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世界初、灯油を燃料とする家庭用燃料電池システム」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    とっても高いなあ

    分野によっては,エネルギー効率90%越えになるようなエネルギー利用方法があったりするのかな?
    • >エネルギー効率90%越えになるようなエネルギー利用方法があったりするのかな?

      石油ストーブなんぞはほぼ効率100%で熱に変換できます.熱にするのは
      楽(というか最終形態は何であれ熱)ですから.
      今回のだって熱利用まで含めてようやく81%ですから,そんなに効率が
      高いわけでは無いかと.
      #火力発電所のような大型設備ですと,電力出力だけで効率40-50%行きます.
      • by taka2 (14791) on 2005年12月02日 15時23分 (#841334) ホームページ 日記
        > 石油ストーブなんぞはほぼ効率100%で熱に変換できます

        実際には石油を燃やすための酸素を屋外から取り込み、そ
        の代わりに二酸化炭素を排気する必要があるので、
        暖房の運用としては100%じゃないですね。

        それを100%と言ってもいいのなら、この燃料電池も屋内に設置すれば
        発電35%熱回収46%の残り、19%で部屋を暖めてくれるので、効率100%になりますよ。
        酸欠になりますが…

        で、部屋の暖房を主眼にした場合、「エネルギー効率」とはちょっと違いますが、
        エアコンなどのヒートポンプを使えば、つぎ込んだエネルギー以上に部屋を暖めることが出来ます。

        テキトーに選んだ(yodobashi.comでNo.1の)機種での数値ですが、
        消費電力420Wで暖房能力2.8kW [matsushita.co.jp]で計算すると、

        つぎ込んだエネルギーの6.67倍暖めることができますので
        これだと、燃料電池の発電効率が35%だったとしても、
        石油ストーブの2.33倍、暖房効率が良いです。

        その上で、46%分の熱がまだ使えること考えると、
        燃料電池+エアコンの効率は石油ストーブの2.8倍ですね。
        親コメント
        • by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2005年12月02日 17時14分 (#841392) 日記
          ちょっと細かい点になりますが・・・
          ご指摘の機種,COP値でおよそ6.6なのはその通りなんですが,
          低温になればなるほど効率が落ちます.
          通常測定は外気温7℃の条件で行っているはずですが,これが0℃前後に
          なるだけで1-2割は低下します.
          さらに熱交換器の凍結を防ぐために,定期的に室外機の加熱(要は霜取り)
          を行いますのでこの分もロスしますし,凍結がひどいような条件ですと
          熱交換器での熱交換が非常に遅くなるため効率はぐんと低下します.
          ですので,恐らく実際の効率,特に寒冷地での効率はもっと落ちるかと.
          #どこまで落ちるかはちょっと実験してみんとわかりませんが.
          親コメント

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