インターネットマガジンが12年の歴史にいったん幕 54
ストーリー by yoosee
紙から電子へ移行していくメディア 部門より
紙から電子へ移行していくメディア 部門より
あるAnonymous Coward曰く、"ITmediaの記事や関係者の情報によると、インプレスのインターネットマガジンが、3月29日発売の2006年5月号をもって休刊となるようだ。1994年9月の創刊から通巻136号とのこと。休刊の理由は
社会全体に大きな影響を与えるまでに成長したインターネットを、1つの雑誌でカバーすることは難しく、必ずしも読者ニーズに合っていないと判断したためだということで、たしかにもう「インターネット」という切り口で雑誌を作るというのは無理がある時代なのだろうが、「インターネットにどうやって接続するか」「Netscapeの新しいバージョンが!」などの時代から10年以上にわたって情報を提供し続けてきた媒体が姿を消すのかと思うと、やはり少しさみしいものだ。 とは言え「インターネットマガジン」という名前が消えるわけではなく、
インターネットマガジンのブランドは、同社のシンクタンク“インターネット生活研究所”の産業向けニュースレターに受け継ぐということだ。
(続く...)
まだブログという名前が一般には知られていなかった2004年ごろには「ブログマガジンか?」というぐらいブログ関連の情報を積極的に扱っていたり、アフィリエイトなどの情報を扱っていり、また CMS(主に商用ツール)やアクセス解析の情報をまとめていたりと、たれ込み子的にはそのころが一番身近だった。
その後、ブログ関連は『みんなのブログ』に、ウェブ関連は『Web Master完全ガイド』に、巻末に表として付いていたレンタルサーバー関連は『レンタルサーバー完全ガイド』という感じでセグメント化していっていた。中綴じになったあたりから放送通信融合などの内容が多くなり縁遠くなったかと思いきや、Web 2.0特集やロングテール広告などを扱うようになってまた面白くなってきたところだった。最近では、はてなの近藤氏のインタビューが印象に残っているところだ。
広告関連のある筋から聞いた話では、販売部数は徐々に減少していたものの、採算としては黒字だったらしいが、やはり時代の流れには抗えないのだろうか。今後の
「Web2.0的」ビジネスモデルや無線ネットワーク技術など大きな発展が見込める分野を、出版に限らず、ブログ、Webキャストなどを活用してカバーしていくというあたりに期待したいところだ。"
ライフスタイル (スコア:5, 参考になる)
諸行無常なんだけど、本屋の雑誌コーナーの眺めは変わるものの、雑誌コーナー自体が小さくなることはあまりない(総体的には出版不況なんだろうけど)。若干、コンピュータ系雑誌の棚占有率が減ってきた気はする。大まかに分析してみると、
1)往年のマニアックな時代から、
2)ひと頃は、ビジネスマン(おとうさん)向け使いこなし雑誌がはやり、
3)最近は、Webデザイン系のマガジンが目に付く。実用系?
#携帯とか、DVDコピーとか、ぶっこ抜きとか、iPodとか、特殊なマーケットはあるみたいだけど。
1)のハード志向は今でも大きいけど、漸減傾向。2)も漸減傾向。3)のデザイン系はまだピークは来てないかも。1)と2)はWebが代替しやすい(でも、そう簡単に代替で終わりとはならない)。
#いまだにCD/DVD付録が絶滅しないのは、ちょっと予想外。
次のトレンドはライフスタイル雑誌かも。MacPowerがその例。「モノ」志向でもいい。ビジュアルで、建築デザイン誌みたいに、眺めるだけで楽しいものとか。こういうのはWebでは置き換えられない、紙雑誌ならではのウリがある。
Re:ライフスタイル (スコア:1, 興味深い)
やっぱり紙メディアはクリックできないからじゃないですかね。
ソフトやWebサイトの情報が紹介されたりしていても
そのサイトを見たりファイルをダウンロードしようとすると
検索するかURL打ち込むかしないといけませんし。
無くても普段は困らないけど
いざ本当に活用しようとすると、
無いと面倒臭い物だと思う。
Re:ライフスタイル (スコア:2, すばらしい洞察)
クリックはできるが、書いてあるURLを表示はしてくれないだけ。
とか無粋指摘してみるテスト。
どうでもいいけど雑誌付録のCD/DVDってはがすの面倒で
つけっぱなしのことが多いなぁ。
それで雑誌を捨てなきゃいけないときにメディアをはがすのがまた
面倒で……
Re:ライフスタイル (スコア:0)
Re:ライフスタイル (スコア:1, すばらしい洞察)
コンビニで売れる雑誌しか生き残っていけないんですよ、きっと。
Re:ライフスタイル (スコア:1, 興味深い)
……あ、INTERNET MAGAZINEはAmazonでも扱ってたのか
Re:ライフスタイル (スコア:0)
残念だけど周辺から漏れ聞こえてくるところによると、マーパもそろそろやばそうですよ。
んなわきゃない。 (スコア:4, 参考になる)
黒字だったらやめません。
雑誌って言うのはおしなべてそう言うもので、やめる理由は採算が合わなくなったからです。
#関係者なのでAC
#スラド編集もいい加減なことを書くのはいかんと思う。
Re:んなわきゃない。 (スコア:3, 興味深い)
特に3月は年度の区切りなので、そういう例は多いでしょうね。
年度をまたいで続けるとなると広告契約などで話が複雑になり
ますから。
インターネットマガジンがどうなのかは知りませんが。
#まあこれも広い意味では採算が合わなくなったと言えますね。
#関係者なのでAC
Re:んなわきゃない。 (スコア:1, 参考になる)
Re:んなわきゃない。 (スコア:0)
Re:んなわきゃない。 (スコア:0)
どこのお子様経済学ですか。
Re:んなわきゃない。 (スコア:0)
この一言が全てを物語ってるね。
本当に関係者であったとしても君の発言の信憑性はゼロのままだ。
Re:んなわきゃない。 (スコア:0)
ってことじゃない?
Re:んなわきゃない。 (スコア:2, 興味深い)
「黒字? だったらやめねーよ(赤字なんだよチクショー)」
という心の叫びでは無いかと
Re:んなわきゃない。 (スコア:0)
出版って、単体で黒字でもストップすることはけっこうあるし、黒字だったらやめませんというのは、まぁ、今まで恵まれた環境にいたのかなぁ、という感じです(まぁインプレスだし)。
ただ、インターネットマガジンが厳しいことは、3年ぐらい前から聞いていました。なんで、何とかしなかったのかなぁ(ていうかしろ)。メディアって、作る側だけのものじゃないんだぜ。読者の気持ちも考えなきゃ(もし君が本当に中の人なら)。
#ごめんな、厳しいことを書いて。ただ、関係者ならそこの所を分かってやって欲しい
Re:んなわきゃない。 (スコア:0)
例のマップ (スコア:3, 参考になる)
インターネットが引き起こす諸問題から見ても,月刊誌一冊では
カバーしきれなくなったのはわかるんですが,なにか定点観測
ポイントがなくなる様で困ったことになりますね.
例のマップだけでも結構情報を取り出せたのですが.
Re:例のマップ (スコア:5, 興味深い)
そういえば、自分は上流と128Kbpsで繋いでおいて、自分の顧客には1.5Mbpsを繋がせ、苦情を言っても、上流に罪をなすりつけた、悪徳ISPの話を聞いたことがある
Re:例のマップ (スコア:2, 興味深い)
最終号に (スコア:2, 参考になる)
Re:最終号に (スコア:2, すばらしい洞察)
鉄道の路線図を眺めて喜ぶ心と同じかもしれない。
Re:最終号に (スコア:2, すばらしい洞察)
頻度は年1回程度でもいいから
Re:最終号に (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:最終号に (スコア:1)
Re:最終号に (スコア:1)
なんて参考にしていました。
Re:最終号に (スコア:1, 参考になる)
10数年の変遷見るだけでも楽しそう。
...都市間が64kとか128kで繋がってた時代が懐かしいです。
Re:最終号に (スコア:1, 興味深い)
思えば今もおつきあいが続いている初めて自分の名義で契約したプロバイダー、
インターネットマガジンの広告で見つけたんですよね。
当時はそのプロバイダから上流へは128kbps
マップでもほっっっそい線で表示されてて笑った記憶があります。
(というか当時は64kbps接続で運営している弱小プロバイダも多かったしね…)
いまやそのプロバイダの契約期間ももうすぐ10年
プロバイダと上流の接続は1Gbps×2本
今あのマップを描いたら「ぶっとくなったなー」と感慨深いんだろうなぁ…。
Re:最終号に (スコア:0)
ずいぶん眺めが変わっているだろうな
Re:最終号に (スコア:1, 参考になる)
ボトルネックになるので、大手はどこも表では見えない
プライベートピアリングが主流になってます。
プライベートピアリングって原則非公開ですからねぇ
付録のCD-ROM (スコア:2, 興味深い)
そのころ、毎回CD-ROMが付録でついてくる雑誌はなかったからねぇ。
そのCD-ROMに入っている多くのProgram(cern_httpdとか)は、14,400bpsの自分には、非常に貴重なものでした
自宅と会社の回線速度が上がってからは、買わなくなったけど...
次は、月刊ASCIIか?
Re:付録のCD-ROM (スコア:1)
Re:付録のCD-ROM (スコア:1, 興味深い)
月刊ASCII (スコア:2, 興味深い)
装丁が明らかに変化してるよね。ぱっと見たところ中の構成もかなり違う感じ。これってやばいサインだと思う。
もって半年~1年ってとこじゃないかな。I/Oみたいに変なアングラ雑誌になって生き延びるよりは、ぱぁっと散って欲しい。
最終号は西氏が編集長で!
Re:月刊ASCII (スコア:0)
一応アスキー系のフラグシップ的な雑誌だから、個人的には盛り返してくれると信じているんだけど。今号なんかはなかなか読むところあったし。
Re:月刊ASCII (スコア:1)
適度にまとまった記事を載せてくれるから、
比較的ライトな電子系のアレゲ心を満たすには
ちょうどいい雑誌として年に5冊ぐらいは買うんだけど、
もし無くなったらどこに逃げよう?
BYTEも死んじゃったしな。
細分化精鋭化の世の中ってホント生きにくいなぁ…
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:付録のCD-ROM (スコア:0)
その前に「Mac Power」でしょう。
もはやパソコン系雑誌でなくなっているし...。
Re:付録のCD-ROM (スコア:0)
>次は、月刊ASCIIか?
まだ月刊ASCII続いてたんだ.
創刊号買ったんだけど,6800の4k BASICの付録ソノシートがついてたよ.
8080のFFTプログラムの記事も覚えてる.
引っ越しの時になくしちゃったけど,まだ持ってればお宝ものだな.
毎度毎度のことだが・・・ (スコア:1)
願わくば、最後に載っていた回線(速度)接続マップの
時系列を見てみたい。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:毎度毎度のことだが・・・ (スコア:5, 参考になる)
折角だから、PDF を CD-ROM なり DVD-ROM で販売して欲しいところ。
Re:毎度毎度のことだが・・・ (スコア:2, 参考になる)
http://internet.impress.co.jp/rim/backnumber.php [impress.co.jp]
です。
ちなみに、
http://internet.impress.co.jp/rim/bn/archive_index.php [impress.co.jp]
から、バックナンバーPDFが全文検索できて便利です。
6月号からは (スコア:1, おもしろおかしい)
#そんなわけない
Re:6月号からは (スコア:0)
あの頃より・・・チャット文化は減ったのだろうか。
創刊号にはわくわくしました (スコア:1)
Re:創刊号にはわくわくしました (スコア:0)
最初はMOSAICのスクリーンショットとか癌センターの気象衛星写真などを見て喜んでいたような気もします。
でも、マンネリ傾向というのは失礼ですけど・・・
私が定期購読しなかったのは、明らかに趣が違っていたと申しますか、コンテンツガイドのようなものはあまり興味がなかったように思いますし・・・
WindowsやMac.ベースのネタじゃ、ウチの機械は蚊帳の外ですから大して重要じゃなかったのね。
先を見据えての休刊(違) (スコア:0)
Re:復帰するときは・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:復帰するときは・・・ (スコア:1, オフトピック)
Re:復帰するときは・・・ (スコア:0)
Re:復帰するときは・・・ (スコア:1, 興味深い)
そう思って、モデ係だったので最初に「余計なもの」をつけて
おいたのに、他のモデレータが「すばらしい洞察」とかつけて
またスコアを増やしちゃったみたいだね。
by モデレータなのでコメントは匿名