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米Oreillyから「マンガで分かる統計学」の英訳版が発売 72

ストーリー by hylom
このスタイルが逆輸入される日も近い? 部門より
sentakuitaの日記 より。

米Oreillyから、「The Manga Guide to Statistics」という書籍が刊行されるそうだ。この書籍、勘の良い諸兄ならお気づきだろうが、「マンガでわかる統計学」の英訳版。

Oreillyの書籍説明文によると、「EduManga(教育コンテンツとマンガを組み合わせたもの)は日本ではすでにヒットしている」とのこと。ちなみに、「マンガでわかる統計学」は日本ではオーム社から刊行されています。

(追記@9/3-12:30)コメント#1413675で指摘されているとおり、正確には発行:No Starch Press社、発売:Oreillyとなっています。この書籍はOreillyが企画したものではなく、Oreillyは販売/流通のみを担当しているようです。

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  • (アメコミ調)マンガでわかる線形代数

    「スパイダーネット!これが行列だ。ハッハッハー。」
    「しまった、奴は非正則だ。ウワーッ、空間が、空間が縮む・・・」

    #JOJOにも見えてきた。
    --
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  • by Anonymous Coward on 2008年09月01日 19時41分 (#1413624)
    オライリージャパンの会社案内 [oreilly.co.jp]に「主要取引先:株式会社オーム社」とあるように、昔から関係があるんですよね。
    今回の逆バージョンの例で、オーム社のOpenSSL本 [amazon.co.jp]が実はオライリー本だったりします。

    # オライリージャパン以外から出版されているオライリー本の一覧が欲しいのでAC
  • EduManga (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2008年09月01日 19時41分 (#1413623)
    マンガで学習するのは、石ノ森章太郎の「マンガ日本経済入門」 [google.co.jp]から数えれば20年以上の実績があるので人気のある、確立したジャンルというのもおかしな説明ではないと思う。
    • Re:EduManga (スコア:4, すばらしい洞察)

      by soltiox (25610) on 2008年09月01日 20時49分 (#1413663) 日記
      「マンガで分かる」を謳う書籍は多いのですが、結局のところ、
      解説の文章をマンガの台詞に押し込めただけの本が、目に付きます。
      ビジュアルに表現することで、解り易くなる事もあるのですが、
      実は、却って冗長になっているだけの事も多いような?
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        魅力的なキャラクタで、新しい分野への興味を少しでも持たせられれば成功ではないでしょうか。
        こんにちはマイコンのプログラム解説が特にわかりやすいとは感じませんが、影響力は絶大だったと思います。
      • by Anonymous Coward
        書籍ではありませんが、「やる夫で学ぶ」シリーズなどは比較的うまくいってるのではないかと思います。
        もちろん玉石混淆で「解説を台詞に押し込めただけ」なものも存在しますが
    • Re:EduManga (スコア:3, すばらしい洞察)

      by multiplex (33585) on 2008年09月01日 20時10分 (#1413639)
      学研まんが ひみつシリーズから数えると35年ですな。
      親コメント
    • by charlesberry (35107) on 2008年09月02日 17時41分 (#1414106) 日記
      つい最近、故人になってしまわれましたが、
      赤塚不二夫の「ニャロメのおもしろ数学教室」、「ニャロメのおもしろコンピューター探検」とかもありましたね。
      1982年なので、26年前ですか・・・。
      子供の頃に読みました。

      バカボンは米では受けないのかな?

      親コメント
    • Re: (スコア:0, 既出)

      by Anonymous Coward
      つ「学研ひみつシリーズ」
    • by Anonymous Coward
      秋玲二の「勉強まんが」シリーズは1970年代後半には図書館にあったような記憶があります。
      「新勉強まんが」という第二弾まで出ていました。
      小学生の時、本屋で取り寄せてもらった憶えが。
      • 秋玲二さん (スコア:2, 参考になる)

        by stat (28781) <{28781} {at} {a2the.net}> on 2008年09月02日 10時06分 (#1413858) 日記
        秋玲二さん、なつかしいなあ。このかた小学校の先生のかたわら、昭和14年から学習漫画を
        書いておられたそうだから、学習漫画家の嚆矢と言っていいんじゃないだろうか。

        秋玲二さんの漫画は、ものが擬人化されて自ら説明をするという筋立てが多いのですが、(例) [hatena.ne.jp]
        これは現在のあさりよしとお氏のまんがサイエンスに受け継がれてますね。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      「マンガ日本経済入門」が画期的だったのは大人向けの学習漫画だったという点で、学習漫画自体は結構昔からありますね。私の手許にある集英社刊『学習漫画 日本の歴史』で昭和42年なので少なくとも40年以上の歴史がある筈。
  • by strict_ansi (2886) on 2008年09月01日 19時52分 (#1413629)
    階段を上るスカートをはいた女の子と、
    下の方で這いつくばって、必死にパンツを覗こうとしている人。

    という構図に見えて仕方ないのですが、私だけでしょうか。
  • by tuneo (2938) on 2008年09月01日 20時29分 (#1413652) ホームページ 日記
    たしかそのシリーズで電磁気学のを流し読みしたところ、ゼーベック効果の例として熱電対を取り上げて、電流を測ると温度が分かると書いてあったのにはがっかりした覚えがある。
    # もちろん、正しいのは電流じゃなくて電圧。
    ## もっとうるさく言うと熱電対で電圧を測って分かるのは温度じゃなくて温度「差」。
  • by Anonymous Coward on 2008年09月02日 19時36分 (#1414153)
    この「マンガでわかる統計学」を読んでいない人が多数と思うので、
    簡単にあらすじを書いておきます。
    この本は、従来の漫画式入門書とは、ちょっと毛色が違いますよ。
    学研の学習漫画を想像したひとは、きっと読んで驚くと思います。

    この本は従来の学習漫画のフォーマットとは、あきらかに異なっていて、
    まず漫画のストーリーありきで、
    その中に自然と学習内容を盛り込む方式となっています。

    登場人物の心理描写や背景が、普通のストーリー漫画として、きちんと描かれているのですね。
    実際、ストーリー漫画単体として成立しているのが、従来の本と異なっています。
    登場人物が等身大で活き活きと描かれているのが大きな特徴です。

    【あらすじ】
    高校生のルイちゃんは、パパの会社の部下の五十嵐さん(イケメン)に一目ぼれ、
    五十嵐さんと親密になりたいルイちゃんは、家庭教師になってもらうようパパに頼むのでした。
    でも、勘違いしたパパが連れてきたのは、別の部下の山本さん(メガネでちょいオタ)だったのです。
    がっかりするルイちゃんですが、「統計を学んでパパの会社に入社し、やがては五十嵐さんと親密に」
    という意外に非現実的な計画に燃え、勉強することを心に誓うのでした。

    といった風に、主人公が統計を学習に至った動機付けが、
    漫画のストーリーとして自然に描かれているのです。
    内容はラブコメで、オチは良くあるタイプではありますが、
    主人公の心理描写がキチンと描かれているので、違和感はありませんでした。
    つまり漫画が学習の添え物ではないのですね。

    続編の「マンガでわかる統計学 回帰分析編」と
    「マンガでわかる統計学 因子分析編」は時系列が繋がっていて、
    五十嵐さんの妹、みうちゃんが主人公になったり、ルイちゃんが再登場したりします。
    この三作品は、学習内容とストーリー漫画がバランスよく組み合わさった傑作だと思います。
    そんな本が海外に紹介されるのは、日本人として、漫画好きとして、誇ってよいことだと思います。

    ちなみに同社のシリーズは、全体的にクオリティが高いですが、
    この統計シリーズほど、渾然一体となった作品ではないのが残念でした。
    「マンガでわかる微分積分」は社会物でオチは悪くないですが、ちょっと人物の動機づけが今一つ。
    「マンガでわかるフーリエ解析」はガールズバンド結成うんぬんは割と楽しめますが、オチが強引でした。
    「マンガでわかる暗号」は萌え系ギャグでまあまあ悪くないですが、ちょっと描写が弱いです。
  • 早い者勝ち (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2008年09月01日 17時44分 (#1413570)
    次は萌える英単語 〜もえたん〜 [wikipedia.org]を輸出しようぜ
    • Re:早い者勝ち (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2008年09月01日 19時34分 (#1413620)
      んでもってOreillyの書籍説明文に「MOEducation(「萌え」る美少女が出てくる教育コンテンツ)は日本ではすでに一分野として確立している感がある」と書かれて赤面する罠;-)
      親コメント
    • Re:早い者勝ち (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2008年09月01日 20時06分 (#1413636)
      すでに韓国版はあったりします。嫌日でも親萌な国なんですねw
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        日本がやってるのが「嫌韓」や「嫌中」
        向うがやってるのは「反日」
        嫌と反は別物
      • by Anonymous Coward
        そのうちウリナラ起源を主張し始めます。
        • by Anonymous Coward on 2008年09月02日 10時55分 (#1413874)
          敢えてマジレスすると、ウリナラ起源を主張する奴らは韓国内でも馬鹿にされてたりします。
          日本の漫画をパクってた漫画家は韓国内でも叩かれてたりします。

          30代中盤ぐれいで、その辺の認識も代わってきてるんですよね。
          反日教育を鵜呑みにしてる世代と、学校での成績のために表向きは反日教育に従うけど内心は特に反日でもない世代。
          親コメント
    • by cljack (22418) on 2008年09月02日 11時10分 (#1413879)
      「ないしょのつぼみ」はまだ?
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年09月01日 21時01分 (#1413675)
    正しくは「米No Starch Pressから」ではないでしょうか。 No Starch Pressが発行した書籍の流通の一部分を、O'Reilly Mediaが担っているんだと思います。 OMはほかにも他の出版社の商品を扱っているケースがありますね。
  • by strict_ansi (2886) on 2008年09月02日 11時35分 (#1413891)
    同シリーズで「The Manga Guide to Databases [oreilly.com]」が今年12月に発売されるようですね。
  • by Anonymous Coward on 2008年09月01日 17時54分 (#1413573)
    1.オライリーからの英語版オファーは日本語版出版後にあったの?最初から計画があったの?
    2.オファーは日本語で来るの?英語で来るの?出版者に来たの?著者に来たの?
    3.オライリーの印税率って、日本と比べて高いの?
    4.英語版を出すにつき、特に改変を求められた所とかあるの?その場所は?
    5.今回の件で一番ビックリした事は何?

    もっといい質問があるような気がするが、とりあえず、こんな感じで。

    読んでいたら教えてプリーズ。

    • 「読んでいたら」の意味が違いますが...

      妻が購入したので読んだことがあります(ずいぶん前に)が(原著というか日本語版ね)、感想としては例題はしょぼいけど初心者には丁度良いレベルと分りやすい説明でまぁまぁ良い本かと思います。明らかな間違いも見当りませんでしたし。
      --
      Best regards, でぃーすけ
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年09月01日 19時28分 (#1413616)
      出版関係の仕事をしてますが具体的なところは関係者が読んでないと
      わかりませんが、おそらく

      2.オファーは日本語で来るの?英語で来るの?出版者に来たの?著者に来たの?

      交渉を委託された国内の版権エージェントを介して出版社にコンタクトを
      取っている可能性が高いと思いますよ。出版社から直接というのはあまりないと
      思われます(海外の出版社の場合は普通そうです)。
      印税または買い切りなど条件面も版権エージェントを介した交渉で決まりますが、
      一般に国内で出すより著者の実入りは少なくなりますね(翻訳などの手間がかかるので)。
      親コメント
      • オライリーの場合はそもそもオライリージャパンがありますから、オライリージャパン経由でオーム社 (日本語版出版元) に交渉が行ったと考えるのが自然ではないでしょうか。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年09月03日 11時47分 (#1414427)
        数年前に執筆した拙著が海外出版されたことがあります。その際には、
        ・出版のオファーは出版社宛て
        ・翻訳費用等の負担は相手先出版社
        ・著者校は無し(ただし献本あり)
        ・支払は印税方式
        ・支払われた印税は著者と出版社で折半(50:50)
        といった感じでした。実際に支払われた印税額(50%分割後)は、国内で売上げた印税額の1/40くらいでした。またこの際の支払い主体は国内の出版社という扱いになったため、所得税に関しては支払者が国内の場合の通常処理で行いました。
        親コメント
    • 1,2に関して: オライリージャパンの人が以前,英訳してUSで出版できるような書籍企画立案をしろと米国本社にプレッシャーをかけられていると言っててました. オライリージャパンが目をつけて英語版の出版を交渉したんじゃないかなぁ.
      親コメント
  • で、逆輸入版「:-)が~するそうです」
    …話が膨らまなそうだ
  • by Technobose (6861) on 2008年09月01日 23時27分 (#1413743) 日記
    がアメリカで認められて出版されるのって珍しいような・・・。
    今まで学術書や解説書は洋書の翻訳が多かったので、和書が海外でも認められるようになればいいですね。


    次は「CPUを創る」 [mycom.co.jp]か・・・?
  • オライリーが
    「マンガで分かる統計学」ではなく
    「マンガで学ぶ統計学」を選んでいたら。 九天社は、延命できたかもしれない。

    # やはり本のタイトルは個性的であるべきだ。
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  • 原作を読んでないけど、コミックフラッパーを立ち読みしたときに「なんか、してやられた」気分になった。
    原作も読もうかな。
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    妖精哲学の三信
    「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
  • by Anonymous Coward on 2008年09月01日 17時48分 (#1413571)
    「トキメキ統計学」ってどう訳してるの?まさかそのまま「Toki-Meki~」?
typodupeerror

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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