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アレゲなニュースと雑談サイト

Acanthopanaxによる 2007年10月15日 20時00分の掲載
諸行無常部門より。

gedo 曰く

FCZ研究所告知およびCir-Q24号によれば、FCZハムバンドコイル寺子屋シリーズで自作派アマチュア無線家や電子工作をする人々におなじみのFCZ研究所が2007年10月1日付けで解散手続きをした。法人自体は残務整理のため12月3日まで存続する。代表のJH1FCZ大久保忠氏によると、経営者が既に70歳を越えて高齢化しており後継者もいないこと、法人格を持つ意味がないほど事業規模が縮小していることが解散の理由。寺子屋シリーズは引き続きキャリブレーションが製造販売し、FCZハムバンドコイルは個人事業主の範囲で生産を継続するとのこと。とはいえ、このような状況からすると今もFCZハムバンドコイルを使っている方は代替手段を考えた方が良いのかもしれないが、これに関してはハナからFCZハムバンドコイルなんてない海外のアマチュア無線家の事例も参考になるかも。

とにかく何か世の中が残念な方向に向かっている気のするタレコミ子であった。

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  • ahomin (34823) : 2007年10月15日 20時50分 (#1234316)
    FCZコイルがあったからこそ、いろいろ遊べた半田遊び。
    コレがあったからこそ、技術もなければまともな測定器も持っていなかった子供(昔の自分) でもいろいろなチャレンジができました。 失敗もいっぱいしたけど、そのときの物作りの楽しさが今でも忘れられません。

    10Sシリーズが手に入らなくなった辺りから、 工作人口が減ってるからしょうがないのかなと思ってはいたんですが。
    さすがに解散と聞くと「やっぱり」と妙に納得している反面、とても悲しくなりますね。
    個人事業主の範囲で継続されるということですが、 FCZ氏には今までありがとう。これからもよろしく。と拍手を送りたいです。

    # もう10年前に一生分買い込み済みなのでAC..にしようと思ったけどID
  • http://jh3ykv.rgr.jp/mt/2007/10/fcz_2.html [jh3ykv.rgr.jp]

    有限会社をやめるだけで、事業はそのまま継続するそうですよ。
    FCZコイルのほうは、以前も中国製だったようです。
    じつは中国の某ショップではFCZコイル互換品を勝手に作っていました。そのショップもいまではほとんど在庫を持っていません。
    聞くところによると、コイルを作っているメーカーは最低ロット1万個といっているらしく、なかなか発注できないようです。3.5Mから144Mまでそろえると7万個も発注しなくてはいけないので、アマチュア人口が減っている現在の市場ではとても採算があわないみたいです。

    FCZコイルだけでなく、クリスタルやアマチュアだけが使う電子パーツは、何年も前から生産されていないのが現状です。電子工作したくても日本では難しくなっているのです。
    • virtual (15806) : 2007年10月15日 22時18分 (#1234367)
      別にFCZコイルができる前からアマチュアは自分でコイルを巻いたりしてましたよ。手に入ったものをほどいてボビンを再利用して巻き直すのは基本でした。FCZのは再現性の良い部品という意味では存在意義は大きかったですが、無くなってしまったとしてもアマチュアの電子工作は無くならないし、無い部品をなんとかするのがアマチュアたるゆえんだったりします。塩ビパイプに線を巻いてコイルを作ったりジャンクのラジオからエアバリをサルベージして使ったり、テレビから水平出力管を引っこ抜いてファイナルにしたり、リニアアンプの電源トランスが無ければ3300Vの柱上トランス巻線をほどいて逆接続で使ったり、昔からアマチュア用の電子パーツが生産されてなくても何とかなってましたよ。
      • たしかにそれは私もやっていたのでわかりますけど、T30-2にUEW線を巻くのも大変なアマチュアがいるのも現実です。自分でパーツを作れるのはアマチュアのホンの一部です。多くの人は昔なら超再生式受信機や、6石スーパーなどのキットを手始めに電子工作を始めてましたけど、いまは電子工作の入門的なキットは、秋葉原に行ってもマルツ(秋月はちょっと特殊)くらいでしか売っていません(しかも中国製)。それと20年くらい前より、いまのほうが国内での部品の入手性は悪くなってます。店頭で豊富に売っていた半導体部品は、もうほとんどないですね(サトー電気は別にして)。私の場合、部品の調達は半分以上が国外からです。下のほうにロボットの部品が入手しやすいと出てますけど、ロボットは例外ですね。むしろラジオ少年 [radioboy.org]のようにベトナムやタイからパーツを輸入して電子工作を支えているのが現状です。いまの電子製品をばらしてもSMDパーツがほとんどなので、昔のように自作に使うには相当ハードルが高いですよ。
        • 結局、無理してモノを作る必要がなくなってしまったのが現状なんでしょうね。
          昔はラジオとかオーディオには完成品に3割だったかの物品税がかかっていたし、
          メーカーの技術レベルも、こだわりを持つアマチュアとたいして変わらない状況だったから
          頑張って本を読んで自作とか、詳しい人に頼む事にも意味がありましたが。

          自分もゲルマに1石低周波増幅、2石レフレックスや6石スーパーなんかを作って
          放送が聞こえるのを喜んでたクチですが、この時代、いまさら電子工作の入門に
          旧来のAMラジオじゃないだろうという気もしています。

          もうコンピュータが普通にある世の中だし、製図だってフリーで結構優秀なCADが使えるんだし。
          ラジオの世界なら、以前に出ていたCQ誌のソフトウェアラジオなんかが、これからの入門になるのかも。
          電子工作もごくあたりまえにPICとかのマイコンを入手してLED点滅から始めるスタイルになるのでは。

          > いまの電子製品をばらしてもSMDパーツがほとんどなので、昔のように自作に使うには相当ハードルが高い

          このへんがネックなんですよね…。外しても何の部品かわからないものも多い。
          再利用したくても、手が出せないというか。資料も入手できるものとできないものがあるし。
          チップに組み込まれる機能はどんどん増えるうえにブラックボックス化が進んでいて、
          確かに単体機能をつなげるより集積したほうが量産前提では安くなることが多いですけど、
          再利用はしにくい。しかもすぐディスコンになってしまう。
          ディスコンになれば多くの場合、資料も目立たない所に移されるか消えてしまう。

          集積度を上げたい場合や、高周波を扱う回路にとって、いまどきの小さい部品は有利ですが、
          組み立てるほうにとっちゃ地獄ですし。そんな苦労をしなくても売ってるよ…と。

          デジタル技術の応用品では、いろんな進んだ規格ができてしまって、
          それに合わせないと欲しいものが作れないってのも自作意欲を削ぐ要因になっているような気がします。

          メモリーカードとか。
          手軽に大容量が扱えるのはいいのですが、アクセスするにはなんだか難しいプロトコルをいじり
          さらにMS-DOSとかのフォーマットに関しても知らないといけなかったりするわけで。
          中には下手にいじると二度と普通にフォーマットできないモノなんかもありますよね。
        • Anonymous Coward : 2007年10月16日 0時49分 (#1234454)
          補修部品とか、ディスコンになったデバイスとか、
          そういったものを延々と保管していると倉庫代に加えて
          固定資産税の課税対象になってしまうのですよね。

          数年前、「○○特区」というのが話題になりましたが、
          「部品保管特区」なんてのがあっても良いんじゃないかと思っていた。
          在庫を極限まで減らせ!!という昨今、そんなのがあっても良いのではないかと。
          特区にそういったものを集めれば、保管コスト(倉庫代等)も圧縮できる気がするし。
        • >結局、無理してモノを作る必要がなくなってしまったのが現状なんでしょうね。

           これにつきますよね。
           とはいえ、ちょっと半田付けできたりちょっと簡単な回路を組めるだけでも、市販品にはないちょっと便利な小物を作れて色々便利なんですけどねぇ。

           部品入手という点では、現在は昔よりはるかに恵まれていると思います。なにしろ、Web通販でぽちぽちと注文すると、次の日か明後日には代引き便で届くのですから。
           その昔、トラ技の後半の広告をめくり、注文書を書いて、現金書留に代金と同封して送り、到着を待ったのに比べれば、夢のような21世紀です。

           うちは、比較的近くに電子部品を扱っている店があり、県内にその手の店が一軒もないところもあるのに比べれば恵まれている方です。でも、しょせん小さな店では品揃えに限りがあります。Web通販ならば、かなり多彩な部品が揃っています。
           昔ながらの秋月・千石・若松縛りするとずいぶん偏ってしまいますけど。RSオンラインは個人での利用も一応認めていて、送料が代引き手数料込み460円と安く、意外にアマチュアの部品調達に便利です。(あの酷く使いにくいWebカタログが改善されれば、もっといいのだけど)

          >メモリーカードとか。
          >手軽に大容量が扱えるのはいいのですが、アクセスするにはなんだか難しいプロトコルをいじりさらにMS-DOSとかのフォーマットに関しても知らないといけなかったりするわけで。

           昔(10年以上前)は、自作回路に手軽に繋げるメガバイト(~ギガバイト(!))単位の記憶装置なんてなかったので、このへんはむしろ昔より色々良くなったと思います。
           公開されている資料で手軽に叩けるのは、MMCとちょっと分厚い上位互換品やCFぐらいですけど、それれがデファクトスタンダードなので問題ないかと。難しいプロトコルといっても、FDD等を叩くよりは簡単そうです。
           PCで読み書きしてデータ交換するなら、FATとかのファイルシステムを使わず、ddとかでセクタを直接読み書きして、自作機器側の手を抜くって手も一応ありますね。

          #RFの世界はいじったことがないので、よく知らない異世界
          #プリント基板のパターンだけで作られた分配機とか、魔法みたいに見える…
        • HAL9000markII (6414) : 2007年10月16日 12時48分 (#1234610)
          > 放送が聞こえるのを喜んでたクチですが、この時代、いまさら電子工作の入門に
          > 旧来のAMラジオじゃないだろうという気もしています。

          小学5年の息子にはんだ付けを仕込中です。小遣いをためて秋月やマルツで売っているキット
          を買ってきては喜んでいますが、先日ゲルマラジオを組み立てているのを見てたら、同調回路
          のCがポリバリコンではなくて半固定のセラミックトリマでした;_;
          それでもコアドライバを貸してやって調整させて、ようやくNHK第一が聞こえてきた時の歓声
          と、その後のアンテナの長さや張り方の工夫の様子を見てますと、「旧来のAMラジオ」もまん
          ざら捨てたもんじゃないのでは?と思うのは親バカちゃんりんでしょうか・・・^^;;

          一方、おとーちゃんの電子工作の方は、他の方も書かれていますが「夢のような21世紀」だと
          思っています。一昔前なら、メーカのデータブックには載っていても(入手できなくて)指を
          咥えて見ているしかなかった半導体が、Digikeyとかで何の苦もなく手に入ります。月曜の夕
          方発注して、木曜の朝には届くんですから(それも海の向こうから)。
          まあプリント基板とかは逆にOLIMEXやP板.comが便利過ぎてついつい頼ってしまい、サンハヤ
          トの感光基板の買い置きが期限切れになってしまってますけど。
        • RSオンライン (スコア:3, 参考になる)

          bakuchikujuu (16666) : 2007年10月16日 18時19分 (#1234684) ホームページ 日記
          >私も個人ですのでRSオンラインのような所から部品を買えたらいいなぁとは思うのですが、個人の利用を認めているようにはとても思えません。

           実際、私が個人として登録し注文したところ、以下のような確認メール(抜粋)が届き、特に問題なく購入できました。
          ■■ご確認内容■■
          確認1:弊社、ご登録方法について下記よりお選びください。

          +選択肢+
          1.お届け先のご住所・ご連絡先で、個人登録をご希望(※)
          (中略)
          ※弊社は基本的に法人・学校様でご登録をいただいてご注文をお願いしておりますが、
            個人様からのお問合せも多いことから、下記条件にご了承いただいた個人様とお取引をさせていただいております。
            ・代金のお支払い方法は【商品代引】のみとなります(手数料は無料です)
            ・ご自宅へのカタログ送付は承っておりません

           RSコンポーネンツは、DigiKeyに比べると敷居が低いのはありがたいです。
          #DigiKeyは送料2千円で、更に5千円以上でないと手数料千円かかるので、気楽には使いにくいです。手間かけて海を渡ってくるのだから、仕方ないとはわかっているのですが。

           マイコン工作の実験室→ - フォーラム → アールエスコンポーネンツにリクエストを出しました [arrow.jp]に、以下のような書き込みがありました。
          私 基本的にRSさんは企業向けで、個人向けではないのですか?

          RS 立ち上げ当初はそういう意識でしたが、今はだいぶ変わっています。
                毎月5万件のご利用があり、その10%が個人のご利用となっています。


           #1234639 [slashdot.jp]にて書かれてますように、屋号を名乗って登録すれば、企業として取引できるそうです。
          RS イギリス本国の方針で個人ユーザ様が優遇されない仕組みになって
            しまっています。私どもとしては個人のお客様は大歓迎ですので、
            ○○電子や○○企画といった屋号を名乗るなどしていただければ、
            企業様としてお取引ができます。
          (同じ記事より抜粋。一部の抜粋なので、リンクを辿って全文を読むことをお勧めします)
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  • sparc (26380) : 2007年10月16日 1時20分 (#1234473)
    横浜のシリコンハウスでFCZ誌を買っていたのが15年前…
    56歳の誕生日を迎えて「モウロク」なんて原点コーナーで書かれて
    いたのがなつかしい。

    というのはさておき。
    FCZといえばヘンテナやプリンテナにはお世話になったなぁ。
    スタンドマイクのキットを買ったらケースにネジ穴を切るために
    タップが入っていた、なんてこともあったし。

    寺子屋シリーズはプラスアルファの工夫を求めてくるというか
    そういう余白も込みで楽しめるキットでしたね。
    作った後の「オレサマ限定モデル」な感覚はエレキットなどでは
    味わえない醍醐味だったかも。
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