やる気、維持できていますか? 242
ストーリー by GetSet
精根尽き果てる前に、一寸一服 部門より
精根尽き果てる前に、一寸一服 部門より
shina曰く、"Yahoo!ニュース上に「技術系の45%やる気減退」とする記事があり、文字通り「技術系社員の45%が、この3年間でやる気が減退した」というアンケート結果が「Tech総研」の調査で出たそうだ。
自分自身もソフト屋であり、またついこの間ピープルウェア 第2版を読了し、そして今はゆとりの法則を読んでいる途中であるため、このアンケート結果にはとても興味をそそられた。特にやる気低減の原因トップとしてあげられている「人間関係の悪化」は、おそらく仕事に過度なプレッシャーを与えた(与えられた)結果だと思うのだが、皆さんの職場ではどれくらいやる気のある人がいるだろうか? また皆さん自身はここ数年で、どれくらいやる気が減った(あるいは増えた)と感じているだろうか?"
?!? (スコア:4, すばらしい洞察)
Tech総研のリンク先、データの扱い方が滅茶苦茶じゃないか?
このグラフだけ見て「技術系の45%がやる気減退」という分析結果を出せる人は、
技術系にはそもそも向かない気がする。
状況悪化イコール「やる気の低下」ですか?
エンジニア3117人うち45%が「やる気が低下していると答えた」わけではないだろう。
ひどいまとめかたのこの文章より、もとネタの「エンジニア白書」を
見てみたいがリンクなし。
まあ記事の要旨が「人間関係ちゃんとしましょうね」みたいな感じだから、
いらぬツッコミと言えばそうだけどね。
記事書く人も (スコア:2, すばらしい洞察)
やる気がなかった
んだね、きっと。
やっぱりないっす (スコア:4, 興味深い)
1つ目のタイプは裁量労働だの業績評価だので事実上残業カットされた結果、明確に自分の仕事であるもの以外はやらなくなった連中。この連中は納期がどうなっても気にしない。だからバグが見つかって怪しいのでプロジェクトマネージャから調査を指示されても、自分のところのバグという証拠が外部から示されない限り調査すらしない。以前は証拠の有無に関係なく調査などの活動を行っていた。(もちろん、残業手当がついていたから)
2つ目のタイプは、最近のリストラで人が減ったり1つ目のタイプで放置された結果残った仕事が納期に影響するのを気にして、そういったところを頑張って処置していたが、あまりの過負荷と残業手当てなしの仕打ち、残業時間が長いことによる能力低しの査定(現場を知らない上のほうからは仕事が遅いと見えるらしい)などに打ちひしがれて気力が萎えているタイプ。
2つ目のタイプの亜種として、「過労による入院で退職」「過労によるストレスで失踪(まじで捜索願い出した・・・)」「やってられないので転職・独立」があります。(うちの職場、ここ数年毎年入院者や失踪者が出るんですけど・・・)
当たり前ですが、1つ目のタイプと2つ目のタイプ(特に予備軍)の人間関係がいいところは見たことがありません。どんどん2つ目のタイプの予備軍は減っていくので、ここ数年だんだんプロジェクトの遅延の度合いが酷くなってます。(このままだと、会社潰れるぞ・・。たぶん。)
3つ目のタイプとして、自分の上司(妻子あり)のように、「女にうつつを抜かしててやる気が無い」というのもあります。これはいつの時代でも同じかもしんないけど、その下で仕事を押し付けられてるとやる気失せる・・・。
#転職しよっかな~
ちなみに、やるき「しか」無い奴も困る (スコア:3, すばらしい洞察)
>明確に自分の仕事であるもの以外はやらなくなった連中。
>この連中は納期がどうなっても気にしない。
「自分に与えられた仕事」はやるし、やろうと努力もするんだけど、
そのヤレと言われた「そのままのやり方」でしかやろうとしない、
っていう連中には個人的にウンザリしてます。
つまり、どんなに不適切や非効率な指示をされても、それをそのまま実行しちゃう。
納期は気にするんだけど、
なぜ納期が遅れそうになってるか?という一段ひいた視点を、持たない。
だから遅れるに決まってる非効率なやり方を延々と繰り返す(藁
----
やっぱり「心が折れる」なのかなあ…
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040325/141948/
>“心が折れるその一言”がプロジェクトを倒壊させる IT Pro 記者の眼
Re:ちなみに、やるき「しか」無い奴も困る (スコア:1)
不適切な指示をする人間が一番問題だと思うが…?
そういう人間に限って、
間違っていても引かない、
引かない代わりに思いつきで指示を変更する、
相手をすぐに否定する、
事細かに突っ込んで指示以外のことをさせない、
なんてことあるけどね。
(しかも、そういう人ほど仕事をしているように見えるから厄介)
そうなると、人間は基本的にトラブルを避ける生き物なので、
「まあ言うとおりにしとけば良いか」と思うわけですよ。
で、それに慣れると他の場所でもそうなっちゃう。
でも、それは本人の問題と言うよりも組織構造の問題なわけで。
>なぜ納期が遅れそうになってるか?という一段ひいた視点を、持たない。
「何故その人が指示通りにしか動かないのか?」
と言う”一段引いた視点”を貴方も欠いてますよ。
結局、人のアラほど良く見えるってやつなのですが、
もしあなたの話があなたの部下を指しているのだとすると、
考え直す必要があるのはあなた自身かもしれませんね。
Re:ちなみに、やるき「しか」無い奴も困る (スコア:3, 興味深い)
いろんなケースがあると思うので、一概にどうとも言えないと思うのですが、大雑把に言ってしまうと、例えばあるモジュールの開発を部下に依頼するときに、そのモジュールのプログラムの組み方を一から十まで詳細に説明する上司ってあんまりいないと思うのです (そんな指示の出し方をする人がいるとしたらそれはそれでほとんどの場合不効率だと思う。相手が新人さんとかで、教育が必要な場合などはこの限りじゃない場合もあるけど)。で、言われたとおりに動くモジュールを作ってくれるわけだけど、それを如何にして作り上げたかは、単純な作業時間的効率にしても、プログラム自体のメンテナンス性などにしても、やはり千差万別だと思うのです。
で、そうしたときに、今どういったものを作っていて、それはどういった部分に使われるもので (関係する他モジュールとの連動性)、どういった部分に気を使う必要 (言い換えれば、バグが出る可能性) があって、プログラム的には (あるいは内部仕様として)、どういった部分が明確になっているとメンテナンスを行なう上ではありがたいのか、といったようなことをしっかり考えながら仕事ができる人と、そうでもない人との差というのは、かなりあると思うのです。
もちろん、そういう部分を埋め合わせする機会を提供するのがレビューだったりするわけで、ここにまたレビューの重要性なんてモノが問われたりするわけですが、テスト同様、レビューというものが軽視されがちな風潮の中、あんまり考えて仕事することができない人というのはやっぱり多くなっちゃうんじゃないかなぁとはつくづく感じてしまうのであったりするわけで。。。
でも、本当にやる気がある人だったら、考えて仕事をする、という視点をしっかり教育してあげることで、いくらでも化ける可能性はあると思う。その場限りの努力は、努力とはいえない。学習し、あるいは研究を重ね、経験を蓄積していった人にだけ、そういうセンスは磨かれてゆくのだと思います。
むらちより/あい/をこめて。
Re:ちなみに、やるき「しか」無い奴も困る (スコア:2, 興味深い)
その視点から、自分自身に対して限界まで厳しく見ても、
「理由は、その人の『限界』にある」
という結論に達したことが過去一ヶ月以内に二回ほどあります。
今は、その『限界』を前提にして対処するようにしてます。
あきらかに「業務の肩代わり」かつ「給料外の仕事」だし、
そして、それゆえのリスクもあります。
しかし、自分の業務遂行、ひいては「成果」に影響するので
止むを得ません。
#愚痴だけどIDで。
Re:ちなみに、やるき「しか」無い奴も困る (スコア:1)
まあ指示する側も人間なんで、常に適切完璧な指示を出す、というわけでも無いでしょう。
普段はそれなりに適切な指示を出していても、時には間違った指示を出すこともあるわけで。
で、問題なのは、そういう不適切な指示を出されたときに、
「そこは○○なやり方のほうが良くないですか?」
と質問(逆提案)してくれるかどうか、ですね。
G7 がウンザリしてるのは、そういうふうに「聞き返す」ことをしない人でしょう。
とにかく言われたことだけは頑張るが、その裏にある「何を目的とした指示なのか」を考えない。
いわば本質的に「兵隊」な人。なんなら「ダム端」な人と言ってもいいかも。
自分がやってる作業が、全体の中でどういう位置にあるのか、どういう役割を持っているのか。
そこらへんを考える想像力が無いと、生産性や品質などもイマイチになりがちです。
考えてくれる人だと、「あ、じゃあ××な感じでやっといたほうがいいですね」と、話の通りが良いんですが……
# 部下からの質問や逆提案をつぶすような上司は、論外。
# ちゃんとした根拠があってダメ出しするならいいけどさ。
*-----------------------*
-- ウソ八百検索エンジン --
Re:やっぱりないっす (スコア:1, 興味深い)
Re:やっぱりないっす (スコア:1)
新しい事を受け入れる素地がない人(会社)なのかな…って思ったけど。
新しい技術に果敢に挑戦して玉砕する人よりも、
自分の知己の範囲にしがみ付き変化を恐れる人のほうが厄介だよね。
#新人君の空回りをフォローできる先輩(上司)でなくて何の先輩だろう?
Re:やっぱりないっす (スコア:3, すばらしい洞察)
「新しい技術に果敢に挑戦して玉砕する人」は個人的な趣味でやってくれる分には、どうでもいいとしても、同じ職場で仕事でやられるのは迷惑以外の何者でもないんですが?
仕事でやってる以上、そこは譲りたくはないなぁ。作らずに済むバグなら作りたくはないし。それをあえて作る奴がいたら、人間関係も歪みそうだし。
嫌われ役って (スコア:1)
必要なのかな? 必要なんだろうなぁ。1 つ目のタイプの人たちに、徹底的に嫌われるタイプの、厳し~い上司。
あー、出世はしたくないものだねぇとかいう (-_-)zz...
むらちより/あい/をこめて。
Re:嫌われ役って (スコア:1, 興味深い)
どー考えてもソフトのバグなのに、調査もせずにソフト屋の管理職に「ハード屋がバグを放置している」とか役員にチクられました。結局、最終的にソフトのデバッグも自分でやる羽目に・・・。ソフトのバグの原因を突き止めて、仮の修正をした上で、本修正はソフト屋に任せたのですが、どうやら役員への報告は「ソフトで修正した」とだけ報告したらしい。
結局、役員にチクられたことによって査定が下がってたんでは、やる気も失せます。(ちゃんと役員に反論してくれよ>漏れの上司)
統計なんてララーラーララララーラー (スコア:4, おもしろおかしい)
聞いたところ実に98%が
『無理。』
と答えた。経済産業庁では、これを深刻な問題として受け止めている。
そして、国民はそっちの方をより深刻な問題として受け止めている。
There is no spoon.
ある土曜日 (スコア:3, おもしろおかしい)
A「こんな状況じゃ仕事にやる気でねぇよなぁ...」
B「じゃ、今まではやる気あったんだ」
A「どんどんなくなって、今じゃやる気マイナスですよ」
B「だよなぁ」
C「いーじゃねーかまだ実数軸上で。俺なんかやる気虚数だよ」
・・・
A&B「・・・」
C「つまんない事言ってないで、メシでもくってくるか...」
やるき? (スコア:2, 興味深い)
やっぱりオフィスにはこれ [srad.jp]でょう。本気で買おうかと。
#必殺仕事人
Re:やるき? (スコア:1)
私ゃもうじきなくなります。
さて、TECH B-ing でも立ち読みしてくるか…
マラソンで二位を抜いたら何位?
Re:やるき? (スコア:1, 参考になる)
誰かわかってくるる人はいるでしょうか?
これをためして ガッテン! (スコア:3, 参考になる)
邪魔じゃなければ....
地図センター [jmc.or.jp]
に着色済みの1/25000の全国の地図があります。
この1ブロック(2250x1806) [jmc.or.jp]を
4倍に拡大(プリンタでポスター4分割)したものを印刷し
それを4x5ブロックくらい繋げると、飛行機や衛星から見たような感覚になり
自分とその住んでいる周辺がちっぽけなモノに見えてきます。
単純ですが気分転換に効果があると思います。
#畳、2~3畳になるので天井から壁に貼りました。
#巨大な地図を眺めていると、部屋の中でも気分が安らぐのはなぜだろ?
Re:やるき? (スコア:1)
同じ調査を定期的に継続して欲しい (スコア:2, 興味深い)
例年同様の調査を行なって、傾向の推移を取っていただきたいと思います。とりあえず個々の 3 年前との比較だけを集計されても、個人的にはなんとも言いようがないです。人間関係と言われたところで、さまざまなシチュエーションが考えられると思います (それが技術屋だからこそ起こりうる人間関係のウザコザなのか、もっと次元の低い話なのか、とか)。推移を取ることで、どの辺に深刻な問題が根付いているのか、あるいはそうでもないのか、といったことが、もう少しは見えてくると思います。
# 他にも、他業種との比較とか、もっと調べるべきところはたくさんありそうな気がする。
むらちより/あい/をこめて。
これは参考になるでしょうか (スコア:2, 参考になる)
Re:これは参考になるでしょうか (スコア:1)
ありがとうございます。
「3 年前と比べてやる気が減衰した」と「今の会社や仕事に満足していない」を単純に比較してよいものか微妙ですが、業種を「システムエンジニア」や「プログラマ」に絞ってみると、2 年前と比較して大雑把に 10 ポイントぐらい上がっているという事になるのでしょうか。産業労働事情調査では「人間関係がよくない」とした意見が SE で 15.1% 、プログラマーで 9.3% となっており、Tech 総研調査の 68.8% と比較するとかなりの差ですが、前者は選択肢に「精神的なストレスが強い」という、この選択肢を含むいくつかの選択肢を吸収してしまいそうなあいまいな選択肢があるのでちょっと微妙なところですね (集計の取り方も違うみたいだし…後者は複数選択可能だったっぽい)。この 2 例だけを見て、2 年前より人間事情が大幅に悪化している、と結論してしまうのは流石に苦しいかな。
ただちょこっとだけ気になるのは、おいら世代より 2 年下ぐらいから (だったかな? ちなみにおいらは学部卒浪なし、社会人 5 年目です)、教育課程ががらっと変わった世代の人たちが新卒として入り始めてきている頃だと思うので、この辺の (もしかしたら物の見方も違ってきているかもしれない方々の現場への流入という) 事情が影響している可能性も無いとはいえないのかなぁと言うこと (フレームの元? そうかも)。いやいや、お若い皆さんには是非是非がんばって日々精進していただきたい限りなのでございまするが。。。
# おまいもまだひよっこだろうって? ごもっともで m(_ _)m
むらちより/あい/をこめて。
Re:これは参考になるでしょうか (スコア:2, 興味深い)
資格がないと就労できない職種は得てして退職者も少なく、意欲減衰も起き難いのが普通。
ま、このあたりは従来から言われていることですが。
それとは関係なしにやる気がどうこうと言うことについては、個人的には「技術系だから」とか「TI産業だから」というので区切るより、「成熟した環境」なのかとか「価値観の差違」とかの方がいいのかなと思います。
技術関係と言っても、古来からあるものとかコンピュータや何かのようにごく最近に起こった職種などいろいろあります。
また、そのおかれている環境や慣習も、新興企業なのか従来からあるものなのかによって異なるのではないかと。
そこへ、いろんな意味での新しい価値観が持ち込まれて労働環境に困惑が生じているのではないかなぁ。
あとは人付き合いの手法の変化に対応できているかとか出来ていないかとか。
今の日本はそういう意味では確立されておらず、右にいったり左にいったりふらふらしていると。
時代の間にいる以上仕方ないかも知れないです。
Re:これは参考になるでしょうか (スコア:1, すばらしい洞察)
ラベルで物事を決め付けるようになるのは単なる老化現象かと。
#相手を疑う前に自分の常識を疑う事が先決。
Re:これは参考になるでしょうか (スコア:1)
これは本当にそのとおりだと思います。そして、現実がそうであってくれることを願います。
# 自戒を込めて。
むらちより/あい/をこめて。
やる気があっても体力がもちません (スコア:2, 興味深い)
でもやる気だけはあるのでまだがんばろうと思うのですが
ついに倒れました。
上司曰く「やる気が無いからだ」
本当にやる気無くなりました。
やめました。
#今は資格とるため勉強中。
生きてる内が花なのよ (スコア:2, 興味深い)
と言うわけで昨年末に20年勤めた所を, 一応体力の限界という理由で(アリバイ作りに3年かけましたが)やめたのですが, 本当の理由は今後10年以上にわたって技術で食っていくためには今の仕事は続けられないからということでした.
やめる前にしていたのは金融系のシステムの開発だったんですが, これが基幹技術については5年遅れ(これは枯れた技術が必要なのでしょうがないのですが), プログラミングに代表される製造技術は10数年遅れ(オブジェクト指向なんて贅沢は言わない, せめて構造化と分割・隠蔽ぐらいは...), システム設計にいたっては20年遅れ(いまだに全てをフローチャートとファイル仕様書だけってのは...)という状態で仕事を通して技術向上なんてのは望むべくもない状態. 社内教育なんてのは確立した技術に対してのみなので, 教育コースが出来るころには既に旬が過ぎていて, 新人ならともかく一線で差別化できるほどには役立たず. じゃあ会社に頼らず自分で勉強と言うのは近年の拘束時間の増加でままならない. それでも無理すれば体を壊す.
結局, 現在のソフトウェア技術者にとっての労働環境って, 自身を高付加価値化しようとするには最低で, ほんの10年ほど先の自分の状況も想定できない(悪い方向にはいくらでも想定できますが)ということがあると思います. 企業内でも2~3年程度の開発期間を取って売れるシステムを作るなんて経済的体力は既にありませんし(半期6か月での成果を求められる状況ですから), それなら生活費以上の人件費がかからない個人起業の方がって気にもなろうってもんです.
# あたしの場合は石橋たたきなんで, 5年は無収入でやっていける準備はしましたけど
潰しがきかないのも困るわけで (スコア:1)
>自身を高付加価値化しようとするには最低で, ほんの10年ほ
>ど先の自分の状況も想定できない(悪い方向にはいくらでも想
>定できますが)ということがあると思います
ソフト技術者に限らず、他分野でも同じかもしれませんね。特に顕著なのは、メーカ系の技術者で、転職したら素人に戻ってしまう人物なんて当り前の様にいます。自社製品には精通していても、それだけでは潰しがきかないので仕方ないわけですが。
結局のところ、ある程度は潰しがきく人物の方が付加価値も高くなりそうには思いますな。
潰しがきかないとはいわれるが (スコア:2, 参考になる)
辞めてみて身に浸みた。
履歴書の前職見ただけで断られるんですよ。
労働行政で職業紹介してましたが、実際にここまで前職のみで判断するとは思っていませんでした。
多分に、過去につぶしの効かなかった先輩が多かった経験から来るのでしょうけど、なんか悔しい。
(前職が自社に有利になるようなら別ですけど)
本当に潰しがきかないか、本人の能力を試すことは今の雇用管理ではなかなかしないでしょう(そこまでの余裕がない所がおおいでしょうし)。
だから余計に就職が難しくなる。
御説のように他社製品に無知な為使い物にならないって場合も多いでしょうが、こういうケースもあると。
「仕事を」やる気 (スコア:1)
でも、それを除くと最初っからあんまり無いです。
技術的職務という点だと、面白いからとか、楽しいからとか、
そういう理由で維持できている面はあるけれど、最近は減ってきた。
他には、周りの人が喜んでくれるから、っていうのがやる気が出る
大きい理由ですけど、最近は喜んでくれる人自体が少ない。
リストラで人が減るってのもあるし(チーム内での喜び共有)、
相手の顔が見えずに仕事してるってのも影響してるように感じます。
=^..^=
Enjoy Computing, Skiing, as much as Horse Racing.
うまくマネージしよーね (スコア:5, 参考になる)
念のため(ってのもなんだが)言うと、これって「(こういう)人」の問題ではないと思いますよ。
「状況が悪く」なってるのを嘆く人が居たら、その嘆くような人が居るのを悪いって呼ぶ
ってのは、不味いことです。
そういやデマルコ本(たしか熊ワルツ)にも、
「最悪の組織は、悪い結果ではなく、悪い予測を、罰する」
というのがありました。
これじゃ駄目だよ、と嘆く人「が居る」事を嫌がるのは、愚策です。
むしろ、プロジェクトの不味い点は愚痴に表れるそうですから(^^;、
そこを重点的に観察することで、組織にとっての自己:-)改善の機会が生まれるわけです。
つまり、駄目だという人が居ることじゃなく、その駄目だといわれてる点(原因)を、
ほじくるべきなんですね。
駄目だと嘆くような人が出るくらいですから(^^;、何らかの原因で士気は下がっているのでしょう。
つまり順序が逆です。士気が下がるような状況に陥っているから、愚痴が出る。
具体的に元コメントを見ましょう。
「技術」が面白いっていう面が「最近は減ってきた」とのこと。
これって不味くないですか?
もしITなら、ドッグイヤーと言われてるように、とりあえず技術ネタは尽きないんですから、
飽きてる暇は無いはずです。
でも飽きている。
これから想像される状況は、「世間には技術は有るが、自分の職場にはそれが反映されてない」」です。
世間には(今のようなインターネット時代では)「必要な」技術ネタは結構溢れているんですが、
それを食べずに生きていけるプロジェクトは、実はあんまり無いんじゃないかと俺は思っています。
で、食べてないにも関わらず存在し続けてるプロジェクトは、いわばゾンビなのではないか、と。
(あるいは民話の「飯を食わない嫁」。つまり実は陰で大食らい。コストを無駄遣いしまくってる。)
「喜んでくれる人自体が少ない」。
これもゲキマズですよね。だって、最低でもお客が喜んでないと一大事でしょ(^^;
----
個人的には、「金をかけない手段」で技術者を甘やかせば(笑)いいのではないかと思っています。
喜ばす方法はなにも金だけじゃないわけです。
技術者は些細な事でも喜ぶんです。もちろん方向性は特定のものに限られますが、
じゃあその限られた方向性を攻めればいいんです。
特にソフト屋とかは頭脳労働なので
(肉体「も」必要ですが、脳力を消費する労働であるという意味では頭脳労働なのは間違いないです)、
気分が良いかどうかが、生産力に直結してしまうのは、
むしろ避けがたいと思ったほうが良いと思います。
生産機械に油さすのと同じだと思ってください(^^;
燃料がもっと欲しいってわけじゃないんですよ。ちょびっとでいいから油をさしてください。
Re:うまくマネージしよーね (スコア:2, おもしろおかしい)
>技術者は些細な事でも喜ぶんです。もちろん方向性は特定のものに限られますが、
>じゃあその限られた方向性を攻めればいいんです。
つまり技術者が萌える物を提供すれば良いわけですね。
良い仕事をした人には「おにいちゃん、すごいね。ありがとう」と言ってもらうとか、ミスをした人には「おにいちゃん、なんで、そんんなことしたの?」と言って怒るとか、首にする人には「おにいちゃんのこときらい。もう会わない」と言ってもらうとか。
ほら、特定の方向で、攻められると弱いでしょ。(笑)
#ん?違うって???良いの良いの。
Re:うまくマネージしよーね (スコア:1)
感動しました。おいらの上司になって欲しい。。。(;_;)/
幸い、おいら自身はそういう目には余りあっていないのですが、最近おいらの周りで、人間関係を中心に悩んでる人って、確かに多いんです。転職していったんだけど職場になじめないとか、自分に落ち度がある部分を、陰口叩くぐらいなら、直接自分に打ち明けて欲しい、とか。
あの人は自分にとって安全、あの人はなんか嫌い。あの人は邪魔臭い、こういう人には居て欲しくない。相談されるわけでもなく、変にグループ意識ができ、そして排斥される人が居る。小学校のいじめじゃない、職場でこんな下らない事態が発生しているのって、すごく哀しいことだと思うし、やりきれないです。
上司が何もできない、決められない人で、仕方が無いから自分がいろいろ口出しをするしかない、といって嘆いていらっしゃる方が居ました。マネージャ手当てをもらっているわけでもない、しかもでしゃばった分、やっぱり裏で下らない陰口を叩く人が居て、どんどん孤立していってしまうかもしれない。これはとてもとても苦しい戦いだけど、仕事を完遂するためにも、そして自分の居場所を守り通すためにも、避けられない戦いになってしまっている。戦わなきゃならないんだと思う。おいらにはもう、ただただ頑張れとしか言えませんでした。。。
# 変に感情的になってしまってアレだけど敢えて ID
むらちより/あい/をこめて。
Re:うまくマネージしよーね (スコア:1)
大抵は上から下にスルーさせて、口だけ出すってのが大半なんで、油どころか、ストレステスト状態という人が多いんじゃないかなぁ。
ただ、それでも、ソフト屋とかシステム屋は、まだマシなわけで、これが同じ技術屋でも、CEなんかだと上と客の板挟みで、そもそもが喜んでもらえる仕事でもないので(当り前だわな。障害の無いときには仕事ないですから)、十年以上、CEやってて、「喜んでくれる人自体が少ない」どころか、「喜んでくれる人自体が存在しない。それが普通だ」ってのが常識だったりします。
こうなってくると、やる気どころか、自分の存在意義自体を疑うようになってくるので、モチベーションを維持するなんて不可能なんですよね。唯一、上にさえ行ければ、部下いじめで気晴しができる特典があるんで(CEで部下を大切にする人物を見たことがほとんどありません)、出世にこだわってる人間は多いかもしれず。
ま、嫌になったんで、転職して今はソフト屋やってますが。
Re:うまくマネージしよーね (スコア:1)
「なぜ仕事するか... 食べていくため」っていう答えは、
「現在の」モチベーションは何? に対するものでした。
G7さんのコメントにも一部通じますけれど、
自分で望んでそういう風に(食べるためと)考えた訳ではなくて、
元々モチベーションだったものがどんどん弱まっていってるんです。
たぶん、自分の力で何々できた!っていう嬉しさと、
結果を喜んでくれる人と共有することとの、
そのバランスが自分にとって大事なんだなぁと思います。
その一方が薄れてきているから... 見つけに出て行かなきゃアカンのでしょうね。
=^..^=
Enjoy Computing, Skiing, as much as Horse Racing.
Re:「仕事を」やる気 (スコア:1)
責任のないしごとならかまわないと思うけれども、
それなりに責任がついてまわって、期日とか切られているなら
(できもしない期日を切られるのを引き受けるのはまずいとおもうが)
しっかりと要求されるレベルの物をあげるべきです。
#どーゆー仕事をしたいかはまた別問題なんだけれどね。
環境は大事なのも確か。
でもそれも考慮して自分が処理できる仕事を見積もらないと。
kusanagi shin
Re:「仕事を」やる気 (スコア:1)
>> あと、俺は給料ぶんしか仕事しないから問題無かったが
>
>そういう人がいるとチーム全体のモチベーションが下がりませんか?
モチベーションを何を以て示すかで変わってくると思いますけどね。よく見掛けるタイプとして、「一生懸命=残業時間長いです」なんて人は当り前の様にいますが、残業にも二種類あって、不要なものならやってくれるなというのが本音だったりもします。
そもそも、そんなものでモチベーションを維持していられる組織は既に問題を抱えていると思いますし、多少のメリハリは必要でしょう。コスト意識がしっかりしている社員なら、なおさらメリハリをつけて、給与分以上の労働はしないものです。
慣性走行状態 (スコア:1)
慣性もそろそろ摩擦抵抗に負けそうですよ・・・
ヤッヂマイナー! (スコア:1)
#エンジニアって内省的になりやすいし、
#コストと因果関係(何をしたらどうなるか)の把握に
#長けてるから滅多にコトは起こさないんだけどね・・・。
「粋(イキ)な管理」をしてほしい。 (スコア:1)
「開発手法ゼロから、重量級の手法へ、そして「ライトな」手法へ」
が言うように、無策も不味いけど、
うんざりするような重いやり方もまた不味いんですよね。
どんどん書いて、そして(今風に言えば例えば)UnitTestを通して、
それから(どんどん)コミット、っていうならOKだと思います。
テストもせずコンパイルしただけでコミットってのは駄目すぎ。
でも一方で、10行のソースがレビュー通過まで結局1週間かかるような
開発モデル(?)の採用も、明らかに愚策だと思います。
程よくすることが大事なんだと思うんだが、
「程よい」ことがお得意のはずの日本人が、
なぜかソフト開発分野ではガチガチの無粋なやり方を好むようですね。
なんでかなー…(T_T)
#「粋」になるためには発想も知識もそれなりに持っているという前提が必要なのでG7
#我流のガチガチ管理主義なんかじゃ太刀打ちできないのよね。
ちなみにUnitTestなりなんなりを有効に機能させるためには、
Unitの(DQNではなくキチンとした)定義とかが必要だと思います。
「時間をかける」必要はないけど「きちんとする」ことは必要だろうと。
#キチン度を時間で測ろうとするのが最大の愚だと思うんでG7
Re:「粋(イキ)な管理」をしてほしい。 (スコア:2, 興味深い)
ミスった。
→「なぁなぁ」だった部分が良くない。
→じゃぁ「なぁなぁ」に見えるものは全部排除。
っていう思考の流れで。
#役所関係で制度が変わって面倒くさくなっていたら、
#理由は概ねそんなもんだと思ってください(苦笑)。
#役所内ならさておき、民間人に書類作成してもらう時に説明(というか説得)が非常に面倒なんですが。
#なんとかしてくれよぅ。>偉い人
--
「なんとかインチキできんのか?」
Re:「粋(イキ)な管理」をしてほしい。 (スコア:2, 興味深い)
私も今のやり方には疑問です。ミスをなくそうとする余り、工数が増えて余計にミスを誘発するやり方だと思うんですけどね…。
私は、もうちょっと個人のレベルを考慮に入れて、人によってやり方を変えてもいいんじゃないかと思います。おしなべて平等に管理というのは大抵できない人が基準になったりするので、すごくもったいない事してるなー、と感じること多々あります。
要点を押さえていればいい、ということですよね。だからこそ発想も知識もそれなりにいるのかな、と。
ほえほえ
Re:前向きに考えてみる (スコア:1)
・全体で認識が共有されている
・トップが明確に意思決定をおこない、その責任を負う
この二点でしょうか。
部署間の連絡が悪そうとか、意思決定がはっきりしていない、なにか問題があったときにうやむやですまされるところなんかは要注意かと。
新人さんはそれらに関する疑問をどんどん口にするのがいいかも。
現実には難しいだろうけど。
Re:前向きに考えてみる (スコア:1)
まったくその通り。あとは言い方に気をつけてください。
その昔、批判的なコメントをする場合はまず褒めろ、と教えられました。
例えば「大変興味深い意見をいただき、ありがとうございました」
とか言っておいてからおもむろに、「しかし…」と続ける。
結局組織も個人のあつまりですから、基本は個人対個人の関係では
ないかと思います。
ちょっとした言い方とか些細なことでどんどん悪化した個対個の行く末が
「渦巻く怨嗟の声」になることもあるんでしょうな。
特にそれが上司対部下だとより顕著に…。おそろしや。
----
基本は敬意と思いやりの fortunateorange
Re:前向きに考えてみる (スコア:2, 興味深い)
さて、ぐぐる先生にお尋ねしたところ、KKK、キス、キック、キス [bitway.ne.jp]と。
どうもありがとう。
#kiss attach kissになっとるがな。
READY P0
Re:前向きに考えてみる (スコア:1)
小難しい理屈は抜きにしてやっぱりこれでしょ。
「漢として野望が持てるところ」
やっぱり、自分自身の目標というか野望を持てて驀進できる処が良いところでしょ。それができない会社なら就職なぞしない方がマシです。いっそ自分で会社を作りましょう。
問題は、会社が「野望が持てない会社」なのか、本人が「野望を持てない漢」なのか、この違いを区別できるかですな。 「野望を持つ漢」になれない人がこの基準で会社を選ぶと就職先ないし、会社も作れないって事になるわけだな。
Re:前向きに考えてみる (スコア:1)
就職活動、頑張ってください。おいらたちのやる気を支えてくれるのも、優秀な後輩たちあってこそなのです (^-^)。
プレッシャーはさておき(w、新卒で学生という立場から、「やる気の出る職場」という条件で探すのはかなり難しそうな気がします。自分が行きたい業種がはっきりしてさえ居るのであれば、とりあえず何処でもいいので飛び込んでみる、というのも手かもしれません。仕事を始めてみてから見えてくる現実というのも結構あると思います。転職も、トレンドというくらい(wやっちゃっている人は結構居るし、とりあえず入ってみてから、気に入らなければ他へ行こうぐらいの気長さでもよいと思います。
ちなみに、派遣に対してよからぬ印象をもつ学生さんが多いように思いますが (いくつかのいわゆる派遣業者が印象を悪くしたのかもしれませんが)、同じ一つの会社に居ながらにして、いくつかの職場を渡り歩くことができるというのも、広い視野を得るという意味ではとても貴重な経験だと思います。業務形態については変な偏見は持たずに、無差別で漁ってみることをオススメします。
# 勉強しない大学院受験生から慌てて今の会社に就職したクチでヨワヨワだけど (^_^; 、ID
むらちより/あい/をこめて。
Re:成果主義の限界 (スコア:2, 興味深い)
なりますねえ… 上に上がれる人の人数には限りが有りますから。
現在、私が言ったような「縁の下の力持ち」な社員が次々辞めてるんですよ。
なぜかというと、
瞬発的に成功を収めてしまった(数字が出た)人間が次々と上層部へと
昇進しているからですね。別に同僚から信頼されているとか、そういうことはない
(平均的でしかない)けど、たまたま数字が出やすいものが目の前に転がっていて
そこで結果が出た…そして昇進した。
そういうことが立て続けに起こった結果、
本当の意味で居ないと困る人が次々消えていっています。
単なる愚痴です、ごめんなさい…。
Re:成果主義の限界 (スコア:2, 興味深い)
でもね、「数字に表れにくい成果」とは
実は「数字に表れない成果」、
すなわち 成果ではない んですな。
なんど煮え湯を飲まされたことか。
「成果主義」とは
数字に表されない部分を切り捨てることによって、
人件費削減を実現する手法だと体得しております。