パスワードを忘れた? アカウント作成
254894 story
ニュース

スイス初、離婚男の駆け込み寺 21

ストーリー by reo
ベッドが別途 部門より

eggy 曰く、

REUTERS の記事によると、結婚生活に破綻を迎えた男女が別れるとき、「80 % の割合で、離婚を切り出した母親が子供と共に家に残り、父親は一人ぼっちで家から放り出される」とのことだが、こうして社会的弱者となる男性をかくまう施設がスイス初で誕生したそうだ。

創設者のプロテスタント教会牧師アンドレアス・カバルザー師は「(離婚男が) 家を出て最初にすることは泊まるところを探すことだが、こんなことは誰も予期していないし準備なんかできていない。」と言い、悩める男達に宿を提供すると同時に、精神的なカウンセリングも行っているとのこと。

実際、宿は無料ではなく、一週間 166 ドル。施設が収容できる男性は 4 人まで。また、牧師の心憎い気遣いで子供たちが会いに来られるようにと、子供たち用のベッドルームが 2 つ別途設けられている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 日本での場合だけど (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年09月14日 18時40分 (#1825148)
    離婚した男女の間で、父親が子供を育てていく環境が悪すぎる。
    たとえ妻に(不倫などの)原因があったとしても、妻から慰謝料や養育費を
    取れることは滅多にない。

    母子家庭の場合は母親が看護師になる場合の支援が手厚かったりするけど、
    男性にはそういう支援はなかったりする。
    (高等技能訓練促進費など)

    男性は子育て嫌がるだろう。女性は子育て好きだろう。子供は母親がいいだろう。
    そういう決めつける風潮は無くすべきじゃないかなと、大阪の2児監禁放置死の事件で
    つくづく思った。

    他にも定年を迎えた途端に離婚を申し渡される夫とか、かわいそう。
    年金の権利が発生した途端に用済みとなった夫を捨てる妻って、人間じゃないと思う。
    そんなに嫌だったら定年前に別れればいいのに。
  • お手頃価格? (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年09月14日 13時04分 (#1825011)

    一週間 166 ドル

    1$(US)83円として一週間で13,778円。
    4週間で55,112円、一か月だと6万くらいか。

    スイスの賃貸情報はわからないけど、
    カウンセリング無料なら
    出戻り繰り返す永住希望者も出てきそうなお値段な。

    • Re:お手頃価格? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by firewheel (31280) on 2010年09月14日 16時41分 (#1825096)

      部屋の広さにもよるんじゃない?

      しかしそれ以上に重要なのは、これで恩を売っておけば、
      その男性+その家族全員を熱心な信者にできるかもしれないということだ。

      情けは人のためならず。これも広義の布教活動の一環じゃろね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        いやあ、信じられないかも知れないですが、教会や共産党員やグリーンピースやゲイツだって、
        たまには善意から行動することがあるんですよ…?

        …てな冗談はともかく、日本人の感覚ではぴんとこないかもしれませんが、あちらの社会
        では伝統的に教会は社会インフラないし公共リソースのひとつですし、慈善活動は彼らの
        当然の責務と考えられていたりもするので、こんな程度の公共サービスで恩が売れるか?
        というとやや疑問符がつきます。

        これがトピックになるのは着眼点がめずらしいからであって、こういう活動自体は日常的
        なものです。
        牧師としては機会を得られれば聖書の話のひとつもするつもりだろうとは思いますが、
        直接的なリターンを期待しているとは考えにくいと思いますね。

    • by digoh (17917) on 2010年09月14日 14時34分 (#1825047) 日記

      >永住希望者
      それは出家というのでは……

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      というかなんで$表記?かと思ったら、元記事が「スイスフラン(米ドル併記)」なのね。
      日本で翻訳記事にするなら「スイスフラン単記」「スイスフラン(日本円併記)」に直すのが普通じゃないかなぁ。
      「米ドル単記」ってのがありえない。

  • by metta (20740) on 2010年09月14日 17時20分 (#1825116) 日記

    子どもが頭にりんごを載せて
    オヤジがドカンとやるコーナーも必須でしょう。

    スイス [wikipedia.org]だけに。

  • 90年代になって、ようやく国全体で婦人参政権が認められた国だから女性の保護は過剰なくらいで「ちょうど良い」状態だったのでは?

    # その代わり「父親の威厳」は高価値だった筈……
    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
    • by Anonymous Coward

      江戸時代からも優遇されていたんですよ
      世界的にもめずらしいくらい
      三行半とかしってる?


      • |江戸時代からも優遇されていたんですよ
        |世界的にもめずらしいくらい
        |三行半とかしってる?

        何処の国の話でしょうか?

        わたくしはスイスの話をしておりますが……
        スイスにも三行半が存在したのでしょうか?

         キリスト教国で三行半とは初耳です。ぜひとも出典を御呈示願いたい。

        スイスが国家として認証されたのは1815年ですが、現在の連邦国家体制が確立したのは1874年。(明治になってからですな)
        これ以前だと小国の連合という性格が強く、同盟に近いものになってしまいます。
        いったい、どこの史料を漁ったのでしょうか? 非常に興味があります。
        --
        notice : I ignore an anonymous contribution.
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年09月15日 12時56分 (#1825463)
        書き込みたくて仕方なかったんだろうな。:-)
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年09月14日 12時52分 (#1825002)
    さすがに男女の揉め事まで永世中立とはいきませんね。
  • by Anonymous Coward on 2010年09月14日 15時53分 (#1825080)

    shelter for newly separated husbands

    んー、どうでしょう
    ここはやはり「旦那ポスト」でひとつ

typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...