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hylomによる 2009年09月30日 13時29分の掲載
「ルーシー」の由来部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

英国人女性、ルーシー・ヴォデン(旧姓オドネル)さんが自己免疫疾患のためロンドンの病院で死去されました。享年46歳(CNN.co.jpの記事Times Onlineの記事)。

ビートルズの曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」は、当時4歳だっだ故ジョン・レノンの息子ジュリアンが、友人である彼女を描いた絵に着想を得て生まれたとされています(もっともヴォデンさん自身はこの曲を大層嫌っていたようで、内容を「バカバカしい」とまで言っています)

なぜこの訃報をslashdotにタレコんだのか、勘のいい人ならお気づきでしょう。今から35年前の1974年11月30日、地質学者モーリス・テーブを中心とする調査隊が、エチオピアで約350万年前のアウストラロピテクスの化石人骨を発見しました。

その後の研究の結果、この人骨は女性の物であると結論付けられ、発見当時調査隊の宿営地においてテープレコーダーでヘビーローテーションしていた同曲にちなんで「ルーシー」の愛称が与えられました。すなわち、この非常によく知られた化石人骨の愛称は、さかのぼればヴォデンさんに由来するのです。

病により自身の子供を持つことは叶わなかったものの、子供を愛し、身に付けた看護の専門知識を生かして子供達のために働き、また長い闘病生活を戦いながらも、決して笑顔を失わなかったと言うヴォデンさんの生き方には、一人の人間として素直に敬服するばかりです。

心からお悔やみ申し上げます。

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