ある Anonymous Coward 曰く、

民間の研究機関である労務行政研究所が調べたところによると大手企業の今冬のボーナスは平均で 65 万 9864 円で、昨年比 13.1 % 減少で冬のボーナスとしては過去最大の下げ幅となる見通しになっているそうだ (NHK ニュース, 労務行政研究所の調査結果 [PDF] より) 。

調査は東証 1 部上場の大手企業の労働組合を対象に行ったもので、218 社の組合が回答。冬のボーナスの減少は平成 14 年以来 7 年ぶりだが、下げ幅は昭和 45 年に調査を始めて以来、過去最大となったそうだ。特に製造業は全体で去年よりも 16.1 % の減少で、中でも「機械」がマイナス 27.7 %、「非鉄・金属」がマイナス 25.4 %、「鉄鋼」がマイナス 22.9 % と落ち込みが激しくなっている。製造業以外の分野でも「陸運」がマイナス 6.4 %、「建設」がマイナス 5.5 % となっており、全ての職種で去年よりも減少する見通し。

これは大手企業の数字なので、中小零細はもっと厳しいところが多いだろう。

ちなみに調査対象の平均年齢は業種によって事なるんだけど、下げ幅の最も大きい機械は 39.1 歳。/.J の読者で多そうな業種である情報・通信分野は 9 社を対象として、調査平均年齢 32.1 歳で 76.9 万円、下げ幅は -1.3 % だそうである。詳細は PDF を参照。