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ちょっと出遅れましたが。
>視覚障害者のインターネット使用はかなりフラストレーションが溜まるものだそうだ
>例えばマイクロソフトは画面読み取りのツールなどを提供しているが、使い勝手に関する改善の余地は大幅にあるとのこと。>
>単純に画面上の情報が分かるだけでは不十分で、複雑化したウェブページをナビゲートするのは至難の業であることも多いという。
>記事に対する意見は大半がこの問題を取り上げたことに対する好意的なものだったそうだが、中には「視覚障害者は、糖尿病患者が『砂糖を使うな』と主張できないのと同じで、自分たちのニーズを満たすよう周りに対してそんなに要求出来ないものだという現実を理解すべき」とのコメントもあったそうだ。
>本家ではウェブサイトやソフトウェアメーカーの努力が足りていないのか、それとも視覚障害者は現状を受け入れるしかないのか?と投げかけているが、/.Jの皆様はどのような見解をお持ちだろうか。
最後に、障害者ユーザーの操作デモに立ち会う機会がありましたので、その時のメモをご紹介しておきます。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
一応、視覚障害者に縁があるので書いてみる (スコア:5, 参考になる)
ちょっと出遅れましたが。
そう、かなり大変です。そもそも必要な情報にアクセスすらできない事が多い。これはアクセシビリティ(到達性)の問題。原因は非Alt画像、PDFやFlashだったりします。それらがクリアされていても、サイト構造が非常に分かりにくかったり、バナーだらけで肝心の情報にさっぱりたどりつけなかったり。これはユーザビリティ(使い勝手)の問題。 現場じゃ、MSのなんて話題にすら上りません。数万円するスクリーンリーダー(ほぼ自腹)が命綱です。 複雑化という点では、Ajaxが難関です。あれはリアルタイムに画面上の情報を書き換えていますが、スクリーンリーダーがそれを検知できない。この問題に関しては、次世代HTML技術(WAI-ARIA [mycom.co.jp])で解決の糸口を探っています。 ことWeb閲覧に関しては、他の方のコメントにもあるように、視覚障害者のニーズは、長い目で見れば健常者にも利益となると思います。障害者は、自分たちのニーズをはっきり要求して良いはずです。 言いたい事は各方面にありますが、
といったところでしょうか。
一方、日本の視覚障害者は、ドコモの「らくらくホン [nttdocomo.co.jp]」をメインブラウザとする人が増えてきているようです。
スクリーンリーダの機能を持っている上、携帯向けコンテンツでは余計な要素が少ないため、PCとは比べものにならないほど快適に閲覧できるためです。
最後に、障害者ユーザーの操作デモに立ち会う機会がありましたので、その時のメモをご紹介しておきます。
手前味噌ですが、よろしければどうぞ。
May the music be with you.