Intel、低消費電力のCPU、Silverthorneを発表 35
ストーリー by nabeshin
節約すればここまでできる 部門より
節約すればここまでできる 部門より
先日、VIAからC7後継のCPUが発表されましたが、サンフランシスコで開かれているISSCC 2008というイベントにて、インテルが低消費電力のx86 CPU、Silverthorneを発表しました。SilverthorneはTDPを2W以下に抑える事を目的として設計されています。詳細はPC Watchの記事やマイコムジャーナルの記事が参考になると思います。
低消費電力で小型の機器の採用に向いている、Silverthorneですが、 このCPUを搭載したUMPCやMIDが今年のCESで展示されていました。この製品を生かしたさまざまな機器が登場する事に期待したいです。
マカーです。 (スコア:3, 興味深い)
モバイルにはIntelは不向き、ARMとかがいいんだよ、といわれていたのは昔のことなんでしょうか。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:マカーです。 (スコア:3, 興味深い)
iPhoneやiPod touchなんて誰も見向きもしないだろうし、更に
半分以下に低消費電力化してSoC化しない限りは携帯用小型機器
の組み込みには使えないと思います。バッテリ1日持つMacBook Air
とかならあり得るかもしれませんが、ちょっと性能が低過ぎるかも。
Re:マカーです。 (スコア:1, 興味深い)
ターゲットレンジは800MHz~ともいわれているし、intelにもCanmore
というSilverthorneベースのSoCを供給する計画があり今年末から
供給が始まるとされているんで「消費電力が大きすぎてあり得ない」
と断言することはできないでしょう。
ただ、ARMベースのSoCは多数の企業がいろいろと取りそろえてるのに対して
x86ベースのSoCはintelただ1社。intelのことだから価格競争力は何とか
なるとしてもラインアップとか供給力とかその辺がどうなるのかな、というのは
あるかも、ですね。
Re: (スコア:0)
SoCでもないしiPhoneに載っているARMに匹敵する程の低消費電力でもありません。
Re:マカーです。 (スコア:1)
TRANSMETAが目立った動きをするまで市場とは考えていなかった節があるしねえ
(VM8600シリーズあたりが売れていれば違ったんだろうが)
ちょっと前まで100ドル以下のラインのMPUはまるまる無かったしintelの認識次第なのでは?
86の命令セット自体はARMとかSHとかに比べると組込みとしては効率が悪いところが有るんだろうが、intelはプロセスの力でどうにかしようとしますから
とは言え2Gのクロックはそれなりに周辺を要求しますよね。
Re:マカーです。 (スコア:1)
不都合な真実 (スコア:3, 興味深い)
通常のOfficeを使うような人々やWebサービスを運用するような人はこれくらいで十分なんですかね
もし十分だと今後インテルは熱い方のCPUを誰に売るのかという問題があるような
Re:不都合な真実 (スコア:3, 参考になる)
#搭載予定はEeeDT位しか知りませんが。
#EeePCも次世代版はSilverthorne搭載予定ですよ。
Re:不都合な真実 (スコア:1, 興味深い)
XPならそれなりに動くでしょうけど、Vistaだと絶望的でしょう。
また、アンチウィルスソフトが年々重くなってるのでNOD32のような軽いやつじゃないときついでしょうね。
フレームワークがヘビーなHTMLやcssをを生成するのが時代の流れです。ブラウザの動作ももっさり感がつよいでしょう。
そういっやACアダプタで駆動する省電力デスクトップって結局普及しませんでしたね・・・。
Re:不都合な真実 (スコア:2, 興味深い)
Mac miniのこと?
ACアダプタと省電力は直接結びつかないと思うんだけど.
ACアダプタにするとコストアップするでしょ,
ソレに対してのメリットは省サイズ.
デスクトップPCに対し,省サイズにお金を払う人は少ないということでは.
Re:不都合な真実 (スコア:1)
果てはゲームまでやってみたことのある私への挑戦ですか……(絶対違う
# LOOX U,店頭販売モデルはVistaなんですよね。(私は初期の直販モデルなのでXP Pro)
# タブレットPC機能が統合されているのはうらやましいのですが、動作はどんな感じなんだろう。
Re: (スコア:0)
我が家ではノート2台、デスクトップ3台+シンクライアント1台すべてACアダプタ駆動です。
つっても、ビデオが946GZである以外普通のCore2なPCと同程度の性能ではあります。
ゲームしないなら十分なり。
Re: (スコア:0)
すっげぇ分からない。。。
Re: (スコア:0)
十分だな。
Re: (スコア:0)
その半分ぐらい出たら御の字じゃない?
浮動小数点以外は同クロックのC7よりマシな程度だろう。
Re: (スコア:0)
CES展示と同じ1.3GHzで動かすとなると大体PenM 1.6GHz位になると予想。
予想が的中すると考えた場合、3~4年前位?
Re: (スコア:0)
PentiumM1.6GHzってものすごい高性能ですよ。Pen3/1GHzとは別次元の性能。
P3はバスクロックが遅かったですし、PC133までで帯域がボロボロでした。
キャッシュは512KBでしたし。
いいところ超低電圧版PentiumM/1.2GHzのシングルコア程度でしょう。
Re: (スコア:0)
本当のところは実製品が出なければ分からないでしょうけど、興味深いです。
Re:不都合な真実 (スコア:1, すばらしい洞察)
さすがに最新のWindowsや最新のOfficeを使うような人にはちょっと苦しいんじゃないかと思うが,
私のようにWindows2000やOffice98のユーザーにとっては確かに十分でしょう。
パソコンに詳しくない個人ユーザーほどデジカメで撮った馬鹿デカい画像ファイルを(リサイズせずに)
レタッチ,編集作業したりするので商品としてはCPUパワーは余裕があればあるほど良い。
だから以外と用途が限定されてる法人向けの業務用PCなんかの方にピッタリのような気がする。
Re:不都合な真実 (スコア:1, すばらしい洞察)
どんなにリッチな環境も使い切ってくれるすばらしいOSを作ってくれますから。
まあ、Linux側でも同じような状況ではありますけどね。
CPUの速度なんていくらあっても足りなくなる。
最新のゲームなんかやったら何でこんなに遅いんだろうって思いますよ。
Re:不都合な真実 (スコア:1)
Re:不都合な真実 (スコア:1, 興味深い)
変換時の少しの引っかかりやExcelとWordを同時に立ち上げて
ALT+TABなんかで切り替えつつってやっていると処理が遅れると思考が中断されて
それがストレスになったりします、動画処理などは頭から時間がかかるとわかっているので良いのですが・・・
尤もこれらはCPUだけでなくハードディスクやメモリなどの足回りも関係してくるところではありますが
だから私はPDAが使えない・・・
Re: (スコア:0)
Pentium-III やら Pentium4 やらの時代にも「もうこれ以上早いCPUなんていらないのでは?→Intelって今後どうするの?」みたいなことは言われていたわけですよね.もしも,
>> 常のOfficeを使うような人々やWebサービスを運用するような人はこれくらいで十分
だったとしても,「熱いCPUの方がもっと高速」という部分が解消されない限り,「熱くてもいいから高速なCPUが欲しい」という市場は存在するでしょう.
しかも,(もしも今は満足できても)今後のCPUパワーの上昇やソフトウェアの進化の度合いによって数年後に「Silverthorne?いくら省電力でも,あのパワーじゃメインマシンに使うのは論外でしょ」みたいになる事態は容易に予想できます.
Re: (スコア:0)
(大文字スタートで固有名詞の)「Web Services」のプラットフォームを運用するという意味ではなく、
Web上で提供されるサービスを利用する、という意味だと思いますが、
現代のWeb上のサービスは、とても「重い」処理です。
巨大なjavascriptをダウンロードして、インタプリタで実行するんだから軽いわけが無い。
会社で、AthlonXP 2000のマシンを使ってますが、GMail開くと、CPU負荷が100%に張り付いて、Firefoxが2,3秒固まります。
もっと昔は、大きめのアニメーションGIFのページを表示しただけで、CPUは100%でした。
エンコードやゲームなどの、いわゆる「重い」処理をしないから高速なCPUは不要、と結論付けるのはあまりにも浅はかです。
人間にストレスを感じさせないために、0.2秒の処理を0.1秒にするために、高速なCPUは必要です。
WinXP/2k互換のReactOSと (スコア:0)
PCの利用範囲の拡大には明らかな停滞がみられます。ある程度見切った性能で消費電力低下に力点を置いたCPUが主流になるかもしれません。少なくとも主流の一つになるんじゃないでしょうか。
OSにも見切りがあってしかるべきですし、今開発が進んでるWindowsXP互換のオープンOS、ReactOSとの組み合わせで多くの人がシアワセになれるかもしれません。
来年くらいに1.0だっけ。
さよならM$!
そしてそれは、さよならPC幻想('70s「マイコンで何でもできる」)の時代、なのかもしれません。
パイプライン深すぎない? (スコア:2, 興味深い)
回路規模抑えるためにインオーダにするぜ!→インオーダでも速度出せるようにクロック上げるぜ!
→クロック上げるためにパイプライン深くするぜ!→パイプライン利用効率上げるためにHTだ!
→あれ、これなんてNetBurst?
って感じでちょっと嫌な予感が。
クロック上げても超低電圧駆動で低発熱省電力だぜ!
ってことらしいんで、Prescott の悪夢ふたたびってことはないんでしょうけど、
今度はパフォーマンスが微妙とかそんなことになったりしないでしょうね?
Re:パイプライン深すぎない? (スコア:3, 参考になる)
NetBusrt もクロックあたりの性能をの場合はとにかくクロックをあげて性能を稼ごうって話でしたよね。クロックあたりの性能を追い求めていない点では同じかもしれませんが、消費電力を追及している点で全然違うと思います。
というわけで、設計思想が違うわけですし、他の CPU とパイプラインの深さを比べてもしょうがないんではないかと。
実際のところは蓋をあけてのお楽しみ?
Re:パイプライン深すぎない? (スコア:1)
NetBurstはSSEライクな依存性の少ない命令を高クロックで処理するという設計思想だと思う。
だから、パイプラインストールの問題で投機的な先読みと実行が必要で、そのために広い
メモリ帯域(Dual Channel ラムバスDRAM)を要求した。
ビデオカードライクに考えると、メモリクロックを上げると熱が出て、バンド幅は(チップ数なので)配線も含めて基板面積を消費する。経済的なメモリ帯域をかんがえるなら、パイプラインの深さにより
近未来にアーキテクチャー的な限界を迎えそう。
VIAもお終いか? (スコア:0)
VIA並にITXボード出してくれるのかな?
SilverthorneとIsaiah (スコア:2, 興味深い)
事前の評判、トランジスタ数やIn-Order実行を採用ってのを考えると、速度はC7後継のIsaiahが勝ち、電力的な面ではSilverthorneが優位に立つのではないかなと思います。
PC的な製品だと全般的にはIsaiahの方が良さそうです。
いつも主観で書き込んでいます
Re: (スコア:0)
Re:VIAもお終いか? (スコア:1)
性能ってのはある程度大事だけれど、全てじゃない。
組み込み用途でCPUの性能をフルに使いきっちゃうってのは、ちと設計に問題がある。
俺はC7に一日の長があると見るけどね。
# で、一番大事なのは価格?
シルバーソーン (スコア:0)
Re:シルバーソーン (スコア:3, 参考になる)
http://www.silverthorne.org/ [silverthorne.org]
http://en.wikipedia.org/wiki/Silverthorne,_Colorado [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)