パスワードを忘れた? アカウント作成
7680 story

FreeSBIE:インストール不要のFreeBSDベースLiveCD 45

ストーリー by Oliver
投げて遊びたい 部門より

ozuma 曰く、 "Slashdot.orgの記事によると、FreeSBIEプロジェクトが、HDDにインストールしないでCD-ROMから起動できるFreeBSDベースのライブCDをリリースした。同様のプロジェクトとしてはDebian GNU/LinuxベースのKnoppixが有名だが、FreeSBIEプロジェクトはLiveCD作成のためのfreesbieコマンドを提供して、ユーザ独自にカスタマイズしたLiveCD作成が出来るように工夫されている。
またrelated effort called LiveBSDでは、このfreesbieを用いてapacheやmysql等が動くようにLiveCDを作成している。このapacheを利用して、Webブラウザ上からFreeBSDをHDDにインストールできるようにすることが目標とされている。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by yasiyasi (5450) on 2004年03月06日 19時23分 (#508941)
    ftpサーバーの配布ディレクトリ中の、FreeSBIE-1.0-i386.pkg_info.txtに記述されている、収録アプリの一覧をざっと眺めてみたんですが、

    • OpenOffice.orgのような事務仕事向けツールはほとんど無い。
    • 音声・動画関連ツール、CD/DVD再生・作成関連ツール、ネットワーク(ペネトレーション・テスト向き)関連ツールが充実している。
    いったい、どんなユーザー層を対象に想定してパッケージングしたんだろう(汗)
    • OpenOffice.orgのような事務仕事向けツールはほとんど無い。
      いや,OpenOffice.org だけで容量の 2割から取っちゃうからでわ?(^_^;

      ネットワーク関連ツールってのは製作者が
      テストとかするのに必要なのを入れてるって考える方が。
      音声・動画・CD/DVD 関連ツールを詰め込んでる辺り
      FreeBSD Media Center PC (笑)を目指してンちゃうか?
      親コメント
      • by yasiyasi (5450) on 2004年03月06日 20時59分 (#508978)
        > FreeBSD Media Center PC (笑)を目指してンちゃうか?

        win32-codecs-2.0.90_1,1  Huge compilation of Win32 binary codecs, including MPEG-4(D
        こんなのが入ってますしねぇ(笑)

        あと、気になる物としては、こんなの。

        e2fsprogs-1.35.w20040131_1  Utilities and library to manipulate an ext2 or ext3 filesys
        ※Linux Boxのための緊急ツールとして使うため、か?

        distcc-2.12.1_1  Distribute compilation of C(++) code acrosss machines on a
        povray-3.1g  Persistence of Vision Ray Tracer
        ※多数のFreeSBIE Boxによる、分散処理のデモ用、か?

        # たしかPOVrayでも分散処理によるレイトレーシングができたと記憶しているが、間違ってたらごめん。
        親コメント
      • 確かにOOoだけでかなり食いますよね。
        単にOOoをビルドするのがめんどくさかったとか?

        # xfceなのが個人的にはちょっと…

        でも、彼らは重大なミスを犯しています。
        sysutils/freesbieを入れていないことです。(ぉ

        もっとも、使うマシンがディスクレス(あるいはドライブをマウントできない)とすると、mdmfs上でmake worldするだけのメモリが必要ですが…。
        親コメント
  • by L.Nizah (7804) on 2004年03月06日 16時54分 (#508902)
    Project本家を見ると
    Free System Burned In Economy でFreeSBIEなのですね。

    ふりーえすびあいいー, ふりーえすびあいいー ……
    ふりーびーえすいー?
  • by G7 (3009) on 2004年03月06日 18時29分 (#508926)
    >FreeSBIEプロジェクトはLiveCD作成のためのfreesbieコマンドを提供して

    OSのことはカラッキシなんですが、
    こういうのって、「OSに非依存な」コマンドを作るなんてことは不可能なんでしょうか?

    いや、自作を含めた任意のOSをCDに焼くソフト、とかって有るのかなーと思って。

    #NetBSDも焼けるのかな?と一瞬思ったのでG7

    -------
    余談。

    OS部分(こういうDistroでいえばCDROM)とそれ以外のWriteableな媒体とを、
    綺麗に分けて(あるいはWritable媒体なしで)
    運用ができるOS構成ってのは素晴らしい!と思うんだが、

    一方で、更に一歩踏み込んで、OSの挙動のための「設定」を書く媒体と
    OSと直接関係ない情報を書く媒体をも、綺麗に分けれるといいなぁと
    思うことが多いです。

    つまり、ROMなOSそのもの/OS用設定/それ以外、という3つの媒体に分けるわけね。

    あと、こういう3つ構成って、OS以外でも役立つと思うんだけどなあ。
    アプリでも、実行ファイル/設定ファイル/アプリに食わすデータファイル、
    という3つに分けて考えると、すっきりするんだよね。
    勿論とっくの昔からそうしてるアプリも多いんだけど、やってないアプリも有る。

    俺としてはこの3つ方式を採用して欲しいと強く思ってるアプリはwebブラウザ
    ブラウザの実行ファイル/設定とCookieを覚えてるファイル/アクセスするURL
    という3つに分ければいいんじゃないかな。

    抽象的に言えば、(ROMな)処理部分/なかば暗黙的なコンテキスト/ユーザが明示的に与えたデータ
    という構成は、色々な場面で出番が有るんだよね。
    プログラム言語でも多くの場合はコレが言えてるわけだし。

    で、「分ける」と何がいいのかというと、この分けた単位をそれぞれ別々に
    複製したりバックアップしたりすることが、出来る(筈な)んだよね。
    そして、別々に組み合わせて使うことも出来るはず。
    例えば手元の2台のPCの「データ」だけを入れ替えるとか、「設定」だけをコピるとかが
    出来るようになるわけ。
    • by typer (9666) on 2004年03月06日 22時49分 (#509016) 日記
      えっと、cdrecordというソフトがありまして、あとは各OSの情報が書かれたイメージファイルというやつさえあればどんなOSでも...って話じゃないですよね(笑)

      アプリを入れるならそのアプリ毎に必要なファイルがわかっている必要があって、そうすると依存関係もわかってる必要があって...と、結局必要なのはOS共通のパッケージ管理システムかと。

      ただ、そもそもOSがread onlyなファイルシステム上で起動できるのかどうかという点で、Win2KやXpは望みが薄そうな気がするんですけど。さらにライセンスの面とかも。
      #あ、対象外?
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      えっと、現状ではできないんですか?
      • by Anonymous Coward
        できない訳ではないが、スマートでないと思う。
        私が引っかかったのが、/etc/resolv.conf
        /etc は、Read-Onlyでいいかと思っていた矢先にコレだ。

        /var と /tmp って何が違うのだろうか?とか。

        • by Anonymous Coward
          元ファイルからresolve.confを消して
          mount -o union でrwなファイルシステム(mfsとか)をまうんとすればいいのでは?

          個人的には、CDROMとUSBメモリの組合せが強いかなとおもってたり。
          usb メモリはFATでフォーマットして、vnconfigで中のファイルにフ
    • by Anonymous Coward
      OS部分(こういうDistroでいえばCDROM)とそれ以外のWriteableな媒体とを、 綺麗に分けて(あるいはWritable媒体なしで) 運用ができるOS構成ってのは素晴らしい!と思うんだが、

      古のAMIGAが、まさにそんな感じでしたね。
      つまりOSのアップデートに、ROMの交換が伴うと。

    • by Anonymous Coward
      マシン共通部分とマシン固有部分を分離したものに、PICKLES SYSTEM [ohnolab.org]というのがありますよ
  • by Anonymous Coward on 2004年03月06日 20時21分 (#508963)
    funyuppix [ex-tra.net]てのもありますよ。
    試したら、twmがあがりました(^^;
  • Windows 2000とかXPのHDDの移行にCDから起動してdd一発でコピーして
    繋ぎ変えておしまいで済めば幸せになれる人が多そう。

    # その姿は昨日までの何も知らないワシぢゃ。

    NTFS Driver for FreeBSD [iclub.nsu.ru]を組み込んでCD焼いてみればいいのかな?
    • by hetareDAIO (17407) on 2004年03月06日 21時53分 (#508998) 日記

      そのページの日付がえらく古いような。現在は普通に読み書きできるはずですけど…。

      ついでに、マルチバイト対応 [freebsd.org]もありますよ、と。まだ試していないので試された方ツッコミよろしくお願いします。

      --
      ほえほえ
      親コメント
      • もう素で対応してるんですか。こりゃ「参考になる +1」です。3.Xの時は
        FATでさえ読むだけだったように記憶してるんですが、かなり進化してるんですね。

        Windowsだと起動ボリュームでないのに移動もコピーもできないファイル大杉で
        いや〜んです。

        Administratorって管理者じゃなくて従属者かって思ったり。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年03月06日 23時58分 (#509041)
        >> 現在は普通に読み書きできるはず

        だうと。読み込みは普通にできますが、書き込みに関しては「普通」とは言いがたい制限があります。詳しくは man mount_ntfs して、下の方の「WRITING」の項を見られたし。実質的にread onlyと思った方が良いです。
        親コメント
        • ツッコミありがとうです。

          実質的にread onlyと思った方が良いです

          とのことで、一応jmanから転載。

          書き込み能力には制限があります。制限: ファイルは非常駐 (訳注: ファイルの内容が Master File Table の外にある) である必要があり、疎であっては (未初期化領域を持っていては) なりません。また圧縮ファイルもサポートしていません。ファイル名には、マルチバイト文字を含んではなりません。
          ん、イマイチわからない部分もある(未初期化領域とか)けど、実質確かにReadOnlyかも。そうか、マルチバイト文字はまだだめなのか…。

          --
          ほえほえ
          親コメント
          • 未初期化領域というのはおそらく、

            fsutilコマンドなどを使うと中身が0x00hで埋め尽くされた任意のサイズのファイルを作成可能なのですが、
            その際、その分のデータブロックを使えるように確保(予約)するだけで、実際に0x00hなデータの書き込みは行われません。

            そういったブロックがあるファイルへの書き込みがうまくいかないという事だと思います。

            ファイルが非常駐である必要があるという制限も、
            ちょっとしたメモのテキストデータだとMFT内に収まってしまう場合があるので、
            影響を受ける機会は多そうです。
            親コメント
          • 誤解を招きそうなので、ちょっとだけツッコミをば。
            私も 5.2-CURRENT で mount_ntfs を使ってますが、日本語ファイル名もちゃんと読むことが出来てますよ。
            おかげで C: ドライブに入ってる Windows Media Player で吸い上げたファイルをそのまま mpg123 で再生できてとても幸せです。

            # いわゆる機種依存文字が使われているファイル名はダメっぽい。
    • by yasiyasi (5450) on 2004年03月07日 8時51分 (#509137)
      > Windows 2000とかXPのHDDの移行にCDから起動してdd一発でコピーして > 繋ぎ変えておしまいで済めば幸せになれる人が多そう。
      「FreeBSD Expert 2004」(技術評論社) [gihyo.co.jp] 55ページに、HDDまるごとコピーをやったレポートがあります。
      • 使用したFreeBSDは、5.1-RELEASEのインストーラdisc2(live filesystem)
      • 使用したHDDは、著者の主義で2.5インチHDDが2台
      • WindowsXP入り40GB HDDを、新品の60GB HDDにddでコピーすることで、先頭スライスがWindowsXP、残りがFreeBSD用空き領域になっている60GB HDDを作成する

      • 40GBの転送に、6時間半かかった。コピー専用機これdo台 TWIN [century.co.jp]の方が10倍早い。
      親コメント
      • by sdj_grandy (11982) on 2004年03月07日 22時14分 (#509414)
        > 40GBの転送に、6時間半かかった。コピー専用機これdo台
        > TWIN [century.co.jp]の方が10倍早い。

        dd でコピーしたのであればどのようなオプションを指定したかが気になりますね
        記憶があいまいですが dd bs=64m の指定で 80G が ATA100 で
        3時間ぐらいだったと思います。
        # ar0 でミラーを構成するときに80Gをコピーした事があります
        --
        grandy
        親コメント
        • > dd でコピーしたのであればどのようなオプションを指定したかが気になりますね

          紙面に掲載されていたコマンド列は、
          dd if=/dev/ad0 of=/dev/ad1
          だけですね。ブロックサイズの指定は特にありませんでした。

           ところで、sdj_grandy さんの挙げた例「dd bs=64m」って、この記事の実行環境(CD-ROMから起動している)で実行可能なんでしょうかね?搭載メモリーを512MBとか1024MBとかにしていれば、64mなんてブロックサイズも楽々と扱えるんでしょうけれど。
          親コメント
          • 昔やったときは、ブロックサイズってデカけりゃ早いってもんでもなかったように思う。あるサイズ以上にすると、特に早くならない。それより、dd って単純に読んで書くを繰り返しているので、

            dd bs=適当 if=/dev/ad0 | dd bs=適当 of=/dev/ad1

            とかして入出力を並行に動作させた

        • by Anonymous Coward
          DEMI [slashdot.jp]というコピー専用マシンもあります。
          ATAPI、SCSI、リムーバブルメディアなんでもOK。
          警察庁御用達(笑……らしい [kk-yec.co.jp]
    • 他のコメントにあるとおり、NTFSサポートは実質read onlyなんですが、dd で吸出し/書込みするだけだったら、ファイルシステムを見る必要はないような。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年03月06日 22時31分 (#509010)
    NetBSDのこんなやつ欲しいんだわ。
    Linuxのファイルシステム(ext3,reiserfsサポートして)。

    日頃Linux使ってるけど、PDAにNetBSD入れるときにあると
    便利だなぁって感じで。
typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

読み込み中...