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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
台風が直撃した町 (スコア:2, 興味深い)
電気が落ちて水道が止まり、雷鳴轟く中、布団をかぶって一夜を
過ごしました。携帯電話も繋がらず、携帯ラジオも持ってきて
いなかったので、まったく状況を把握できていませんでした。
ただ、朝になれば電気は復活するだろう、電話も繋がるように
なるだろうというくらいの軽い気持ちでした。
朝になって、宿の人が朝食を出してくれましたが、水は自分の
家からタンクで持ってきて、火はプロパンだったため唯一使える
ライフラインとして活躍したそうです。防災無線で電気の復旧には
夕方までかかり、電話は見込みが立っていないという情報が流れ
ました。とりあえず仕事(某観測)をやれるところまでやると
いうことで車を出しましたが、ここでようやくラジオで被害の
大きさを耳で知り、目で確認しました。宮川が氾濫して家屋が
浸水し、道路は崩落や陥没で寸断。数々の土砂崩れの
現場も見ました。
東京に戻ってから知りましたが、何も知らなかったのは現場に
いた私たちだけで、東京では被害状況をかなり把握していた
ようです。こういった自然災害現場において、一番情報を欲して
いる人が一番情報を手に入れ辛いということを、身を持って
知りました。都会暮らしで携帯の電波が常に届き、インターネットに
いつでもアクセスできる環境になれてしまった人間にとって、
台風の現在位置すらわからないということに恐怖すらおぼえました。
#今度は衛星携帯持って新潟に行くgesaku
Re:台風が直撃した町 (スコア:1)
大雨警報で通行止め+土砂崩れで通行止めに挟まれました。
大雨の中、車の中で土砂崩れの復旧を待ち続けたのですが、
携帯電話もつながらず、唯一の情報源はラジオと地元の人との立ち話。
>東京では被害状況をかなり把握していたようです。
車の中でラジオを聞くかぎり、かなり把握しているのですが、
「伊豆半島で十数カ所崖崩れで道路が寸断」
というようにかなり省略されてマスメディアからは
詳細な情報は流れてこないんですよね。
(“マス”を対象としたメディアですからもちろんなんですけど)
その場にいる人にとって本当に必要な情報はローカル局と地元消防団の人の話だけで、
復旧まで情報に閉ざされた4時間を過ごしました。
#あの時、すばやい復旧作業を行ってくれた地元消防団の方にひたすら感謝です。