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医療

中国の臓器提供、65 % 以上が死刑囚から 62

ストーリー by reo
3 年前には「ごく一部」と言っていましたが… 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

中国の臓器移植につかわれる臓器は 65 % 以上が死刑囚から提供されているとのこと。衛生省の黄潔夫次官の話として、同国の英字新聞 China Daily が報じた (AFP BB News の記事47 NEWS の記事BBC News の記事より) 。

中国には臓器移植を必要としている患者が約 150 万人いるが、移植手術は毎年 1 万件程度しか行われていないとのこと。以前から臓器は死刑囚から提供されているという話はあったが、この度当局が初めて具体的な数字を公表した。一般人のドナー提供者は過去 6 年間で 130 人しかいなかったという話もあり、実態は 65 % 以上の可能性もあるという。

中国ではその死生観から臓器提供に対する保守的な考え方を持つ人が多く、また制度も発達していないため一般人ドナーは非常に少ないそうだ。しかし死刑囚は移植に好ましい臓器提供者ではないとして、この度一般人のドナー制度を確立する実験的事業が立ち上げられることとなったとのこと。このプロジェクトは中国赤十字社の基、同国内 10 地区において進められ、不正な臓器売買の撲滅などを目指しているという。

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  • ドナー (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年08月31日 12時47分 (#1631990)

    ドナ ドナ ドーナー ドーナー♪

  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 11時56分 (#1631941)
    非ユダヤ教徒の死体から臓器移植を受けるのは問題ないらしい。
    彼らの中では論理的な整合性が取れてるのだろう、きっと。
    • by Anonymous Coward

      キリスト教徒はトイレに行ってはいけないんですよ。

    • 人間の論理ってのは難しいですからね。
      例えば、現在まで黒人奴隷の制度が続いていたとしたら、奴隷を殺して臓器を取ることが大手を振ってまかり通っていたことでしょう。
      でも、そんな世の中でも、人種差別主義者の方々だけは倫理的な理由から反対すると思います。

      そんな汚らわしいものを入れるなどとんでもない!と言って。

      # 用は、異教徒や肌の色が違う連中は同じ人間ではない、ということですね。そういう論理を前提とする限り、何の矛盾もなかったり。。。

      • by Anonymous Coward

        肌の色についてはともかく、信仰は人間の論理の上位にあるものなんだから、別に問題はないのでは?
        異教徒や異端者は神に愛される可能性なんて微塵もない訳だし、人間扱いする価値があるかどうかも疑問。

        キリスト教的教義(聖書の解釈)から捕鯨を反対する人たちも居たけど、それと同じだよ。
        聖書が絶対な信仰者にとって、人間の屁理屈なんてとるに足らないもの。

        あなたがこれらの話を不快に感じるのは、あなたの信仰(信念と言ってもいい)が彼らと相反するからじゃないの?

        • by Takahiro_Chou (21972) on 2009年08月31日 21時59分 (#1632365) 日記

          キリスト教的教義(聖書の解釈)から捕鯨を反対する人たちも居たけど、それと同じだよ。

          そんなヤツらは居ない。
          捕鯨に反対してるヤツも居るし、キリスト教の熱心な信者も居るけど、「キリスト教的教義(聖書の解釈)から捕鯨を反対する人たち」は、まず、居ない。万が一、居たとしても、捕鯨に反対してる連中の中では例外中の例外。
          反捕鯨は、むしろ、ニューエイジ [wikipedia.org]とかヒッピー [wikipedia.org]崩れだから、「キリスト教的教義」では無い。
          つーか、キリスト教原理主義者とかから見れば、反捕鯨は、敵。

          例:グリーンピースに反捕鯨運動を持ち込んだ人物が言ってるタワゴト [www.ne.jp]
          要するに、反捕鯨のベースに有る思想は、あくまでも、キリスト教を信じられなくなったヤツが、代わりに信じてるオカルト思想なの。

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  • おおむね正規ルートで主要な臓器入手する対象は脳死者に限定されるのが常でしょうから
    他に許されそうなのそれしかないですね。流石大国、我が国より一歩先をイッてます(違
    だけど僕は
    http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%89%E8%BA%AB-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE... [amazon.co.jp]
    上記小説を読んでしまった後なので仮に臓器提供が必要な体になったとしても彼等からの提供は全力で遠慮させていただきます。

    #ていうか提供されるのも提供するのもゴメンであります。僕の体は僕の物だ誰にもやるもんか。全部速やかに焼いてクダサイ。オーバー?

    • その小説のあらすじを見て、
      脳移植だと移植を受けた方の人格ってそもそも存続できないんじゃないのという違和感が。
      (というかその違和感が拭えないので店頭で見かけたときに買わなかったような。)

      部分移植とかなんだろうか?
      …でもそれ脳内の神経をつなぐことになって脳の丸ごと入れ替えより難しくないか?
      …というか脳に銃弾って事例で脳に無事な部分残るのか?
      (弾丸が固くて潰れずに貫通しちゃえば以外と大丈夫なんだろうか?)

      って、フィクションの前提にケチつけても仕方ないと言えば仕方ないが。

      親コメント
  • 以前ナショナルジオグラフィックとBBCで見たのですが。
    かの国では「外国人への臓器移植」が既に産業として成り立っていて、その「輸出ビジネス」に特化した豪奢な病院まである始末なのですよね。

    そこまでする以上「安定して潤沢な商品」の入手は欠かせないわけで。
    それを目的とした死刑の乱発というのも、充分あり得る話だと思います。

    逆に、そんな状態で「35%も死刑囚じゃない臓器がある」コトの方が驚きなのですが。
    本当なんでしょうか?

  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 11時52分 (#1631936)

    部品の再利用としてはいいんじゃね?

    # だから死刑が多いのか…

    • Re:まあ (スコア:3, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2009年08月31日 12時39分 (#1631978)
      法輪功信者が微罪で死刑になっているようですね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そもそも、法輪功の信者であること自体が重罪なんじゃないの、かの国では。

        • Re:まあ (スコア:2, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2009年08月31日 16時41分 (#1632157)

          役人 「法輪功信者を捕まえました。」
          幹部 「ちょうど良かった、死刑にしなさい。」
          役人 「臓器用に牢屋にほうりんこうんでしまえ、ってことですね。」
          幹部 「…。
          役人 「それとも、信者だけにしんじゃえ、ってことですか?」
          幹部 「君もちょっと労働教化に行っておいで。」

          親コメント
      • by Anonymous Coward
        部品の再利用?法輪の再開発?
    • 移植を受けた人がドナーの記憶を見たりする場合
      があるそうでどうやら脳以外の肉体にも記憶される
      場合が有り、移植元の人の性格が悪いと性格が悪く
      なったりする場合もあるようですから凶悪犯を増や
      すことになりかねないんじゃないかという気がします。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      新鮮で健康だからなぁ…。

      臓器の健康を保つため、死刑囚には良い食事と良い運動を与えてたりするかもな…。

      ※怖いのは臓器ほしさに死刑をでっち上げですね。
      ※HLA型が一致する人見つけ出して死刑にするとか…。

    • Re: (スコア:0, フレームのもと)

      by Anonymous Coward

      次は友愛属国の日本も使われるんじゃね?

    • by Anonymous Coward

      「パーツ数の確保のために、あえて死刑」にならなければ、私もよいと思います。
      その辺ちゃんと監視できてるんだろうか。

    • 東南アジアの某国のように教育水準の低い健常者を騙すようにして臓器を購入したり、金にあかせて他国で臓器の斡旋を受けたりするのに比べれば、はるかにマシだと思う。

      日本も見習ったほうがいいんじゃないかな。まずは死刑を増やすあたりから・・・。

      • by Anonymous Coward

        中国の臓器売買も相変わらずですよ

  • ダジャレか! (スコア:0, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年08月31日 11時54分 (#1631938)
    死刑囚からシッケイ、なんちて
  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 12時36分 (#1631973)

    中国ではその死生観から臓器提供に対する保守的な考え方を持つ人が多く

    凌遅(八つ裂き)で切り刻んだ肉を長寿の薬になるってんでこぞって持っていく宦官の写真を見たんだけですけど・・・喰らうのと臓器をすげ替えるのは違うんか?

    • 山田浅右衛門の「人胆丸」ですね、わかります。

      --
      -------- tear straight across --------
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    • by Anonymous Coward
      この場合、レシピエントではなく、ドナー(提供者)の死生観の問題でしょう
      死んだ後に肉体をとられると魂魄で言うところの、魄が汚されるとか何とかじゃないですかね。

      死刑囚は罪を犯しているのだから、そんなことに文句を言える立場ではない。といった感じか。
  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 12時39分 (#1631976)

    信号無視で死刑になったりするのかな…

  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 12時42分 (#1631980)

    「ドナー提供者」ってなんか怖いんだけど、一般的な用語のかな。
    親族が身内の遺体を提供するとか、そういうこと?

    検索すると [google.co.jp]結構多い。と思ったら「ドナー(提供者)」も検索に引っかかってた。

  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 12時50分 (#1631993)
    臓器移植前と移植後で性格とか嗜好性とかが臓器提供者にわずかに似るって話なかったっけ?
  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 14時23分 (#1632063)

    slashdot.jp: 本家インタビュー:SF作家ラリイ・ニーヴン
    http://srad.jp/science/article.pl?sid=03/04/07/145203 [srad.jp]
    Wikipedia: ラリー・ニーヴン
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%8... [wikipedia.org]

  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 14時43分 (#1632072)

    一番問題なのは「その死刑囚が何で捕まったか」ってこと。
    その多くが法輪功関係者で、法輪功をやってたってだけで捕まって死刑にされることがある。
    あと、死刑にされて「人体の不思議展」に展示される死体に加工されたりすることもあるとか。

    • by maia (16220) on 2009年08月31日 15時20分 (#1632102) 日記

      司法行政的なタイミングで処刑され、それから適合レシピエント(患者)を探すのか、
      患者がいて、手術のタイミングで、適合ドナー(提供者)を探し、処刑日を設定するのか、
      それが問題だ。
      もっとも、死刑囚の(移植に向けた)メディカルチェックがあらかじめ行われるというのも、なかなか来るものがあるが。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年08月31日 17時29分 (#1632193)

    らしいからいいんじゃないでしょうか?

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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