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SOTECがAtom搭載の廉価な音楽PCを発売 129

ストーリー by hylom
ラジオが欲しい、 部門より
harutin_99の日記 曰く

SOTECブランドで廉価版の音楽PC「Musicネットトップ HDC-1Lシリーズ」が出ました。価格は5万9,800円。

スペックは、
  • OS:Windows XP Home Edition
  • CPU:Atom230(1.6GHz)
  • Memory:1GB
  • HDD:160GB
といったもので、+1万5,000円でアクティブスピーカ付き、+4万円でアクティブスピーカ&19インチワイド液晶付き。

ONKYOブランドのPCもあるけど、そっちは高い。

HDDや光学ドライブ等の振動を低減する「超静音」ケースを採用し、「SN比120dBを達成した」という専用開発のサウンドボードを搭載する。また、リモコンも付属するそうだ。

プレスリリースには「原音記録を実現する」「振動を低減し、リッピング品質を向上」「高級CDプレーヤーを凌ぐ再生品質」など、5万9,800円のPCとは思えない宣伝文句が並んでいますが、この価格ならAV専用PCとしても手を出しやすいのではないでしょうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • HDDやオプティカルドライブの高速な回転運動は、ケースやパーツを揺らして電気的ノイズを発生させます
    これまでのパソコンではCDをリッピング(取り込み)した場合、原盤に比べて音楽の表情やニュアンス
    が微妙に違って聴こえたり、低音の明快さなどが失われることがありました。
    HDC-1Lシリーズは音楽の取り込み品質を高めて、HDDにストックした音楽をいつまでもいい音で楽しめるように、
    ONKYOオーディオ製品で培った制振技術を細部まで投入しています。音質に影響する電気的ノイズに対しては、
    オーディオノウハウを駆使して開発した振動に強い高剛性シャーシ構造により、ノイズの発生を土台から
    防いでいます。
    さらにHDDやオプティカルドライブの支持部分には緩衝クッションを採用して制振性を高めるなど、
    従来のパソコンでは考えられなかったような音質対策を行っています。もちろん、騒音や振動によって
    電気的ノイズ発生の原因となる空冷ファンにも、徹底した静音化を図りました。
    独自のアルゴリズムによるファン制御とエアフロー構造を採用、省電力CPUによる発熱の低減でファン回転を
    最小限に抑え、騒音レベル18dBという“ヒトの呼吸の音”より静かな「超静音」ボディを実現しました。
    こうしたノイズ対策を徹底することで、音楽の取り込みが劣化せず原音記録レベルを実現しています。
    • いつも思うんだけど、
      デジタルデータのCDをリッピングするにあたって、
      "微妙に違って聴こえたり"なんてことがあると
      本気で思ってるんだろうか?
      親コメント
      • ディスクに傷があったりとかで、データが読み込めないという現象があれば顕著に変わるのでは。
        あとは周辺回路のノイズの影響ですかね。

        ただ、残念ながら自分の耳ではどちらが良いかなんて判別できないので気にしませんが。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年12月03日 13時48分 (#1466547)
      http://www.reqst.com/blog/index.php?no=r16 [reqst.com]

      リッピング済みのファイル転送でも音質が変わるんだから、変わって当然。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年12月03日 13時52分 (#1466549)
      とりあえず、これ [impress.co.jp]でも参考にしてくれ。

      オンボードオーディオで満足してる人には無駄だろうけど、いい音を追求してる人には当たり前の手法。
      オプティカルやコンデンサ、コイル等、振動で特性に揺らぎが出るパーツは多い。
      スピーカーキャビネットやターンテーブルに気を配るのと同様に、中の部品の振動に気を使うのは普通。
      特にPCパーツのように安い物はちょっと手を加えただけでも、誰にでも違いが判るくらい変わる。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年12月03日 14時32分 (#1466571)
        生のPCMとロスレスコーデックの音の違いが聞き分けられるほど優れているのに(笑)。
        さすがにオーディオ専用機にはかなわないとか

        ノイズまみれのPC内でDA変換をさけるために普通はUSBで外に出すのに、内蔵にも関わらず
        USBオーディオは数多くあるが、ここまで高音質な製品は少ないとか

        PureSpaceの良さを知ってしまうと、その音質の落差を如実に感じるのに
        iTunesやWMPで再生させた音が悪いという話ではない。とか
        いつものimpressらしい記事だと思いました。

        #これは、HDDのアレとか発電所のアレを貼れってことかな
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        • by Anonymous Coward on 2008年12月03日 15時19分 (#1466611)
          何をツッコミたいのかよくわからん。
          デジタル機器+アナログオーディオの混載を作り慣れたONKYOなら、へたな外付けUSBオーディオを凌駕する製品を出してもさほど驚かない。ノウハウの問題だから。

          激安オーディオ機器を魔改造して音質向上させるのは、コツと勘どころを心得れば割と簡単で、
          素人を「全然違う!」ってビックリさせるようなことはよくあります。
          PC周辺機器なんて音のことは全然考慮しないのが普通だから、これは「安いパーツに喝入れ」して得した気分になるのをそのまま製品にしたようなもんです。

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        • 記事の趣旨としては

            こんな微妙な差を聞き分けられる (再生し分けられる、と言うべきか) くらい品質が高い

          と言いたいのだろうと思うのですが、本来同一のものであるはずの生PCMとロスレス圧縮
          に本当に差が出てしまっているとしたらむしろ逆なんじゃないかと思う。
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    • 意味があるとすれば、購入者の程度を知れるとか...かな。
      ユーザ登録でもさせれば、良いカモになるって感じで。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      振動が嫌ならSSDにすればいいのに。
    • by Anonymous Coward
      信ずる者は救われます
  • by pongchang (31613) on 2008年12月03日 16時28分 (#1466674) 日記
    振動を抑えるだけの重さ(厚板鋼板ケースとかコンクリート製台座 [j-tokkyo.com])は、来期のトレンドか?
  • by jizou (5538) on 2008年12月03日 0時02分 (#1466238) 日記
    S/N 120dBを見て、おっ! と思ったのですけど、DACの性能なんですよね。
    再生機としてしか使えない。
    性能のいいADC付きのPCは無いのかなぁ。
    • Re:入力~ (スコア:2, 興味深い)

      by T_KATA (28061) on 2008年12月03日 22時31分 (#1466940)
      知っている人は知っていると思うけど、dBの場合20dBでリニア換算で一桁になるわけで、
      -20dBで1/10、-40dBで1/100、途中略して-120dBで1/1000000。
      これがどのくらいかというと富士山全景が見える状況でその斜面にある数mmの小石が気になるかというレベル。
      はっきりいって無意味なスペック。
      -120dBVという単位にするとμVオーダーの電圧を問題にするわけで、そんな基板を作れるのかおいこらということ。

      ICのスペックを装置のスペックとして書いちゃいかんよなぁ。どんなにがんばっても下数ビットは使い物になっていないんだし。
      -∞の音を再生してボリュームを最大にしてもスピーカーから何も音が出ないようなシステムならICの性能をかなり出しているといってもいいかも。もっとも通常の音量で聞く限りは無意味とも言っていいかもしれないけど。

      ちなみにGA-G33DS3Rのオンボードのサウンド(蟹)のラインインを無接続(ノイズレベル ホントは終端するべきだけど)でEACの録音レベルで見ると-40~-50dB程度。
      サウンドブラスターをPCIに差し込んで同様に見てみると-60dB以下。
      ついでにスペアナソフトで見るとオンボードの方は特定の周波数(高音が聞こえる人だったら聞こえるかもしれない辺り)にピークが出ていた。再生側は見ていないけど似たような物でしょう。
      ということで、オンボードのサウンドは使い物ならない、とはならずにそれなりに使えているんだよね。

      録音となると気分的にちょっとでもいい音にしたいと思うけど、再生となるとどうせたいして変わらないというこの現実。
      あ、もちろんデジタルでの劣化なんてのは問題の外なのでアナログ領域の話。
      親コメント
      • 内容には同意なんですが、ライン入力で-40dbのノイズというのは
        けっこう大きいような気がします。今まで似たようなテストを
        何度かやりましたが、-60db超えた機種はありませんでした。
        一部この辺 [adam.ne.jp]で結果を公開してます。
        # 何か悪さしてるモノがあるか、
        # 突発的なピークで見かけのノイズが増えた
        # 可能性もあるんじゃないでしょうか。
        --
        yp
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    • by jizou (5538) on 2008年12月03日 23時27分 (#1466978) 日記
      微妙なコメントが多いので、一度、PCM1796のデータシート [tij.co.jp]を見ることをお勧めしておきます。
      A/Dコンバーターは、このあたり [tij.co.jp]かな。
      どちらもアナログ部に気を遣わないと性能は出ませんが、基本性能や価格は参考になると思います。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      高性能ADCが必要な人も、もうあまりいないからじゃないですかね。
      そこでコストを削らんと安くならないし。
  • オンキョーとソーテックがくっついてこういうバランスの製品がでてきたことについて、私は歓迎したいなぁ。
    各種DVD系・CD系のメディアが視聴できて音質もそれなりに配慮されてる、という程度のオーディオ機器として安いし、PCだけどBGM用につけっぱなしにしてもよさそうな省エネ具合だし。

    取り上げた記事のライターの書き方がまずいかもしれませんが、オカルト云々の議論はオフトピ気味でしょ。類似コメント多すぎ。
    #アレゲな音楽が流れるのはバス上だけなんですかねぃ。
    • でも、欲しいかって言われると、イラナイって答えてしまいそうな。
      親コメント
    • SOTECはAfinaのころから音楽PCへのこだわりがあるんですかね。
      あれは商業的に失敗でしたが(結構高かったしSOTECのイメージが最悪なころだったし)。

      今回のは、見ると売価2万相当程度の対応をしているように見えるし、そのぐらいの
      対応が最も費用対効果が高いゾーンのようだし、変に値段を吊り上げていないという
      意味で、健全な商品だと思います。
      #このあたりの音楽PCが売れるようでないと、普及機レベルでのPC音源の進歩は望めなさそう。

      一方で、今回いろいろな方の意見をみたところ、リッピングよりはDAC以降に
      ちょっとお金を投下するのが効果が高そうに思えました。
      PC持ってる人は1万円のURB外付音源+1万程度のスピーカを買うというのが良さそう。
      親コメント
  •  リッピングを何度も行って、複数のリッピングデータを比較統計して読み取り誤りを検出してデータ補正をかければ良いんじゃなかろうか。
     パソコンなんだから別にリアルタイムにCDを再生する必要なんてないんだし……。
    --
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