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Acanthopanaxによる 2007年12月08日 20時30分の掲載
炭素あるところ部門より。

pongchang 曰く、

カーボンナノチューブ(CNT)はさまざまな用途が期待されているが、その生産を家畜の糞由来のメタンガス(バイオガス)で行おうという研究が実証段階に入ったと釧路新聞(2007年12月5日付記事)が伝えている。経済産業省の地域新生コンソーシアム研究事業(pdf)に平成16年度17年度と採択されたバイオメタンのナノ炭素化及び炭素系複合導電材料の開発(pdf)の成果として、道東浜中町の農業土木会社である農基開発の子会社E・C・Oが、日本製鋼所室蘭製作所の構内でプラントの運転を開始するとのことであった。

(つづく...)

材料にバイオガスを用い、副製品としてできる水素を燃料に回し、低炭酸ガスで製造できる。40m3のバイオメタンから、8kgのCNTと30m3の水素が得られるという。E・C・Oの社長は「原料を確保できて、周辺住民がにおいを問題視しない環境が整っているので、ゆくゆくは浜中町内でやるつもり」というが、メタンにえり好みのない技術であるので、(メタン排出の多い)産油国などからも問い合わせがあるとか。

メタンガスそのものも温室効果ガスであり、牛糞の処理に浄化槽を使ってもバイオガスプラントを用いても、メタンを有効利用できないと仕方ない。ガスを作る所と使う所が異なり、需給のバランスが取りにくいバイオガス。高圧ボンベに詰めて輸送用に用いたり宅配(pdf)したりする方法も検討されているが、CNTのような高付加価値品を環境適合商品として提供できれば、幾分かの競争力を得られるかもしれない。

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