The Making of BSD Hacks 22
ストーリー by wakatono
悪魔Hackの舞台裏 部門より
悪魔Hackの舞台裏 部門より
ozuma 曰く、 "先日、オライリーよりBSD HacksというBSDのTips集が発売されたが、この本の編集者によるThe Making of BSD Hacksという記事がONLamp.comに掲載されている。
これによると、MS-WordやXML、LaTeXによる編集も考えたが、結局はPseudoPODに落ち着いたという経緯が書かれており、なかなか興味深い。PseudoPOD(擬似POD、とでも訳すべきか)とは、Perlプログラミングの際に用いるPOD(Plain Old Document)形式を、tableなどが使えるようにして出版用途に耐える機能を持つまでに拡張したものである。
ちなみにBSD Hacksとは、先月にオライリーより発売されたばかりのBSDのTips集。
オライリーのBSD Hacksのページから本の内容のサンプルとして、[Sample Hacks]をPDF形式でダウンロードすることが出来る。HackというよりはまさにTipsで、初心者でも楽しめそうな内容である(ただし、もちろん英語)。"
ドキュメント作成はPseudoPODを使っていたが、原稿などの管理はSubversionを使って行っていたようだ。
プレーンテキストっぽい (スコア:1)
wiki と css の効率の良さに慣れると他のフォーマットで書くとかったるい。wiki engine ごとに方言があって統一されてないのが難だけど。機械が吐く文書はやっぱ XML が後から何にでも(オブジェクトにでも)変換できるから楽。
wiki のバリデータって見たことないな、そういや。
Re:プレーンテキストっぽい (スコア:1, 参考になる)
そういやPodWiki [daemon.de]なんてものもありましたな。書式がPODになってるWiki。
Re:プレーンテキストっぽい (スコア:1, 参考になる)
書式がplain2になってるWiki。
Re:プレーンテキストっぽい (スコア:0)
HTML+Script覚えようとした小さな頃の好奇心はどこかへ
#ええ、いまでもCSSはテキストエディタで書けませんよ。
#恥さらしっぽいのでAC
ときどき (スコア:1)
個人的な用途で作っているツールのメモ書きに、Doxygen を使って HTML 化することがあります。 C チックな疑似コードとかもすんなり (タグとして解釈されずに) HTML 化してくれるので、お手軽に便利だったりします。そんなノリなのかな。
PseudoPOD とやらは、ぐぐってみたけどすぐ見つからんかった。。。気になるなぁ。
# POD はあまり使ったこと無いけど ID
むらちより/あい/をこめて。
Re:ときどき (スコア:3, 参考になる)
Perl関係なんだからまずCPANで探してみるのが一番精度が高いのでは
ないでしょうか。
というわけで、PseudoPODで検索してみました。 [cpan.org]
英語読めない人は適当に翻訳サイト使ってみてくださいということで。
? (スコア:0)
LaTeXによる編集は検討しなかったように読めますが。
>(There are likely other popular formats in certain areas;
> TeX and LaTeX come to mind for scientific publishing.)
「他の分野(科学出版)ではTeXとかLaTeXというのもありえただろう。」
程度の言及しかしていないのでは。
(技術系出版でTeX/LaTeXを使う例というのもあったと思うのだが。)
Re:? (スコア:0)
いちおう候補としてあげられているように読めるよ。
選択肢にいれるかどうか考えるのは(結果入らなくても)検討といえるでしょう
まぁ妥当な編集だとおもうけど
Re:? (スコア:0)
Re:車輪の再発明... (スコア:4, 興味深い)
>太古の昔と違って、マシンリソースがあまっているし、他人のソースは読めるし。
>
>結局、現代っ子のコミュニケーション不足が原因なんだろうね
日本語を使うなんて時間の無駄。リソースの無駄。自己満足。
江戸の昔と違って、寿命リソースはあまってるし、英語の本やサイトは読めるし。
結局、現代っ子の英会話不足が原因なんだろうね。
……というコピペネタはおいといて、本題。
あるシステムAと似たようなモノBがある、それは車輪の再発明だから
無駄とばっさり切り捨て御免……という話題はこのトピックではイマイチ
ずれた話です。
そういう似たシステムを並べて検討して、これが最適だからこれにするべぇ、
という話なんだから、なぜそのシステムが選ばれたか、とかこのシステムは
クソだとか大いに論じるのがよろしいのではないでしょうか。
同じようなシステムがいくつもあるのは、ハードウェア、ライセンス、
OS、言語(自然言語・開発言語)、コミュニティの問題、会社の
方針等の
さまざまな経緯があってそういう風になっているのです。
「車輪の再発明」をさけるのはプログラマの美徳ではありますが、そういう事情を
斟酌しないで原理主義に走ると、かえってコスト増を招くことになります。
#オチはありません
Re:車輪の再発明... (スコア:2)
多様性による破局の回避ってのが当てはまるんじゃないでしょうか。
Windowsだけで構成されたインターネットだとウィルスで
100回くらい破滅しているだろう、みたいな(あくまで例ですよ)。
あとモノカルチャーによる停滞現象とか。
IEがブラウザ戦争を制してからその方面の技術革新がかなり止まった
みたいなことはよく言われますよね。(←自分で断言しないあたりが卑怯)
Re:車輪の再発明... (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:車輪の再発明... (スコア:0)
Re:車輪の再発明... (スコア:0)
「車輪の再発明」と言う言葉自体、「そんなの無意味な事だよ」って時よりも、
「何故それをする必要があったか」を説明するときに使われる事が多いよね。
「車輪の再発明だから無駄」ってな事を言われても、
「この人ナニ言ってんだろ?」って思っちゃう。
Reinventing the wheel (スコア:2, 興味深い)
>「何故それをする必要があったか」を説明するときに使われる事が多いよね。
>「車輪の再発明だから無駄」ってな事を言われても、
>「この人ナニ言ってんだろ?」って思っちゃう。
日本語の表現でどう使われるかは別として、もともとは英語の reinvent the wheel [astrian.net] の和訳でしょう。 一般的な文脈でも、プログラミングにおける文脈でも reinvent と言うと、わざわざ無駄にって感じで否定的な意味が強いと思います。
PseudoPOD と Subversion は既に存在するツールであり、それを巧く組み合わせて本を執筆したのが、どうして車輪の再発明なのかは分かりません。「Word とか XML 使うのが主流だけど、vim 使いたい」という理由があったわけだし、一からツールを書いたわけでもないし。原文読めてないのかな。
Re:車輪の再発明... (スコア:0)
でっちあげるコストが、再利用のコストよりも低ければ十分価値があるわけだけどな。