SeaMonkey 1.1 リリース 9
ストーリー by GetSet
着々と 部門より
着々と 部門より
Kuden 曰く、
SeaMonkey Council は米国の Mozilla Foundation より開発を引き継いだ Mozilla Application Suiteの後継である SeaMonkey の SeaMonkey 1.1 を、1月18日に公開した。
Gecko レイアウトエンジンのリビジョンは Mozilla Firefox 2.0.0.x と同じ1.8.1系になり、 タブにマウスオーバでそのタブのサムネイルをポップアップ表示、Firefoxと同じようにセキュアなサイトにアクセスした際にロケーションバーの背景色を変化、about:configを表示前に警告画面を表示、長いツールチップを折り返して複数行で表示など、いくつかの新しい機能も追加されている(主な変更点)。
なお、既ににょ☆ずらと The risky module for Mozilla and derivat で日本語言語パックが公開されていて、じきに Mozilla Expo で Windows 版の日本語化済みインストーラ版が公開されると思います。
1got! (スコア:1)
seamonkeyよりlolifoxを使ってるスラド民の方が多かったりするのか?
1gotだけじゃ何なので少し質問しますが
・他のブラウザに比べての利点はありますか?
・firefox2.0の拡張機能との互換性はありますか?
・使ってる人いますか?
Re:1got! (スコア:1, 参考になる)
mozillaやネスケと比べて、とんでもなく軽くなっているので極端に低くない限り、
低スペックマシンでも大丈夫です。
拡張はものによります。全部が動く訳ではないですが、結構動きます。
わたしは普段はMacでFirefox+Mail.appを使っていますが、実家はWindowsなので
帰省中はseamonkeyを使っています。実家にいる間だけインストールして、
帰るときはアンインストールするという使い方です。
ライバルはOperaとネスケでしょうか。
機能は少なめですが、足りない訳ではないので、必要最低限の機能があればいい、
インストールするソフトは少ない方がいいという方なら文句無しにおすすめできます。
Re:1got! (スコア:1)
>低スペックマシンでも大丈夫です。
なんだか使ってみたくなりました。
昔まだマイルストーンだったころは、Phoenixhttp://ja.wikipedia.org/wiki/Firefox#Phoenix [wikipedia.org]なんて使う気も無かったので重いのを我慢して使っていました。
懐かしいです。
ソフトウェアも人間と一緒で太る一方、やせるのは難しい。
Re:1got! (スコア:1)
Firefoxに比べ、メモリーに優しい気がします。
拡張入れてカスタマイズする気がないのなら、SeaMonkeyを
Navigator only で入れるのもよいと思います。
Re:1got! (スコア:0)
2つのソフトウェアをインストールするのがめんどくさいのと、ずっとNetscapeを使っていたので、
慣れでSeamonkeyに移行しました。拡張機能も、ぼくが使いたいものは、たいてい問題なく動くの
で、困っていません。
職場もずっとNetscapeだったこともあり、職場でもSeamonkeyを推進しています。日本語化してく
れているひとに感謝です。
Re:1got! (スコア:0)
特にメーラその他の付属品 (?) は使っていないのですが…。
それから用途ごとにブラウザを同時に使い分けているので、色々な
選択肢があるのも有り難いです。
Firefox は 1.0 で愛用している拡張が殆ど 1.5 で使えず、2.0 に
なると殆ど全滅だったりするので、つらいのです。
そう言う意味で、インターフェースや使える拡張が今までのままで
エンジンやセキュリティがアップデートされるのは嬉しいです。
今回若干インターフェースが変わりそうなのが以前からちょっと
心配でしたが、それでも…。
万歳!
Re:1got! (スコア:0)
nvuがイマイチなので、それならfirefoxに手を出さずにSeaMonkeyにしようと。
FireFoxもインストール直後の状態で長時間使ってると十分重いですし、
SeaMonkeyはMozilla1.4以前位とくらべると全然軽いので。
1.0.7 での Vista 対応からもう一歩進んでました (スコア:1)
1.0.7 だとデフォルトブラウザに設定しようがしまいが、次回から聞かないにチェックを入れていようが、ウィンドウを開くたびに毎回聞いてきていたのが 1.1 で解消されました。(Vista だけかも)
本気でうざかったので、助かりました。
エンドユーザ向け (スコア:1, 興味深い)
なぜかディベロッパーのセクションに入れられちゃいましたけど、一般ユーザ向けのリリースですよ。 SeaMonkey 1.0.x のアップデート用で、 Netscape 7.x や Mozilla Suite 1.7.x からのリプレースにも良いと思います。 GetSet さんは没落した、少人数のアクティブな開発者が頑張ってコミュニティベースで開発しているオープンソースのアプリケーションとかには厳しいんでしょう。
各部にいくつかの改良を加えて(タレコみの他に Web ブラウザの入力欄でのスペルチェック機能とか)、 Gecko を最新の Firefox の正式版と同等の系統にアップデートしたもので、 trunk に入っている新しい Classic テーマ [mozilla.org]などのような大きな変更が入っていないことからも、安定志向の来たるべき大きな改良までの穴を埋める「つなぎ」的リリースじゃないかな、と。
現在の開発版( trunk )は、グラフィックエンジンに cairo [freedesktop.org] を採用するなど大きな変更の加えられた Gecko 1.9 [mozilla.org] + 現状の方向性上での改良という通常の trunk ( SeaMonkey 1.5 alpha )と、 Gecko 1.9 + Toolkit [mozilla.org] ( Firefox などで使われている API + 再利用可能な XUL ウィジット群)を使って XULRunner [mozilla.org] アプリケーションとして大きく作り直すコードネーム・ suiterunner [mozilla.org] の2つが Nightly ビルドとして公開されていて、後者の suiterunner の開発に力をそそぐようです。
この開発の作業には時間がかかりそうですし、どちらにしろ Gecko 1.9 が Firefox 3 としてリリースされる今年の終わりまではリリースできないでしょうから、それまではこの SeaMonkey 1.1.x を使ってね、ということだと思います。
とすると、現在通常の trunk として開発されているものはこの先どう扱われるんでしょうか……?