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Neurobiol. Agingに発表されたクルクミン誘導体CNB-001の記憶向上作用に関する研究成果が新聞で紹介されました。・2008年8月19日(水)読売新聞 37面、『「ウコン」に記憶力効果 / アルツハイマー予防に期待』↓ この報道を受けて、一部で「カレー(またはウコン)を食べると記憶力が良くなる」という誤報が出回っているようですが、事実は以下のとおりです。・私たちが研究を進めるにあたり、インドでアルツハイマー病患者が少ないという知見も多少参考にはしましたが、私たちの研究成果はカレーとアル
でも、今は、
昔なら、マスコミにコメントを求められるというのは恐怖感を覚えるほど覚悟のいることだった。何を書かれるかわかったもんじゃないという不信感がある。だが、今はまあどうでもいい。 [takagi-hiromitsu.jp]
と言うような状況にもなってる訳で(マスコミに言ってないこと/言ったことを曲解された事を報道されてもWebに真意を載っければ傷は小さくて済む)。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
カレーやウコンを食すると記憶力が良くなると主張した覚えはありません。 (スコア:4, 参考になる)
Re: (スコア:0)
Re:カレーやウコンを食すると記憶力が良くなると主張した覚えはありません。 (スコア:2, 興味深い)
この手の記事は、記者が電話取材して、それに対する回答などを元にして、記者が「自分の理解したことに基づいて」勝手に組み立てて書いちゃうケースが多いのです。新聞の科学記事の内容が当てにならんのは、それがそもそもの元凶。
これを防ぐ方法ははっきりしてて、記者が書いた記事を出す前に、インタビューに応じた研究者が内容をチェックすれば済む/それ以外に確実な方法はない、のだけど、新聞社側からそういうのを申し出るケースは寡聞にして聞いた事がないし、研究者側が要求してもあれこれ理由を付けて応じないことの方が多いのです。まぁ犯罪に関する記事や何かだと、インタビューに応じた側のチェックを入れると、その人にとって都合の悪い内容が書けなくなるから、そういう体質が染み付いてるせいなのか、それとも単に自分の書いた文章に自信があるから、中にはもしかしたらチェックにかこつけて報酬を要求するような(不届きな)研究者がいるせいなのか、理由は知らないけど、どの道、この手の体質が無くならん限りは、新聞の科学記事のレベルが上がることはないだろうなぁ、とも思ってたり。
まぁ、ここらへんの関係とかもあって、最近は取材を受ける場合は、研究室や研究者名指しで電話取材の申込が来ても応じなかったり、大学なんかの事務方の受付を必ず通したり、事前チェックを条件にしたりするところも増えてきてるような印象を持ってます。
Re:カレーやウコンを食すると記憶力が良くなると主張した覚えはありません。 (スコア:1)
でも、今は、
と言うような状況にもなってる訳で(マスコミに言ってないこと/言ったことを曲解された事を報道されてもWebに真意を載っければ傷は小さくて済む)。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> チェックにかこつけて報酬を要求するような(不届きな)研究者がいるせいなのか
この部分が引っかかります.
専門知識のない記者が書いた記事を,専門家が手直しするわけですから,その作業に報酬を要求することはが不届きであるとは思えません. もし要求金額が不当なら,マスコミは当人以外の信頼できる専門家にチェックしてもらってもいいわけですし.
もちろん取材に無償協力するのもありでしょうけど,それは人(または組織)それぞれの考えで決めるべきことだと思います.