gwamodin曰く、"CNET JAPANが報じたところによると、マイクロソフトは、オープンソースプロジェクトの Xen の技術を利用した優勝製品を手がける XenSource と提携することを17日夜（現地時間）に発表した。さらに、7日に詳細が明らかになったばかりの次期の仮想化技術「Windows Hypervisor」（開発コード：Viridian）において、Linux の動作を実現するとも発表された。ただし、動作可能なのは、Xen に対応している Linuxディストリビューションに限られるという。 Windows Hypervisor をはじめとする、ハイパーバイザーとは、ホスト OS 上に、仮想ハードウェアという形で複数のゲスト OS を稼動させることが可能な技術のことである、…はしょって言うと。
最近も聞いたような話だと思われる諸兄もいるだろう。先日、無償配布することが発表されたばかりの『Microsoft Virtual Server 2005 R2』でも、アドオンソフトではあるものの、Linux のサポートが発表されたばかり。 しかし、Virtual Server 2005 では Windows Vista (Server) をホスト OS とすることはできないため、Vista ユーザーは Windows Hypervisor を利用するしかなったのだが、Xen 対応に限られるとはいえ、Linux がサポートされることによる反響は大きそうだ。 問題対応の窓口はマイクロソフトが担当し、自社製品の不具合はもちろんのこと、Linux や Xen に関するトラブルまで、マイクロソフトが面倒を見てくれることになっているらしい。
今回の提携で、マイクロソフトは Linux 陣営に対する強いアピールを獲得するに至った…のだろうか。"