんでした。
    ただ世界観の説明は全然されなかったので、
    そこで入れなかった人はつらいかもw

    おっしゃる通り、つまみ食い+シュナの旅=今回の映画版なので、
    小説を読んでいる人には辛い内容でしょう。
    ジプリは主題をゲド戦記とするよりも、
    別題名として、原案、参考にル・グゥインを
    入れたほうがよかった気がします。

    • Re:まあ確かに (スコア:5, 参考になる)

      tuneo (2938) : 2006年08月16日 13時03分 (#997602) ホームページ 日記
      こないだの日曜日に見てきました。

      午後6時からの上映ということで(他にも原因があるかもしれないけどw)映画館は空いていて快適に鑑賞できましたが、映画自体は楽しめませんでした。「俺はゲド戦記なんて何も知らないんだ!!」と暗示をかけて見た結果は以下のとおりです。
      # 実際には15年来の愛読書ですが、オートコンプリートは無効にして鑑賞しました。

      > ただ世界観の説明は全然されなかったので、
      > そこで入れなかった人はつらいかもw
      世界観の説明(真の名前と魔法の関係とか、宇宙の均衡とか、竜と人の起源とか)はハイタカやエンラッドの魔法使いがものすげぇ説明的な台詞でやってます。問題なのは世界観ではなく、原作読まんとわからない固有名詞の山でしょうね。パルンの知恵の書とかロークの大賢人とか、エンラッド王家とかアチュアンの墓所とか……。

      > 大方は無難に纏まっていて、数点、説明不足だなと
      思いつつも、それほど物語りの破綻はありませんでした。
      あっちこっち中途半端で破綻していますけど。影は結局どうなったんだとか、ぶっ壊れた均衡は結局どうなったんだとか全部置き去りです。俺はこのレベルの破綻は「致命的」と言ってしかるべきだと思いますが。
      # どうなるかと思って見ていたらそのままハッピーエンドになだれ込んだんで唖然としました。

      あと、ハイタカもクモもアレンもヘタレ過ぎ。ハイタカは「ちょっと魔法が使える壮年のおっさん」がせいぜいのところであって、世界一の知恵者であるところのロークの大賢人とは到底思えませんでした。アレンも「カルシウムが足りてないキレやすい若造」としか思えないし。
      # テナーは(ちょっと若すぎるけど)おおむねイメージどおりで萌えたのでtuneo。
    • Anonymous Coward : 2006年08月16日 11時29分 (#997517)
      本を読んでから映画を見てきました。
      感想は、
      前半「つまらねー」
      中盤「うーん」
      後半「これで終わり?」
      上映後「作者かわいそう」

      後半のアクションシーンは思わず見入っちゃいましたがそれだけでした。
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  • アメリカと日本の映画製作者はどちらも、名前といくつかの考え方を使うだけで、わたしの本を原作と称し、文脈をあちこちつまみ食いし、物語をまったく別の、統一性も一貫性もないプロットに置き換えました
    ハウルの動く城(Diana Wynne Jones)
    耳をすませば(柊あおい)
    魔女の宅急便(角野栄子)
     どれも、原作というよりも原案に近いものにされています。原作と呼ぶに相応しい敬意を、作品中で払ってきたとは私は思えません。その延長線上にあるのではないかと。
    --
    Foot to the Home
    変なもの部 [slashdot.jp]
    • Re:原作無視 (スコア:3, 興味深い)

      Anonymous Coward : 2006年08月16日 9時26分 (#997434)
       原作を無視されても、圧倒的な表現力で表現されるなら、ル・グインも文句はなかったんじゃないかな。彼女は駿さんにそれを期待してたんだよ。  でも、無名の新人監督の表現はあまりに未熟で、がっかりしちゃったんだと思う。こまごま、ここはおかしいと指摘しているのはそのためでしょう。
    • yasuzaemon (4716) : 2006年08月18日 12時34分 (#999186) 日記
      「耳をすませば」については私は良い換骨奪胎だったと思ってます。

      しかし今回ばかりはぶち切れた。ジブリなど竜の劫火に飲みつくされてしまえ!
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  • kero (6940) : 2006年08月16日 9時12分 (#997424) ホームページ 日記

    私は原作の最初の2巻しか読んでない上に,映画を見に行ってないので…言える立場じゃないかもしれない.

    最初の2冊の間の10~15年くらいの期間を使っては、と提案しました。私たちは、その頃ゲドがどうしていたのか、大賢人になったということ以外には知りません、宮崎さんはいくらでも好きなように作っていいですよ、と。

    翻訳を読み始めのところにあるこの一文通りだったら,宮崎駿監督だったら,是非見てみたかったなー

    --
    kero
    • >その頃ゲドがどうしていたのか、大賢人になったということ以
      >外には知りません、宮崎さんはいくらでも好きなように作って
      >いいですよ、と。

      むしろここまで好条件を与えられながら、まったく持って無駄にしてしまったジブリの罪は軽くないですな。
      ジブリつうか、今回の件で親父→息子を主導したのが誰か
      によりますが。
      --
      ____
      #風邪をひきました、脳が故障しています
      #残念ながら仕様です。
  • Anonymous Coward : 2006年08月16日 10時12分 (#997448)
    >アメリカと日本の映画製作者はどちらも、
    いやー、アメリカ・日本に限った話ではない気が。
    ホンの映像化って、絶対原作をぐちゃぐちゃにするもんだと思ってます。ガキの頃からずっと感じ続けて、も、怒るのも疲れました(^^;。
    だから私は、未読な原作ものの映像作品は、まず映像の方を先に見ます。既読な原作ものの映像作品は、極力見ません。
    • nanno (17292) : 2006年08月16日 11時04分 (#997498)
      私は逆だな。できるだけ原作を先に読む。映像化作品を見て「やっぱりダメだね」で忘れる。
      映像を先に見てしまうと本を読んでいる時に俳優の顔が浮かんでしまって興ざめだから。
    • 発言しようかしまいか迷いましたが、思い切って書いてみることにします。

      ちなみにアニメは総合芸術に近いものだと思うので、
      作画とか声優とかも大事だとは思いますが、
      それらの観点では今回のトピック内容に合わないと思ったのと、
      自分がストーリー&世界観スキーだという理由から、
      ストーリーという観点から書いてみます。

      • 原作とほとんど同じだが、それが高く評価されているアニメ
        • 蟲師(原作は漫画)
      • 原作を改編しているが、その部分についても高く評価されているアニメ
        • プラネテス(原作は漫画)
          →タナベが最初から出てくる
        • 十二国記(原作は小説)
          →登場人物が2人増えてる

      アニメ版「プラネテス」は、
      しょっぱなから「愛、愛」言ってるタナベが、
      ストーリーに一貫性を持たせることになっていて見やすかったです。

      アニメ版「十二国記」の、蓬山で鈴が泰麒に会ってた、
      という設定はかなり良かったです。(確か原作にはなかったはず)
      鬱展開が苦手なので10話までは厳しかったですが、
      残りの3/4は楽しく見させてもらいました。

      蛇足になりますが、攻殻機動隊S.A.Cは原作とは比較できないですし、
      鋼の錬金術師なんかもメカキンブリーが出てくるまでは結構良かったと思うんですが・・・

      ただ、最近思うのが、
      アニメが既存の作品の厳密な映像化しかやらなくなったらそれはそれでつまらないなぁ、というのと、
      原作を部分的に改変するっていうのは二次創作にすぎないんじゃないかという気がして、
      手放しでは喜べないんです。
      (もちろん、二次創作が悪いって言う意味ではなくて、
       世の中に存在するアニメのほとんどすべてが二次創作的なアニメで良いのか?
       っていうことです)

      もちろん、アニメにはアニメでしかできない事があると思うし、
      アニメ監督と呼ばれる人には是非それを実行してもらいたいけれど、
      アニメそのものが原作、っていう作品がもっと増えて欲しいなと思います。

      # 最近みんな「萌え萌え」言ってるけど、アニメってそういうもんなんでしょ?
      # という人には、アニメ入門としてプラネテスと十二国記を薦めています。
      # アニメにはいつまでも誰かのエンターテイメントであって欲しいと思います。

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  • 映画監督まで世襲制 (スコア:3, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2006年08月16日 10時22分 (#997454)
    映画監督まで世襲制にするこたないだろうに。

    大監督の息子というだけで大した下積みも実績も才能もない人を監督に使うからこういうことになる。

    まあ、日本の大衆の方が超ブランド志向、ジブリなら何でもで、宮崎監督と書いてあろうものなら何がなんでも見に行くってんだから、仕方がないか。
  • 蚊帳の外 (スコア:3, 興味深い)

    Anonymous Coward : 2006年08月16日 10時22分 (#997455)

    ゲド戦記は読んでませんし、映画を観に行こうとも思わないので今回の話は蚊帳の外ですが。

    読者の立場としては、私の場合、自分が思い入れのある作品の他メディア化作品は見ません。 原作に100%満足しているなら、余人の手が加わることで更に良くなることはありえないので。

    原作者については気の毒だけど、まあ自業自得でしょう。他メディア化にリスクはつきもので、決定権は彼女にあったんですから。 そもそも、宮崎駿自身、それも今のピークを過ぎて久しい宮崎駿ではなく、ナウシカ制作時の一番脂が乗っていた宮崎駿に制作してもらえるチャンスを、ル=グウィン自身が棒にふっているんですし。

    今から28年前。僕(鈴木敏夫)と宮崎駿が出会い、最初に作ろうとした作品がこの『ゲド戦記』でした。その時は、原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンさんに(映画化を)断られ、残念ながら実現しませんでしたが、4年ほど前に、ル=グウィンさんのほうから、映像化の打診があったんですね。

    宮崎吾朗監督&鈴木敏夫プロデューサーが語るファンタジー大作「ゲド戦記」が出来あがるまで [walkerplus.com]

    この時、もしナウシカではなくゲド戦記が作られていたら、その後の日本アニメ界はどうなっていたんだろうと考えると、まあ断ってくれて良かったかな。

  • 2004年のテレビドラマ版 [imdb.com]は結構いろんな賞にもノミネートされたようですが、原作にないキャラを導入するなど、かなり改変もあったようです。これについての作者コメント [ursulakleguin.com]を見ると、
    I wonder if the people who made the film of The Lord of the Rings had ended it with Frodo putting on the Ring and ruling happily ever after, and then claimed that that was what Tolkien "intended..." would people think they'd been "very, very honest to the books"?

    (「指輪物語」を映画化した人が、フロドが指輪を身につけて支配者となって、めでたしめでたしという結末にして、「これがトールキンの意図だ」と言ったら、それは「とても原作に忠実だ」と人は思うでしょうか?)

    ということで、これも作者にとっては不満だったようです。

    いったんOKしてしまったら、作者があれこれ口を出すことはできないようですし、実際そういうことがあっては、ろくな映画はできないだろうと思います。作者にできることは、原作と映画は別ものだとしっかり主張すること、あるいはそもそもOKしないこと、なのでしょう。

    むしろ不思議なのは、ジブリのほうで、それほどの改変をおこなうのに、なぜ「ゲド戦記」のタイトルが欲しかったかということですね。
  • 原文へのリンク (スコア:2, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2006年08月16日 10時24分 (#997456)
    彼女のコメントへのリンク [ursulakleguin.com]です。

    Wikipediaの翻訳も非常にレベルが高いのですが、微妙な表現も多く、レトリックも含まれているので原文への参照は欠かせないと思います。
  • 世界三大ファンタジー (スコア:2, すばらしい洞察)

    chu-chu (7456) : 2006年08月16日 11時13分 (#997506)
    どうも納得がいかないのだが、世界三大ファンタジーって本当に「指輪」「ナルニア」「ゲド」なの?
    「指輪」は不動だと思うが、私なら「ナルニア」を抜いて「エルリック」を入れる。人によっては「コナン」を入れたがるかもしれない。
    古典に拘らなければ、「ハリーポッター」も確定だろう。
    私の3大は「指輪」「エルリック」「パーンの竜騎士」だが、みんなはどうよ?

    # パーンはSFなのかもしれんが...
  • ゲド戦記の原作を読んだことはないけど,原作に忠実かどうか,ストーリーとして破綻してないかどうか,という問題以前に,部分部分を張り合わせて作った映画にしか見えないんだけど.そもそも完成度が高ければ,面白くなかったって人もこんなに出て来ないだろうし,原作者だって,原案あろうがなんだろうが文句は言わないでしょ.

    見てきて気になったのは,
    • 統一感の取れていない描画(風景や序盤中盤の人の描画と後半の女魔法使いの描画には差がありすぎ)
    • 風景を見せるだけの冗長な展開
    • お前は誰に語ってるんだ,という説明的なセリフ
    • 伏線と言えないほど稚拙な伏線の張り方(展開に不必要な部分も多いのに,必要な部分で無理な展開が多い)
    などです.

    そもそも,見終わったあと,かなりショックが大きかったですよ.これがジブリ品質かと...知り合いの名前がスタッフロールにあって,ちょっと複雑な気分だった.

    大体,伏線ってのは,ハウルだったら,街角の新聞でチラっと王子が行方不明みたいに,それとなくやるもんだと思うんだけど,そもそも今回の映画の場合,最初の海のシーン(特に風の名前がとかいう場面,これによって後ろの展開の理解が進むと言うよりは,後半の展開から,ここの意味があとでわかるっていう感じなので,ゲド戦記的には必要かもしれないけど,この映画には不要だよね)とか,二人で川を渡ったり歩いてるシーンなど,必要なのか疑問なところが多い.

    それに草原で歌を歌うシーンも,世界観なのかもしれないけど,この映画だけを見たら,突然すぎる.それに,後半の説明でわかることだけど,この若い男の主人公の性格がころころ変わる説明には真面目に考えたらなってないよね.

    そういうことを考えると,ジブリ映画「ゲド戦記」としての完成度の問題としか思えないんだけど.

  • 原作者がチェックしてればいいじゃない、というが
    それをすると「監督が十分に能力を発揮できなかった」とか言われる。

    まあどうせ金曜ロードショーでやるんでしょ。その程度のもん。

    「アニメなんて内部はごたごたの固まりさー。できのいいアニメなんて本質的にはどこにもないさー」と斜めに構えてばかりのROBOTECHer(これもこの数年ぬえと竜の子と万代と大西と黄金調和の間でゴタゴタして碌な事になってねーな)
    --
    +=======------
    | K.Hamaura a.k.a. SeyfertSluw
    | 「SFはどこまで実現するか」 復刊希望は→http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4901
  • Anonymous Coward : 2006年08月16日 9時27分 (#997436)
    儲けたかったんじゃないの?
  • ジブリは欲張らずに (スコア:1, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2006年08月16日 10時50分 (#997483)
    「ロカノンの世界」でもアニメ化すれば良かったんじゃない?
  • Anonymous Coward : 2006年08月16日 12時51分 (#997589)
    キャラクターがみな白人に見えるとルグィンは思ったようです。
    ジブリのオフィシヤルホームページのキャラクター紹介を見ましたが、実際私にも「ハジア売り」が日本人、「女主人」が東南アジア人に見えるくらいで、その他は白人に見えます。黒人に見える人はいません。

    ジブリは「日本人が見れば違う」と言ってごまかしたようですが、不正直ですね。

    全体に、ジブリ側の不誠実さが目立つ一件です。
  • koekn (10830) : 2006年08月16日 15時19分 (#997713)
    今回の映画、面白かったよって人はいませんかね?
    普段は他人の評価はあまり気にしないようにしてるんですけど、これに関してはやたらと悪評ばかり目立つので見に行くのがちょっと怖かったり。

    作曲者のファンなんでサントラは買ったんですけどね。
    #サントラはすばらしい出来でした
  • Anonymous Coward : 2006年08月16日 19時11分 (#997928)
    ジブリ、次なる新作は「ゲド戦記」
    -------------------------------

    宮崎駿が作るよりは、ましじゃないのですか? (スコア:2, すばらしい洞察)
    inoue04 (26256) のコメント: 2005年12月13日 22時10分 (#848358)
    ( http://inoue0.exblog.jp/ | 最新の日記: 2006年08月11日 10時39分 )
     今やジブリは非宮崎の方がおもしろいんですよ。

    映画にもそこそこ期待するとして (スコア:2, 興味深い)
    fuchikoma (2044) のコメント: 2005年12月13日 17時32分 (#848154)
    ( 最新の日記: 2003年06月22日 4時38分 )
    映画の出来もそれなりに期待しますが。

    スタジオジブリ「ゲド戦記」の原案に「シュナの旅」の怪
    -----------------------------------------------------
    Re:世襲に疑問 (スコア:2, 参考になる)
    kayakiss (20105) のコメント: 2006年07月07日 13時45分 (#974394)

    でも、持った印象は、「アニメ映画監督同士として真剣にぶつかりあってるんだな」というものでした。
    親子だからこそ、甘く見てはいけない、甘く見られたくない、という気持ちがものすごくあるんじゃないかな?というように感じ取りました。

    吾朗監督はアニメ映画監督として、真剣に取り組んでいるんだと、私は監督日誌 [ghibli.jp]を読んで思いました。
  • Re:辛辣ですね (スコア:1, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2006年08月16日 9時52分 (#997441)
    原作者は日本と一緒にアメリカのことも書いてますが、それはもしかして同時期に日本で発売になったDVD『ゲド 戦いのはじまり』 (発売元サイト [nikkatsu.com])のことなのかな?
  • Re:辛辣ですね (スコア:2, おもしろおかしい)

    gigo (21150) : 2006年08月16日 10時20分 (#997451) 日記

    なんだか3人の人が意見を言っているようになってきたので、それぞれM$要約機にかけてみました。25%要約だと重要な文を抜き出そうとしますが、さらに減らすと文を再構築しようとします。一層ヘンになりますが原文があれば意味が分からなくなる事はない。

    原作を壊していると良く言われていますが、何を壊したかは皆さん沈黙しているようです。それを意訳氏は肌の色に対するメッセージと言っています。それをまた解釈するのもあれですが、吾郎氏には案外好意的で、良い映画作りをもっと日本の人全体に問いかけているような気もします。

    (直訳)私は彼の仕事を知りませんでした。私はディズニー・タイプの映画しか知らず、それは嫌いでした。私は断りました。私は、そんなことは知りたくなかった。 私が去ろうとしたちょうどその時、宮崎吾朗氏が私にたずねました。それは私の本ではありません。映画の多くはきれいでした。映画の多くはエキサイティングでした。映画の多くは、私が思うに一貫性がありませんでした。私は、この映画の「メッセージ」が少々高圧的なで荒っぽく感じます。
    (意訳)原作者にたいして、「なぜ映画では・・・?」私と、Earthseaの版権の管理をしている私の息子と、話をするためです。映画についてあの映画は、私の本ではないですね。その暴力は、私にとっては、私の原作の精神を冒涜するものだと思えたほどのものでした。 まずアメリカの映画会社そして、今度は日本の映画会社。私の物語を 白人化したことにつき、テレビ局に対して私は激怒しましたし、私は彼らを許し ません。 映画のほとんどの登場人物が、私には白人に見えました。
    (中立)宮崎吾朗氏がスタジオ・ジブリと製作したアースシーの映画版、『ゲド戦記』に対するはじめての回答。 と思っているのですから。 その後の映画製作は猛スピードで進行しました。映画 帰り際に宮崎吾朗氏がわたしに「映画は気に入っていただけましたか?」いい映画でした」と答えました。 全体としては、美しい映画です。映画の“メッセージ”も、やや不器用に思えます。原作の道徳的な意味合いも、映画ではあいまいになっています。
  • sadasan (29024) : 2006年08月16日 13時47分 (#997642)
    今回の事例では、原作者は「宮崎駿が手がける」事を前提に映像化を許可したにも関わらず、
    ふたを開けてみたらド素人の息子にやらせていたと言う時点で問題があるでしょう。

    (映画の)作品としてのデキがどうとか言う以前に、何故原作者が映像化を拒んでいたのか、
    それを何故彼が「宮崎駿に託した」のか、そして映画を見てどう思ったのか。

    心中お察し申し上げますとしか。

    「ゲド戦記」が映像化しづらい作品である事は原作者本人が一番よく分かっていた事だろうし、
    だからこそ、今回まで映像化の話を断り続けたのだろう。
    それでも、今の宮崎駿なら多少のアレンジはあれど旨く
    調理してくれるだろうと託してみたらこの有様。
    そりゃ、苦言の一つも言いたくなるわな。

    これが赤塚不二雄氏だったら、*灰皿が飛んできたところですよ。

    *メガドライブソフト「おそ松くん はちゃめちゃ大作戦」のあまりのデキに立腹した氏が、
    ソフトを持参したセガ社員に灰皿を投げつけたという説話に基づきます。
    • Anonymous Coward : 2006年08月16日 19時34分 (#997942)
      >私は宮崎氏に、最初の2冊の間の10~15年くらいの期間を使っては、と
      >提案しました。私たちは、その頃ゲドがどうしていたのか、大賢人になった
      >ということ以外には知りません、宮崎さんはいくらでも好きなように作っていいですよ、と。
      >(私は彼の他の誰にも、こんな提案はしていません。)

      このあたりを読んでいると、いかにル=グウィンが宮崎駿を高く買っていて、
      (その能力を)信頼していたかが伺えてやりきれません。
      宮崎駿なればこそある意味フリーハンドと言っていい申し出をしたんでしょう。
      この申し出は、最大限の信頼の表現だったと思うんですが…

      宮崎駿にやらせてダメだったなら、それはル=グウィンの眼鏡違いであった、
      あるいは誰もアースシーを映像化なんざできないんだよ、
      とまあそういう話になったと思うんですがね。

      結局宮崎駿はノータッチで結果は見ての通り。
      なんか暗澹としますね、今回のいきさつ。

      宮崎駿もその昔「ゲド戦記の映像化は許せない、もしやるなら俺がやる」
      とまで言っていた(出典失念)んだから、
      是が非でもクチを出せば良かったものを……
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  • リスナーかと。
  • >後から文句言うくらいなら、監修として現場にずっと張り付いてればよかったのに

    小説家はあくまで小説家であって、監督業にあらず。
    それだけ「宮崎作品」を信頼していたんでしょうな。
    まさか、監督としてはド素人の息子に丸投げされるとは想定外だったでしょう。
    初めは宮崎駿が制作する事前提で話が進められ、
    後戻りできないところまで来て本人は全くタッチしていない、と聞かされたようですし。
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