途中から、「コンピュータセキュリティの専門家、タカマゴウスケ氏」 (って誰? google でも hit しないぞ) が登場し、「住基カードは非接触型だ!」という指摘をする。これもなかなか衝撃度があると思う。文藝春秋記事では情報盗聴や書き換えという観点の危険性を指摘しているが、それよりは「N システム」的な利用方法の可能性の方が高いのではないか。非接触型なら、改札などに reader を (黙って) 仕掛けておくだけで、人の移動を簡単に check できるはずだ。
で、ここまではいいのだが、そのあと「Windows ダメダメ、Linux / BSD 万歳」な話になってしまい、正直言ってシラケる。Linux / BSD 使ってれば全て ok ok ってワケにはならないハズなのに。「内部に何があるのかわからない source 非公開の OS を使って政府システムを構築していいんですか? もしかしたら U.S. にツツヌケかもしれませんぜ」という観点はおっしゃるとおりなのだが、その話を出すとミスリードを助長してしまうと思うし。冒頭の練馬区役所の江原氏などは、そんなレベルのセキュリティを心配しているわけではないだろう。
で、具体的に何があかんの? (スコア:2, 興味深い)
「欧米の友人に話すと失笑が帰ってくる」と、よくわからんことが書いてありますが、要は外国の似たようなシステムではサーバーにNT系を使ってなくて日本では使うという話なだけで、聞いただけではふーんって感じなんですが・・・
で、思うんですが住基ネット自体は既存の住民基本台帳シ
月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:0)
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:3, 参考になる)
前半部分の現場からのレポート (練馬区役所の江原氏、ネット構築を実際に行なっているという匿名エンジニア氏の談話など) の衝撃度は高い。みんなで読もう。中村氏の「標題: 恐怖!? 住基ネットのセキュリティ」の最初のかたまり 3 つはこの部分。
途中から、「コンピュータセキュリティの専門家、タカマゴウスケ氏」 (って誰? google でも hit しないぞ) が登場し、「住基カードは非接触型だ!」という指摘をする。これもなかなか衝撃度があると思う。文藝春秋記事では情報盗聴や書き換えという観点の危険性を指摘しているが、それよりは「N システム」的な利用方法の可能性の方が高いのではないか。非接触型なら、改札などに reader を (黙って) 仕掛けておくだけで、人の移動を簡単に check できるはずだ。
で、ここまではいいのだが、そのあと「Windows ダメダメ、Linux / BSD 万歳」な話になってしまい、正直言ってシラケる。Linux / BSD 使ってれば全て ok ok ってワケにはならないハズなのに。「内部に何があるのかわからない source 非公開の OS を使って政府システムを構築していいんですか? もしかしたら U.S. にツツヌケかもしれませんぜ」という観点はおっしゃるとおりなのだが、その話を出すとミスリードを助長してしまうと思うし。冒頭の練馬区役所の江原氏などは、そんなレベルのセキュリティを心配しているわけではないだろう。
中村氏は「警察出身で本来管理には賛成だろう亀井静香でさえ反対しているのが、日本のねじれを象徴してますね」としているが、亀井氏は死刑に反対していたりもするわけで (「警察は間違えることがあるから」)。亀井氏の場合は、警察出身だからこそ、という部分が強いのではないか、と思ったり。
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:2, 興味深い)
まぁ、櫻井さん記事が「Windowsダメ」がヌルい話になっちゃってるのは、 ついエンジニア同士が暗黙の背景をもって喋っちゃうと伝わりきらないから、 ということだと思う。 本質はOSだけではなく行政システム全体は情報公開の義務という観点から full disclosure されるべきものだ、というところにおちるはず。
あと、「タカマゴウスケ」さんというのは 高間剛典さんです。英語でひくならGohsuke Takamaになります。 活動範囲の関係で名刺が英語のみなので、 カタカナになっちゃうのだと思われ。
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:1)
非接触型カードって時点でほぼSONYのfelicaだと思いますが、Suica使ってれば分かると思いますがそこまで便利なもんでもないです。
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:1)
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:1)
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:1)
私は「Suicaになる予定だったもの」の開発中の話をしています。最終的に導入された物がどうなったかについては、雑誌では触れていませんでした。ただ、試験当時はもっと離れていても(数十センチ)反応するようにしてたそうで(ポケットに入れていても通過出来るように)その時はカード側に電池を内蔵していたそうです。その電池の持ちの問題があって、この手法は却下したそうです。
Re:月刊文藝春秋2002年8月号 (スコア:1)
ちょっと離れた場所から読み取ろうとするのは結構難しいんじゃないかと思う。