コンテンツ保護技術に関する特許侵害でカナダ企業がソニーを提訴 6
ストーリー by GetSet
最近のソニーは何かとトラブルに巻き込まれるな 部門より
最近のソニーは何かとトラブルに巻き込まれるな 部門より
Sakkanen 曰く、
やや旧聞に属する話となったが、 Tech-On!の記事によると、カナダのCerticom Corp.が、 同社の保有する 米国特許2件を侵害しているとして、ソニーを米国の連邦地方裁判所に提訴したらしい。
問題の特許は、楕円曲線暗号技術に関連し、Blu-ray装置に使われている著作権管理技術AACSや 有線および無線通信で音楽と動画を圧縮して配信する際に使われるDTCPを含むコンテンツ保護技術に関わるとのこと。 関わる製品としては、PS3、DVDプレーヤー、VAIO、HDTV映像対応TV等と広範囲に渡っている。
楕円曲線暗号技術に関しては、組み込み機器向けには結構一般的になってきた技術だと思うし、 標準化も進められていたと思うのだが、何か派生する技術なのだろうか。
訴える先が間違ってないか? (スコア:0)
出資してるだけで訴えられるなら東芝もだろうし
間違ってない (スコア:3, すばらしい洞察)
で、そこでの侵害が確実に成った時点で、AACS LAにそのライセンス費用の負担を求めるってのが正しいかと。
AACS LAの参入企業で叩けそうなのはSony、松下、東芝辺りだろ。(IBMやIntelやMicrosoft、果てはディズニーなんぞ相手にしたく無かろうし)
松下、東芝は現状、形振り構わないレベルでの売り込みしていない。って事は余裕が有りそうだからじっくり遣られると面倒になる可能性がある。
で、現状SonyはBD普及の為には、本当に形振り構わない(自グループの金ヅルだったPSを潰しかねない位の)売り込みをして居るってのが、余裕が無いから与し易しと見られたかもね。
Re:間違ってない (スコア:5, 興味深い)
また、仮に特許が有効とされたとしても、その責任をAACS LAに求めるのもお門違いでしょう。この手の団体は、自らが管理する特許についてはライセンスすることができますが、規格を実装した結果、他社の特許に抵触しないことを保証しません。
たとえばMPEG-2などは、大半の特許をMPEG LAが保有していますが、MPEG LAで管理されていない特許技術も含まれており、それらとは個別に契約が必要になります。
今回の提訴の結果がどうなるかは法廷の判断に任されるものと思いますが、最初にSONYを訴えたのは、やはりSONYが「相手にしやすい」会社だと思われたからでしょう。JPEG特許の時を思い出してください。JPEGに関する基本特許を保有すると主張したForgent社が、ソニーをはじめとした多数の日本企業を訴えた事例を。
このJPEG特許では、まっ先にライセンス契約を行い、ライセンス料を支払ってしまったのがソニーですから。その後どうなったかはご存じの通り。
Re:訴える先が間違ってないか? (スコア:1)
SONYが一番与し易いと考えられたんじゃないですかね。
Re:訴える先が間違ってないか? (スコア:1, 参考になる)
詳しく
日本語記事を読んだ限りでは、「~に関わる」だからCerticom社が独占している
独自の高速化実装があって、それが具体的にPS3やVAIO、Bravia?にあった
というようにも読めるのですが。
概要をご存知なら説明いただけますか。
Re:訴える先が間違ってないか? (スコア:0)
ところを相手にするのは正当では?
「規格を制定する」という行為だけでは別に特許を侵害しているわけではありませんよね?