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アレゲなニュースと雑談サイト

mhattaによる 2008年07月12日 5時00分の掲載
プラットフォーム商売部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

PCゲーム市場の低迷が続いているが、その主な原因を海賊版の横行にみている開発者や版元は多い。欧州のゲーム業界団体ELSPA(Entertainment and Leisure Software Publishers Association)の試算では、偽造ソフトによる英国ゲーム業界への損失は毎年2兆ポンドにも上るとのことである。海賊版対策としてDRMを強化しても、正規プレイヤーを苛立たせるだけであまり意味がないのが頭の痛いところだ。

これを解決するビジネスモデルは、ゲームソフトを無料化してゲーム内アイテムに課金する「アイテム課金型」にあるとの考えを、Shiny Entertainment社の創始者であるDavid Perry氏が述べた(BBCars technica本家/.より)。アイテム課金型のゲームは、Nexon社のメイプルストーリーやKartriderのヒットに見られるよう、海賊版の横行が激しいアジア市場で既に成功しているとのこと。

タレコミ子としてはアイテム課金型がゲーム産業の本質的な問題を解決するとは思えないのだが、/.J諸氏はどう思われるだろうか。皆さんが低迷するPCゲーム市場に助言するとすれば、どんなアドバイスを送りますか?

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    Anonymous Coward : 2008年07月12日 8時11分 (#1381727)
    韓国などでは、アイテム課金に限らずオンラインの従量や月定額制が主流になったって話は、もう数年前から散々既出な気がする。あっちでは不正コピーが横行してたりするんでメーカーも仕方無くコンシューマ機よりもPCゲーム市場の方に流れてるって特殊な事情もあるし。

    とは言え、あの超絶グラフィックのCrysisを作ったCrytekなんかも「不正コピーばっかされるから、もうPC専用は出さん」と宣言したり、とあるエロゲーメーカーが「P2Pでもう死にそうです」と涙の訴えをしたりと、PCゲームの不正コピーは深刻な様相を呈している状況であることは事実です。

    このような状況に対して、欧米のデベロッパーは大きく以下の流れがあるように見受けられます。
    ・体力がある大手は比較的クラックされにくいコンシューマ機へ軸足を移し、まずXbox360やPS3で開発して後に移植したPC版を出す。もしくはカジュアルゲーム市場にシフトする。
    ・パッケージモデルから、ValveのSteamのような完全オンライン配信モデルに移行する。
    ・タレコミにあるようなオンラインサービス型(定額やアイテム課金)を立ち上げる。

    この中で3番目の今回のタレコミのようなタイプは、実は現在の欧米パブリッシャーが一番苦労している形態で、経験や実績が豊富な韓国企業などが既に市場の食い合いをしている状況の中では、新規参入企業はなかなか成功を収めているとは言い難く、World of Warcraftなどのように成功している例は指で数えるほどしかありません。
    その一番大きな原因は、パッケージモデルとは異なるゲームデザイン・開発モデルが要求されている点で、パッケージモデルのように一度作って終りではなく、長期に渡りユーザーに継続的な利用を促すための様々な仕組み(定期的なアップデートによるゲームの多様性確保、確実なユーザーフィードバックと密なユーザーサポート、コミュニティの実装、不正ユーザ対策など)が必要であることで、これは一朝一夕で転換できるほど簡単なものではないからです。

    実際のところ私が見る限りでは、欧米のパブリッシャーはこのオンライン事業への取り組みに半ば諦めを感じていて、コンシューマ機への転換が進んでいるように思えますが…。
    (最近はコンシューマ機でも少額のダウンロードコンテンツ市場が賑わっていることですし)
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  • Anonymous Coward : 2008年07月12日 10時01分 (#1381778)
    オンラインゲームの月課金モデルが違法コピー対策にもてはやされてずいぶん経ちますが
    深刻な問題が明らかになってきたんですね。いわゆるRMT問題。
    ゲーム内アイテムをゲーム外で現金化する取引がすごい勢いで増えて問題化しました。企業が参入してきたり、アカウント情報を盗むトロイがいろんな手段で仕掛けられたり、ゲーム内でBOTが徘徊してバランスが崩れたり。
    しかもRMTは規約違反であっても違法ではないんですね。たしか韓国でRMTerのアカウントを停止して、裁判を起こされて負けたはずです。

    そこで登場したのがアイテム課金モデルです。
    課金アイテムが無くてもゲームは出来ますが、課金アイテムがあればより楽しめるように設計されたものが多いです。
    課金アイテムは簡単に買えますし、他プレイヤーへの譲渡が厳しく制限されます。公式RMTなんて揶揄されますけど、まあその通りですね。
    収益率も実は月課金モデルより高いらしいです。

    ゲーム会社が現金の流れをコントロールできるようになってよかったよかったなのですが、その上にあぐらをかいてあざとい商売をするところも多いです。吹っかけ放題ですから。
    運がよければレアアイテムが当たるクジとかもあります。明らかに射幸心をあおっているのに当選確率が公表されていないものが大半です。いろいろまずいんじゃないかと思うんですが。
    次の流れは規制じゃないでしょうか。
  • 本質的な問題は、たくさん作りこんだゲームほどプレイに時間がかかるから子供しか遊べないので購買力が低い
    という、ものすごく簡単なアンビバレンツだと思いますけどね。

    音楽に例えて話しますが、
    大人になって、自分用のお金ぐらいには困らないようになると、正直
    コピーで手に入れると、聞く動機付けが低いからけっきょくそれほど
    音楽も楽しくない。
    それでも気に入ると、やっぱり買おうと思うもの。
    お蔭様で、子供のころは利用していたレンタルCDなんかも使わないですもんね。

    要するに、「作りこみ」が「時間のかかるゲーム」に直結してるのが良くないんだと思う
    金払ってもいい人が手軽に豪華に楽しく遊べるゲームを考えるのが良いんじゃないですかね?
    なんというか「テレビゲーム」の根本的な発想が「金払って遊ぶ人向け」じゃないのが
    最大の問題じゃないですかね。
  • Anonymous Coward : 2008年07月12日 7時33分 (#1381716)
    海賊版対策っていうなら、オンラインゲームならなんでもいいんじゃない?
    アイテム課金の前の月額課金のオンラインゲームも、海賊版対策として韓国で広がったんでしょ?
    月額課金が良いか、アイテム課金が良いかは、ゲームデザインによる思うので、
    念頭においてからゲーム開発して欲しいとは思う。

    普通のPCゲーだと、HalfLife2なんかは、
    Steamでオンライン認証することで、起動時のCD認証を不要にし、
    再インストールもオンラインでダウンロードするからCD不要と、
    それなりの回線さえあればとても便利な仕組みになってます。
    CDを買ってるんじゃない!プレイする権利を買ってるんだ!って感じで好きです。

    サーバーや回線が死ぬと何も出来なかったり、譲渡ができなかったりって問題もありますが・・・

    とりあえずディスクで認証するのはもうやめてほしい。
    • Anonymous Coward : 2008年07月12日 8時44分 (#1381738)
      そうね。
      アイテム課金は海賊版対策ではない。

      アイテム課金の目的は大きく分けて2つ
      1つは優良顧客の優遇。
      これは裏を返せば「文句だけ言って金を落とさない客」の優先順位を落とす大義名分になる。

      もう1つはRMTやそれを目的としたファーミングの無力化。
      公式で買えるものをわざわざあやしいルートで買う奴はいない。
      しかし公式RMTとも揶揄されることも。

      問題としては、攻略やアイテムを集めることが主目的のゲームに導入するとゲーム性の本質を揺るがしかねない事。
      さらに射幸心を煽りすぎて少年少女が多額の請求をされるまで購入を続ける事例も起きている。
  • Anonymous Coward : 2008年07月12日 11時46分 (#1381824)
    とある同人ソフトは、再入荷されても瞬く間に完売してしまってまだ買えてません。プロテクトなんてかかってないのでコピーしまくれるけど、コピーしたって話を聞いたこと無いですね。
    私はもちろん買いますよ。

    PCはともかくコンシューマのソフトは高いから・・・というのもあるけど遊実際遊んでて「コレ、ゲームっぽいけどなんなの?」とか言いたくなるものが氾濫しすぎてるのも原因の一つ。
    あ、内容が無いから高く感じるのか。

    # ノーマルモードがクリアできません。
  • Anonymous Coward : 2008年07月12日 9時27分 (#1381759)
    アイテム課金というのはいいアイディアだと思いますね。
    他のコメにある通り、MMO型で無いと、という問題点はありますが・・・

    いや。ふと思ったけどオンライン型エロ・・・じゃなくてゲームシステムを作ってみるのはいい考えかもしれませんね。
    そういったゲームメーカーが共同して、オンラインゲームシステム用プレイヤー、配布システム、プロトコルを作って、プレイヤーを配布して。
    メーカーによって、基本の部分は体験版として配布して、○○のストーリは課金にして。
    いや。でも、そういうタイプだとあるカテゴリのゲームしかできないかな・・・

    っと。脇道にそれたけど、アイテム課金の問題点は、オンラインカジノ化してしまう、という所かな?
    某ゲームで見たんだけど、そのゲームだとオンラインのスロットで、当たると高額のアイテムがもらえたりするのね。
    それで、何百万とか使ってる、って公式に書き込んだ人が居たし(なんでも、以前のパチスロで注ぎ込んだ金額よりは安いんだそうな。)噂だと、数千万使ってるという信じられない話もある。
    んで、ゲーム内だけで楽しむ人もいるが、RMTサイトなんかに流して・・・

    今の法律だと、そういうのを取り締まる事が出来無いんだな。
  • こんなことを平気で言う団体の発言は、アルファベットのAにいたるまで何一つ信用できません。
    偶然正しいことを言っているかもしれないけど。

    2兆ポンド=420兆円/年ですよ?
    サブプライム問題が全世界に与えた損害ですら100兆円から200兆円程度だと言われているのに…
  • C0FFEE (36377) : 2008年07月12日 9時03分 (#1381745) 日記
    >メディアをコピーされても収益が上がればいい訳です。

    というか、ネットワークが必須なゲームなのだからユーザーは必ずネット環境を持っているので、
    ダウンロード配布が一般的ですよね、わざわざメディアで配布するのは販促的な意味しかない。

    >普通に会費制のネットワークゲームにしても同じ結果が得られる気がします。

    問題はチート対策や認可コストなど、どこまでセキュリティを高めるかということですよね。
    不特定多数に提供する、所詮ゲームに対して、どこまで敷居の高いチェックが受容されるのか。
    それは後述のスタンドアロンと問題が変わらないですね。

    >やっぱり1ゲームに1USBキーを付けなきゃダメですかね。
    >解決策は100円くらいの安価なUSBキーを開発すること?

    USBキーだけでは認証の担保にしかなりえないので、スタンドアロン型には百害あって一利なしかと。
    どこかのWindowsのように、オンラインアクティベーションまでやらないとローカル限定では
    いくらでも小細工が出来てしまう、かといって認可可能な個人情報を載せたUSBキーは難しい。
    結局、そういうアクティベーションを導入すると、ユーザーには敷居が高くなるし、運用コストも
    バカにならないというのがあるから、黙認前提で言えばそうなるんでしょうけど。

    PC情報を使わず、課金支払いを担保して認可が可能で、安価ならアクティベーションが認められるなら
    おさいふケータイ連動というか、MMOならそれ限定で支払いすればいいかもしれない。
    オンラインのシェアウェア支払い、クレジット支払いと同じで、社会インフラを担保に与信を
    アウトソースすると同時に、個人情報が握られるから悪い事は出来ない自制効果が期待できます。
    しかし、未来のSecondLifeのようなもの…社会基盤になればともかく、純粋に「ゲーム」であるうちは、
    ホイホイ与信情報や個人情報と結びつくのは抵抗があるし、問題が多いか、問題しかないでしょう。

    以下、オフトピな愚痴

    そもそも音楽映像の流通にしても、複製による冗長化を受容したほうが長期的に見て後世に残ってきた
    というか、著作者の意思はどうあれ、他人に望まれる作品は複製を避けられないというべきでしょうか。
    だからコピーは大いに行うべきとは決して思いませんけどね。
    純粋にビジネスとしてしか考えられない人は、もっと文化的価値の無い産業に手を出した方がいいんじゃないかと。
    最近の、なんでもかんでも無闇に制限をつけてアクセス困難にする方法の横行に思ったりするわけで。
    「島国だけで利益をあげよう」という、物理的制限に囚われた発想が諸悪の根源だと思いますけどね。
  • bunny-wheat (25840) : 2008年07月12日 20時53分 (#1382079) 日記
    ときどきでいいからU3規格 [wikipedia.org]のことも思い出してあげてください。
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    『月面兎兵器ミーナ』2007年1月13日から放送開始
  • アイドルマスターは、MMOじゃないけど、アイテム課金で成功してるよ。
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