今年の夏は日本脳炎にご注意を 48
特に予防接種を受けていない乳幼児は注意が必要 部門より
Anonymous Coward曰く、
日本脳炎に感染するブタが増加しており、それを受けて人間への感染も拡大する可能性があると、専門家らが注意を呼びかけている(MSN産経ニュース)。
日本脳炎はウイルス性の感染症で、蚊を媒介として感染する。発症率はそう高くはないものの、発症すると重い後遺症が残る可能性が高く、とくに小児や高齢者は注意が必要である。さらに、2005年までは乳幼児を対象にワクチンの予防接種が推奨されていたものの、2005年に推奨を差し控えることになってからはワクチンの接種率が大きく下がっているため、流行の可能性もあると危惧されている。
日本脳炎は蚊を媒介してブタから感染することが多いため、心配な方は予防接種などの対策をしておきたい。
国立感染症研究所の「日本脳炎速報」によると、現在長崎や高知、三重、富山などで豚への日本脳炎ウイルスの感染が多く見られているそうだ。