kazekiriによる
2007年02月14日 16時49分の掲載
効果はどんなもんだろ部門より。
効果はどんなもんだろ部門より。
Anonymous Coward 曰く、
富士通研究所が、世界で初めてLSI内の電源変動をリアルタイムに直接観測する技術を開発したらしい。 LSIの消費電力を抑えるには、電源電圧をできるだけ低下させる技術がますます重要になるが、一方で回路動作に伴ってLSI内の電源電圧には変動が生じる。そのため、LSI内部の電源電圧の動きをリアルタイムに観測することが重要となるらしい。 今回開発の技術は、LSIの電圧変動ではピークが下限電圧を下回る場合が特に問題になること、またピークの発生頻度は低いという特徴があることを 踏まえた実時間サンプリング手法によるものとのことである。
データの低減によって、実時間サンプリング手法を実LSI上に実装できた、というのがポイントのよう。
関連ストーリー
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
新たにコメントを書くことはできない。
トランジェントレコーディング (スコア:3, 参考になる)
前サンプル値との差が、ある程度以上になったら現在時刻と電圧を
記録することで、計測データ量を減らす方法だと思います。
この方法は20~年前にメモリが高価だった頃に半導体テスタや
ロジックアナライザのデジタルもので少ないメモリで長時間記録を
する場合(データ変化が少ないことが条件)に採用されてましたが、
特許が切れて使えるようになったのか、対象が違うからそもそも
問題ないんですかね?
量子コンピュータを観測したら (スコア:1, おもしろおかしい)
暗号解読に応用? (スコア:1, 興味深い)
このピークって谷のこと? (スコア:1, 参考になる)
Re:このピークって谷のこと? (スコア:2, 参考になる)
信号の振幅のことを、Peak-to-Peakと言います。
確かに、言われてみると変な表現だと思いますが、指摘されるまで気がつかなかった。(^^;
親コメント
Re:このピークって谷のこと? (スコア:2, 参考になる)
この解釈であっているとは思うのですが、
LSI内部の電圧降下は、瞬間消費電流が一番大きいとき(電流のピーク時)が一番大きいので、
もう少しだけわかりやすく書くとこうなります。
「(瞬間電流が)ピーク(となる時の内部電圧)が下限電圧を下回る場合」
微妙な違いですが。
親コメント
測定精度はどのくらいだろう? (スコア:1)
その安定度はどのくらいなんだろう?
そもそも電源電圧が変動することを前提に使用しているわけだから、0.1%くらいか?
そうするとAD変換器の分解能は9ビットくらいか?
リアルタイムで測定してその結果を何に反映しているか判らないから、こんな議論をしても意味ないか。
しかし、LSI内部で電源電圧の分布が存在するという情報は、高安定度を要求される回路設計には役立つな。
電源の安定度 (スコア:1)
実際のところLSIで自身の放射ノイズが多いものや、ノイズに対する耐性が弱いものなどは、電源/GNDの弱いものが多いです。
この辺のメカニズム含めて実証できれば、論文一つ書けるんじゃないですかね。
今回の技術は、そのための布石なのかも知れません。