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ペトロフ中佐の司令官らは事件後の審理で彼を非難し、事件の責任を負わせた。[7]彼の行動はソ連の軍事機構の欠陥を暴露し、彼の上層部をまずい立場に立たせた。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
1983年11月2日~11日 エイブルアーチャー作戦(暗号名) (スコア:3, 興味深い)
一因を表していますが、全体では違うと思います。
元ネタも見ましたが、おそらくこのNATO大演習に寄って引き起こされた部分を誤解しています
警報自体は正しく作動したと考えます、元ネタの一節。
「米国が本当に攻撃しているならば、彼らが5つ以上のミサイルを発射するだろう」(演習だったから少数)
元々、この危機は以下のような経緯を通り未然に防げましたが、
この当直士官の判断は、クレムリン首脳部を大いに悩ました一因にもなりました。
(ソ連戦略ロケット軍、防空軍警戒当直士官の判断が間違っていた訳ではないので一応)
1983年11月上旬、クレムリンは、NATO及び米軍が核戦争を仕掛けてくると言う情報を察知
(ここが、示されたミサイル警報でしょうね、でもバグじゃないんです)
攻撃を受ける前に、反撃(ファーストストライク)を行うべきか迷いに迷った。
しかし、西ヨーロッパに作戦展開(実際は演習)しつつあったNATO軍だけの動きでは判断しかね、
裏を取るために、西側に潜入させているKGB諜報員や準諜報協力者に以下の命令を発しました。
1「NATO関係各国の、首相・大統領官邸、国防省、外務省、諜報機関、米国大使館の、照明が夜も付いているかどうか確認せよ」
(実際は、諜報活動の定期報告と変わらず、各関係省庁ビル等は、通常時と同じ数の照明しかついていなかった)
(現在でも、ホワイトハウスは夜になれば「フタを閉める」という作業で必要以外の照明を消します」)
2「コール首相、レーガン大統領、ミッテラン大統領、サッチャー首相」の位置を把握せよ」
(実際→全てKGBが持っていた予定通り行動しており、位置も把握出来た)
以上の裏を取った、クレムリン指導部は「NATOの演習と言うことが分り警報を解除します」
そもそも、この事件は、1983年11月2~11日の間、NATO加盟国が西ヨーロッパ平原、北大西洋を舞台に、
全面核戦争を想定し行われた、作戦(演習)暗号名「エイブルアーチャー」つう、
軍事演習を無通告(通告していたはずだという説もあり)で行い、
ソ連、クレムリン首脳部が、これを「実戦(先制攻撃)と勘違いした」為に起こりました。
この時期は、アンドロポフ書記長が病弱で、クレムリン指導部が、
NATOの動きに、かなり神経質になっていた時期でもあります。
ですので、ソ連警戒システムは、NATOの全面核戦争下(戦略的には必勝戦略といいます・
全面核戦争を戦い抜き勝つ)の前提で発射された、
NATO軍加盟国の、とある某演習ミサイルを、正しくキャッチしていた訳です。
ソ連のSEやPGの肩を持つ訳ではありませんが、コンピュータシステムの中にある
不具合を持ったプログラムによって招来されたバグではありません。
むしろ、警報システムが正しく標的の数を捕捉確認し、
現場指揮官が「想定していた数より少ないぞ、おかしい」と判断できた以上
これは、システムと管理者の連携が上手くいった事例であり、
元ネタの記者の判断ミスかと思われます。
#参考1 ゴルバチョフ回想録上下巻(アンドロポフ関係)
#この事件については、ゴルバチョフは触れていない
#参考2 戦争・戦略・情報・パズル KOKUMA BOOKS 柳内伸作著(何を確認したか関係)
#参考3 他蔵書
#日本の場合はどうなんだろうなぁ。
Re:1983年11月2日~11日 エイブルアーチャー作戦(暗号名) (スコア:0)
Re:1983年11月2日~11日 エイブルアーチャー作戦(暗号名) (スコア:2, 参考になる)
それと、その人のお話はかなり日時が混乱しており、エイブルアーチャーの実施日すら間違っている気が。
それと、エイブルアーチャー83の記事すらないし。
前にも書きましたが、私はネット上の情報をソースにしません。
しかし、その記事はおそらく彼サイドにとっては真理なのでしょう。
あの時代はそういうもんです。
それと、情報は分かる形では現れず、実際必要な事を実施するため10の情報が欲しいとすると
実際、所定日にまで集まるのは2~3個であり、それすら真に必要かどうかも不明である
必要なのは、継続的な単一情報の蓄積と解析、そういったもののサンプルを如何に多くするかですね
それと諜報戦とは、実際は地道なものですよ。
ロシアの新聞読んだり英国の新聞読んだり、ドイツの新聞を読んだり、
スイス、スゥエーデン、フィンランド…米国の新聞を読んだり(日本の新聞は除く)
他にも、継続的に任意の物体や事象の数を数えたり、
ラインの橋の上から油船を数えたり。
全身これ定規という感じで、指で戦車のとある部品の厚みを測ったり
# 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫) [amazon.co.jp]とかオススメ。
#最近、陸さんも良くものを書く様になって大助かり
#当時の陸海軍の持ち得た情報を突きつけ合うと、情けなる事請け合い。
#セクショナリズムの帝國ってね。
Re:1983年11月2日~11日 エイブルアーチャー作戦(暗号名) (スコア:0)