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reoによる 2009年12月01日 12時30分の掲載
想像力を無力化させる程度の閉塞感部門より。

hylom 曰く、

先日、平成 21 年版の自殺対策白書が公開された。これは「我が国における自殺の概要及び政府が講じた自殺対策の実施の状況について、政府が毎年、国会に提出する年次報告書」という位置付けの文書である。

自殺の概要を見ると、平成 20 年の自殺者総数は 32,249 人。うち男性が 22,831 人、女性は 9,418 人とのこと (「我が国の自殺の現状 [PDF]) 。また、年齢としては男性については 55 ~ 64 歳が最も多く、続いて 45 ~ 54 歳、35 ~ 44 歳と続いている。また、自殺者の職業としては無職が 18,279 人と過半数を占め、続いて被雇用者・ 勤め人が 8,997 人、自営業・ 家族従事者が 3,206 人と続いている。原因・動機は「健康問題」が 64.5 %、以下「経済・生活問題」が 31.5 %、「家庭問題」が 16.7 % となっている。

そして特筆すべきなのが、20 歳代および 19 歳以下の自殺の手段として「その他ガス」が大きくなっている点である (「手段別の自殺の状況 [PDF]」) 。白書本編 [PDF] でも触れられているが、これは昨年大きく話題になった「硫化水素ガスによる自殺」が影響しているのでは、と考えられる。実際、硫化水素自殺による自殺者数は平成 19 年には 29 人だったのが、平成 20 年には 1,056 人と急激に増加しているとのこと (警察庁統計による) 。

また、平成 20 年の 4・5 月時点の自殺者数の増加と、新聞やテレビでの報道の露出度は比例している、という調査結果も掲載されている。この事件にインターネットがどのような影響を与えたのかはこれからの課題とのことだ。

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