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訃報: 元ソニー会長、大賀典雄氏死去 24

ストーリー by headless
訃報 部門より

元ソニー会長の大賀典雄氏が4月23日、多臓器不全で死去した。81歳。葬儀は近親者で行い、後日社葬を行う (asahi.comの記事YOMIURI ONLINEの記事)。

大賀氏はソニーの社長、会長を歴任し、CDの開発やゲーム機市場への参入を決断するなど大きな足跡を残した。世界の名門オーケストラを指揮するなど音楽家としても知られ、東京フィルハーモニー交響楽団の会長・理事長や東京文化会館の館長も務めた。

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  • この人のわがままがなかったら、ポータブル音楽プレーヤーが商品化されるのはずっと先になっていただろう。
    多くの人の楽しみと、巨大な市場を生んだ人。合掌。

    • by Anonymous Coward

      売れなかったら責任とって会長辞めると言ってウォークマンの商品化を推し進めたのは盛田昭夫氏だったような…

    • by Anonymous Coward
      × この人のわがままがなかったら、ポータブル音楽プレーヤーが商品化されるのはずっと先になっていただろう。
      ○ 盛田氏のわがままがなかったら、ウォークマンが商品化されるのはずっと先になっていただろう。
      • いや、
        >この人のわがままがなかったら、ポータブル音楽プレーヤーが商品化されるのはずっと先になっていただろう。
        で合ってるんだよ。『MADE IN JAPAN』 [amazon.co.jp]に書いてあった。そもそも「音楽をいい音で手軽に持ち歩いて聴きたい」と言い出したのは大賀氏。その先端的ニーズがなければ盛田氏の商品企画も黒木氏のデザインもない。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          >そもそも「音楽をいい音で手軽に持ち歩いて聴きたい」と言い出したのは大賀氏。

          井深氏の間違いじゃない?

  • by Anonymous Coward on 2011年04月24日 14時29分 (#1941760)
    盛田さんや井深さんの時代を直接知らないけど、この人が社長を
    やっていたときのソニー製品にはずいぶんお世話になった気がする。
    次の代になってからソニー製品は何も買っていない気がする……
  • by Anonymous Coward on 2011年04月24日 14時39分 (#1941764)

    合唱でおくりたい気分です

    ありがとうございました

  • by Anonymous Coward on 2011年04月24日 16時08分 (#1941790)

    この人の時代にコロンビア買収や何やらで借金をこさえ、おかげで次の出井さんの時にはひたすら金策、金稼ぎに走らなければならなかった。
    面倒見のいい人ではありましたよ、ほんと。

    • by Anonymous Coward on 2011年04月24日 23時42分 (#1941990)

      >> この人の時代にコロンビア買収や何やらで借金をこさえ、おかげで次の出井さんの時にはひたすら金策、金稼ぎ

      まさか,ご本人の書き込みですか?www

      事実を挙げれば

      ・ 出井さんが経営を引き継いだ直後は業績が良かった
      ・ 出井さんが経営を引き継いだ数年後には業績急降下
      ・ その悪い業績の中で,前経営者の買収した映画部門が唯一のマトモな黒字部門だった(←スパイダーマンとスパイダーマン2)

      と言えるわけで,どう見ても出井さんはダメな結果を生み出した経営者にしか見えないよねぇ.
      実態としても,「ソフトの時代」というのを表面的にしか考えずに「基礎技術やハードウェアは外部から購入すれば良い.製品の中身が同じでもソニーのロゴを付ければ売れる」みたいな思想でハードウェアや研究部門などの先行投資を全て切り捨てようとして技術力も経営面もボロボロにしたのが出井さんでしょ.

      もちろん,出井さん以前はソニー黎明期世代(つまり創業者のような立場)の経営者だったわけで,CEOとは言っても以前に比べて権限が(社内政治的に)限られていたとかいう話もあるので,そういう意味では出井さんの能力だけが原因ではないとは思う.けど,凡庸な経営者だったというのが妥当な評価だと思うね.
      ソニーの後はコンサルとファンドの社長とかやってるみたいだけど,ずっと「元ソニーCEO」っていう肩書き*だけ*でしか見られてないのが全てを物語っていると思うよ.本当に有能な経営者なら米国企業から声がかかってるでしょ.

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2011年04月25日 1時11分 (#1942007)

        > ソニーの後はコンサルとファンドの社長とかやってるみたいだけど,ずっと「元ソニーCEO」っていう肩書き*だけ*でしか見られてないのが全てを物語っていると思うよ.本当に有能な経営者なら米国企業から声がかかってるでしょ.

        逆にそれを成し遂げてしまったのが辻野晃一郎なんだよねぇ。
        おかげで当のコンサルの社長は辻野。
        なんか、後から出てきた人材に完全に隠れちゃった感じ。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年04月24日 16時56分 (#1941806)

    SONY没落の種を撒いたのはこいつ、育てたのが出井。
    こいつが社長やっていた頃は、前のブランドの勢いで何とか走っていただけの話。
    その間に仕込みはバッチして、後に押し付けていきやがった。

    • by Anonymous Coward

      大賀→出井→ストリンガーの三人でつまらなくて安っぽいものしか出さなくなった印象は確かにある。

      アイボとかMyloとかRollyとか面白いと思っても買わなかった俺が言えた立場じゃないけど。

    • Re: (スコア:0, フレームのもと)

      by Anonymous Coward

      彼の手によるコンテンツメーカの買収が、
      その後のSONY迷走、縦割り、斜陽、につながっているのは間違いないでしょう。

      ゲーム畑に限ったことですが、
      任天堂HWが赤字垂れ流しでも、コンテンツで取り返すビジネスモデルを長期間維持、継続していることに対し、
      SONYは映像、音楽、ゲーム、と、3種類ものコンテンツ、メディア、HWを持っていたにもかかわらず、
      任天堂の足元にすら及ばず、今となっては殆ど外資ですので、その経営が成功したとは微塵も感じられません。

      たとえば、現在のPS3レコーダーパック(PS3本体+truneのセット)などは、
      まともな販売戦略があれば、競合製品はゲー

      • by Anonymous Coward

        PS1、2の頃はソニーはすごかったし、別に悪くはないと思うが。
        問題があるとしたら、間違った後継者を選んでしまったことに尽きると思う。

        • by ma_kon2 (9679) on 2011年04月25日 8時44分 (#1942055) 日記

          技術畑系にはすごいのはいたんだよ(例えば,クタとか)。
          ただ,彼らは往々にして,売る方法まで頭が回らないことが多いので,
          それをサポートする人たちが必要だったんだよね。
          それが,井深氏時代の盛田氏や大賀氏だったわけで。
          そこらは,ホンダでも一緒だったよね。

          出井さんがダメだったのは,どちらかというと制御対象の技術層に対して,
          暴走を許してハード面での収益構造を破壊してしまったことじゃないでしょうか。
          技術者に対しては相当甘かったと聞きますので,
          「基礎技術やハードウェアは外部から購入すれば良い.製品の中身が同じでもソニーのロゴを付ければ売れる」
          というのは当てはまらない気がします。
          ただ,あまり「ハードには興味がなかったので,ハードは技術者に好きにやらせたらとんでもないことになった」
          のほうが合っているような気がします。
          放任した結果の後始末で部門切りまくったときの印象が強いんでしょうけど,自分としてはそう感じてます。

          経営者としては凡庸だったってのは,的を射てると思いますがw

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >「ハードには興味がなかったので,ハードは技術者に好きにやらせたらとんでもないことになった」

            >放任した結果の後始末で部門切りまくった

            ダウト.というか,きっとあなたの方が後から刷り込まれた印象で語ってると思います.

            出井さんがCEOに就任したのは'99年ですが,'97年にはVAIOが薄型ノートという新機軸で大流行,'98にはポストペットが大流行,'99年にはPS2がバカ売れ,ゲームではパラッパラッパーなどが流行していたようなソニー独り勝ちの時代でした.
            その後,'01~'02年頃には既に木原研やCSLなどのリストラは進んでいましたし,社内でも「あから

  • by NOBAX (21937) on 2011年04月24日 22時00分 (#1941947)
    実際に聴いたことがないので適当ですが、
    本人は上手いつもりで指揮台に立っていたようで、
    5月4日には(本人が退職金で建てた)大賀ホールで、東京フィルを指揮する予定になっていました。

    ニューヨーク・タイムズには、慈善音楽会ならまだしも、カネをとって聴かせるような技量ではないと
    叩かれていましたから、落語の「寝床」に出てくる義太夫が好きな大家の旦那のような感じだったのでしょうか。

    この一事を以てしても、名経営者というには疑問符が付くかなと思います。
    • Re:指揮者 大賀典雄 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2011年04月25日 6時43分 (#1942036)
      > この一事を以てしても、名経営者というには疑問符が付くかなと思います。

      論理的に繋がっていませんよ。
      指揮の上手い下手と、経営の上手い下手には何の関係もありません。

      #大賀氏が「名経営者」であったかどうかは関係なく、単純に論理展開について述べています。
      #とはいえ自分のお金で自分の趣味を実現するのに何を憚る必要があるでしょう。
      #ニューヨークタイムスなどの権威を借りてまで個人の趣味を貶めるのは趣味が悪いですね。

      > 実際に聴いたことがないので適当ですが、

      あ、すみません。適当なご意見だったのですね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ニューヨークタイムスが叩いたのは、大賀会長がベルリンフィルからオファーがあるから
        指揮をすると言ったことに対してです。
        ベルリンフィルは素人が指揮できるようなオケではありません。
        経営者はコーポレート・レビュテーションを意識しないといけません。
    • by Anonymous Coward
      CSKやヒューザーの会長が歌手デビューするようなもんか。
      ソニーくらいになるとスケールが違うなww
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人生unstable -- あるハッカー

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