「インターネットの法と慣習」発売 76
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ごきげんよう、皆さまに輝きがありますよう。 部門より
ごきげんよう、皆さまに輝きがありますよう。 部門より
あるAnonymous Coward曰く、"スラドでも何度か取り上げられたことのある、法政大学の白田秀彰助教授のHOTWIRED Japanの連載が、新書になって発売された。
タイトルは「インターネットの法と慣習~かなり奇妙な法学入門~」。
この本はHOTWIRED Japanの連載を並び替えて加筆訂正を加えたものであり、
特に法の起源について書かれた部分を中心に再編されているようだ。
自分からタイトルで奇書と名乗っているあたりが気にはなるが…
また、この本は随所にパロディ的な要素が散りばめられており、その要素を探して楽しむというのも面白いのかもしれない。これまた、法律書を読む態度ではないのだが…"
本書は、そのタイトル通りインターネット上の様々な事件や事象を紹介しており、中にはスラッシュドットについても言及しているページもある。スラッシュドットについて言及している部分は、匿名・実名発言の問題についての部分であり、関心のある/.Jerもいるだろう。
なお、以前スラッシュドットで取上げた白田助教授関連のストーリーは下記の通り。
・ネットの法と慣習について考えよう
・匿名発言の濫用は匿名発言の制限を招く
・ネット上での政治活動についてどう思いますか?
慣習といえばリンク (スコア:5, 参考になる)
リンクについて琵琶湖博物館の考えを表明しているんだけど、その考えに至った経緯も記載されていて、教材としてもいいのかも。
最近はSEOのためにリンクの売買や相互リンクがSEO業者から強要されたりと「誰のために」と問い掛けたくなるだけにほっとさせられるな。
Slashdotの記事
トップページ以外へのリンクは違法? [srad.jp]
「リンクした場合は電話で連絡せよ」と最高裁が要求、しかし理由がない [srad.jp]
リンクは自由も報告を求める日本の府省 [srad.jp]
産経新聞法務部:記事への直リンク禁止はあくまで要望 [srad.jp]
愛知万博が個人サイトからのリンクを「固くお断り」 [srad.jp]
Re:慣習といえばリンク (スコア:3, すばらしい洞察)
閲覧者に読ませる気がない、と考えてFAでしょうか???
スタイルシートから計算したら7ptとか。読めるわけないでしょ。
分かりやすい解説も読みにくい体裁になると台無しです。
――――――――――― バグは金也("Y"enBug)
Re:慣習といえばリンク (スコア:1)
私も同じような考えです。(ここまではっきりしていませんが)
一読をお勧めします!
Re:慣習といえばリンク (スコア:1)
「著作権などとの関係について」の所の文字が小さくて読み辛かったですけど(^^;
うちのサイトもこれに比べると随分と簡略的ですが同じような主張してます。
とは言え、同じような事書いてても、纏め方違うだけで随分と受ける印象変わるんだなぁ、って感じですね。
まぁ、趣旨だけ伝われば良いと思ってるんで、これに影響受けて、自サイトの修正しようとかは思いませんけどね(^^;
Re:慣習といえばリンク (スコア:1)
博物館なら当然でしょうね。
しかし、公開を旨とする博物館の主張に過ぎない。だからどうした。
「世の中に人の来るのは嬉しけれ、とはいうもののお前ではなし」(内田百聞)
という詩を掲げておきましょう。
Re:慣習といえばリンク (スコア:1)
その歌は「人の来るこそうれしけれ」だし,作者は内田百閒 (百間) ですよ.
その連載なら読んでいたけれど。 (スコア:4, 興味深い)
ほぼ同時期に同じくhotwiredに連載されていた小倉秀夫弁護士のエッセイの方が内容も論旨もきちんとしていて解り易かったように思います。
白田先生の専門は社会学だったこともあってかこの連載は法学専攻の学生には不評でした。
この連載の内容は法学(解釈学、法哲学、法制史など)ではなく政治学(統治論)だよと言われていました。
政治学も広義の社会学の一分野なのでその視点から眺めた法統治論と見るにしてもちょっと内容がスカスカすぎないかな、と。
ましてこれが法学者の見解と思うととんでもない勘違いをしそうでちょっと怖いです。
その一方で法学を専攻しないけど法律の基礎を学んでる学生にとっては、あれこれ条文や理屈をこねくりまわさず普通の言葉で語ってくれるところで人気がありましたっけ。
法学の専門家からは連載内容についていろいろと指摘が出ていたようです。
タレコミにある
>この本は随所にパロディ的な要素が散りばめられており
が具体的に何を指すのかわかりませんが、内容にかなり筆が入れられているのならば書籍版をきちんと読み直さないといけないかもしれませんね。
というか、白田先生ってレッシグ信者なんだからこれもCCで公開すべきだったのではないかと。
先生の日頃の言動からしてそれが期待外れというか残念なところです。
本と連載両方読んだよ。 (スコア:3, 興味深い)
本の法がテーマを絞っていて比較的まとまりがよい印象です。
パイオニア的な書物の多くがそうであるように、学際的で分類しづらいところがありますが、多くの論点がラディカルに提示されています。
白田先生の結論をそのまま受け入れる必要は私も感じませんが、今後のサイバー空間と慣習、法について考える材料として刺激的でした。
Re:そんな連載は読んでいないけど。 (スコア:0, フレームのもと)
それはそうと、ざっとみたところ、要領をえない長い文章というのは、そのとおり。
最初の方を読んでみると、法の起源など、大陸法が宗教法を基礎にしているとか、イギリスの判例主義とか、まちがったことは別に言ってない。でも、これ法学部生なら誰でも知っているというか、法学入門で聞く内容だけど・・・
「ラジカルな保守」というタイトルがあったんで、覗いてみたが、内容はほとんど関係なかった。最後の1/5くらいでやっと出てきたけど、一瞬で消えた。
なんだろ、これ。単元はそれなりに売らんかなのタイトルになってるが、中身は出来の悪い院生のレポートといったところ。
こんなものを読んでいたなんて、おまえ頭相当悪いな。
Re:その連載なら読んでいたけれど。 (スコア:0)
なぜAmazon? (スコア:3, 参考になる)
インターネットの法と慣習 [www.sbcr.jp]
Re:なぜAmazon? (スコア:4, すばらしい洞察)
金もらわないアフィリエイト、と言うか、まんまとアマゾンの戦略にはまっているっていうか。Googleにしろ、アマゾンにしろ、そう言うイメージを一般人に抱かせてうまいことやったなーと思う。
これが「慣習」になって、最後には情報の独占になるんじゃないかと。
新しい法だとか慣習だとか言ってる内に、足下をすくわれる、と。
Re:なぜAmazon? (スコア:5, すばらしい洞察)
変な広告みせられるよりもマシでしょう。
#スラドユーザがみんなスラドアフィリエイトで購入したらどのぐらいの収入になるのかなぁ。
I think I can
Re:なぜAmazon? (スコア:0)
ま、心が狭い人には何を言っても無駄だと思いますが。
Re:なぜAmazon? (スコア:2, 興味深い)
Amazonのアフリエイトはリンクを辿っただけでは広告料は入りません。商品を購入して始めて入ります。
一方で、アフリエイトのリンクを辿ってAmazonで買い物をした場合、リンクされた商品以外でも広告料は入ります。
桶屋の感謝状 (スコア:2, 興味深い)
#誰がかは分からないけどこういうのが分かるのってちょっと怖いから自分では絶対踏まない
Re:なぜAmazon? (スコア:2, 参考になる)
Re:なぜAmazon? (スコア:1)
urn:isbn:xxxxxxxxxx と云う表記だったのですが。
Re:なぜAmazon? (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:なぜAmazon? (スコア:0)
URIまちがってるじゃん。
# ネタにネタレス
Re:なぜAmazon? (スコア:0)
#私はアスキーとソフトバンクの本は基本的に買わないけどね
Re:なぜAmazon? (スコア:0, 余計なもの)
Re:なぜAmazon? (スコア:0)
『2ちゃんねるで学ぶ著作権』 [amazon.co.jp]だよね…
トラックバック (スコア:1)
著者近影 (スコア:1, おもしろおかしい)
コスプレ風味のヒゲ付き著者近影に
苦笑するやら呆れるやら。
話題が広大すぎ (スコア:0)
こりゃ、誰かが不味い書き込みするのを待って、突っ込みに走るしかないかな。
#って俺に突っ込むんかい!!
気が進まないなぁ (スコア:5, おもしろおかしい)
議論の余地はありません!
生ゴミです!破廉恥漢です!
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J
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:気が進まないなぁ (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:気が進まないなぁ (スコア:0)
少しは2chを見習t(ry
Re:気が進まないなぁ (スコア:0)
Re:気が進まないなぁ (スコア:3, おもしろおかしい)
. /////_ハ ヽ< 釣れた!> ハ
レ//j け ,fjlリ / ∨∨V ヽ h. ゚l;
ハイイト、"ヮノハ // |::: j 。
/⌒ヽヾ'リ、 // ヾ、≦ '
. { j`ー' ハ // ヽ∧∧∧∧∧∧∨/
k~'l レヘ. ,r'ス < 初めてなのに >
| ヽ \ ト、 ヽ-kヾソ < 釣れちゃった!>
. l \ `ー‐ゝ-〈/´ / ∨∨∨∨∨∨ヽ
l `ー-、___ノ
ハ ´ ̄` 〈/‐-、
ありがとうございます。
これを貼ろうと思って準備してたので、Ctrl+vできて助かりました。
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
釣られてみよう (スコア:1)
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
実名は機能しない (スコア:1)
実際、本名よりハンドルの方が遥かにユニークなIDとして機能するんですけどね。
っていうか、本名出したら全日本中の同姓同名の方に迷惑がかかってしまう。
Re:釣られてみよう (スコア:1)
コメント数が1000を超えてたり、
日記エントリ数が1000を超えてたり、
そういう人だってぞろぞろいるのに、
そういうこと言われちゃうとね~
実績って何? って思っちゃう。
あなたにとって意味がないと実績にならないの?
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:気が進まないなぁ (スコア:1)
UAとかリンクの辿り方とかで癖を見るのと時間帯から推測するしかないでしょうね。
まぁ、メッセンジャーや電話やクレジットカード番号の様に個人に一つではないですから、IP番号は…
# NAT無しでも、一台のパソコンを家族全員で共有している家庭は意外と多いですよ
# 一時期騒ぎになったnyやShareでの漏洩も、親が仕事やるパソと子供がP2Pに使うパソが
# いっしょで(以下略)というのが案外一番多い理由かも(^^;
Re:話題が広大すぎ (スコア:0)
その昔、「インターネットは税金で作られた研究基盤(?)であるからして、
商用活動はマカリならぬ。広告なんぞもってのほか」と 熱く語る御仁が
よくおられたが、今でもお元気なんだろうか?
Re:話題が広大すぎ (スコア:1)
でももっと昔にもどると
「インターネットは軍事予算で作られた軍事情報網であるからして、
民間活用はマカリならぬ。情報漏洩なんぞもってのほか」
でもよさす
#ARPANET>NSFNet・・・キャプテンシステムはどうしよう?
Re:話題が広大すぎ (スコア:0)
切り口が大衆迎合 (スコア:0, フレームのもと)
こういう切り口で本にしたってことは、大衆迎合のにおいがする。
まあ、内容が長持ちしそうなタイトルではないね。
著者の代弁 (スコア:0)
本なんざ読まれてなんぼ、売れなきゃ意味ねーよ!
だいいち法学専門化向けに書いてねーっつーの!
Re:著者の代弁 (スコア:1)
わざわざ買う意味がない。巧妙な著者だったら、長期間価値が
持続しそうだ、と期待させるようなタイトルを付けるものだ。
Re:著者の代弁 (スコア:1)
第一、「インターネットと法律」という組み合わせが話題になるのは、今だからこそだと思う。
ネットの進化と法の整備に差があるからこそ、そこに議論の余地が出る。
だから、タイトルがどうであろうと、切り口がどうであろうと、法が整備されていくにつれ、この問題に関する書籍はいずれ陳腐化するのだ。
でも、現時点ではそれは価値のある議題なのです。
そして、それは専門家だけでなく、大衆にも重要な事であり、こういった本はそれなりに意味があるかもしれない。
Re:著者の代弁 (スコア:1)
そうであれば、不勉強な大衆は、専門家(法学者)がこの問題を
考える際の枠組みをまず理解する必要があります。
それなくしては、大衆には尤もな論理と尤もらしい論理の見分けがつかず、
へたの考え休むに似たり、という状態になります。
そして、もしも専門家が枠組みを説明しようとするならば、
「インターネットの法と慣習」というようなタイトルには
恐らくならないだろう、と思うのです。これはあくまで
素人受けするタイトルであって、素人がひとつの枠組みを
(なんとなく)理解するところまで教え導こう、という志が
全然伝わってきません。
Re:著者の代弁 (スコア:1)
例えば、あなたならどんなタイトルにするのか教えてもらえませんか?
Re:著者の代弁 (スコア:1)
たぶん、中身のある本を書こうとすればこんなタイトルには
ならなかった筈だ、ということです。
Re:著者の代弁 (スコア:1)
別にタイトルだけを変える必要は無いです。
あなたが中身のある本を書いたとしたら、どんなタイトルになる筈ですか?
Re:著者の代弁 (スコア:1)
Re:著者の代弁 (スコア:1)
# SOAも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
Web2.0も遂にはほろびぬ、ひとに風の前の塵に同じ。
Re:大衆迎合しないから (オフトピック) (スコア:2, 興味深い)
私が FreeBSD 2.x や Postgres 95 をさわり始めた時代の基準で考えると、
本屋に解説書が平積みになっているというのは、それだけでぶったまげるような事態だ。
Re:切り口が大衆迎合 (スコア:1)
まとまりのない文章ですなあ。締め切り過ぎてるなどと、
みっともないから書くなと言いたい。 凄い能力を磨くためには、駄目な中身の方もたまには
見てあげないといけません。「やっぱり駄目だったか」
と言うために。
# 先日は藤原正彦氏のベストセラーでそれやりました。