Binary 2.0カンファレンス2005、総集編 46
プログラミング佳境、そして深追い 部門より
elfbinary曰く、"先週金曜夜に開催された Binary 2.0カンファレンスの 発表資料とレポートをまとめたページが公開されている。 ネタから突然開催されたらしきこのイベントだが、レポートを見る限りは ものすごく馬鹿らしさを追及した楽しいイベントだったようだ。
kazama氏のblogがよく書かれているようだが、ここでも 触れられている 八重樫氏の発表が一番すごそうだ。 氏はわざわざこの ネタのためにFPGA基板を調達し、 スライドはOpenOffice.orgでPDF作成、GhostscriptでGIFに変換、 それをさらにELF objectに変換して、1ページごとにGDBを使い RS-232C経由で基板にロードして表示という、 史上初のGDBプレゼンをやってのけたようだ。氏によれば2005年の ハードコアバイナリアンの必須項目は、オリジナルCPU作成から toolchain, Linux, gibcを移植し、ELF ABIを考えてshared object実現まで やることらしい。さぁチャレンジだ!(無理だ!)
鵜飼氏の livepatchもなかなか楽しそうだ。まあ、ptraceは謎。
そもそもBinary 2.0とは何か分かってないが、 高林氏のプレゼンを見る限りは誰も分かっていないようだ。 誰も分かっていなくても何故かWeb 2.0よりは親近感をもてるので、 是非Binary 2.0時代が到来してもらいたいものだ。 このスライドにも書かれているが、 Web 2.0と浮かれているCNETがBinary 2.0を特集する日は近いようだ。 そして、 Binary 2.0専門ファンドが設立され、来年のカンファレンスでは ベンチャーキャピタリストで会場は埋まるだろう。来年は青森にあるらしい ハックリタイというところで開催らしいが、Googleで検索すると こんなところらしい。ここから一から開催するバイナリアンが いたら本当に拍手なのだが、さすがにネタだろう。"
とりあえず、「普通の奴らの下をいけ」ということでしょうか。
野暮? (スコア:4, おもしろおかしい)
「ネタだろう」も何も、「ハックしたい」→「ハックりたい」の洒落でしょう、どう考えても。
Re:野暮? (スコア:2, 興味深い)
問題はネタで終わらせるのか、本当にそこでやってしまうのかです。
Re:野暮? (スコア:1)
修行が足りませんでした。
ハックリタイへ山籠もりに、逝ってきます。
Re:野暮? (スコア:0)
でも実施したら、そのあたりの人はたまげるだろうなぁ。
# と無責任に煽ってみる。
Re:野暮? (スコア:1)
シャレで開催しちゃう勢いが欲しいところです。
Re:野暮? (スコア:1)
横浜はハマコン [hamacon2.com]だと思いますが?
大きな間違い (スコア:4, おもしろおかしい)
私としてはBinary2.0やweb2.0の話よりも
Microsoft2.0についてのカンファレンスが必要だと思います
近年、Windowsのソースの公開や漏洩、Officeのフォーマット形式公開等で
バーチャルオープンソース企業としてのイメージ戦略が既に2.0に突入していると言う評論家も多くなっています
我々の仲間内ではMicrosoft2.0でMS社がどこまで開かれた企業を演じるのか、
MS社の企業イメージ戦略であるコードネーム「M字開脚」の開き具合に興味が集中しています
Re:大きな間違い (スコア:5, 興味深い)
そうですねえ、あのデモがすなわち Binary 2.0 だと思われると私もかなり困ります。あの発表は普段ソフトウェアプログラマなバイナリアンの皆様にハードウェアプログラミングのおもしろさを知ってもらうのが目的でしたが、大学の情報科学系学科ではカリキュラム中で FPGA で CPU を作るといったことは大昔からやられているわけですから、それを経験した人にとってはまったく月並みな内容だったと思います。
スライドにも書きましたが、オリジナル CPU つくって ELF ABI を決めて shared object 実現までやったら Binary 2.0 認定でしょうか (CPU つくってレイトレーシングプログラム動かすだけで満足してては駄目ですよ)。私もそこまでやり遂げてデモできたらよかったのですが、私の腕では周辺 I/O 回路設計も含めて 3 週間足らずでやるのは無理だったので、Plasma の移植に逃げてしまいました。Plasma のようにすぐに使える IP コアがそのへんにころがってる状況 [opencores.org]というのはまさに Hardware 2.0 時代が到来しているのだと無理矢理こじつけてごまかせばよかったかもしれません。まあ拙い発表であったことはお詫びします。
ともあれ、あのデモンストレーションを見た人は、今時の安価な FPGA 基板でどこまでできるのかという感覚は掴んでもらえたのではないでしょうか。 HOWTO [keshi.org] もまとめつつありますので、興味を持った人は適当な基板を入手してハードコアバイナリアンの境地にぜひチャレンジしてほしいと思います。最近の事例では、Linux/M32R [linux-m32r.org] プロジェクトがそこまでやった上に Debian GNU/Linux の移植まで手掛けていますね。すごすぎです。
Re:大きな間違い (スコア:0)
やってる内容は実に興味深い、
いや、手数をかけてシュールな事を
さりげなくやって見せていると言う意味では
とても楽しいことだと思っております(汗
決して嫌いではないですよ
間違いなく Hardware2.0 ではあると思います
Re:大きな間違い (スコア:1)
1を聞いて0を知れ!
Re:大きな間違い (スコア:0)
RFC (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:RFC (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:RFC (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:RFC (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:RFC (スコア:2, おもしろおかしい)
刑期を終えたICMPが帰ってきたり、と。
Re:RFC (スコア:0)
Re:RFC(スコア-1 ぉぃぉぃ) (スコア:1)
# いつになったら出すんだ?
# あのまゆらさんだって復活したというのに・・・orz
『今日の屈辱に耐え明日の為に生きるのが男だ』
宇宙戦艦 ヤマト 艦長 沖田十三氏談
2006/06/23 JPN 1 - 4 BRA
せんせいっ! (スコア:3, おもしろおかしい)
全然分かりません orz
これってネタなんですよね?ね?ね?
web2.0がわからんとだめなんでしょうか T.T
Re:せんせいっ! (スコア:3, 参考になる)
web2.0がわからん人こそbinary2.0なんでは :)
Re:せんせいっ! (スコア:3, すばらしい洞察)
言葉に弄ばれる人を皮肉ってるような感じかと。
Re:せんせいっ! (スコア:0)
大体、そんなことで休日つぶしてられっか。
たしかに、イベント自体は「バッドノウハウカンファレンス」っぽく洒落の要素もあるけど、一方では、LLに対するheavy weight languageの復権というのも多少はあるんではないかと。まあ、基本は、プログラマの冗談イベントでしょうけど。
Re:せんせいっ! (スコア:0)
> 「Web 2.0」という用語は、World Wide Webの様々な点での進化を総称したものであり、
> アーキテクチャやアプリケーションを含んでいる。
> しかし、その意味について明確な合意が形成されているとは言い難い。
だそうです。
これで中身がきちんとあると思うかどうかは個人の価値観次第だと思います。
Re:せんせいっ! (スコア:1, 参考になる)
そんなんで個人の価値観がわかれたらたまらないよ...。
「web 2.0」はオライリー社員が勢いで言い出したことなんだから、はっきりした定義がある訳じゃないけど、それに触発されてティム・オライリーはまとめを作っているのだ。何らかの定義じゃなくて、方向性を示唆しているものなんだし。
それに引っかけてか、高林氏もはっきりと「Binary 2.0とは○○である」という断言は避けているしね。ただ、単なる言葉遊びに終わらせずに、できる限りポジティブなものを作ろう、という気概は感じます。
Re:せんせいっ! (スコア:3, 興味深い)
僕は感じないなぁ。
ハッカーが腕自慢で無駄なものを見せ合って喜んでいるだけとしか。
Web2.0の方は、「初期の頃とは違った発想が増えてきたなぁ」という感想に対して「今、俺うまいこと言った!」と声を大きく言ったものの反応は「?まぁそうかも?う~ん」といまいち。
Binary2.0はWeb2.0の無意味さをアレゲに表現して遊んでいるだけでしょう。
Re:せんせいっ! (スコア:0)
些細なつっこみ。
オライリー社員じゃなくて、オライリー (社長) では?
Re:せんせいっ! (スコア:0)
> この用語は、オライリーメディア社の Dale Dougherty が作ったもので、MediaLive社と共同で開催を予定していた会議に向けてアイデアを出すためのブレインストーミングをしていて出てきた言葉である。
なので、社長じゃないです。まあ、「オライリー社員」ってのも、言いすぎだけど。
Re:せんせいっ! (スコア:0)
本気でやるとしたら、新しいツールや言語の開発になるんではないでしょうか・・・
Re:せんせいっ! (スコア:1)
ngWWWというほど革新的な技術があるわけでもなく、かといってスタティックなコンテンツばかりでもない・・・と
なんつーか、こういうところまで言葉遊びが浸透してくるのもイヤなかんじだなぁ・・・
見たような聞いたような・・・
itinoe
Re:せんせいっ! (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:せんせいっ! (スコア:3, おもしろおかしい)
定番過ぎるのでAC
Re:せんせいっ! (スコア:0)
ヤバイ! なんか似てる・・・ (スコア:1)
# 数学は科学の女王にして奴隷
Re:ヤバイ! なんか似てる・・・ (スコア:1)
---にょろ~ん
Re:ヤバイ! なんか似てる・・・ (スコア:0)
俺 2.0 (スコア:1)
屍体メモ [windy.cx]
Re:俺 2.0 (スコア:5, おもしろおかしい)
ガールフレンド7.0 [home.ne.jp]
Re:俺 2.0 (スコア:3, おもしろおかしい)
Livedoor 2.0 に見えた。
# 1株株主なのでAC
Re:俺 2.0 (スコア:2)
Re:俺 2.0 (スコア:0)
Wife2.0 と空目しました。
鍋2.0と違ってWife1.0と同様に嫁主導型サービスとは思いますが。
# Wife1.0どころか、ガールフレンド1.0以前の三十路も半ばのAC orz
なんですかこのイベント? (スコア:1, すばらしい洞察)
こ の 内 容 で 何 し ゃ べ る の か
という疑問が全ページから沸いてきました。
10分ほどしゃべったといってますが、
ど う や っ て ひ ね く り 回 せ ば こ れ で 10 分 し ゃ べ れ る の か
いや本当に。メンバ構成としては行きたかったんですがね。
Re:なんですかこのイベント? (スコア:2, すばらしい洞察)
そういう人には信じられないかもしれん。
プレゼン慣れしてる人にとっては、同じ資料で5分話すのも、2時間話すのも
別に出来ない事じゃない。
# もちろん、ネタ次第じゃ時間によって苦しくなるけどね
Re:なんですかこのイベント? (スコア:0)
たしかにプレゼンをすること自体は可能ですが、本当に同じ資料でスライドを飛ばしたりせずに5分と2時間のプレゼンを実行した場合、前者が「何言ってたのかよくわからん」になり、後者では居眠り続出になると思われ。
いくらなんでも5分と2時間は無理あるでしょ。いや、主旨には賛同ですけどね。
Re:なんですかこのイベント? (スコア:2, 参考になる)
このページ [namazu.org]だけでも、
これ読み上げて観客の反応確かめるだけで、2,3分は経っているような。
スライド一枚に1~3分費やすのなら、6枚あれば10分って誤差の範囲で十分入りますよね?
Re:なんですかこのイベント? (スコア:0)
オープンソースコミュニティの内輪受け宴会。
上場 2.0 (スコア:0)
ちょうどこの日に 上場 [impress.co.jp] を果たしたようですね。
2.0 づくしでいいじゃないですか。