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難しい話ですけど。音楽で「継続的に」儲けるということ は、ミュージシャン(僕はアーティストという言い方が 嫌いだ!)が移籍した後も会社に残る音源使用権を有効に 活用すること、またその有効な使用を保証できるだけの 音源の(オーディオ的な意味ではなく、音楽としての) クオリティを確保すること、なんですよね。
AVEXが今までこれほどまでに儲けてきたのは、こういう 既存の概念にあえてとらわれず「消費するもの」として の音源を大量に売る、というシステムをとっていた からでしょう。例えば小室某のCDなんて、飽きたら捨て てしまう人もいるわけで……買った音源を飽きたから 捨てる、というのは、明らかに既存の概念ではないと 思うわけです。消費物なんですよね。
しかし不況だと消費はにぶるし、消費があることを前提 にしたディストリビューターのシステムは合理的では なくなるし、で、慌てて AVEX io とか立ち上げて、 かの吉田美奈子まで引っ張り出したのに、そのCDはCCCDだし。僕はCCCDというもの自体に、AVEXの「消費物と しての音源」というフィロソフィーがありありと現れ ているように思えてならないんですが、このバブリー な考え方を変えない限りは、何をどうしても仕方がない んじゃないですかねぇ。
私自身は聞き比べたことはないですが,『「これほどまでに違うのか」などと驚くほど。』 [ascii24.com]という意見もあるようです.
わざとトラッキングを不安定にしているためにサーボに負担が かかるという話がありますが。
たくさん売る/売れる、ということと、消費物であると いうことは同一ではないでしょう。「売る」ということ に関して、音楽に限定して言うならば、たとえばアメリカ なんかはそのシビアさが日本の比ではありません。しかし 向こうではマーケットが細分化され、商品としての音楽も 多様性を維持しているので、きびしい競争の中での品質の 高さ、提示される多様な商品が時を経る中での「古典」 というものが維持されるわけです。
でも、最近の(特にAVEXが代表格だけど)日本の場合は、 マスプロダクションの視点からの効率化、というか、 コンセプトだけ合わせて的を外さないところをどかっと 出して、メディアミックスかませりゃみんな買う…… 的な方法論で音楽を扱っていたわけでしょう。だから 本来は厳しいマーケットの中で、高い品質や独自性(そ れは「斬新さ」、悪く言えば「目新しさ」を狙った ところから生まれたものかもしれませんが)を持った 商品が生き残っていくところが、消費された後に何も 残らない……ということになるわけでしょう。
本来、会社なりレーベルなりいうものには、その扱う 音楽からカラーがついてくるわけです。モータウン とか、日本でも80年代の EPIC とか ALFA とか MIDI なんか、そういうものを持っていたと思うんですが、 AVEXのカラーって何なのか、AVEXの音源を買う人が AVEXを差別化して選択する何かがあるのか、という ところ……そこが決定的に乏しいと思うわけです。 だって昔だったらジョン・ロビンソン、今ならあゆ で終っちゃうわけでしょ?
オフトピですが。
ミュージシャン(僕はアーティストという言い方が嫌いだ!)
私は尊敬の度合いに応じて次のように使い分けています(笑)。
勿論、上の方ほど尊敬の度合いが高いです。
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:5, すばらしい洞察)
難しい話ですけど。音楽で「継続的に」儲けるということ は、ミュージシャン(僕はアーティストという言い方が 嫌いだ!)が移籍した後も会社に残る音源使用権を有効に 活用すること、またその有効な使用を保証できるだけの 音源の(オーディオ的な意味ではなく、音楽としての) クオリティを確保すること、なんですよね。
AVEXが今までこれほどまでに儲けてきたのは、こういう 既存の概念にあえてとらわれず「消費するもの」として の音源を大量に売る、というシステムをとっていた からでしょう。例えば小室某のCDなんて、飽きたら捨て てしまう人もいるわけで……買った音源を飽きたから 捨てる、というのは、明らかに既存の概念ではないと 思うわけです。消費物なんですよね。
しかし不況だと消費はにぶるし、消費があることを前提 にしたディストリビューターのシステムは合理的では なくなるし、で、慌てて AVEX io とか立ち上げて、 かの吉田美奈子まで引っ張り出したのに、そのCDはCCCDだし。僕はCCCDというもの自体に、AVEXの「消費物と しての音源」というフィロソフィーがありありと現れ ているように思えてならないんですが、このバブリー な考え方を変えない限りは、何をどうしても仕方がない んじゃないですかねぇ。
恒久的に「いい曲」でありつづける必要があるのか? (スコア:2, 参考になる)
/.の書き込みを見ていると曲の価値は不変であるという前提に強く基づいているように感じます。
音楽のスタイルが変わらない世界なら別にそれでもいいと思うのですが、「最新」のスタイルというのは(もちろん同時進行的なものですが)常に流動的で、変革を続けています。
飽きて捨てられるような曲は論外ですが、「その時点で」価値のある曲、「その時点で」書かれていることに意味のある曲というものもあるではないでしょうか。
音楽好きの知り合いで、「今聴くことに意味があるから」と新譜を買い漁っている人がいます。(彼はどこからお金が出てくるんだろう?)
そういう聴き方もアリなんじゃないでしょうか。
Re:恒久的に「いい曲」でありつづける必要があるのか (スコア:2, 参考になる)
そういうのは、企業のマーケティングとは本質的に無関係に存在するしねぃ
新譜の方が良いっても、今の大量生産品の曲に、はたして、それだけの力があるかどうか.......
(_ _)ZZZZzzzzz...... I'm sleepy
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:1)
それとも吸い出してCD-Rにでも焼こうか・・・
吉田美奈子ともあろう人がなぜにAVEXなんかに?
AVEXしかなかったんでしょうなー残念です。
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:0)
#吉田美奈子がかわいそう
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:1)
私自身は聞き比べたことはないですが,『「これほどまでに違うのか」などと驚くほど。』 [ascii24.com]という意見もあるようです.
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:0)
一般に流通している大半を占める数万円台のオーディオシステムで聞く人の感じる音質劣
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:1)
わざとトラッキングを不安定にしているためにサーボに負担が かかるという話がありますが。
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:0)
AVEX に限らず,また,音楽業界に限らず,文章なども含めたソフトウェア/コンテンツ全般が
消費される体制(?)が作られてきたのがここ20~30年(もっと昔からなんだとも思うけど,
俺が見てきた範囲で)の流れなのではないでしょうか?
たとえば,家庭用ビデオゲームは今や消費されることが大前提になっていると感じます.
「もっと買え,もっと買え」「もっと売
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:1)
たくさん売る/売れる、ということと、消費物であると いうことは同一ではないでしょう。「売る」ということ に関して、音楽に限定して言うならば、たとえばアメリカ なんかはそのシビアさが日本の比ではありません。しかし 向こうではマーケットが細分化され、商品としての音楽も 多様性を維持しているので、きびしい競争の中での品質の 高さ、提示される多様な商品が時を経る中での「古典」 というものが維持されるわけです。
でも、最近の(特にAVEXが代表格だけど)日本の場合は、 マスプロダクションの視点からの効率化、というか、 コンセプトだけ合わせて的を外さないところをどかっと 出して、メディアミックスかませりゃみんな買う…… 的な方法論で音楽を扱っていたわけでしょう。だから 本来は厳しいマーケットの中で、高い品質や独自性(そ れは「斬新さ」、悪く言えば「目新しさ」を狙った ところから生まれたものかもしれませんが)を持った 商品が生き残っていくところが、消費された後に何も 残らない……ということになるわけでしょう。
本来、会社なりレーベルなりいうものには、その扱う 音楽からカラーがついてくるわけです。モータウン とか、日本でも80年代の EPIC とか ALFA とか MIDI なんか、そういうものを持っていたと思うんですが、 AVEXのカラーって何なのか、AVEXの音源を買う人が AVEXを差別化して選択する何かがあるのか、という ところ……そこが決定的に乏しいと思うわけです。 だって昔だったらジョン・ロビンソン、今ならあゆ で終っちゃうわけでしょ?
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:0)
オフトピですが。
私は尊敬の度合いに応じて次のように使い分けています(笑)。
勿論、上の方ほど尊敬の度合いが高いです。
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:0)
個人的には肯けないこともないが、あまり一般的な概念ではないですね。
Re:音楽で儲けるためのシステムって…… (スコア:1)
ここでいう「アーチスト」は「Artist」の語源の意味は失われていて、単なるラベルにすぎないの思いますが。
#「タレント」だって才能があるかどうか怪しいから最下位にランクされているわけで...