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アレゲなニュースと雑談サイト

hylomによる 2009年02月06日 15時52分の掲載
一般家庭では難しそうですが、部門より。

antoropy 曰く、

ペルチェ素子および関連製品で世界最大手のKELKが、熱電発電モジュールの製造販売を開始する(発表資料)。

ペルチェ素子は電圧を加えることで冷却が行える素子として有名だが、この逆作用を利用したのが熱電発電モジュールで、熱を使って電気を作ることが可能になる。熱電発電は次世代の再生可能エネルギーとして近年注目を集めており、この技術によって工場や発電所、焼却炉などで排出されてきた大量の廃熱を電気エネルギーとして回収することが可能になる。

特に定常的に排出される工場廃熱を利用すれば、太陽光発電よりもはるかに安価な再生エネルギーとなる。また、コマツは建設機械のディーゼルエンジンに応用し、排出ガスを電気エネルギーとして再生することも考えているようだ。

特に定常的に排出される工場廃熱を利用すれば、太陽光発電よりもはるかに安価な再生エネルギーとなる。また、コマツは建設機械のディーゼルエンジンに応用し、排出ガスを電気エネルギーとして再生することも考えているようだ。 今回KELKが販売する熱電発電モジュールは世界最高の変換効率を持ち、比較的小さな温度差でも大きな出力が得られるそうで、高温側が280℃、低温側が30℃という条件で動作する。出力密度は約1W/cm2、最大出力は24W(3A-8V)で、価格は1モジュール3万円。

たとえば50枚(150万円相当)を利用するとすると、その面積は1250平方センチ(一辺が35cmの正方形の面積に相当)で、発電能力は1.25kW。1kWh20円換算だと、150万円分発電するのに必要な期間は約6年10ヶ月になる。量産により同等の出力のペルチェ素子と同程度まで価格が下がれば、人類の電力事情が大幅に変わるかもしれない。

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  • この場合には (スコア:3, すばらしい洞察)

    ujiie (30323) : 2009年02月06日 16時03分 (#1507375)
    ゼーベック素子と言わなくていいの?
  • ゼーベック効果 (スコア:2, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2009年02月06日 16時04分 (#1507377)

    ペルチェ効果は発電するためのものではありません.
    逆の効果の素子のためには「ゼーベック効果」というちゃんとした名前があります.

  • ディーゼルは、排ガス中のススの問題の対応のために、かなりの高温でススまで燃やしてしまう仕組みも研究中のようですし、タレこみの技術はうまくすれば案外行けるんじゃないですかね。

  • NEDOの「高効率熱電変換システムの開発」プロジェクト [nedo.go.jp](コマツ以外も入ってます)の成果でしょうかね。「(各社の研究開発の平均で)ほぼ従来の2倍の高性能化」(紹介文献(PDF) [enaa.or.jp]の図4)ってのは立派なもんだと思います。

    「太陽光発電よりも安価な再生エネルギーとなる可能性」って何を根拠に?と思ったのですが、この コマツ技報(PDF) [komatsu.co.jp]の図8あたりを見ると、エネルギー回収年(装置を作るのに使ったエネルギーの回収に必要な年数)では太陽光に圧勝、地熱以外の自然エネルギーには負けない位の順位にいるんですね。
    でもこの文献にあるモジュール価格240円/W、システム価格505円/Wってのに比べるとプレスリリースのはすごく…高いです…

    あと、良くなったと言っても効率自体はスターリングエンジン等の熱機関よりはまだ悪いぽいですか。可動部が無くてコンパクトなので確かに建機などにも積めるでしょうが、ホンダがランキンサイクルをミニバンに積んでみたり [jsme.or.jp](豊田自動織機も似たような開発をしています)、従来定置式でしか使えなかった廃熱回収技術の小型化もすごい勢いですね。
    いろいろと今後が楽しみです。

  • ef (25263) : 2009年02月06日 17時58分 (#1507478)

    トムソン効果 [wikipedia.org]の事も、たまには思い出してください。

  • Anonymous Coward : 2009年02月06日 21時12分 (#1507595)
    タレコミでは、1kWhあたり20円で計算していますが、それは強気すぎます。

    風まかせの風力発電の買い取り単価は3~4円程度ですし、動力での販売単価は10円程度です。
    20円程度の単価で買っているのは、従量電灯の個人宅・事務所くらいでしょう。
  • Anonymous Coward : 2009年02月07日 1時32分 (#1507846)
    なんですよ。
    進歩はすばらしいですし、この技術自体を否定する気はありませんが。

    この程度の効率なら、熱を熱として使用したいときは断熱したほうがはるかにマシ。
    有効な分野は動力か光源の廃熱ですのでエンジンの廃熱利用は的を得ているように思えますが、まともな効率を得るにはたまたま高温側が280℃付近で、たまたま自然空冷で外気が30℃に保たれるところに限られます。
    強制的にその条件を作り出すなら、そのためのイニシャル&ランニングが必要。
    また、常用250℃なのに最大は280℃の時とある。つまり普通に使う分には最大効率は得られない。

    と、色々考えていくと、どんなにがんばってもても実際には7.2%の半分も変換できるとも思えないのですが・・・。

    また、30,000円/24W→1,250円/W→125万円/kW かたや太陽電池はシステム込みで40万円/kWです。エネルギーの元が違うので比較してもあまり意味がありませんが。

    6年10ヶ月で元が取れるとありますが、計算したら24hrフル稼働時の計算のようです。5万時間以上です。確実にエンジンのほうが先に壊れます。

    よって、現状のコストでは確実に「元が取れない」と思われます。実用化というか「形になりました」が正しいんじゃないかなあ。
    学会発表の論文ならおおいに評価すべきだと思いますが、こんなもん売ってどうする気だろう。
  • 熱電素子といえば、熱電堆を使って、アウトドアで使える熱電発電による携帯電話充電器(PDF) [hakko.co.jp]なんて楽しい研究をしてる人もいますね。 「熱の実験コンテスト(第1回 [hakko.co.jp]、第2回 [hakko.co.jp])」の 成果のようです。他の実験も結構アレゲ。
  • Anonymous Coward : 2009年02月06日 16時16分 (#1507387)

    「小松エレクトロニクス(株)」が「(株)KELK」(けるく)に社名変更しただけ。コマツの完全子会社。
    http://www.kelk.co.jp/ [kelk.co.jp]

  • Anonymous Coward : 2009年02月06日 16時22分 (#1507395)

    「ペルチェ効果」も「ゼーベック効果」もジャーゴンではないよ。
    理解していない言葉は、不用意に使わない方が良いよ。

  • Re:そんなことよりも (スコア:3, おもしろおかしい)

    mgstyle (34119) : 2009年02月06日 16時23分 (#1507396) ホームページ 日記

    ああ そういう意味か

    タイトルでコマツが開発
    本文頭でKELKが販売
    途中から何の説明もなくコマツがでてきて
    またKELK登場

    で混乱しました

    先日プレゼン資料を添削してもらった時の事を思い出しましたよ
    「mgsくんが書きたいことは分かるんだがね、
    使う単語に一貫性がなく
    新しい言葉が突然でてきて先に使っている単語との関係性が分からない

    人にものを伝えるときは、まず相手が単語や仕組みを知らないと思ってから文章を組み立てなくてはいけないよ

    とりあえず高校に戻るか全文書き直すかどっちがいい?」

    --
    [注意]コメント主は大変叩かれ弱い性質です。優しく接してあげて下さい
    ~おもしろおかしい以外に興味はありません~
    • Re:そんなことよりも (スコア:2, すばらしい洞察)

      hokuto (16888) : 2009年02月06日 17時42分 (#1507464) ホームページ
      >人にものを伝えるときは、まず相手が単語や仕組みを知らないと思ってから文章を組み立てなくてはいけないよ

      知らない単語や仕組みは、アレゲな業界ではご褒美です。
      僕達から調べる楽しみ(と知っている喜び)を奪わないで!

      真面目な話、どっかのプレゼン資料みたいな内容の薄い記事が一番嫌なんですよ。
      どう書いたって何かを知らない人は出てくるわけですから、いっそそんなことは気にせず、
      ある程度の知識を前提として内容のある記事を書いてもらった方がずっといいです。

      そういう記事を読み解くだけの能力を持つ人のことを、アレゲって呼ぶんじゃないかなあ。
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  • Anonymous Coward : 2009年02月06日 16時24分 (#1507397)

    >異種接合した金属の両側に温度差をつけると、電圧が発生するのが「ゼーベック効果」
    ああ、熱電対ね

  • Anonymous Coward : 2009年02月06日 17時49分 (#1507471)

    駆動部がないという利点もありコンパクトかもしれません。
    だから今までは発電するに及ばず、ただ捨ててた廃熱にも適用できるとか。

    本格的発電用途には「タービンより効率いいのか」で普及の度合いが決まってくるものなんでしょう。
    高温の気体/液体に晒される訳でメンテナンスフリーとまではいきませんが。

  • 火力発電所みたいに熱源がある場合は、どっちにしろ
    外気や水などで冷却をおこなわなければならないので
    必ず熱勾配はありますよね?

    熱平衡になるような状態では、どっちにしろ壊れて
    しまうでしょう。

    むろん、常に熱勾配があるような位置に設置しなければ
    ならないなど、利用上の制約はありますが、この際それは
    問題ではないでしょう。

  • Technobose (6861) : 2009年02月06日 18時53分 (#1507517)
    例えば燃料電池で発電、排熱で熱発電、さらに残った低温の熱でお湯を沸かして風呂の湯に使うとかすればどうでしょうね。
    応用先としてホテルとか、スーパー銭湯とかしか思いつかないけど。
  • taka2 (14791) : 2009年02月06日 20時18分 (#1507563)

    マジレスしますが、

    ファンを回せるかどうかはともかく、CPU冷却用に売られてるようなペルチェ素子でも発電はできますよ。
    でも、たとえその方式で実際にファンが回せたとしても、ファンコン要らずにはなりません。

    「CPUの発熱が増えるほどファン回転数を上げて、CPU温度を一定に」というフィードバック制御は出来るんですけど
    「外気温が高いほどファン回転数を上げて、CPU温度を一定に」というフィードバックが出来ないんです。

    ペルチェ素子のゼーベック効果による発電は、相対的な「温度差」に依存しますから、
    外気温が高いほど、温度差が減るためファンの回転が落ちてしまいます。
    CPUは常に「外気温+α」を維持するようなフィードバック制御になってしまい、
    CPU温度を一定にすることができません。

  • KELKのプレスリリース [kelk.co.jp]から。

    【商品仕様】
    寸法: 50mm × 50mm × 4.2mm (リード線含まず)
    質量: 47g
    出力: 最大24W (高温側電極280℃、低温側電極30℃のとき)
    使用可能温度: 高温側 最高280℃・常用250℃以下 / 低温側 最高150℃
    変換効率: 最大7.2%
    材料: BiTe系

    とあるので、280℃以上の熱源との直接接触は保証しないのでは…
    とはいえ、素子自体の接触面が250℃(最悪値で280℃)を越えなければいいので、エンジンの排熱をうまいこと分散して素子との接触面の段階で250℃になるように放熱機構(と言うか熱回路)を組んでやればいけるように思いますよ。

    #と言うか、そういう用途に使う場合は素子の接触面の形状や面積、パッケージ構造についてももかなり変えて、熱的にうまいことやるとは思うのですが…

    --
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