Oliverによる
2005年04月22日 18時46分の掲載
スクリーンショット募集中部門より。
スクリーンショット募集中部門より。
GNU Compiler Collectionバージョン4.0.0がリリースされた。Changelogによると多数の改良が加えており、AdaからJavaまでの対応する全ての言語に改善が見られるだけでなく、共通の最適化フレームワークとしてSSAに対応(Wikipedia解説、LWN解説)し、それを使った自動ベクタ化などの最適化が実装されている。また、C++に関してはコンパイルが高速化され、シェアードライブラリのシンボルテーブルに関する最適化に伴い、gcc 4.0でコンパイルされたKDEやOOoなどの大きなC++プログラムの起動時間がかなりスピードアップするという。
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
新たにコメントを書くことはできない。
Fortran95サポート (スコア:4, 興味深い)
数値計算であるならばやはりFortranは使いやすいと思います。Fortran95はMATLABを参考にされているというウワサですし。
なにはともあれフリーで使えるFortran95の環境がひとつ増えたことを歓迎したいです。
pentium4最適化パッケージ (スコア:3, 興味深い)
http://sea-mew.jp/nox/modules/xfsection/article_1.html
で展示しています。もっぱら個人用ですが、一緒に遊んでくれる人がいれば、
http://sea-mew.jp/nox/modules/rpms/viewrpms.php?dirname=pentium4
からRPMを取れます。
コンパイラはgcc3.4とgcc4.0をつかっていますので、Pentium4でgcc4.0に興味のある方はどうぞ。
ただ、openofficeなどはコンパイルできていないので、起動の早さは試せていません。SRPMを、ただリコンパイルしているだけなので、build環境が悪いのかもしれません。リコンパイルできた人は情報を頂けるとうれしいです。
GCCでスクリーンショットというと… (スコア:2, おもしろおかしい)
cast-as-lvalues (スコア:2, 参考になる)
ChangeLogを見ると、C, Objective-Cのところにだけ書いてあるので、C++については復活?
Re:cast-as-lvalues (スコア:4, 参考になる)
おまけ: 重要な更新部分のいい加減な意訳
Caveats
- デバッグ情報の付加と最適化の両方を有効にしてコンパイルすると位置リストを生成するようになった。GDB 6.0以前は位置リストを見付けるとクラッシュする。GDB 6.1以降なら大丈夫だ。-fno-var-trackingを使えば位置リストを生成しなくなる。
- -fwritable-stringsは無くなった。書き込み可能な文字列が必要ならば配列を使え。
- -freduce-all-givsと-fmove-all-movablesは無くなった。これらのオプションは新しい最適化フレームワークにはもう必要無い。
- 以前-fnew-raで有効になったgraph-coloring register allocatorは廃止された。
- -I-は非推奨になった。代わりに-iquoteを使うように。
- MIPSの-membedded-picと-mrnamesは無くなった。
- MIPSターゲットでGNUアセンブラが必須になった。特にIRIXでMIPSproアセンブラが使えなくなった。MIPSproリンカはまだ使える。
- SPARCの-mflatは無くなった。
- UTF-8ロケールにおける英語の診断メッセージはUnicodeの引用符を使うようにった。都合の悪い奴は環境変数のLC_CTYPEやLC_ALLを設定するように。Unicodeの引用符についてはMarkus Kuhnの説明を参照してくれ。
- 殆どの環境でspecsファイルはインストールされなくなった。specsファイルを編集する必要があるなら-dumpspecsを使って生成してそれを編集するように。
ちなみに位置リストってのは高級言語の変数と低級言語のレジスタ/メモリの対応を追跡するための情報。親コメント
Cパーサが (スコア:2, 参考になる)
C++ のメンバー宣言か関数呼び出しか曖昧なコード(の一部?)が正しくコンパイルできるようになった様です。
Re:Cパーサが (スコア:2, 参考になる)
New C Parserは4.1 [gnu.org] からじゃないんですか?
ここ [gnu.org]からは見つかりませんでした。
親コメント
gcc on MacOSX 10.4 Tiger (スコア:2, 参考になる)
どのバージョンが載ってるんでしょうね?
MacOSX10.4のCD-ROM(DVD-ROM?)を量産し始めた時点では、
gcc4はリリースされていなかった訳だし。
Re:gcc on MacOSX 10.4 Tiger (スコア:2, 参考になる)
OS X用のGCC 4.0そのものはHigh Performance Computing for Mac OS X (HPC Mac OS X) [sourceforge.net]でGCC 4 (auto-vectorizing gcc/g95)ということで結構前から配付してます.
親コメント
Gentooとかならすぐに恩恵にあずかれる? (スコア:2, 興味深い)
これは魅力的だなぁ。各ディストリビューションがこれでコンパイルされたパッケージを採用するのはまだ先のことになりそうですが、Gentoo Linux なんかだとけっこう早く恩恵にあずかれたりするのかな。
ペーストビン [windy.cx]
なぜか誰もふれていないが (スコア:1, 参考になる)