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テクノロジー

eSATAに電源供給の仕様が追加へ 36

ストーリー by nabeshin
マザーの電源が足りません! 部門より

elfbin 曰く

PC Watchに載っているが、Serial ATA International Organization(SATA-IO)が、eSATAケーブルを通じて、外部接続のポータブルHDDまたは光学ドライブに電源供給を行う方針を定め、今年中に仕様策定するとのことである。詳細はよく分からないが、記事にもあるようにこれが実現すればUSB対応品に対して転送速度150MB/sという大きなアドバンテージを持てるようになる。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 個人的にMacを使っているのでIEEE 1394の2.5インチハードディスクケースを利用してケーブル一本で外付けのドライブから起動できるのが気に入っているのだけれど、IEEE 1394の現状と言えば一部のビデオカメラとMacぐらいにしか載っていないのでeSATAもケーブル一本という、そこまで取り回しがよかったらWindowsも便利になるのかと思ってます。

    あと、MacもeSATAインターフェイスを搭載してもらったりして…
    --

    # I will work seriously this year!

    • 先日、3200Mbpsと速度が4倍になった規格が発表されて

      「eSATAには負けないぜ、なんといってもこっちは電源供給も出来るしな」

      みたいな事をいっていたのですが、これではメリットがありません。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      なぜ流行らなかったのでしょうねぇ…
      デイジーチェーンでぞろぞろ増設できて便利なのになぁ。
      • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 22時34分 (#1281808)
        APPLE自身がそれを阻害したという話です。

        残念ながら当時の記事はもう残っていないようですが、APPLEが1998年ごろ物理層LSIの1ポート当たり1米ドルのライセンス料を要求しようと、業界に働きかけ始めた為といわれています。

        何故その時点でそんなことを言い出したか解りませんが、それまでチップセットにIEEE 1394を組み込むといっていたIntelは早速取りやめましたし、いくつかのメーカーでも見送り=>搭載せずとなりました。

        APPLEはその後その要求を取り下げたようですが、ほかメーカーは、IEEE 1394がを採用後にまたAPPLEが同じ事を言い出さないとは限らないため、警戒して自社の機器に採用しないのでないかと思います。

        いい規格なのに残念です。
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  • ハードディスクへの読み書きの速度って、20MB/s程度じゃないですか?
    SSDでも90MB~120MB/sなので、現行の133MB/sが150MB/sになっても
    それ程変わらないように思います。
    せいぜいキャッシュが有効に効く利用シーンに限定されるでしょう。
    • ・もうHDD1台しか繋がない、という時代は終わりで、RAIDがいきなりつながる
      ・SSD などを繋ぐ
      ・上記2つの組み合わせ

      と言うことでは???
      --
      fjの教祖様
      親コメント
      • by itoshikazu (15602) on 2008年01月16日 14時35分 (#1281514)
        SSDの性能はHDDのピーク性能より遅いですよ。SSDのいいところは、ランダムアクセスであっても一定の性能が出ることなので、回線の性能が足りないというのとはちょっと違う話。

        それはともかく........

        既にRAIDコントローラ内蔵の外付けHDD boxが既に安価に販売が始まってますよね。

        http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd-qssu2_r5/

        ストライピングでシーケンシャルアクセスなら、最大でHDDの台数分の速度は出ますから、USB2.0の速度じゃ足りなくなります。他にも、RAIDコントローラは内蔵しないけれど、ポートあたり4台まで接続できる外付けHDD boxもあります。

        http://www.kuroutoshikou.com/products/etc/gw3.5x4-u2_cbfset.html

        こっちは、実際に4台にアクセスするわけですから、回線速度は正味でHDD4台分必要になります。

        もっとも、そうなってくると、PC本体から供給される電源で足りるかどうかアヤしくなってくるので、今回の電源供給の規格とは関係なくなってくると思いますけど。
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        • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 21時51分 (#1281787)
          HDDと比較してSSDの良いところはタイムラグが小さい、ランダム読み込みに優れる、振動に強い、形状の自由度がある、消費電力が少ない、チップを並列化して性能を上げやすい、という点。
          HDDのピークと言っても外周部で、シーケンシャルに配置されている場合だけなので言うほどのメリットはないですよ。
          SSDもシーケンシャルに配置されていないと遅くなるけど、HDDのように数msオーダーの時間がかかるわけじゃないし。

          eSATAは供給されているチップなどはストレージ用ばかりだけど、ストレージ用の規格というわけではないから、ディスクだけに主眼を置いているとは限らない。
          例えばUSBのようにバスパワーでデバイスの最小限の機能だけ生かしておいて、必要になったときにデバイスのメインの電源をホスト側から入れて動かすという事がし易くなる。
          デバイス側の電源だけだと、例えばその電源のAC側が切られているとどんなデバイスが繋がっているのかさえわからないから、デバイスの電源が落ちているかなんて知る由もない。
          そんなわけでバスパワーのメリットはそれだけで機器を動かす事だけじゃない。
          親コメント
    • #自己レスです。

      というわけで、
      PC-USB-SATA-HDDをPC-eSATA-HDDにすることで
      部品点数を減らす(低コストにする)のが主目的じゃないでしょうか。
      親コメント
    • USBは480Mbps=60MBytes/sですね。どっちにしろHDDの転送速度より速いから違いはない、って考え方は1台なら大丈夫でしょうけど、
      複数台接続することを考えると、通信路の速度は速いほうがいいと思います。

      それに、USBだと本体にポートが複数あっても内部のハブを通して480Mbpsを共有してる場合が多いですが、SATAは基本的にP2P接続で個々に1500Mbpsを占有できるのもポイント高いかと。
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    • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 14時30分 (#1281508)
      1プラッタ334GBのSAMSUNGの新型HDDは最大スループット118MB/sですよ http://nueda.main.jp/blog/archives/003212.html [nueda.main.jp]
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    • USBでストレージをつないだ場合、CPUがI/O処理やコマンド変換処理を負担しなきゃいけないから遅くなる、と聞いたのですが本当なんですかね。

      IEEE1394はSCSIコマンドを発行すればあとはインターフェイス側が処理してくれるから軽い、とかいう話でしたが。

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      • by Bill Hates (2038) on 2008年01月16日 20時56分 (#1281760) 日記
        IEE1394aしか憑いていないIntel Mac miniでIEE1394外付けHDDから
        起動させて使っていますが、バックアップをとるのにUSB2よりも
        ディジーチェーンでIEEE1394に繋ぐ方が1.5〜2倍ほど速いです。

        IEEE1394->IEEE1394だとピークで15MB/s以上出ますが、
        IEEE1394->USB2だと8MB/s、USB2->IEEE1394だと7MB/sな感じ。
        変換ボードが違うだけで同じHDDなんですけど。

        Mac miniの内蔵HDDが標準の60GB 2.5インチSATAで小さいという
        のもあるのですが、ピークでは3.5インチHDDをIEEE1394で繋ぐ
        方が若干速いですね。

        # 3.5インチでも古い40GBとかだと内蔵と大差ないとは思いますが。

        # ていうかMac miniにもIEEE1394bかeSATA付けろよケチ(苦笑)。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 18時41分 (#1281691)
        経験則からは本当みたいです。
        (S)ATA接続のHDDとUSB接続のHDDとで
        HDtuneのベンチマークを計測したことがあるんですが、
        (S)ATAの場合はTransfer Rateが緩やかに下がってくるのに対し、
        USBの場合は殆ど横ばいで、かつ、性能も今ひとつでした。
        これがプロトコル変換に起因する可能性は高いといえます。

        あとIEEE1394はSCSIの親戚みたいなものですから、
        HDD等との相性は良いんじゃないでしょうかね?
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      • USBが通信する為には、ホスト側がポーリングしてあげないといけないので、それだけで無駄な物理的時間とCPU時間を喰います。

        ストレージ機器に使う場合、一回の通信でどのくらいのデータを流しているのかは調べていないのでわかりませんが、伝達速度が上がっても他にお伺いを立てている間は暇してるだけだから、理論値からどんどん遠ざかってゆく・・・
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      • by Anonymous Coward
        すでにいろいろ書かれているので重箱の隅ですが、
        HDをUSBで接続すると、Athlon64 X2なんて使っていても
        コアの片方をそっくりUSBに持っていかれる感じです。

        IDE接続のHDをUltraDMAとPIOで転送させるときの
        違いを考えてみるといいかも。
        PIOの方がUSBより遅いと思いますが、CPUにとっての
        負荷は同じくらいに重いですよ。
        (シングルコアだと、両方とも100%近いのでは?)
    • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 20時44分 (#1281756)
      20MB/sで限界だったのは余程前かランダムアクセス時の話です。
      今手に入る3.5インチだと遅めの奴でも75MB/sは余裕で越え、内周の遅い領域でも30MB/s位は出ます。
      2.5インチだと流石にそこまで行きませんが、爆速と言われるHGSTの7K200辺りは200GB、外周68MB/s、内周25MB/sと一昔前(2年前)の3.5インチ並のシーケンシャル性能を持ってます。
      # 流石にランダムだとちと厳しい物がある。

      なお、USB2.0の外付けHDDでは変換チップやホスト、プロトコルオーバーヘッド等で実測30や16MB/s程度で頭打ちです。
      今時のHDDの半分も性能を引き出せないので外付けHDDはeSATAじゃ我慢できないという人もここに居ます。
      実際USB2.0&eSATA両対応のHDDケースを持っていますが繋ぎかえるだけで倍以上の速度が出ますから。
      TurboUSBといったプロトコルオーバーヘッドを上手く隠すことでなんとか40MB/sとかがんばってるようですが、
      eSATAは何も考えなくても規格上150MB/sや300MB/s出ることになって実測でも100MB/s↑を記録しますからねぇ。
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    • by Anonymous Coward
      最近の3.5インチ7200回転ハードディスクは、
      シーケンシャルなら80~90MB/sくらい出ると思う。
    • by Anonymous Coward
      何年前のHDD使ってんだ…?
    • by Anonymous Coward
      指摘コメントがついてるところにあえて書きますけど、今時DVDですら20MB/sは超えますよ。
  • by kikki (30639) on 2008年01月16日 15時12分 (#1281552)
    コネクタの規格もUSBや1394に対抗して小さいやつを…
    薄いんだけど、意外とでかい。
  • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 12時55分 (#1281422)
    T/O
  • by Anonymous Coward on 2008年01月16日 13時16分 (#1281441)
    2008年上半期に仕様を決めるはずのUSB3.0は4.8Gbpsらしいので、
    速度はあんまりアドバンテージにならないんじゃ。

    • Re:USB3.0 (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2008年01月16日 22時57分 (#1281819)
      むしろ電源供給能力を競いあって欲しい。それこそ掃除機と電子レンジを接続できるくらいに。
      # そうすれば掃除のオバチャンがサーバの電源を抜く危険もゼロにできる!
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      ハブも欲しいし
      • by Anonymous Coward
        eSATAでもポートマルチプライヤとかあるけど、値段が結構する上にSATAコントローラによって対応がマチマチなんだよねぇ
        • by manmos (29892) on 2008年01月16日 14時30分 (#1281506) 日記
          ポートマルチプライヤはOS側のサポートも必要になるんですよね。Linuxはまだ。
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          • Re:USB3.0 (スコア:2, 興味深い)

            by TomTNG (9459) on 2008年01月16日 17時20分 (#1281635)
            ポートマルチプライヤ、個別対応で出来るものもあると思います。

            自分は、CentOS4にメーカ供給のドライバを入れて
            http://www.century.co.jp/products/hd/ex35pm8bpe.html [century.co.jp]
            こんなのを使っています。

            ・sil3132ドライバ入れる
            ・すべてのLUNを認識可能な様にカーネル再構築
            で快適RAID5生活が送れています。

            また、この方法を調べているときに、最新のカーネルではポートマルチプライヤ
            サポートが標準で?みたいな情報を見ましたが、追っかけていないのでそちらに
            ついては他の方に...。
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            • Re:USB3.0 (スコア:1, 興味深い)

              by Anonymous Coward on 2008年01月16日 19時42分 (#1281727)
              1年前くらいに、SiI3124から外付けケースにポートマルチプライヤで接続してSW-RAID5 on sargeを作ったんですが、ドライバにパッチを当てて(通称tjパッチ)再構築してみたものの、安定がいまいちでした。しばらくしたら上記パッチ自体全く更新されなくなったため、半年前くらいにポートマルチプライヤを使わない構成に変えました。本当の最新は分かりませんが、参考になれば。

              個別製品で対応してるものについては分かりませんが、個人的には公式のPMPサポートは絶望視してたりします。2~8台程度の、PC筐体に収まる台数ならM/Bやカード増設で事足りますし、それ以上になると(本物の)HW-RAIDの領域に入ってくるので、そもそもポートマルチプライヤを使う状況が考えづらいんですよね……。
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  • by Anonymous Coward on 2008年01月17日 8時46分 (#1281943)
    IEEE1394で15Wで現行のUSBは500mA(何Wかな?)ですよね?
    3.5inch HDDスピンアップさせるにはもう少し欲しい気がするのですが、
    それ以上の電力供給するのでしょうか?
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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