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ホーキング博士の言わんとしている趣旨がいまひとつよくわかりません。
ホーキング博士は1980年には「今世紀の終わりには統一場理論が見出されるであろう」といった趣旨の発言をしていたが、この度の著書では自らこの説を覆すこととなった。
相対性理論を失念してましたこと?
映画Matrixの主人公Neoを挙げている。Neoの世界はバーチャルであったが、それを知るまでは世の物理の法則に逆らおうとする理由は何もなかった。
上位世界にも法則があり、そことの干渉も相互に発生しているってことも含むなら、それもいまさら何をおっしゃるって気がするんだけど。。。(13Floorのほうが適した内容とは思う
門外漢ですが、
>> ホーキング博士は1980年には「今世紀の終わりには統一場理論が見出されるであろう」といった趣旨の発言をしていたが、>> この度の著書では自らこの説を覆すこととなった。> 相対性理論を失念してましたこと?
相対性理論はマクロだと完璧なんだけどミクロだと通用しないんじゃなかったでしたっけ?
そこで相対性理論と量子力学の理論の統一を目指してたけど「ムリッ」って結論に至ってしまったんでしょうかねぇ・・・
はたして、相対性理論はマクロ完璧なのかな?
たとえばブラックホールの中とか、事象の地平面の向こう側には適用できないんでしょ?
万物の理論が存在するなら、少なくともそれをマクロに適用したときに事象の地平面の向こう側も記述ができるはず。
外部からの干渉無しにMatrixの内側から外を推し量ることは不可能なように、万物の理論は事象の内側から確定しえない、という博士の論は非常に納得できます。
相対性理論はマクロだと完璧なんだけどミクロだと通用しないんじゃなかったでしたっけ?そこで相対性理論と量子力学の理論の統一を目指してたけど「ムリッ」って結論に至ってしまったんでしょうかねぇ・・・
相対性理論がミクロだと通用しない、ミクロの量子力学は観測不能なケースがあるってことか。
(#1834065)そのズレが量子効果などで表では原理的に観測できない微妙な領域になっちゃう場合には、実験的に現在の理論を超えていけなくなってしまうから最終理論は見つけられなくなっちゃうよね、と。
>(#1834096)>相対性理論がミクロだと通用しない、>ミクロの量子力学は観測不能なケースがあるってことか。
量子力学の世界では、いろんな出来事が確率で表されます。例えば、2個の粒子が互いに衝突した後のそれぞれの位置とか。ところで、この例のように互いに相互作用を及ぼした粒子同士は、互いに離れていても相互作用を及ぼしあうようになります。このとき、量子結合という光速を超えた結びつきが生じます。この部分が、相対性理論と相容れない?
#この超光速の結合は、ジョン・ベルが、超光速の量子結合を否定すると実験結果を説明できない#という形で示しています(「ベルの定理」)。##結合により伝わるのは完全にランダムな情報なので、情報量はありません。##よって、これを用いた超光速通信理論はことごとく失敗しています。###そーゆー意味(情報が伝わっていない)では、相対性理論と共存できているかも。
量子論での非局所的相関は、情報を伝達するわけではないのでそのままでは相対論とは相容れないわけではない……ような。
どちらかというと発散が問題では?重力をなんとか量子化しようとしても大抵はくり込み不可能な理論になっちゃうし(計算上物理量が無限になり、それを取り除く方法が見つからない状況に陥る)、くり込めるようにしようと変形するとローレンツ不変じゃ無くなって相対論と整合がとれないし。
いえいえ。特殊相対論は扱えますよ。量子力学(無限自由度) + 特殊相対論 = 場の理論 です。4つの力のうち重力を除いた、電磁気力、強い力、弱い力を良く記述しています。
おそらくおっしゃっているのは『場の理論では”一般”相対性理論もとい、重力が扱えない』ということじゃないかと思います。
一方、弦理論は重力を扱える、 Theory of Every Thing の候補と考えられているのですが、何のヒントも無く手探りしている状態(実験できないため)でかなり厳しいらしい・・ですね。最近では、TOE を追うよりも、QCD などの有効理論として使うことが流行っていると耳にします。(AdS/CFT対応とかいうヤツ・・!)
僕はちょっと門外漢なので、専門の方のお話を伺いたいですね。
# ホーキングは『わざと勝ち目のない方に賭ける』ことをされたりするので :-) これもジョークかもしれませんね。僕はこの本を読んでいないのでわかりませんが・・
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
詳しい人よろ (スコア:0)
ホーキング博士の言わんとしている趣旨がいまひとつよくわかりません。
相対性理論を失念してましたこと?
上位世界にも法則があり、
そことの干渉も相互に発生しているってことも含むなら、
それもいまさら何をおっしゃるって気がするんだけど。。。
(13Floorのほうが適した内容とは思う
Re:詳しい人よろ (スコア:2)
門外漢ですが、
>> ホーキング博士は1980年には「今世紀の終わりには統一場理論が見出されるであろう」といった趣旨の発言をしていたが、
>> この度の著書では自らこの説を覆すこととなった。
> 相対性理論を失念してましたこと?
相対性理論はマクロだと完璧なんだけどミクロだと通用しないんじゃなかったでしたっけ?
そこで相対性理論と量子力学の理論の統一を目指してたけど「ムリッ」って結論に至ってしまったんでしょうかねぇ・・・
Re:詳しい人よろ (スコア:1)
はたして、相対性理論はマクロ完璧なのかな?
たとえばブラックホールの中とか、事象の地平面の向こう側には適用できないんでしょ?
万物の理論が存在するなら、少なくともそれをマクロに適用したときに事象の地平面の向こう側も記述ができるはず。
外部からの干渉無しにMatrixの内側から外を推し量ることは不可能なように、万物の理論は事象の内側から確定しえない、という博士の論は非常に納得できます。
Youthの半分はバファリンでできています。
Re: (スコア:0)
相対性理論がミクロだと通用しない、
ミクロの量子力学は観測不能なケースがあるってことか。
量子力学と相対性理論の相容れない部分 (スコア:1)
>(#1834096)
>相対性理論がミクロだと通用しない、
>ミクロの量子力学は観測不能なケースがあるってことか。
量子力学の世界では、いろんな出来事が確率で表されます。例えば、2個の粒子が互いに
衝突した後のそれぞれの位置とか。
ところで、この例のように互いに相互作用を及ぼした粒子同士は、互いに離れていても
相互作用を及ぼしあうようになります。このとき、量子結合という光速を超えた結びつき
が生じます。
この部分が、相対性理論と相容れない?
#この超光速の結合は、ジョン・ベルが、超光速の量子結合を否定すると実験結果を説明できない
#という形で示しています(「ベルの定理」)。
##結合により伝わるのは完全にランダムな情報なので、情報量はありません。
##よって、これを用いた超光速通信理論はことごとく失敗しています。
###そーゆー意味(情報が伝わっていない)では、相対性理論と共存できているかも。
Re: (スコア:0)
量子論での非局所的相関は、情報を伝達するわけではないのでそのままでは相対論とは相容れないわけではない……ような。
どちらかというと発散が問題では?
重力をなんとか量子化しようとしても大抵はくり込み不可能な理論になっちゃうし(計算上物理量が無限になり、それを取り除く方法が見つからない状況に陥る)、くり込めるようにしようと変形するとローレンツ不変じゃ無くなって相対論と整合がとれないし。
Re: (スコア:0)
いえいえ。特殊相対論は扱えますよ。
量子力学(無限自由度) + 特殊相対論 = 場の理論 です。
4つの力のうち重力を除いた、電磁気力、強い力、弱い力を良く記述しています。
おそらくおっしゃっているのは
『場の理論では”一般”相対性理論もとい、重力が扱えない』
ということじゃないかと思います。
一方、弦理論は重力を扱える、 Theory of Every Thing の候補と考えられているのですが、
何のヒントも無く手探りしている状態(実験できないため)でかなり厳しいらしい・・ですね。
最近では、TOE を追うよりも、QCD などの有効理論として使うことが流行っていると耳にします。(AdS/CFT対応とかいうヤツ・・!)
僕はちょっと門外漢なので、専門の方のお話を伺いたいですね。
# ホーキングは『わざと勝ち目のない方に賭ける』ことをされたりするので :-) これもジョークかもしれませんね。僕はこの本を読んでいないのでわかりませんが・・