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このWaseda-net関連の責任部署は教務部ITセンターですが、このITセンターは、民間企業に仕事をアウトソーシングしたり、そもそもITセンター職員には民間企業からの多数の派遣社員がいます。これは、主にコスト削減を狙ったものです(もともと学内にも優秀な人間はいますが、人数は少ないわけで…)。 少なくともWaseda-netメールに関しては明らかにBIGLOBE(NEC)のサービスを利用しています。 ポータルについても、民間企業に発注して作ったものと考えられます。
今回の障害は、大学の予算の関係もありますし、開発や運営に携わる人間が、早稲田大学のアクセス量の多さを甘く見積もっていたこともあるでしょう。 PHPやSQLを使っていますから、プログラムレベルでの出来の悪さがあったかもしれませんし、なにより、負荷を十分に減らしたり分散しきることができなかったのが最大の敗因かと。学外の端末からでも科目登録できるとか、システムを信頼しきった学部側がかなりタイトなスケジュールで登録日程を組んだので、ますます負荷を高める要因になったと考えられます。 アクセス過多でサーバより先にネットワーク機器が落ちるというのはよくある話ですが、本件の場合、先にサーバが落ちました(そしてネットワークも後を追って…)。サーバの処理能力が、必要とされる処理量に見合っていなかったようです。
ITセンターの人間が、学内の学生等の利用者の立場を身をもって理解しきれていなかったと思われます。派遣職員多いので。主な開発者も学外なので、必ずしも事情を把握し切れていないと思われます。何年も前から学内で、多くの端末を管理して事務を担当しまた研究もしてきたメディアネットワークセンター(MNC)や、比較的学内事情を理解している理工学部だったら、このような事態は想定できていたはずです。(そう、ITセンターとMNCと理工学部は別々の組織なんです....) ギリギリになってもログインID=メールアドレスを取得していない学生もたくさん。パスワード忘れる人もたくさん。ウインドウ開きまくってボタン押しまくっている学生もいたりして。
3/20に出た「Waseda-netへのネットワーク経由の攻撃について」の掲示は、ITセンターの判断で各学部等に連絡をし、それを受けた各学部等が掲示をしたものと思われます。(早稲田大学は各学部等の独立性が高く、端末室の管轄にしてもバラバラなのです) 結局撤回されましたが(あとになってアクセスログを詳しく検証したのでしょうか)。 ログインIDがメールアドレスだったり、旧来の認証用パスワードとWaseda-netのパスワードが異なる等といった要因で、ログインに失敗した利用者が多かったために、ITセンターが不正アクセスと誤認したのでしょう。 ちなみに、3/20は科目登録開始日であり、また成績発表の日でもあり、両方ともポータルから利用できることになっていました。そんなわけで、3/20 0時ころから、成績が見られるのではないかと多数の学生がアクセスしたものと思われます。
早稲田大学の科目登録日程ですが、例年から、授業開始前におおむね終わるように予定が組まれています。 出席を取る授業は、初回の授業から出席簿が教員に渡されます。 学生の人数が多いので、希望する授業がかならずしも取れるとは限りません。抽選になる場合も多々あります。 ですので、授業開始前から科目登録を行います。 当然ながら、授業の試聴などという制度もほとんどありません。学生達は、「マイルストーンエクスプレス」や「ワセクラ」などの学生が作っている情報誌を読んで授業内容や単位の取りやすさ等をチェックし、科目登録をするのが、毎年恒例です。
一番怖いのは、システムがクラッシュしてデータが飛ぶ可能性です。 今回はデータが大消失とまではいきませんでしたが、一部の学生からは申請したはずなのにできてないという話もちらほら。 マークシートにしても書面で出した場合は、書面さえ残っていれば責任の所在は比較的明確になりますが(たとえばマーク間違いを想像してみてください)、システムのデータが飛んでしまったとなれば、何も証拠が残らない場合が普通ですから... //いちおう学内者なのでAC
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
少しだけ詳細な事情 (スコア:4, 興味深い)
そして、これらの早稲田関係者に汎用JPのwaseda.jpの付くメールアドレスを1人に1つ付与し、これをログインIDとしたものです。
また、「ポータル」という名前から想像できるかもしれませんが、大学関連の情報公開や手続等を一カ所に集約したもので、他のシステム(Waseda-netメール・科目履修申請・パスワード再発行者向け情報倫理テストetc.)へのシングルサインオンを可能にし、利便性を追求したものです。
このWaseda-net関連の責任部署は教務部ITセンターですが、このITセンターは、民間企業に仕事をアウトソーシングしたり、そもそもITセンター職員には民間企業からの多数の派遣社員がいます。これは、主にコスト削減を狙ったものです(もともと学内にも優秀な人間はいますが、人数は少ないわけで…)。
少なくともWaseda-netメールに関しては明らかにBIGLOBE(NEC)のサービスを利用しています。
ポータルについても、民間企業に発注して作ったものと考えられます。
今回の障害は、大学の予算の関係もありますし、開発や運営に携わる人間が、早稲田大学のアクセス量の多さを甘く見積もっていたこともあるでしょう。
PHPやSQLを使っていますから、プログラムレベルでの出来の悪さがあったかもしれませんし、なにより、負荷を十分に減らしたり分散しきることができなかったのが最大の敗因かと。学外の端末からでも科目登録できるとか、システムを信頼しきった学部側がかなりタイトなスケジュールで登録日程を組んだので、ますます負荷を高める要因になったと考えられます。
アクセス過多でサーバより先にネットワーク機器が落ちるというのはよくある話ですが、本件の場合、先にサーバが落ちました(そしてネットワークも後を追って…)。サーバの処理能力が、必要とされる処理量に見合っていなかったようです。
ITセンターの人間が、学内の学生等の利用者の立場を身をもって理解しきれていなかったと思われます。派遣職員多いので。主な開発者も学外なので、必ずしも事情を把握し切れていないと思われます。何年も前から学内で、多くの端末を管理して事務を担当しまた研究もしてきたメディアネットワークセンター(MNC)や、比較的学内事情を理解している理工学部だったら、このような事態は想定できていたはずです。(そう、ITセンターとMNCと理工学部は別々の組織なんです....)
ギリギリになってもログインID=メールアドレスを取得していない学生もたくさん。パスワード忘れる人もたくさん。ウインドウ開きまくってボタン押しまくっている学生もいたりして。
3/20に出た「Waseda-netへのネットワーク経由の攻撃について」の掲示は、ITセンターの判断で各学部等に連絡をし、それを受けた各学部等が掲示をしたものと思われます。(早稲田大学は各学部等の独立性が高く、端末室の管轄にしてもバラバラなのです)
結局撤回されましたが(あとになってアクセスログを詳しく検証したのでしょうか)。
ログインIDがメールアドレスだったり、旧来の認証用パスワードとWaseda-netのパスワードが異なる等といった要因で、ログインに失敗した利用者が多かったために、ITセンターが不正アクセスと誤認したのでしょう。
ちなみに、3/20は科目登録開始日であり、また成績発表の日でもあり、両方ともポータルから利用できることになっていました。そんなわけで、3/20 0時ころから、成績が見られるのではないかと多数の学生がアクセスしたものと思われます。
早稲田大学の科目登録日程ですが、例年から、授業開始前におおむね終わるように予定が組まれています。
出席を取る授業は、初回の授業から出席簿が教員に渡されます。 学生の人数が多いので、希望する授業がかならずしも取れるとは限りません。抽選になる場合も多々あります。
ですので、授業開始前から科目登録を行います。
当然ながら、授業の試聴などという制度もほとんどありません。学生達は、「マイルストーンエクスプレス」や「ワセクラ」などの学生が作っている情報誌を読んで授業内容や単位の取りやすさ等をチェックし、科目登録をするのが、毎年恒例です。
一番怖いのは、システムがクラッシュしてデータが飛ぶ可能性です。
今回はデータが大消失とまではいきませんでしたが、一部の学生からは申請したはずなのにできてないという話もちらほら。 マークシートにしても書面で出した場合は、書面さえ残っていれば責任の所在は比較的明確になりますが(たとえばマーク間違いを想像してみてください)、システムのデータが飛んでしまったとなれば、何も証拠が残らない場合が普通ですから...
//いちおう学内者なのでAC
Re:少しだけ詳細な事情 (スコア:0)
NEC は最近バグだしっぱなし
ってことでいいすか?
Re:少しだけ詳細な事情 (スコア:0)