液晶より構造が簡単で、有機ELやPDPよりも高性能なディスプレイ技術 92
ストーリー by Acanthopanax
赤緑青赤緑青 部門より
赤緑青赤緑青 部門より
ee1000mt 曰く、
EE Times Japanによれば、米国のUniPixel Displaysという企業が、液晶パネルよりも構造が簡単で、有機ELパネルやPDPよりも高性能な独自のディスプレイ技術「TMOS (Time Multiplexed Optical Shutter)」を開発しており、2007年第4四半期までにテレビ用途に向けたディスプレイを用意する計画であるという。このTMOS技術は同社が、Xerox PARCやLockheed社、Sandia National Laboratoriesと共同で開発を進めてきたもの。時間分割加色法という、1つの画素においてRGBの各色を短時間に点滅させる方法を採用している。基板上に設ける層の数がPDPでは15層、液晶パネルでは30層必要なのに対して、TMOS技術ではわずか6層で済むという。試作品は既にできているということなので、しばらくすると本当に姿を拝めるようになるのだろうか。
スイッチング技術 (スコア:3, 興味深い)
Re:スイッチング技術 (スコア:2, すばらしい洞察)
導光板の側面から入射したLED光を、導光板に接触させたマイクロレンズで取り出す、という方式のようです。
導光板の技術を検討していて、出てきたアイデアでしょうか。
一個の素子では期待通りに動作するけれど、
ディスプレイとして何万個もの素子を駆動しようとすると、
・単純マトリクスではコントラストがとれず、TFTが必要となり、結局コスト高に、
・機械的動作であるだけに、歩留まり向上が至難の業、
と言うことが判明し、開発者は泥沼に陥るような予感。はっ、デジャブか
Re:スイッチング技術 (スコア:1)
#まあ、アップデートパッチはありませんが…
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:スイッチング技術 (スコア:1)
バイヤー側がゼロ欠陥品を要求した場合、その卸価格はかなりハネ上がりますよ。
そして点欠陥有り品は、一山いくらで安く買い叩かれて行きます。
#でも叩いたら治ったり出てきたりする点欠陥は都市伝説ではないよ
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:スイッチング技術 (スコア:1)
違った名前をつければ新しいと言うものでもないが (スコア:3, 参考になる)
じいが若かったころはフィールド・シーケンシャル法 [jiten.com]と呼ばれておりましたじゃよ。
つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:2, おもしろおかしい)
#詳細を見ていないのでアレですが人が知覚できないくらいの速さですよね?
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:1)
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:1)
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:0)
きょうふの水曜日 (スコア:3, 興味深い)
アレゲプログラミング連載「きょうふの水曜日」のひとつでした。
ちなみに PC-9801シリーズのMAG形式やPI形式の画像ファイルのための
いくつかのグラフィックローダでも同じようなテクニックを使って
多色表示をしていたものがありましたね。
同じような力技のプログラムとしては、音を出す仕組みのないパソコンを使って
何とか音を出そうとして、外部記憶用のカセットテープをON/OFFするための
リレーを高速でON/OFFしてブーン音を出すというテクニックもありましたが、あ
数時間でリレーがぶっこわれるという問題点もありました。
屍体メモ [windy.cx]
Re:きょうふの水曜日 (スコア:2, 興味深い)
「外部記憶用テープレコーダーを使ってマシン語ダンプを読み上げるプログラム」
というのを見たことがあります。「ピーガガー」の音を解析してどんなデータを
出力すると「エフエフ」とかに聞こえるか全部調べたらしいです。
テープレコーダー自身は、録音ボタンと一時停止ボタンを押しておけばいいの
ですが、コントロール機能付きだと動かなかったかもしれません。
qt
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
リレーのON/OFFの音源は、
MSXFANのサウンドフォーラムでのミシンだと思います。
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
カセットじゃなくてフロッピーのヘッドシーク音利用、
しかも8インチドライブ専用だったような。
#年刊Ah!SKI Vol.4 (1984年) 3Cページ掲載「ちょっと危険なプログラム」
#実は手許に持ってたりする
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
PC-9801F2用のプログラムで、自分はそのマシンを
持っていたから、実際に試してみました。
あまりの激しさに、FDDが壊れる恐怖を覚え、
すぐに停めましたが…。(ガクガクブルブル…。)
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
データレコーダ用のリレーを使ったものは、ASCIIに載った爆撃機ゲームの効果音で、対空砲火を受けたときに鳴るというのがあって、結構リアルだったと記憶しています。
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
Oh!FM(TOWNS、になってたかも)で、PSG音源をハックして
PCMを鳴らすっていうのがありましたね。
ローパスフィルタが付いてないのでグライコかトーンコントローラで
出力を調整してね、だったような記憶が。
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
とは言え、DMAなんてモノも無いし、チップもバッファ持ってないしで、 音鳴らすだけで処理がイッパイイッパイとかって解説が書いてあったような…。
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
>元々PSG音源チップが持っていた8bit PCM機能
ありゃ、そうでしたっけ。なんかやたらと詳しい技術解説(解析結果?)が
載っていた(ような気がする)ので、ハックネタだと思ってました。
#もともと持っていた機能の話にしては掲載時期が遅すぎるような気も しないでもない。
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
Re:きょうふの水曜日(オフトピ) (スコア:1)
天使たちの午後が対応していたのは知っていますが、他はあまり無かったと思います。
なかなか味のある音でした。
#天午後の発売が20年以上前だったなんて信じられないgesaku
Re:きょうふの水曜日(オフトピ) (スコア:1, 参考になる)
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
MSX2なんかでもT&Eとかが走査線割り込みをかけて1ラインおきにカラーパレットを変えてみたりとかして
SCREEN7とかで16色を超えた画像表示をしていましたね。
みんな走査線割り込みで時分割で何かをやらせるのには結構こっていたなあ。
Re:きょうふの水曜日 (スコア:1)
何時間か、モニター画面をカメラで長時間露光撮影させる…と言うのが。
各ドットの点灯時間を調整して、フィルム上に露光される色を調整するわけで、
スゴイ発想だなぁと感心したのと同時に、
エラク気の長い話に自分でやってみるのは諦めた覚えがあります。
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:2, 興味深い)
表と裏のVRAMを高速で切り替えて擬似64色表示するソフトがありましたね。
256色を呼び出すソフトに切り替えてから使わなくなっていたのですが、
まだ該当マシンのHDDをひっくり返せば出てくるはず…(^^;
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:1)
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:1)
#ズリズリ機能と名づけられた最近では当然すぎるスクロール機能の搭載がウリになってて時代を感じた(^^;
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:1)
あー、インターレースモード使う方法ですか?
僕はNAPLPSデコーダのMSX用プラグインでやってました。
しかしこれって、長残光モニターを使うとただのディザになっちゃう気が…
Re:つまり紫を表示しようとすると・・・・ (スコア:1, おもしろおかしい)
ばかな! ま、まだ上がっているだと!?
# 平均年齢が
関連のない技術 (スコア:2)
(関係あったらごめんなさい)
フリッカーテスト (スコア:1)
働く人に優しいディスプレイになるのでしょうか。
#ちらちらしてきても働かなきゃならない場合は、とたんに人に厳しいディスプレイ。
普及しない (スコア:1, すばらしい洞察)
作れても小さなディスプレイ限定の方法でしょうね
ELMにありました
http://elm-chan.org/junk/graylcd/report.html [elm-chan.org]
やってる事は同じです。
1個のマイコンでやろうとすると死ぬので
やるなら専用の処理用に用意した方がよさそうですね
Re:普及しない (スコア:2, 興味深い)
応用例の通りに航空機のアビオニクスの置換えに使われていくかもしれませんね。
というか、その弱点がわかっているから10インチ以下程度を先に視野に入れているのではないかと思っているのですが。
もしも生産が軌道に乗ってタレス [thalesgroup.com]とかが目を付けて置換えが始まると、
逆に吹っ飛ぶ中小液晶パネルメーカーもいくつかあるかな…。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:普及しない (スコア:1)
単純に言い切れないことは判っていますが、部品数が少ない=薄い・小さい
といった面は一部として間違いなく存在するでしょうし。
特に携帯電話は近年どんどん薄くなってる気がしますので、そういった意味で需要はあるでしょう。
ただ、あんまり薄くなりすぎると、「あ゛・・・」って事故も多発しそうですが。
(この記事の分だとそこまで心配はないかな?)
Re:普及しない (スコア:2, 興味深い)
厚 LCD > TMOS > 有機EL 薄
という順番になるでしょうね。自発光でないディスプレイの限界はあると思います。
圧倒的に薄く出来るはずの有機ELが一向にメインディスプレイに乗ってこないのは、寿命問題もありますが、
理由のほとんどはLCDの価格が暴落し続けているのと、それほど差がない所まで薄く作れる様になっちゃったからです。
それに有機ELの回路や部品が簡素のが劇的に効いて来るのは、ある程度大型にした時の方ですし。
ただ、薄くしすぎると強度の問題が出てきます。
LCDの薄型化はぶっちゃけそろそろ精一杯の所まで来ているので一段落させて、
各社そろそろ強度をどうするかの戦いになっている様で。
多分樹脂基板の登場辺りがブレイクスルーになると思うのですが…。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:普及しない (スコア:1)
既存の一般的なLCDよりも、バックライトの光の利用効率が高い(はず)なのも、電力が限られる携帯端末系には有利ですね。
RGBのサブピクセル毎にカラーフィルタを持つLCDに比べて、単純計算(*)では、バックライトの消費電力を3分の1にできます。LCDでも同様にRGBを時分割することは原理的にできますけど、液晶の応答速度の問題か大々的に製品化された例は無いはず。
*:各ピクセルの透過率は同等とする
Re:普及しない (スコア:1)
同一の液晶パネルから応答速度偏向(RGB)*1と色素再現性(RGB+輝度)*xの特性の違う商品が作れる。
シャッター速度の問題、ドット抜けが致命傷になりそうなのをクリアすれば行けるんじゃない?
サブピクセルが存在しないわけで…… (スコア:1)
まったく使えなくなってしまいますね。
# タイミングをズラして3種類の発光状態を実現したとしても、
# RGBの順番が目まぐるしく入れ替わることになって むしろ逆効果になりそうだし。
Re:サブピクセルが存在しないわけで…… (スコア:1, 参考になる)
名前はどうでも良いですが、あれはRGBを組み合わせるがため、
実際にはカタログスペックの3倍の画素を持っていることを利用した技術です。
実際の画素ピッチが同等であれば、各画素をカラー化できる今回の方式の方が
擬似ではなく本当の高解像度を実現できることになります。
ちらつき具合はDLPみたいなもんかね (スコア:0)
Re:眉唾 (スコア:2, すばらしい洞察)
そんなものだと思います。でも、何十か何百かにひとつは、成功を収めることになります。
おそらく、大企業がやってる技術開発であっても、内部では、失敗作が何十とか何百とか
あるんだと思います。
成功の確率が低いからといって何もしなければ、世の中は進歩しません。また、失敗を
恐れては研究開発はできないし、研究開発に投資をすることもできません。
Re:眉唾 (スコア:2, 興味深い)
#これはまだ普及すらしてなかったFuture Splashにキッチリ目を付けたMacromediaの目利きも凄いと思えました。
Re:眉唾 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:眉唾 (スコア:1)
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自分のデスクトップにあるのはそれくらい。
HDDなんかも社内ベンチャーでしょう。
もちろんApplePCなんかも。
PCの歴史でベンチャー由来でない技術を探す方が大変なのではないでしょうか。
Re:眉唾 (スコア:1)
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:眉唾 (スコア:1)
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:眉唾 (スコア:0)
んで、クロスライセンスのネタになると。
Re:眉唾 (スコア:1)
よく過去は足枷になる。