ニュートン卿曰く「早ければ世界は2060年には終わる」 124
ストーリー by mhatta
あと50年もある 部門より
あと50年もある 部門より
新たな20XX問題 曰く、
3年前に/.Jで取り上げていました。asahi.comの記事によれば、微積分・古典力学の創始者である英国の物理学者・数学者、アイザック・ニュートンが、「早ければ2060年に世界は終末を迎える」との予言を記したメモが公開され話題になっているらしい。AP電によるとこのメモはオークションで競り落とされてイスラエル・ヘブライ大学に寄贈・保管されていたもので、現在展覧会Newton's Secretで公開されている(「2060」が書き込まれているページ、ヘブライ大学のプレスリリース)。ニュートンは黙示的な内容で知られる旧約聖書のダニエル書を読み込んでおり、「Observations upon the Prophecies of Daniel, and the Apocalypse of St. John」(Project Gutenberg)を(死後に)出版するほどだったが、2060年という数字もこのダニエル書の解読から導かれたものだと言う(計算方法はこちらのblog記事を参照、原論文「“A time and times and the dividing of time”:Isaac Newton, the Apocalypse and 2060 A.D.」、Stephen D. Snobelen)。
普遍史観 (スコア:4, 参考になる)
その当時の西欧世界では、歴史にはト書きが存在していて、それにしたがって時代が流れていき、「最後の審判」を迎える--という考え方が知識層には一般的であったようです。「自然哲学の数学的諸原理」(プリンキピア)はあまりに有名ですが「自然哲学の神学的諸原理」という本の執筆をしていたという説もあるようです。
それ以外にも三位一体を認めない異端のアリウス派信者であるともされており、科学的業績を別にしてもニュートンは非常に興味深い存在のようです。
ニュートンが錬金術を研究していたことに驚いたこともあるのですが、錬金術との訣別を宣言した「近代化学の父」であるドルトンが生まれたのが1766年、ニュートンが死んだのが1727年ということですから、ニュートン存命のころは科学者として当然のことであったのかもしれません。
Re:普遍史観 (スコア:2, すばらしい洞察)
基準を今に当てて考えるのは無理があるし。
しかも数百年前。
どちらがおかしいかって、比べるほうがおかしいよ。
#ネムイヨー・・・ネタイ・・・
Re:普遍史観 (スコア:3, 参考になる)
厳密にはメチル水銀による中毒性の神経系疾患なので、
水銀中毒全般が水俣病なわけでもないですし、
メチル水銀中毒は全て水俣病と呼ぶことになっている
わけでもないので、その表現は正しくないです。
Re:普遍史観 (スコア:1, 興味深い)
民間では、当の韓国人も「~は日本人ニダ!」とか「~は韓国が起源」なんてのは信憑性に乏しく馬鹿馬鹿しい主張だと思ってたりします。
連載再開ですね (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:連載再開ですね (スコア:1)
マラソンで二位を抜いたら何位?
Re:連載再開ですね (スコア:1, おもしろおかしい)
キバヤシ「つまり、1999年の滅亡はニュートンによって阻止されていたんだよ!」
一同「な(ry」
キバヤシ「それにしても、2060年という事は俺たちが元気な保障はないし、
そこまで引っ張るには緊張感が無いな…50年位早まるようにこじつけるか…」
Re:連載再開ですね (スコア:3, おもしろおかしい)
キバヤシ「まさにコペルニクス的転回!」
「いやニュートンだって」
Re:連載再開ですね (スコア:1)
リトルインディアン? [wikipedia.org]
10台のリトルエンディアンCPU~♪
電波にマジレス (スコア:3, すばらしい洞察)
ただのカソリック信者のクソジジイだったわけで、そんな
のって(たとえるのは変だけど)コナン・ドイルの妖精本
みたいなもんでしょ。
適当にネタにするがヨロシ。(´ー`)y-)Д`)ジュ
Re:電波にマジレス (スコア:5, 参考になる)
っても晩年は占星学や錬金術にハマり、ほとんどオカルトマニア同然だったみたいですし、猜疑心が強いせいでメモが鏡文字だったり暗号だったりと、そーとーな電波さんだったであろうことは想像に難くありませんな。
Re:電波にマジレス (スコア:3, すばらしい洞察)
自分の持っているニュートン像としては、
もともと錬金術や占星術にどっぱまりであり、
それらの道具として科学を発展させてみた、という感じの人です。
オカルトマニアで数学物理の天才、が渾然一体で、
むしろ電波のお導きがあったからこその大業績だろうなと。
-- Tig3r on the hedge
Re:電波にマジレス (スコア:4, おもしろおかしい)
>> 自分の持っているニュートン像としては、
自分の持っているニュートン像は、ちょっとオカルトと電波の入ったマッドサイエンティスト系。
理系少女風のメガネっ娘で、髪は金髪ショートで、ちょっと寝グセっぽいアホ毛のアクセント付き。いつも赤いリンゴを両手に挟んで持ち歩いてます。
#とかいう妄想を語るスレではありませんか? そうですか。
Re:電波にマジレス (スコア:2, 参考になる)
反射望遠鏡の発明者はグレゴリーです。
ニュートンはニュートン式望遠鏡の発明者です。
Re:電波にマジレス (スコア:1)
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
昔は科学もオカルトでした (スコア:1)
人間は神によって理性を分け与えられた、特別な存在であり
その理性にそって、神が創り上げた世界を読み解いていく
それこそが、神の秘蹟に近づく一歩。
というのが、当時の研究の重要な原動力だったのではないでしょうか
結局、物質の研究ではなく、その背後にあるものに目が向いていたんですね
精神という字のなかにも神がいる
Re:練習してみるかな (スコア:3, 興味深い)
「教会」から敵視される事を恐れ、パッと見で中身を読まれない様に鏡文字を書いたのです。
これに対し「教会」は、鏡文字自体を悪魔主義者の文字として告発を呼びかけました。
現代日本人から見れば違和感はあるかも知れませんが、
彼らは「科学者である以前にひとりのクリスチャン」ですし、
権威に盲目的に従うのではなく、自分で考えて解き明かす人達ですから、
「クリスチャンでありながら教会の敵」だったのです。
Re:練習してみるかな (スコア:2, 興味深い)
・彼が左利きだったため
・印刷を容易にするため
などの説があるようですな。
Re:練習してみるかな (スコア:2, 参考になる)
左利きの人は万年筆のようなペンで字を書く場合に鏡文字のほうが書きやすいです。
だからたぶん効率化のためかと。
やってみるとわかるけど
アルファベット(日本語もそうだけど)は右利きの人が書きやすい書順になっていて、
左利きの人はペンを押すように書かないといけないので紙に引っかかりやすいです。
Re:練習してみるかな (スコア:1, 興味深い)
左右がわかんないくせに、東西南北は理解してたので、
名前を書く時には南を向いてた、、、変な子だった。
Re:電波にマジレス (スコア:1)
ピラミッドの土台になれば、将来上に立てる人が増えるわけだしね。
やばい、俺カッコイイこと言っちゃった・・・。
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:電波にマジレス (スコア:1)
#科学じゃねぇな。
Re:電波にマジレス (スコア:1)
ぎざぎざ10円 (スコア:1, 参考になる)
あなたのお財布の中にある硬貨です。
当時本物の銀貨の円周方向に旋盤で削るという偽造硬貨が作られていましたが、
彼は鍛造で製造時に円周方向にぎざぎざをつけて防止する方法を考案しました。
今でもニッケル白銅貨など高額硬貨についているのはその名残です。
Re:電波にマジレス (スコア:4, すばらしい洞察)
Re:電波にマジレス (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:電波にマジレス (スコア:1, すばらしい洞察)
その功績があるからこれだけ讃えられてるわけで。
除いた部分が一番重要なのになんでいきなり除いちゃうんですかね。
Re:電波にマジレス (スコア:5, おもしろおかしい)
気っ風の良い男前で女性にもモテモテで優しくて力持ちで言う事全部が正しい。
ってワケじゃないからです。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:電波にマジレス (スコア:5, おもしろおかしい)
> 気っ風の良い男前で女性にもモテモテで優しくて力持ちで言う事全部が正しい。
> ってワケじゃないからです。
それは
・微積分法の発見をめぐってライプニッツと20年以上も法廷闘争
・生涯童貞、どころか老境になって「やっべ、初めて女の手を握っちゃった」
・ライプニッツの訃報を聞いて「ざまみー、俺様大満足!」とコメント
・長年の錬金術研究が祟って水銀中毒の疑い
・下院議員になるが議会での発言は「暑っ、窓開けていい?」の一回だけ
・姪が蔵相の愛人である事を知り「不倫をバラす」と蔵相を脅迫、造幣局長官の地位をゲット
・陰湿な囮捜査を展開し贋金作りを撲滅
というニュートン卿への当てつけかー!
# 調べれば調べるほど酷い奴、それがニュートン。
Re:電波にマジレス (スコア:5, おもしろおかしい)
逆に、
>・生涯童貞、どころか老境になって「やっべ、初めて女の手を握っちゃった」
この部分で好感度大幅アップ。
最強クラスの大魔法使いに痺れる憧れるゥ!
Re:電波にマジレス (スコア:1)
陰湿はともかく良いことではないのかと・・・
「除けば」って (スコア:1, 興味深い)
# 万有引力の理論だって、デムパなオッサンがたまたま思いついたような代物じゃないぞ
しかも「ただのカソリック信者のクソジジイ」どころか、筋金入りの変態さんで「桁外れのクソジジイ」だ。
Re:電波にマジレス (スコア:1)
大天才は卵で時間がわかるんだよ。
すみません、卵を見つめてたかはその場にいなかったので、多分ウソです。
Re:電波にマジレス (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:世界の終わりを眺めてにんまり笑ってやりたい?(Re:電波にマジレス) (スコア:1, 興味深い)
Y2Kには期限が明示されていて、ノストラダムスは非常にあいまいな訳ですが(五島説のようなきっちりと時期を明示した解釈はオカルト研究者の間でも世界的には少数派です。大抵は旧約聖書やユダヤ教の聖書と絡めて解釈していたからもっと時期が漠然としています…20世紀以前だという解釈から西暦三千数百年頃かそれ以降という解釈まで色々あったはず。)
その時の現状に対する社会的な危機意識を喚起する方向では共通する物があったと思いますよ。
まぁ、ノストラダムスの予言の五島説の言う所の「1999年の7の月に云々」というのは元々信じている人は殆んどいなかったでしょうけど、「公害とかあるし、ソ連とアメリカが核のボタンいつ押すかわからないし、今のままだとまずいよねー」などと言う漠然とした危機意識を強めて自分の行動などに反映させた人は多かったと思うのですが。
そういう辺りが、特に80年代前後の社会や70年代以降の環境運動に及ぼした影響ってバカに出来ないと思いますよ。
当然、そのような危機状況に対して最初から意識的に向かったのでは無く、そういう方向に向かわせるためのある種のサブリミナル的と言うか擦り込み的な要素として「五島説」が働きかけた部分が大きかったでしょうけど。
Re:世界の終わりを眺めてにんまり笑ってやりたい?(Re:電波にマジレス) (スコア:1)
もしそうであれば、 こっちがなぜに「特に1980~1970年代」なのか、って説明ができない気がしますが。
つーか、 という危機感をノストラダムスと結びつけて説明する必然性が見当たりません。それだけで十分じゃん。
Re:世界の終わりを眺めるには (スコア:1)
あと50億年くらいすると、太陽が寿命を迎えたりM31星雲が銀河系と合体するようだという大きなイベントが科学者によって予言されているみたいです。どうやったら私がそのイベントを乗り越えることができるのか、とっても心配です。まる。
私の子孫?そんなの50億年も経ったら、(いたとしても)別の生き物になっているでしょうから心配しない。(笑
vyama 「バグ取れワンワン」
だったら (スコア:3, すばらしい洞察)
だったらわざわざまた取り上げなくてもいいんでは?
Re:だったら (スコア:2, おもしろおかしい)
ほんとに (スコア:3, すばらしい洞察)
Anonymous Coward のコメント: 2062年06月22日 xx時xx分 (#xxxxxxxxxx)
滅んじゃいましたねー。これは意外でしたよ。
> 2003年、2007年、…と数年ごとに定期的に取り上げられていました
定期的に取り上げることで「んなことあるわけじないじゃない」という意識を強くしておいて、滅亡を食い止める気をなくす、という作戦が今回は成功したようです。
Re:だったら (スコア:1)
Re:だったら (スコア:1)
Re:だったら (スコア:1, おもしろおかしい)
>「今、中近東に居て気軽にイスラエル行けるんなら見に行ってもいいんじゃない?」
って案内でしょ。
#タレコミとは違って「発見された」 [sankei.co.jp]とか報道しちゃっているとこもあるけどさ。
Re:だったら (スコア:1, 参考になる)
今回はソース付で聖書学的なものだと分かっただけでも成果でしょうね。
しかも計算式に至っては
「時⇒年(x8760)⇒日を年(x365)」って約320万倍の水増し。なんじゃそりゃww
#「ニュートンが予言!」だけじゃ天啓でも受けたかのように読める
Re:だったら (スコア:1, 参考になる)
1年に対して1日を割り当てて、後にやってくる長い期間に渡る出来事を
表す考え方は、民数記14章34節やエゼキエル書4章6節あたりにも出てくる
聖書中では割と普通に使われている換算方法なんだけど。
例えばC言語なんかで、表すデータ型のサイズによってポインタの進む
アドレスに倍率がかかるのと同じで、予言の指し示すタイムスケールが
大きくなると、標準的な拡張として暗黙的にこういった演算が入るから、
どの型を表しているかをよく見極めて拡張する必要がある。
こうした予言を信じる、信じないは人の勝手だと思うけど、
例えば、1年に対して1日を割り当てて計算する一例として、ダニエル書
からメシア(イエス・キリスト)が登場する年を計算してみると、以下の通り。
[ダニエル書9章より]
| 24 「あなたの民とあなたの聖なる都市に関して定められた七十週がある。
| :
| 25 そして,あなたが知り,また洞察するべきことであるが,エルサレムを
| 修復して建て直せという言葉が発せられてから指導者であるメシアまでに,
| 七週,そしてさらに六十二週があるであろう。それは元どおりにされ,
| 公共広場や堀と共にまさしく建て直されるが,それは苦境の時になされる
| であろう。
| 26 「そして,その六十二週の後にメシアは断たれる。自らのためには何も
| 持たないであろう。「そして,その都市と聖なる場所とは,やって来る
| ひとりの指導者の民がこれを滅びに至らせる。それで,その終わりは洪水
| によるものとなる。そして,終わりに至るまで戦争がある。定められている
| ものは荒廃である。
メシアの登場とエルサレムの再度の荒廃が予言されているとされる部分。
ユダヤ人の王国がバビロニア帝国によって滅ぼされたのが西暦前607年で、
バビロニア帝国がペルシャ帝国に滅ぼされ、ユダヤ人が流刑から帰還した
のが70年後の西暦前537年、その後にペルシャ帝国のアルタクセルクセス王
によって側近のネヘミヤにエルサレムの修復命令が下ったのが西暦前455年
ということから、この70周(年)の起点は西暦前455年であると考えられる。
7週+62週で日数を数えると69×7=483日
1年に対して1日と計算して年に拡張すると、キリストが現れるまで483年
> ユダヤ人は7年毎に耕作を止め、1年間土地を休ませ回復させる習慣があり
> 7年周期の[週年]という考え方は、彼らにとって結構身近な概念だったラシイ
西暦前455年から483年後は、(-455)+483=28だが、
紀元ゼロ年は存在しないので、(紀元元年の前の年は紀元前1年になる)
存在しない1年分を先送りしてやると西暦29年、この年ににメシアが
登場する計算になる。
西暦ってのはイエスの誕生年が元年ってことになってるけど、生まれたことがそのまま
メシアの登場を表すのかというと必ずしもそうではなく、彼が本格的に活動を始めるのは
もっと後の話になるので、その時点での記録を調べてみる必要がある。
ルカによる福音書3章の21節からの記述は以下の通り。
| 21 さて,民が皆バプテスマを受けていた時,イエスもまたバプテスマをお受けになった。
| そして,祈っておられると,天が開け,22 聖霊がはとのような形をとって彼の上に下り,
| また天から声があった。「あなたはわたしの子,[わたしの]愛する者である。わたしは
| あなたを是認した」。
| 23 なお,イエス自身は,[その業を]開始された時,およそ三十歳であり,[人の]意見では,
| ヨセフの子であった。
西暦29年に、「およそ30歳で活動開始」ということで、この年代計算はだいたい合っているらしい。
> 実はキリストの生まれた年を計算した偉い先生が、計算を間違えたまま今の西暦を
> 定めてしまったという話もあるので、1~2年の誤差はそれが原因と言われる。
なんと言う幸運! (スコア:1)
「世界の終わりに立ち会えるかもしれないさ」と考えるんだ。
私の年齢だと2060年までは生きていられないと思いますが、「ヨコハマ買出し紀行」のようなてろてろとした世界の黄昏が訪れるなら望むところ。
実際訪れるのは「マッドマックス」だろうけどね・・・。
スルー力がなさすぎ (スコア:1)
マック: 世界ニュートン大会開催される [srad.jp]
こっちに反応してどうする、自分。
なにー!2060年だと? (スコア:1)
#電波には電波で対抗。
惜しい (スコア:1)
#ぜんぜん惜しくないですねすみません。
Re:能天気だな (スコア:1)
そんな大雑把な数字ではなぁ
「何人」ってのは一桁台だろう?
一桁台から四桁台という幅広い範囲を示しておきながら、なぜ0人を除外して「確実に死人が出る」と言えるのか不思議でならない。
終わりじゃないみたいですよ (スコア:2, 参考になる)
だから、2060年以降も色々あるはず。
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