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hylomによる 2008年11月14日 14時39分の掲載
捜し物は何ですか? 部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

BBCが、「グリーンランド北部の米空軍基地近くで40年前に行方不明となった核爆弾が遺棄されたままになっている」と報じたそうだ(本家記事)。

1968年にグリーンランド北部にある米軍のチューレ空軍基地近くでミッション中のB52爆撃機が墜落した。爆撃機には4個の核爆弾が搭載されており、墜落時に核爆弾の周りの爆発物は全て爆発したが、核爆弾は起爆状態になかったため爆発は免れたとのこと。

米軍は直ちに回収活動を開始し、数千に及ぶ破片や氷(一部は放射能をもっていた)が回収されたが、BBCの調査によると回収された破片は核爆弾3つ分しかなかったとのこと。その後潜水艦なども動員し数ヶ月に及ぶ捜索活動を続けたが残る1つは最後まで見つけられず、そのまま遺棄されたという。また、BBCが情報公開法によって入手した機密文書には、武器パラシュートのつりなわを含む、一度溶けた後再び凍ったとみられる黒い氷に関する記述もあり、炎上した武器が氷を溶かし、そのまま氷に閉じ込められたことを示唆しているという。

チューレ空軍基地は1950年代初めに建設され、冷戦時代の重要な拠点のうちの一つであった。基地には北極圏を通過するミサイルを捉えるレーダーなども配置されており、ソ連が米国への核攻撃を行う際はチューレをまず落とすと考えられていた。そこでチューレが攻撃されたら即モスクワを爆撃できるよう、核爆弾を搭載したB52 爆撃機を常にチューレ上空に旋回させるという「ミッション・クローム・ドーム」が行われ、墜落したのはこのミッションに参加していたB52だったとのこと。

この件に関し、米国防総省は4個の核爆弾は「破壊された」との見解を貫いている。

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