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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑張り (スコア:2, 興味深い)
別に欧州でのソフトウェア特許否決だって、単に正義感から始まったわけじゃないでしょう。SAPやらなにやら、欧州にはプロプラエタリソフトウェアの大手もあるわけで、下手したら、
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:4, すばらしい洞察)
特許制度の元々の目的は、「独占権を与える代わりに公開させる」ことだったのはみなさんご存じのとおりです。でも、今のように情報の流通が速いと、誰もが同じ情報を持っている状態にある。同じ情報を持っている人が多ければ、同じアイデアにたどり着く人は増えるわけ。誰かが自分の技術を秘密にしたいと思っても、すぐに別の誰かが同じアイデアにたどり着いて公開しちゃいますよ。「公開させる」ことが社会にもたらすメリットが小さくなっていて、代わりに「独占を許す」ことの害悪の方が大きくなっているわけ。
実際、多くの企業にとって、特許って利益を生み出す金の卵ではなくて、単にコストなんだよね。自分が持っている特許の維持、他人の侵害の調査、自分の侵害の調査などに、膨大な費用を費やしている。では、そういう特許が利益を生んでいるかというと、たいがいクロスライセンスにしちゃうから、金にはなってないのが実情。
結局、特許を金にできるのは、一握りのいわゆる「特許ゴロ」だけです。もはや百害あって一理ない....... とまでは言わんまでも、制度のもたらすメリットよりもデメリットの方が上回っていると思う。