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6411 story

NetBSDへ実行不可メモリマップ機能を移植 1

ストーリー by Oliver
BSD間交流 部門より

BSD 曰く、 "Chuck Silvers 関係者にあてたメールによると、OpenBSD 3.3で実現された実行不可メモリマップ機能(W^X :"W xor X" と発音)を NetBSD に移植したとのことだ (kotoriの日記参照)
これは 書き込み可能領域を実行不可領域に設定することで、潜在的なバッファオーバーフローのバグを狙った攻撃に対抗する手段となるものである。
彼が以前出したアナウンスでは、alpha、i386、powerpc/oea、sparc、sparc64 のアーキテクチャではいくつかの解決すべき問題があったようだが、今回これが解決されたようである。改善すべき点がまだ残っているようだが、カーネルのセキュリティ向上に役立つものになると思う。"

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  • 実装は? (スコア:2, 興味深い)

    by saitoh (10803) on 2003年09月01日 17時31分 (#389331)
    ハードウェアの仮想記憶機構のページ保護機構に実行可/不可を 設定する機能がないと、実行不可マッピングはできないはずなのだけど。i386では無理だろう。

    と、リンク先を読んでみたら、CSレジスタの値を複数通り 使い分けることによって実現しているのか。まさかこんなところで セグメントレジスタが役に立つとは。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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