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アレゲなニュースと雑談サイト

yosukeによる 2008年03月29日 13時29分の掲載
ジェットエンジン技術もISABE Awardは受けてるし部門より。
muonの日記 曰く

ついに、三菱重工業はMRJの事業化への一歩を踏み出すようです。
ニュースリリースによると、三菱重工業は4月1日に三菱航空機を設立するとの事。YS-11からだいぶ月日がたちましたが、再度国産の飛行機会社の設立というのは嬉しいですね。
まぁ、エンジン等の一部部品についてはまだまだ国産化とはほど遠いですが、今後も国内開発比率を上げ、海外の技術に依存しない会社になって欲しいです。

全日本空輸からの25機の受注決定に加え、日本航空、ベトナム航空からの見込みも含めると90機程度となることから、日本企業初のジェット旅客機の全機組立・販売事業へ進出することとなった。就航予定は2013年。

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  • MRJ… (スコア:2, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2008年03月29日 18時07分 (#1321561)
    無理じゃ…って言うな
  • 技術的に優れていても売れるとは限らない、と島津製作所の会長が言っていた。
    技術的に優れているのはいいことなんだろうけど、それだけでは十分でない、ということか。
    日本航空機製造株式会社に入社しYS-11を販売した人らしい。
    --
    コタツ出したら負けかなと思ってる。 [twitter.com]
  • Anonymous Coward : 2008年03月29日 15時54分 (#1321524)
    リンク先を見ると油圧、補助動力、アビオニクス等の重要なシステムにもパートナー企業の参加があるみたいです。
    一部と一まとめにして言うには割合が高いんじゃないでしょうか。
  • MRJって (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2008年03月29日 16時03分 (#1321526)
    毎回優先的に「マジカルリラックス」ジェットと脳内変換されるのだが、どうにかならんものか。

    #スズキじゃないけど
  • YS-11にしてもPS-1(現US-1)にしても最初はひどかった。
    現在試験中のUS-2も、岩国への試作機納入から2年経っても
    大出力ターボプロップ+6枚ペラの扱いにてこずって
    「今日は飛んだ」と基地内でネタになっていたらしい。
    しかし、YS-11もUS-1も現在の機体への評価はかなり高いですね。

    商業的に成功するのはさらに困難だろうと思うけど
    がんばってほしいものです。
    --
    〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
  • Anonymous Coward : 2008年03月29日 16時59分 (#1321544)
    だいぶ前にNHKの番組で見たんだが
    日本で航空工業が発達しなかったのは戦後のアメリカ航空業界の利益確保のためだとか
    つまり戦後ずっと日本はアメリカの国益のために機材を買わされていたわけで
    (ロッキード事件とかライブで知ってる人もいると思うが)
    それが今回の機材納期停滞もあってやっと重い腰を上げた三菱重工ってとこなのだろうか

    その番組では
    部品レベルの技術では国際的に高い競争力を持ってる日本企業も多いと報道してた

    誰か航空業界の歴史に詳しい人捕捉を頼む
    • まあそういう陰謀論的な見方もできるんだけどさ、それよりも航空機ってのはアメリカの特産品なんだって考えた方がいいね(by クルーグマン)。アメリカってのは歴史的にも産業構造的にも社会的にも、たまたまヒコーキを量産する体制に恵まれたってこと。

      日本人にとって飛行機が特別な乗り物じゃなくなったのって最近の話じゃん。自分たちがロクに乗ってもいなかったんだから量産ってわけにはいかないだろ。その代わり自動車や電車は我が国の特産品になったじゃん。

      旅客機製造ってのは膨大なノウハウと体制が必要なのよ。設計面や安全面はもちろん、製造やメンテナンス、その他諸々。

      例えば現代の航空機は自動操縦装置に代表されるアビオニクス機器が欠かせない。これを整備するのは航空会社の整備士。故障した装置を外し、故障の原因を確かめるにはどうしたらいいか。あるいは、修理した装置が正常に動作しているか確かめるにはどうしたらいいか。これはテストベッドにかけるんだけど、一台数億円する。こんなもんほとんど売れないけど、用意しとかなきゃいかん。

      パイロットの技術養成にシミュレータも欠かせない。これも一台数億。保守は必須。

      こないだ高知空港でDHC-8の前脚が出なかった事故があったじゃん。製造元のデハビランド社は速攻で調査チームを送り込んできた。
      エアバスやボーイングはセールスマンが年中世界中のユーザを回ってる(やってるのは主に接待だけどw)。これはコリンズとかハネウェルみたいな部品メーカレベルでもやってる。

      ユーザが直せなきゃメーカが修理チームを派遣するし、それでもダメなら工場に持って帰る。

      多くの部品は消耗品なんだけど、それぞれの単価が高いから航空会社はそれほど多くはストックしてない。世界中から来る部品の注文を手際よくさばかなきゃいかん(ま、欧米系は楽勝で納期遅れするらしいけどな)。

      世界に売るためにはこんな体制が必要なわけだが、三菱航空機(株)だったかはこんな体制を築けるのかね。エンジンをP&W、アビオニクスをコリンズみたいにその道の専門メーカと組んだのは、一応そのあたりを考えてだろうけどね。個人的には住友精密が気になるところではある。

      ANAだって形式証明を受けてもいない段階で発注を表明するのは不安は多いと思う。だけど大きな利点もある。ボーイングやエアバスの世界中のユーザ(つまり航空会社な)は年に何度かシアトル詣で、ツゥールーズ詣でをして要望を伝える。だけど相手は巨大組織だから、そうそう要望が通るわけでもない。言語の壁もある(フランス人と日本人が英語で会議するんだぜ)。

      その点、三菱製ならぷらっと名古屋に行ってエンジニアに日本語で要望を伝えられる。最初の顧客(ローンチカスタマー)はかなり優遇される。JALが採用見送りなんだから、もうバンバン意見は通るだろうと。

      現代の航空経営において、要望を通すことってすげえ大事なことなんだぜ。自社のやり方になるべく適合させることで、効率を大きく改善できるから。

      ジャパニーズ・ギブアンドテイクも期待できる。三菱系企業の出張はMRJを擁するANAが優先になるだろ。

      ま、そういうわけで、MRJは最後まで国内限定だろうな。世界販売網を築いて維持するほど売れるのは無理だろ。
    • Anonymous Coward : 2008年03月29日 17時31分 (#1321550)
      部品に関してはボーイングの下請けをガンガンやってるから
      ハードの技術は十分持っているでしょう。
      「純国産」にこだわってエンジン開発にまで手を出してたら
      製造コストが馬鹿高くなって、国際市場はおろかANAですら
      買ってくれるはずもなく。

      一方、先日のWBSでは、
      >「国のサポート。世界の競合はどうなのか、
      >同じ条件で競争したい」(佃和夫 社長/三菱重工業)
      >小型ジェット機で先行するボンバルディアとエンブラエルは、
      >いずれも巨額の資金支援を受けている。日本の政府はMRJ
      >の開発費用の一部負担と貿易保険の支援を打ち出しているが、
      >専門家は・・・。
      >「100億~200億円の支援では、1けた足りない」
      >(松本康宏 シニアアナリスト/新生証券)

      http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/news/080328/n1.html [tv-tokyo.co.jp]

      ....とのことで、こっちのほうが厳しいかも。
      一企業に税金をつぎ込むことを問題視する人も多そうだし。

  • Hondaは昔から何でも自前で作る(ホンダマチック [wikipedia.org]とか)ってのがポリシーなんで、ある意味当たり前。
  • nim (10479) : 2008年03月30日 8時45分 (#1321752)
    >かといって「細かい装備」を国産出来ない場合には、
    >海外メーカひいては外国政府に足元を見られかねません。

    おっと、ボーイング社の悪口はそこまでだ。
  • HONDAは本気 (スコア:3, 興味深い)

    Anonymous Coward : 2008年03月30日 20時59分 (#1322118)
    鋭意進行中で、アナリスト連中には好意的に見られているようですよ。

    最終的に営利事業として成功するかはともかく、プロジェクトそのものは順調のようで、日本企業の航空機事業としては、ますまずではないでしょうか。

    私見ですが、

    1.HONDAは本田宗一郎が興したベンチャー企業的な体質を今も有しているため、権限と責任の範囲が適度に分散と集中しており、意志決定と実行が柔軟かつ素早くできること。

    2.航空事業の本拠地を当初から日本国内よりも制度的に航空機開発に適した米国に置いたため、プロジェクト全体がスムーズに進行したこと。

    3.欧州向け自動車に搭載するディーゼルエンジンの開発要員をライバルから調達したのと同様に、自社で不足する人材を外部から広く集めてチームを組んだため、既存の航空機メーカーが取りにくい施策をより多く試すことができた。

    4.シュミレーション技術やデジタル制御技術が普及したため、それらの成果を広く取り入れることができた。

    などがこのプロジェクトの特徴としてあげられると思います。

    人材面ではMH02をやっていたころまでは自社プロパーの人材、中にはF1の経験者などもいたようですが、HondaJetの主要メンバーは日本の航空機メーカー出身者はじめ、国籍問わず航空関連企業に勤務経験を持っていたり、大学でその方面を専攻した経験者を集めているようです。

    機体の外観も独特の形状ですが、あれも空力や強度を解析するためのシュミレーション技術が進み、迅速で精度の高い解析が安価で可能になったこと、機体の飛行安定性を動的に制御する手法が発達したから可能になったと言えます。

    HONDAにとっては好都合な条件が揃ったから実現出来たと言えるでしょう。

    たとえばエンジンの位置ですが、主翼強度や空力特性、操縦性、に影響する構造なので20年前ではあのクラスのビジネスジェットに適用するのは採算的に困難だったでしょう。

    事業としての問題点は、

    ・自動車メーカーとしての知名度は高くても航空機メーカーとしては未知数。
    ・機体そのものよりもエンジンの信頼性が不明
    ->安全性、経済性への疑問符が付く
    ・販売、メンテナンス体制が構築できるのか
    ->故障対応などが自動車並みに出来る体制を維持できるのか
    ・ニーズに合わせた商品展開の可能性が低い。

    故障対応は飛んで行った先でどうなるかが重要、つまり発売当初から全世界へのサービス網展開を視野に入れておく必要がある。
    小型機ビジネスも米国起源の特定企業に限られているのはこのサービス体制の確保出来るかどうかで売上が左右されるからです。
    単独では困難なのでどこと組むかで事業の成否が左右される、つまり技術的合理性ではなく商業的要因に依存する面が非常に多いことが懸念材料となります。

    けれども最大の問題点は将来発展性に乏しいことでしようか。
    従来のビジネスジェットはどれも同じような外観でした。
    それには商用機ビジネスに成功するためには将来発展性に有利な構造でなければならないと言う技術的合理性があったからです。
    たとえばストレッチやエンジン換装に有利であるような。
    HondaJetはマーケティング結果から現在のサイズに特化して開発されており、将来発展性に乏しいと言うよりも、その部分をあえて無視したがために同クラスのライバル機を凌駕する飛行性能と経済性を実現できました。
    しかし顧客の細かなニーズにこたえるために機体構造を変更することは困難なので販売数は限られてしまう宿命を負っています。
    商品として見た場合、将来性が限られた製品の訴求力は高くありません。

    残念なことにHONDAの姿勢からは事業の将来像がはっきりしません。
    そのあたりが市場にどう受け止められるか注目したいところです。

    この文章の問題点以降の単語を適時、三菱やMRJに置き換えてみて下さい。
    当てはまる部分も多いので。
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