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Novell創業者、レイ・ノーダ氏が死去 8

ストーリー by kazekiri
訃報 部門より

あるAnonymous Coward曰く、" ITmediaの記事によれば、 Novellの創設者のレイ・ノーダ氏が10月9日に死去したとのこと。 彼の後ろ盾により、NovellNetWareを押し進め、 Microsoftが進出してくるまでは企業内ネットワークの主要プレーヤー に仕立て上げた。記事でも 「Microsoftの力を読み違えて苦境に見舞われた」と書かれているが、 今のSUSEを立ててMSに対抗しようということも彼の信念がそう させるのかもしれない。謹んでお悔やみ申し上げます。"

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  • by Anonymous Coward on 2006年10月11日 14時27分 (#1035409)
    ま、実質同じようなものですが念のため。

    Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/Novell [wikipedia.org]

    元々中のひとだったので感慨深いものがあります。
  • by Anonymous Coward on 2006年10月11日 16時21分 (#1035532)
    ・USL
    ・SuperNOS
    ・Caldera Inc.(->Caldera International -> Caldera Systems -> The SCO Group)
    ・Caldera Network Desktop
    ・ランサム・ラブ
    ・キャノピー・グループ
    ・ダール・マクブライド
    • by KENN (3839) on 2006年10月11日 23時08分 (#1035848) 日記

      SystemVで商売をしていたUSL(UNIX System Laboratories)と、BSDを配布していたカリフォルニア大学(と、それをベースにして商売をしていたBSDI)との訴訟合戦を終戦に導いたのは、間違いなく彼の業績のひとつだと思います。直接ではないにしろ、当事者の一方(USL)を買収した会社のCEOとして、「争う場は法廷ではなく市場にする」と訴訟終結への方向性を示し、解決を促した訳ですから。

      参考:バークレー版UNIXの20年 [oreilly.co.jp]

      その彼がNovellを退社した後に起こしたCalderaが紆余曲折を経て現在のSCOとなり、Linux関連の一連の訴訟で会社の存続を図ろうとしている(ようにしか見えない)のは、何か歴史の皮肉を感じます。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年10月12日 10時33分 (#1036004)
        「争う場は法廷ではなく市場にする」というのは、それがよりメリットを生むと考えたからでしょう。
        自分の負けも含め結果を受け入れる、立派な市場原理主義という訳ではなかったと思います。

        元カルデラという視点でなく、元ノベルという視点で見ても法廷で解決する会社 [cnet.com]になったのですし、
        カルデラもMSに対しては、DR-DOSを巡る訴訟 [asahi-net.or.jp]を起こしています。

        SCOにしても、彼らにとっては「勝つためor生き残るためにそれしかない」
        という状況で打ったのでしょうから、賛成はしませんが経営陣の判断としては
        理解できる部分はあります。(SCOのクレーム内容は斜め上すぎですが)
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2006年10月12日 11時31分 (#1036026)
          • 訴訟に負ければ、SystemVの商売に影響が出る
          • 負けなくても、訴訟の継続はSystemVの商売に良い影響は与えない
          • 訴訟に勝ってBSDの配布を止めさせ、UNIXの独占権を得られたとしても、その結果得られる利益が訴訟費用を下回れば意味が無い
          など、経営者として様々なファクターを考慮した上での判断なのでしょうが、Novellの介入前の状況はどう見ても泥沼で、光の見えない状況でした。訴訟が長引けば、当時まだ生まれたてのFreeBSD/NetBSDは、発展する機会も与えられず消滅した可能性も無かったとは言えません。事実、FreeBSD 1.1.5.1の配布物はネットワーク上から一時的に消滅 [nagoya-u.ac.jp]しましたし。
          親コメント
          • すいません、ちょっと誤解される表現だったかも、メリットというのは
            必ずしも積極的に利益を生むという面だけでなく、おっしゃるように
            リスクを回避する、係争から降りるという点も含めていたつもりでした。

            レイ・ノーダ氏が金に目がくらんだ訳でもなく、情に流されたわけでもなく、
            その時点で企業経営者として合理的判断をしたと言いたかった。
            それを踏まえたうえで、タレコミ文を読み返して気になったのですが、
            MSの力を読み間違えて力を見誤った最大のキーマンはIBMでしたね。
  • by Anonymous Coward on 2006年10月11日 13時39分 (#1035383)
    中島みゆきの「時代」が俺の頭の中で繰り返される。

    俺も年とったか。
  • by Anonymous Coward on 2006年10月12日 3時57分 (#1035933)
    久しぶりに見てみたら、事実上消滅していた訳ですか‥。
    一応、残骸的に残っている様ですが昔の日本法人のサイトのトップページは
    米国サイトに強制的に飛ばされてそれっきりです。(日本サイトへのリンクも無し)

    どおりでノベルニューズレターを暫く見てなかった訳だ。
    (バックナンバーは2006/3 No.390が最後)

    #栄枯盛衰
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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