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インジウム、ディスプロシウム、タングステン等の希少金属については、これからの成長分野である情報家電、ロボット、電池等の新たな産業分野の拡大により需要が増大する見込みです。しかし、一般的に特定産出国への依存度が高いこのような希少金属については、市場メカニズムが必ずしもうまく機能しない可能性を有し、その供給リスクは経済成長の制約要因となり得ます。
一方でその産地というと。「これからの北朝鮮ビジネス」より http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/190217.htm [asahi-net.or.jp]
韓国と中国はタングステンの大産出国である。この2ケ国がタングステンの産地であるということは、北朝鮮もタングステンの一大産地である可能性が高い。事実、アメリカが資源探査衛星で確認した所、軍
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
産地の問題 (スコア:3, 興味深い)
一方でその産地というと。
「これからの北朝鮮ビジネス」より
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/190217.htm [asahi-net.or.jp]
Re:産地の問題 (スコア:5, 参考になる)
以下数年前のデータ(レアメタルなどは産出量が少ないため,数パーセント程度の
産出量はすぐ上下しますし,新鉱山が開発されると結構変わります)ですが,元素,
主な用途,主な生産国と世界全体の生産量に占める比率です.
・プラチナ:触媒(排ガス浄化,石油化学,各種有機化学,燃料電池,水素関連等)
PtとPdはすさまじく多種の反応に使え,触媒最強の座を争う2元素.
南アフリカ 70%,ロシア 20%
・パラジウム:触媒
ロシア 45%,南アフリカ 40%
・ニッケル:合金,触媒(Pt,Pd等の代替として研究が推進中)
ロシア 25%,カナダ 15%,オーストラリア 15%
・クロム:合金材料(クロム鋼)
南アフリカ 50%,インド 20%,カザフスタン 15%
・モリブデン:合金
アメリカ 30%,チリ 30%,中国 20%
・マンガン:電池,合金材料
オーストラリア 30%,南アフリカ 15%,ガボン 10%
・タングステン:タングステン鋼など合金材料
中国 90% ロシア 5%
・バナジウム:Cr-V合金など
南アフリカ 45%,中国 30%,ロシア 25%
・コバルト:磁性材料,合金など
コンゴ 25%,ザンビア 20%,オーストラリア 15%
・インジウム:ITO電極(透明電極)材料で液晶などで利用.日本の消費量は
世界全体の60%程度.亜鉛の精錬時の副産物.
中国 55%,日本 15%(昨年鉱山を閉鎖しゼロへ)
・アンチモン:触媒,電極材料,合金への添加剤
中国 80%,ロシア 10%
・各種希土類:合金,磁性材料
中国 90%
良く話題に上るロシア,中国,南アフリカはさすがですね.
レアメタルは戦略物質ですので当然産出国は自国での利用を優先しますし,場合によっては
供給を絞って価格の高値安定を狙います.
対する我々は,(アメリカと合わせると世界のレアメタル消費量の70%とか使っていたこと
からもわかるように)大消費国なわけで,一部の国に生命線を握られたままってのは厳しい
状況ですし.
#レアメタルはいわゆる高付加価値・先端材料で多用されており,日本の得意な各種産業は
#これが無くなると立ち行かなくなります.
Re:産地の問題 (スコア:0)
廃棄物にレアメタルが偏在していると考えることも出来るわけで
下手に鉱山から産出するより効率が良かったりして。
日本は今まで輸入してきたレアメタルを再利用する手段も考えていくことも大事なのかも。
Re:産地の問題 (スコア:2, 参考になる)
すでにそれなりの種類の金属で回収が行われており,また効率化のための技術開発も
進められています.
#ここ数年レアメタルの値上がりが著しいため,回収技術もどんどん進んでいます.
ただ,そうは言ってもゴミとして捨てられてしまうものも多く,いかに回収業者に
回すルートを作るか,など課題も山積みではありますが.
Re:産地の問題 (スコア:1)
中身のデータ移行サービスとか提供できないものかな?
そうすれば回収できる端末が結構ありそうな気がするんだけど。
#かく言う私も中のデータの為に、2台ほどキープしてたりします…
Re:産地の問題 (スコア:0)
大手家電量販店や、各キャリアのショップでデータ移行サービスはやってくれます。
あまりに古いとどうかは知りませんが。
Re:産地の問題 (スコア:1)
期間限定配信物とか、既にそのサイトを解約してたりすると、
また契約&ダウンロードしなおしで結構金かかるなぁと思うと…。
それらのデータを使いたいがために、ちょくちょくFOMAカード入れ替えて
使用端末切り替えてたりします。
Re:産地の問題 (スコア:0)
携帯電話の金と車のプラチナはかなり進んでる模様。
Re:産地の問題 (スコア:2, 興味深い)
以前は秋月通商などで中古の超硬ドリル(アマチュアレベルならそのまま使える品質)を安価に売っていましたが、数年前から手に入りにくくなりました。
タングステンの値上がりにより、使用済み工具を回収しリサイクルするようになったためらしいです。
Re:産地の問題 (スコア:0)
以前は秋月で売っていたようなφ1mm前後の部品穴が多かったので、その再研磨品がながれていましたが、今国内で生産されているのはほとんど面実装基板なんでφ0.2~0.4mmくらいのVH(=via hole(導通穴))に使うドリルが本数の大半を占めます。そんな細径は再研もしませんし、手に入ってもアマチュアじゃ使えませんよね。てことで台湾、中国からの輸入に期待!
(ウソ、現地で消費されてます)
ちなみにタングステンの国際相場の指標であるAPT(=パラタングステン酸アンモニウム)は2004年に中国が供給を絞る政策に転換してから数倍に跳ね上がっています。
Re:産地の問題 (スコア:1)
>今国内で生産されているのはほとんど面実装基板なんでφ0.2~0.4mmくらいのVH(=via hole(導通穴))に使うドリルが本数の大半を占めます。
へぇ×5、なるほどー。
確かに、今時の市販製品の基板では、足つきのLCRや石なんてほとんど載っていませんよねぇ。足つきの部品は少しはあるけど、穴が少ないならドリルの消費も少ないでしょうし。
>てことで台湾、中国からの輸入に期待!
>(ウソ、現地で消費されてます)
近頃の各種Web通販やヤフオクで売っている再研磨品は、輸入品なのかもしれませんね。
#φ0.8とかのがお手軽価格なので、アマチュアにはありがたいです。